「Unleashed/Danny the Dog/ダニー・ザ・ドッグ」を観た
Luc Besson制作・脚本と言うことで観てみた「Unleashed/Danny the Dog/ダニー・ザ・ドッグ」(2005/Cinema)について。
こんなあらすじ。素手だけで相手を殺せるほどの格闘テクニックを持つDanny(Jet Li)は、5歳の時に誘拐され、悪徳高利貸しのBart(Bob Hoskins)に"番犬"として育てられた。常に首輪をかけられ、首輪を解かれた途端、敵に襲いかかる殺人マシンとなったDannyは、知性も感情も人間らしさも欠けていた。ある日Bartと取り立てに行った骨董品倉庫で、盲目のピアノ調律師Sam(Morgan Freeman)と出会う。彼の優しさに触れたDannyの中で人間らしさが芽生えるが...。
これ、Luc Besson作らしいアクション映画なんだけど、存在感を放っていたのはやっぱりJet Liの演技。狭いトイレでの戦闘シーンなど激しい格闘アクションは当然なんだけど、純粋な人間としての主人公のアンバランスで孤独な生き様は、「Nikita/ニキータ」(1990)や「Leon/レオン」(1994)の世界観にも通じる感じだった。思ってた以上にアタリだったこの映画、たまにはこんなアクションもいいかもしれない。
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