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Thursday, February 26, 2015

「9/9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~」を観た

9 Tim Burton制作で参加しているアニメ作品「9/9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~」(2009/Cinema)。面白そうだったので観てみた。
 こんな話。古びた研究室の片隅で、背中に数字の9が描かれた奇妙な人形が目を覚ます。人形9が外に出てみると街は廃虚と化しており、呆然とする9の前に、2の番号を持つ人形が現れ、自分達は仲間だと語り掛ける。しかし、突如現れた巨大な機械怪獣"ビースト"に襲われ、2が連れ去られてしまう。一人ぼっちになった9は、リーダーの1、女騎士の7達と出会い、2を救出しようとはたらきかける...。
 人類滅亡後の世界を舞台に、背中に番号を持つ9体の人形が、巨大な機械怪獣らと闘うダークファンタジー・アニメ。機械と人間との最終戦争、その後の殺伐とした世界観など「Terminator/ターミネーター」や「The Matrix/マトリックス」を彷彿させるダークな終末論。これをCGアニメとは思えないグラフッィクで表現しているのがともかく凄くて、その映像世界に圧倒されました。そんな中、不気味な中に温かさを感じる人形たちの佇まいがなかなかよかった。
 Tim Burtonモノとなるとどうしても観たくなってしまう。「Big Eyes/ビッグ・アイズ」も観たくなってきた。

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