「Jobs/スティーブ・ジョブズ」を観た
なんがかんだで観たくなった映画「Jobs/スティーブ・ジョブズ」(2013/Cinema)について。
こんなあらすじ。1976年、コンピューターに未来を夢見た青年Steve Jobs(Ashton Kutcher)は、自分と似たはみ出し者を集め、自宅のガレージでベンチャー企業"アップルコンピュータ"を創業した。たった4年で株式上場に成功し、IT業界の寵児となったJobsだったが、意見の相違がある社員は即刻解雇し、創立時メンバーを冷遇するなど幹部達と溝を深めていた。そしてJobsは、ペプシコーラ社再生で脚光を浴びるJohn Sculley(Matthew Modine)をスカウトし新社長に迎えるが、やがてJobsは自らが招いたSculleyの造反でアップルを追放されてしまう...。
2011年に56歳で世を去ったアップル創業者Steve Jobsの波乱の半生を描いた伝記ドラマ。天才と称される一方で非情な人間と言われたJobsが歩んだ波瀾万丈な人生が描かれているんだけど、まずJobsを演じたAshton Kutcherが本人のように似て見えてきて、ワンマンで傲慢な人となりにいつのまにか引き込まれてしまった。特に若いJobsがインドを旅し、LSDをきめたりと精神世界に傾倒していくくだりは知らなかったし、精神を解放するツールとしてPCを考えていたことは意外だった。
社会人になってからずっとIT関連の仕事をしているものとして、Steve JobsとApple Computerの存在は常に刺激と脅威を与えてくれるものだった。あらためてご冥福をお祈りします。
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