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Monday, February 16, 2015

「Snowpiercer/スノーピアサー」を観た

Snowpiercer 氷河期に突入した近未来の地球を舞台にしたSFアクション映画「Snowpiercer/スノーピアサー」(2013/Cinema)について。
 こんなあらすじ。2031年、地球温暖化を食い止めるべく散布された化学薬品CW-7によって、すべての陸地が雪と氷に覆われてしまった地球。わずかに生き残った人類は、永久機関のエンジンによって地球上をひたすら周回する列車「スノーピアサー」の中で暮らしていた。しかしその列車の中では、先頭車両に住む富裕層の人々が最後尾車両に押し込まれた貧困層の人々を奴隷のように支配していた。そんな中、貧困層の男Curtis(Chris Evans)は、理不尽な支配に立ち向かうべく、反乱を企てる...。
 近未来の凍結した地球を舞台に人類の生き残りを懸けた闘い描いたSFアクション映画。氷河期の外気に腕を触れさせ、その腕をたたき切る拷問シーン、貧困層に与えられる食料"プロテインブロック"の原料のおぞましさ、ただただ踊り狂いドラッグを溺れる富裕層の若者たち、やたらシュールな授業での妊婦教師と生徒達...格差社会がはびこる列車の中を移動する毎に強烈なビジュアルが続いて、それが凄い。富裕層の食料や美酒はどうやって手に入れるのかなど、1つ1つの話が突拍子ないために、話の論理が破たんしているんだけど、それがいい。日本語が差し込まれたり、特別な日に寿司を食べるなどシリアスな局面な中でもユーモアがあって、それがいい。斬新で予想外の展開に最後まで引き込まれました。
 ともかく、賛否両論な映画のようだけど、自分的にはアリでした。

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