「Dances With Wolves/ダンス・ウィズ・ウルブズ」を観た
1991年の社会人2年目の頃、映画館に観に行った「Dances With Wolves/ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990/Cinema)。20数年ぶりにもう一度観直した。
こんなあらすじ。1863年南北戦争の最前線、北軍中尉John J.Dunbar(Kevin Costner)は、自ら志願して辺境の西部ダコダにあるセッジウィック砦へ赴任した。そこでDunbarは、愛馬シスコと共に、野生のオオカミとある種満ち足りた日々を過ごしていた。やがてその一帯に住む先住民のスー族のインディアンと出会い、少しずつ彼らとの距離を縮めていったDunbarは、"狼と踊る男"という名前を与えられ、インディアンに育てられた白人女性と恋に落ちていく...。
これ、南北戦争中、先住民であるインディアン達と交流し、彼らの精神に影響を受け、人間らしい生き方に目覚めていく白人軍人を描いた西部劇ドラマ。西部の美しすぎる雄大な大自然、先住民の精神性や彼らとの友情などあらためて観ると壮大な抒情詩のようで、ちょっと感動してしまう。人種問題やどうやって相互理解を図っていくか...まさにいまだに世界中で勃発している問題を考えさせられる作品だった。
俳優Kevin Costnerが私財を投げ打って初監督作で、第63回アカデミー賞作品賞も取ったこの映画、もう一度観直してよかったと思う。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「The Covers BRAHMAN 30周年LIVE@NHK」(NHK)を観た(2025.04.18)
- 「The Creator/ザ・クリエイター/創造者」を観た(2025.04.16)
- 「佐野元春プレミアムライブ2023」(NHK BS)を観た(2025.04.12)
- 「Everything Everywhere All At Once/エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を観た(2025.04.11)
- 「侍タイムスリッパー」を観た(2025.03.29)
Recent Comments