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Monday, June 29, 2015

「マスカレード・イブ/東野圭吾」を読んだ

Keigohigashino_mascaredeve ちょいちょい読んでる東野圭吾さん。三茶Tsutayaで買って読んでみた「マスカレード・イブ」(集英社文庫)について。
 これ、前作「マスカレード・ホテル」の前日憚となる連作短編集。それぞれこんな話。
 ・「それぞれの仮面」:
 ホテル・コルテシア東京に就職して4年目の新米フロントクラーク"山岸尚美"の前に、学生時代つきあっていた"宮原隆司"が客としてやってくる。元プロ野球選手のタレント"大山将弘"のマネージャーとして、一緒にチェックインした宮原はその日の夜、尚美に愛人が自殺をほのめかして失踪してしまったと相談する...。
 ・「ルーキー登場」:
 捜査一課に配属されて間もない新人刑事"新田浩介"は、ホワイトデーの夜に発生した実業家殺害事件の捜査に参加した。殺された"田所昇一"は夜中のジョギング中に殺害されており、現場付近には犯人が田所を待ち伏せていたことを示す5本の煙草の吸殻が残されていた...。
 ・「仮面と覆面」:
 ホテル・コルテシア東京にオタク5人組がチェックインする。彼らの目的はホテルを予約した人気女流作家"タチバナサクラ"に会うことだった。タチバナサクラの担当編集者"望月"に事態を知らせ、目を光らせる尚美だったが、タチバナサクラとして宿泊したのは"玉村薫"と名乗る中年男だった...。
 ・「マスカレード・イブ」:
 "山岸尚美"は大阪に出張し、開業して間もないホテル・コルテシア大阪に教育係も兼ねて応援として勤務してた。一方、東京では大学教授"岡島孝雄"が教授室内で刺殺される事件が発生した。所轄の女性警官"穂積理沙"と捜査にあたった"新田浩介"は有力な容疑者として岡島と同じ学部の准教授"南原"に目を付ける...。

 ホテル・コルテシア東京のフロントクラーク"山岸尚美"と警視庁捜査一課の"新田浩介"が出会う前を描いた小説なんだけど、それぞれ2人の主人公がそれぞれの場で活躍し、それがホテルを舞台にした事件で邂逅するところが面白かった。人は誰しも仮面を被っているのかもというテーマもなかなか。ほんと読みやすい1冊でした。

cf. 東野圭吾 読破 List
- ブルータスの心臓 (1989)
- 回廊亭殺人事件 (1991)
- 美しき凶器 (1992)
- 分身 (1993)
- パラレルワールド・ラブストーリー (1995)
- 悪意 (1996)
- 秘密 (1998)
- 白夜行 (1999)
- 予知夢 (2000)
- 嘘をもうひとつだけ (2000)
- レイクサイド (2002)
- 時生 (2002)
- 幻夜 (2004)
- さまよう刃 (2004)
- 容疑者Xの献身 (2005)
- 赤い指 (2006)
- 流星の絆 (2008)
- パラドックス13 (2009)
- カッコウの卵は誰のもの (2010)
- プラチナデータ (2010)
- 白銀ジャック (2010)
- 麒麟の翼 (2011)
- 真夏の方程式 (2011)
- マスカレード・ホテル (2011)
- 虚像の道化師 ガリレオ7 (2012)
- ナミヤ雑貨店の奇蹟 (2012)
- 夢幻花 (2013)
- 疾風ロンド (2013)
- 虚ろな十字架 (2014)
- マスカレード・イブ (2014)

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