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Wednesday, August 05, 2015

「ステップ/重松清」を読んだ

Kiyoshishigematsu_step もう何年もずーっと読んでる重松清さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「ステップ」(中公文庫)について。
 こんなあらすじ。1歳半の娘"美紀"を残し、結婚3年30歳という若さで妻"朋子"が逝ってしまった。残された夫"健一"は男手ひとつで美紀を育てようと決める...。
 これ、残された父と幼い娘の生活において、娘の保育園入園から小学校卒業までの「残された人々」の日々の暮らしと成長を描いた話。母親がいない父子家庭という周りの視線にどう立ち向かい、どう折り合いをつけていくか、時に重くのしかかる義父母からとどうかかわっていくか。娘を寝かしつけてふとひとりになると妻との思い出がよみがえり、涙が出てしまう。そんな日々の生活が丁寧に描かれていた。特に義父が不治の病にかかり、その義父と娘が病室で会うシーンは、通勤電車の中で読んでたけど、涙が出てしまった。
 悲しみは乗り越えたりするのものではなく、付き合っていくものという言葉がよかったです。ほんと重松清さんらしい小説だと思いました。

cf. 重松清 読破 List
- 舞姫通信 (1995)
- 見張り塔からずっと (1995)
- ナイフ (1997)
- 定年ゴジラ (1998)
- エイジ (1999)
- カカシの夏休み (2000)
- ビタミンF (2000)
- リビング (2000)
- 口笛吹いて (2001)
- 流星ワゴン (2002)
- きよしこ (2002)
- 熱球 (2002)
- 疾走 (2003)
- 送り火 (2003)
- 卒業 (2004)
- いとしのヒナゴン (2004)
- みんなのなやみ (2004)
- その日のまえに (2005)
- きみの友だち (2005)
- 小学五年生 (2007)
- カシオペアの丘で (2007)
- くちぶえ番長 (2007)
- 青い鳥 (2007)
- ブルーベリー (2008)
- せんせい。 (2008)
- みぞれ (2008)
- とんび (2008)
- 季節風 冬 (2008)
- ステップ (2009)
- あの歌がきこえる (2009)
- 再会 (2009)
- 十字架 (2009)
- ポニーテール (2011)
- ロング・ロング・アゴー <「再会」改題> (2012)
- きみの町で/重松清・ミロコマチコ (2013)
- 星のかけら (2013)
- みんなのうた (2013)

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