「Fury/フューリー」を観た
Brad Pitt主演の戦争映画「Fury/フューリー」(2014/Cinema)について。
こんなあらすじ。1945年4月敗戦色の濃いドイツ軍が最後の徹底抗戦を繰り広げていたヨーロッパ戦線。"FURY"と名づけられた戦車を駆ってドイツ国内を侵攻中のCollier軍曹(Brad Pitt)率いる連合軍の戦車部隊に、新兵のNorman(Logan Lerman)が配属されてくる。戦闘経験ゼロのNormanは、戦場の悲惨な現実を目の当たりにしつつ、次第に一人前の兵士に育っていく。やがて彼らはたった5人で敵の精鋭部隊300人に立ち向かう...。
第2次世界大戦末期、たった5人でナチスドイツの大軍を迎え撃つ米軍兵士達の壮絶な戦いを描いた映画。戦争という極限状況において、恋をし、仲間を信頼し、情で行動するという人間を描きつつ、戦争の不条理感を描いていた。また、戦車戦という戦車による戦闘をここまでリアルに描いた映画を観たのは初めてかもしれない。また、CGの発達で曳光弾を描くことができ、派手な打ち合いなど迫力のある映像を楽しめた。
で、この映画でやっぱりよかったのはBrad Pittが演じたアメリカ軍軍曹の存在。人間臭く、決して善人ではないが、自らの信条は譲らないというキャラを見事に演じていた。
「Apocalypse Now/地獄の黙示録」(1979)、「Platoon/プラトーン」(1986)、「Salvador/サルバドル・遥かなる日々」(1986)、「Casualties of War/カジュアリティーズ」(1989)、「Jacob's Ladder/ジェイコブス・ラダー」(1990)、「Saving Private Ryan/プライベート・ライアン」(1998)、「The Thin Red Line/シン・レッド・ライン」(1998)、「Black Hawk Down/ブラックホーク・ダウン」(2001)、「Letters From Iwo Jima/硫黄島からの手紙」(2006)、「Inglorious Bastards/イングロリアス・バスターズ」(2009)などなど好きな戦争映画は多いけど、この映画もそれに加わった。
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