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Friday, October 16, 2015

「Gone Girl/ゴーン・ガール」を観た

Gonegirl_2 あのDavid Fincher監督の話題作「Gone Girl/ゴーン・ガール」(2014/Cinema)について。
 こんなあらすじ。Nick(Ben Affleck)は、人気絵本のモデルとして世間に知られたセレブの知的美人Amy(Rosamund Pike)を妻に射止め、郷里の町で周囲の誰もがうらやむ幸せな結婚生活を送っていたが、結婚5周年の記念日に突然Amyが行方をくらましてしまう。家の中には何者かが争った跡が発見され、次第に過熱するマスコミの報道で2人の私生活の秘密が暴かれるにつれ、Nickによる妻殺しの疑惑も浮上していく...。
 結婚5周年の日に突如姿を消した妻を捜す男が警察やメディア報道に追い込まれ、妻殺害の疑いを掛けられてしまうサスペンススリラー。理想の夫婦が抱える秘密が徐々に暴かれていくんだけど、お互いの不信感とか過激な報道とか容赦ない捜査とか経済上理由による夫婦関係とか、観ていてやりきれなくなっていく。そしてBen Affleckが演じた夫Nickは常に受け身で、流されるやすい人物像にイライラさせられたし、Rosamund Pikeが演じた妻Amyは結婚という絵に描いた幸せを求めつつ、したたかにサイコな人物だった。終わりはブラックなコメディーだったけど、やっぱりサスペンスだし、ホラーだった。
 しっかしDavid Fincher監督の映画はクセになる。

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