「Mitt liv som hund/My Life as a Dog/マイライフ・アズ・ア・ドッグ」を観た
大昔からずっと観たいと思っていたスウェーデン映画「Mitt liv som hund/My Life as a Dog/マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(1985/Cinema)について。
こんなあらすじ。1950年代後半のスウェーデン、父親がいない少年Ingemar(Anton Glanzelius)は、ソ連の宇宙船に乗せられて亡くなったライカ犬に不幸な自分を重ねて空想しながら、兄と病気の母親、愛犬シッカンと暮らしていた。そんなIngemarは、結核の母親を煩わせないように、母親の弟が暮らす地方の町に引っ越すことになった。家に残した母親と愛犬シッカンを心配しながらも、人間味あふれる人に囲まれたIngemarは、男の子のふりをしている女の子Saga(Melinda Kinnaman)と仲良くなった...。
1950年代のスウェーデンで悲しい毎日を過ごすが少年が、地方の人々との出会いを通じて成長する姿を描いたヒューマンドラマ。ノスタルジックな風景の中での村の生活、まともな人が全然いないけど誰もがユーモラスで魅力的で、みんながそれなりに生きている。そのすべてが少年の目線で描かれているのがよかった。"ライカ犬"に比べれば僕の人生はマシという考え方も、「その通り!」だと思ってしまう。ぼーっと観て、癒される秀作だと思いました。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「Lunana:A Yak in the Classroom/ブータン 山の教室」を観た(2023.11.27)
- 「いいお湯でした。/小山薫堂(原案)・冬川智子(作画)」を読んだ(2023.11.27)
- 「Dune/DUNE/デューン 砂の惑星」を観た(2023.11.26)
- 「Bullet Train/ブレット・トレイン」を観た(2023.11.25)
- 「首 KUBI」を観た(2023.11.23)
Recent Comments