「ニューズウィーク日本版 SPECIAL EDITION STAR WARS『フォースの覚醒』を導いたスター・ウォーズの伝説」を読んだ
これ、「Star Wars:The Force Awakens/スター・ウォーズ:フォースの覚醒」の公開前に刊行された「ニューズウィーク日本版 SPECIAL EDITION STAR WARS『フォースの覚醒』を導いたスター・ウォーズの伝説」(CCCメディアハウス)について。
表紙は世界でも数少ないルーカスフィルム公認イラストレーターの1人である"TSUNEO SANDA"氏によるもので、この表紙を観ただけで欲しくなった1冊。内容的にはその時点で公開されている"フォースの覚醒"の情報や映像はあるものの、基本的にはSWシリーズの軌跡をたどり、一大カルチャーであるSTAR WARSを真髄に迫るというもの。1977年第1作公開時のニューズウィーク誌の記事、ナイン・ナン、ラマ・ス―など目立たないけど鍵を握っていた脇役たち、"フォースの覚醒"のみどころ大胆予測、スノースピーダー、タンティブIV号などクールなマシンの数々、ライトセーバー対決の名場面、撮影ロケーション(惑星タトゥイーンの映像がチュニジアで撮られたことは有名だけど、今回EP7のラストがアイルランドで撮られたことは知らなかった...)、関連グッズのマーケティング戦略、SW映画以外に広がった小説、コミック、ゲームなどのスピンオフ作品たちと今後作られるEP7以降の作品をどう関連付けるのか、独創的なポスターの数々...こんな内容が詰め込まれている。
個人的によかったの見開き2ページを使った重要場面の写真たち。ヨーダとダース・シディアスの一騎打ち(EP3)、惑星ジャク―でファースト・オーダーに襲われるレイ、フィン、BB-8(EP7)、ダース・ベーダーがルークに父親であることを明かすシーン(EP5)、ヨーダの元でジェダイ修行を受けるルーク(EP5)、ハン・ソロとチューイがファルコン号に現れるシーン(EP7)などなど、この写真を観ているだけでストーリーが蘇ってくる。なかなか楽しい1冊でした。
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