「Frank Miller's Sin City/シン・シティ」を観た #2
先日観た「Frank Miller's Sin City:A Dame to Kill For/シン・シティ 復讐の女神」(2014)に続き、ひさびさに10年前の前作「Frank Miller's Sin City/シン・シティ」(2005/Cinema)も観直した。
あらためてこんなあらすじ。醜い容姿のため孤独で仮出所中の犯罪者Marv(Mickey Rourke)は売春婦Goldie(Jaime King)と一夜を共にしたが、彼女を殺され、犯人に復讐すべく立ち上がる。逃亡中の犯罪者Dwight(Clive Owen)は、警官が殺された事件で売春婦たちが疑われないよう一肌脱ぐ。そして正義漢だが相棒に裏切られ、無実の罪で投獄された刑事Hartigan(Bruce Willis)は、その8年後刑務所を出所し、愛する少女Nancy(Jessica Alba)を守るために戦う...。
これ、犯罪都市"Sin City"で3人の男がそろぞれの過去を抱えながら、自分に愛をくれた女のために壮絶な戦いを繰り広げるバイオレンス・アクション。 Frank Millerの同名ハードボイルドコミックが映像化され、そのFrank MillerとRobert Rodriguezが監督し、盟友Quentin Tarantinoもゲスト監督として参加している。あらためてこの映画の凄さは、まずは映像。全編モノクロだが、赤いドレスとか青い目とか黄色い体とか印象的なものやシーンに色をつけることで、強制的に強烈な印象が植えつけられる。また登場した怪優たちが凄い。凄みとオーラを出しまくりのBruce Willis、特殊メイクのMickey Rourke、壮絶な最期を遂げたBenicio Del Toro、猟奇殺人鬼役のElijah Woodなどなど、暴力全開で演じ切っていた。やっぱり強烈な映画だった。
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