「Gattaca/ガタカ」を観た #2
ひっさびさに観直したディストピアSFサスペンス「Gattaca/ガタカ」(1997/Cinema)について。
あらためてこんなあらすじ。遺伝子操作によって"適正者"と"不適正者"が生まれる近未来が舞台。自然出産で遺伝子操作を受けずに生まれたVincent(Ethan Hawke)は、"不適正者"として社会の底辺で生きることを余儀なくされていた。そんなある時、Vincentは闇業者の手配で、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ"適正者"Jerome(Jude Law)になりすます偽装の契約を結ぶ。IDを偽装し、JeromeになりすましたVincentは、トップエリートしか入局の許されない宇宙局"GATTACA"に念願の就職を果たしたが...。
これ、遺伝子操作された"適正者"だけが社会の上層に行ける近未来を舞台に、"不適正者"の烙印を押された主人公が抱く野望と彼を待ち受ける運命を描いたディストピアもの。今見ても、映像のセンスも雰囲気もスタイリッシュだし、主人公の嘘がいつ暴かれるかと息づまる演出が続くし、さらにどこか切なくて、ジーンとしてしまう。大作SFものもいいけど、こんなSF小品もやっぱりいい。
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