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Thursday, February 04, 2016

「スター・ウォーズ論/河原一久」を読んだ

Kazuhisakawahara_starwarsron_2 去年12/18に劇場公開された全世界待望のSTAR WARS新作「Star Wars:The Force Awakens/スター・ウォーズ:フォースの覚醒」。この映画公開に合わせて刊行された河原一久さんの新書本「スター・ウォーズ論」(NHK出版新書)について。
 これ、SW第一人者である著者が、全世界で1億人が観ている最強コンテンツについて語った新書本。子供向け企画として大手映画会社から拒絶された話、日本映画や特に黒澤明作品の影響の話、ドルビーサラウンドEX、バーチャルセット、フルデジタル撮影、デジタル上映などなど映画産業に与えた技術的な革新影響の話、SWファン達が自発的に始めたチャリティ活動の話、ディズニー買収以後の展望などなど、あらためて著者の持論が展開されていて、興味深かった。
 ただ残念だったのは、西部劇とか戦争映画とかStar Wars以前の映画ジャンルの衰退について、これでもかと書かれているものの、どこか著者の映画知識のひけらかしのようで、薄っぺらい印象を持ってしまった。素直に新書にふさわしく、Star Wars文化論について学術的に書いてもらったほうが好感を持ったかもしれない。ちょっと残念な1冊だった。

cf. 河原一久 読破 List
- スター・ウォーズ・レジェンド (2004)
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 予習復習最終読本 (2015)
- スター・ウォーズ論 (2015)

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