「The Fifth Estate/フィフス・エステート-世界から狙われた男」を観た
WikiLeaksを題材にした映画「The Fifth Estate/フィフス・エステート-世界から狙われた男」(2013/Cinema)について。
こんなあらすじ。ドイツのジャーナリストDaniel(Daniel Brühl)は、ハッカーJulian Assange(Benedict Cumberbatch)と出会い、Assangeが生んだ、インターネットを通じて世界中の政府・企業などに関する機密情報を公開するサイト"WikiLeaks"運営を手伝うことになった。Assangeは強力な反骨精神とカリスマ性を持ち、Danielは魅了されていく。しかし、機密も公開するというAssangeに対し、人命に関わる個人情報などは公開すべきではないとDanielは反対する...。
米軍関係者が提供し、イラク戦争で米軍が民間人を殺す光景を記録した動画などをサイト上で公開し、世界的に大反響と衝撃を呼んだWikiLeaksと、時代の寵児としてもてはやされたWikiLeaksの創始者Assangeを描いた社会派映画。内部告発と告発者の匿名性の担保、アメリカ国防総省の機密文書をハッキングし、その実情を世の中に暴く、Assangeは英雄なのか反逆者なのか...。世の中を正しい方向に導こうとしているはずなんだけど、そのやり方は強引だし、観ているうちに何が正しくて、何が正しくないのかがわからなくなった。最終的には歴史が判断することだと思うけど、なかなかひき込まれた映画だった。
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