「Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)/バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を観た
第87回アカデミー賞で作品賞や監督賞などを受賞した「Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)/バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014/Cinema)。やっと観れた。
こんなあらすじ。かつてヒーローもの映画「Birdman/バードマン」で一世を風靡した俳優Riggan Thomson(Michael Keaton)は、シリーズ4作目への出演を断わってから20年が経ち、次なる代表作はいまだ生まれず、長いスランプにあえでいた。そんなRigganは、自分が脚色を手掛けた主演のブロードウェイ舞台にイチかバチかの再起を懸けていた。しかし初日の開幕を目前に控え、降板した俳優の代役としてやって来たMike Shiner(Edward Norton)に追い込まれ、さらに娘Sam(Emma Stone)との不仲に苦しむ...。
かつてヒーローものの映画の主演でスターであったものの、今ではすっかり落ち目の主人公が再起を懸けてブロードウェイの舞台に立つが、不運と精神的なダメージを受け続ける。そんな姿を描いた群像劇がこれ。監督はあの「Babel/バベル」(2006)を撮った鬼才Alejandro González Iñárritu。全編がまるでワンカットで撮影されたかのような長回しのカメラワークが凄い。その長いカットの中に不条理なストーリーと独特の世界観が詰め込まれているんだけど、これが面白い。主演のMichael Keatonに、Edward Norton、Emma StoneやNaomi Wattsなど共演者も多彩で、絶妙のアンサンブルを醸し出していた。またいつか観直したい映画だった。
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