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Thursday, March 31, 2016

「Killing Me Softly/キリング・ミー・ソフトリー」を観た

Killing_me_softly なんとなく観てしまった「Killing Me Softly/キリング・ミー・ソフトリー」(2003/Cinema)について。
 こんなあらすじ。ロンドンで暮らすアメリカ人のキャリアウーマンAlice(Heather Graham)は、恋人と平穏な生活を送っていたが、ある日出勤途中の交差点で見知らぬ男の強い視線に吸い寄せられる。その後、Aliceは誘われるまま彼の家についていき、激しい愛を経験する。その男が有名な登山家のAdam(Joseph Fiennes)と知ったAliceは彼の魅力のとりことなり、恋人と別れ、Adamとの日々に溺れていく...。
 これ、ラブ&サスペンスという映画なんだけど、正直微妙。情熱的で恋に盲目になる主人公Aliceにイラっとするし、後半のAdamの正体を暴くドロドロのサスペンスも非常にチープ。うーん、もう二度と観ないかな。

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Wednesday, March 30, 2016

「ALXD/[Alexandros]」を聴いた

Alexandros_alxd 去年2015年6月に発売された[Alexandros]の5th Album「ALXD」(2015/Album)。ずっと聴き込んできたので、ちょっと書いてみる。
 [Champagne]時代からいろんなFes.で彼らのLive映像を観てきたんだけど、最初はHi-toneすぎるVocalとBandとしてのToo Muchな佇まいに正直食傷気味だった。それでもJapanの記事とか読んでるうちに、これは聴かなきゃいかんと思ってた。そんな中決定打はこのAlbumにも入っている「Adventure」を聴いて完全にやられた次第。
 で、ちゃんと音源を聴いてみて、このドロスは絶対CDのほうがいいと思った。Drive感もいい意味での焦燥感も、でもどこか大きな包容力もあって、彼らの振れ幅の広さが伝わってくる。いやーもっと早く聴けばよかった。ともかく曲について。
・M-01「ワタリドリ」:ジェット気流の乗ったような上昇感がたまらない
・M-02「Boo!」:M-01から曲間がなく始まって、混沌と性急感が凄くて、何回聴いてもアガル1曲。
・M-03「ワンテンポ遅れたMonster ain't dead」:Liveでの破壊力がいい。
・M-04「Famous Day」:どこか切ないMinor調なリフがいい。
・M-05「Adventure」:この曲はもう自分にとって完璧な1曲。♪アリトアラユル問題も タビカサナルそんな困難も いつだって僕達は 言葉の中身を歌ってきた 最大の難題も しめつけられるような災難も いつだって僕達は 君の涙を歌ってきた♪。この歌詞は最高だ。自分で歌っても鳥肌が立つ。
・M-06「can't explain」:どこか細美が作るメロコアなPunkかと思ったけど、この感じは素直にツボ。
・M-07「Buzz Off (Interlude)」:デモ音源的な存在感。
・M-08「Oblivion」:いい意味でも青臭さがある。
・M-09「Leaving Grapefruits」:♪再び明日になって 精一杯に取り繕って 行ったり来たりの日々 右左気にする日々 笑いたい時はテレビ抱いて 泣きたい時は映画にすがって 感情さえも引用 Now I gotta go♪。PopなMelody Lineに載ってるこんな歌詞がいい。
・M-10「Dracula La」:これもやたら青いし、ジャニーズが歌っても違和感無いと思う。
・M-11「Droshky!」:ぐちゃぐちゃだけどやったら厚い音作りがたまらない。
・M-12「Dog 3」:ちょっとこの曲のサビはなんか苦手。
・M-13「Run Away」:鉄板ドロスらしいキラキラしたMelodyがいい。
・M-14「Coming Summer」:このAlbumの〆にはぴったりな清涼感が残る1曲。

 [Champagne]時代含めこれからジワジワと聴いていきたいと思う。

● ALXD/[Alexandros] (2015/Album)
M-01. ワタリドリ
M-02. Boo!
M-03. ワンテンポ遅れたMonster ain't dead
M-04. Famous Day
M-05. Adventure
M-06. can't explain
M-07. Buzz Off (Interlude)
M-08. Oblivion
M-09. Leaving Grapefruits
M-10. Dracula La
M-11. Droshky!
M-12. Dog 3
M-13. Run Away
M-14. Coming Summer
* Performed & Produced by [Alexandros].
* [Alexandros]:Yoohei Kawakami(Vocal and Guitar),Hiroyuki Isobe(Bass and Chorus),Masaki Shirai(Guitar),Satoyasu Shoumura(Drums)
* Recorded and Mixed by Satoshi Hosoi.
* Mastered by Kotaro Kojima(Flair Mastering Works).
* Directed by Hiroyuki Moriyasu.
* UPCH-2036 2015 Universal j,Rx-Records, a division of Universal Music Llc.

cf. [Alexandros] My CD/DVD List
- ALXD (2015/Album)

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「Big Bad Wolves/オオカミは嘘をつく」を観た

Big_bad_wolves 面白そうだったので観てみたイスラエル産犯罪サスペンス「Big Bad Wolves/オオカミは嘘をつく」(2013/Cinema)について。
 こんなあらすじ。イスラエルのある森で、少女がむごたらしく暴行された果てに殺される事件が起きた。Micki刑事(Lior Ashkenazi)は、宗教学の中学教師Dror(Rotem Keinan)を容疑者とにらみ、激しい尋問を行ったが、証拠がなく釈放されてしまう。上司から担当を外されたMickiだが、無断でDrorを捕まえるが、そこに被害に遭った少女の父親で、犯人を捜すGidi(Tzahi Grad)が現わる...。
 これ、少女誘拐事件をめぐって、強引な手口で事件を調べる刑事、ミステリアスな容疑者、容疑者への復讐を進める少女の父親という3者の思惑が交錯するイスラエル産犯罪サスペンス。この3者はそれぞれがクセがあって、良識人じゃないのが面白い。特に父親による容疑者への拷問シーンほんとうにえげつない。陰惨な復讐サスペンスを描いたこの映画、2013年の釜山国際映画祭でQuentin Tarantino監督が絶賛したのもよくわかる。えげつないんだけど、いい感じな佳作だった。

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Tuesday, March 29, 2016

京都銀閣寺 ますたにラーメン@田町

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 田町で打ち合わせの後、2016/3/29(火)の夕飯は気になってた「京都銀閣寺 ますたにラーメン」にて、「ラーメン(並)」(750円也)を。初心者なので麺かため、これ以外のねぎ、辛さ、背油、味はすべて普通でいただく。このスープ、背油の浮いた上層部は甘めでマイルド、中層部は醤油で、後半はピリッとした辛さを味わえるというもの。麺は極細で、これに葱、メンマに薄切りの叉焼。しっかし京都ラーメンって共通した特徴のあるジャンル分けが難しく奥深い。いつか"新福菜館"も食べてみたい。ごちそうさまでした。

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「さよなら小沢健二-1994-2015 樋口毅宏サブカルコラム全集-/樋口毅宏」を読んだ

Takehirohiguchi_sayonaraozawakenji ちょいちょい読んでる樋口毅宏さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「さよなら小沢健二-1994-2015 樋口毅宏サブカルコラム全集-」(扶桑社)について。
 週刊SPA!、週刊プレイボーイなど雑誌・書籍・新聞での寄稿、そして読者時代に書いたロッキン・オン・ジャパンへの小沢健二投稿記事など、樋口毅宏が書きまくってきた膨大なサブカルコラム集がこれ。ロッキング・オン・ジャパンの山崎洋一郎の小沢健二に関する記事と小沢健二の曲で覚醒し人生を歪められたこと、映画評論家・町山智浩に投げつけた小説一冊分のラブレター、オールタイムベストムービーとしてあげたはビートたけしの「ソナチネ」のこと...その読書量と映画鑑賞量が凄く、ともかく熱量が凄い。
 他にも電気グルーヴ、岡村ちゃん、白石一文、水道橋博士、タモリ、大島渚、石原慎太郎、藤波辰爾、石原慎太郎、Theピーズ、Blur、Johnny Marr、長与千種、My Bloody Valentain、リリー・フランキー、ONE OK ROCK、佐藤伸治などなど著名人やRock Band、つまらない映画や樋口的にひどかった本を辛辣に批判しブッタ斬り、その一方で強烈な愛情を語る。いやー、自分も学生の頃からサブカル的なものをひきづってここまで生きてきたけど、完全に敗北した。
 ともかく映画評論家・町山智浩の本を読んでみよう。ともかく最新刊「ドルフィン・ソングを救え!」を読もう。

cf. 樋口毅宏 読破 List
- さらば雑司ヶ谷 (2009)
- 民宿雪国 (2010)
- 雑司ヶ谷R.I.P. (2011)
- テロルのすべて (2011)
- 二十五の瞳 (2012)
- ルック・バック・イン・アンガー (2012)
- タモリ論 (2013)
- 甘い復讐 (2014)
- 愛される資格 (2014)
- さよなら小沢健二-1994-2015 樋口毅宏サブカルコラム全集- (2015)

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Monday, March 28, 2016

「Platoon/プラトーン」を観た #2

Platoon 1987年の公開当時の映画館などなどもう何回も観ている「Platoon/プラトーン」(1986/Cinema)。ひさびさに観直してみた。
 あらためてこんなあらすじ。1967年のベトナムが舞台。大学を中退したTaylor(Charlie Sheen)は、自ら志願してカンボジア国境付近のベトナムの戦場へやってきた。最前線の小隊に配属されたTaylorは、壮絶な最前線の過酷な現実に直面する。その小隊の中で、冷酷非情で何度も死線を乗り越えてきた隊長Barnes(Tom Berenger)と無益な殺人は犯してはならないという信念を持つ班長Elias(Willem Dafoe)は対立を深めていく...。
 ベトナム帰還兵であるOliver Stone監督は、自身のアメリカ陸軍に従軍した実体験に基づき、ベトナム戦争の現実を赤裸々に描いていく。アメリカ軍による無抵抗の民間人の虐殺とレイプ、米兵達の間で広がっていた麻薬汚染、仲間内での殺人、不意に現れるベトコン兵士、巧妙に仕掛けられた囮...。フィリピンのジャングルを舞台に撮影された映像には、泥水、赤アリ、ヒル、不快な汗とともに、ジトジトした陰湿な感じがとリアルに伝わってくる。
 自分自身、戦争という非日常な世界に惹かれるけど、観るたびに嫌な気分になる。だけどひっかかる。またいつか観よう。

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代官山通信 Vol.133

Daikanyama133 ちょっと前に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.133」について。
 今号はまずはこの2月に還暦を迎えた桑田佳祐特集号。ソロ作品配信解禁のニュースから最新ショット、そして「桑田都市伝説」特集がいい。声をつぶすために海に向かって叫び続けていたという噂、初めて買ったエレキは雑誌の通販だったという噂、KUWATA BANDの"BAN BAN BAN"はトイレで生まれたという噂、焼肉をソースで食べるという噂...なかなか笑える。しっかし桑田さんも60かぁ~...。自分と歳とるわけです。
 これ以外では、関口和之の日本ハワイ化計画での最新ハワイ旅行事情。なんか参考になった。ともかくもう何年も行っていないハワイ。そろそろ行きたい。

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Sunday, March 27, 2016

TOKYO PEOPLE'S CAFE@駒沢 #6

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 駒沢ドッグランで遊んだ後、今日の昼飯はひさびさの「TOKYO PEOPLE'S CAFE」へ。いただいたのは、「油淋鶏」のランチ(1,004円也)。揚げたてで熱々でなかなかうまい。ここ、わんこOKなので助かります。ごちそうさまでした。

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駒沢 #521

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 ちょっと肌寒いけどいい天気の世田谷地方。せっかくなんで、LoveとPeaceをつれて、今週も駒沢公園のドッグランへ。お昼前に着いたんだけど、ぼちぼちとわんこ達がきている。ちなみにドッグラン近くの桜は二分咲きくらいかな。

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 今日のドッグラン、吠えてるわんこが多かったので、Loveの吠えもそんなに目立たない。その分元気なわんこが多いので、Loveも興奮気味。一方のPeaceは押されぎみで、ずっと後ろをついてくる。で、Loveのヒートもそろそろなので、来週は行けないかも。ともかく、駒沢第2体育館も順調に建築中。

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 そんなに咲いていないんだけど、朝から花見で酒臭い。ちょっとうらやましい...。

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Saturday, March 26, 2016

銀座 朧月@目黒

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 告別式の帰り道、2016/3/26(日)の昼飯はずっと気になってた目黒の「銀座 朧月」へ。いただいたのは「特製つけ麺(中)」(1,050也)。つけ汁は魚粉が香る濃厚さで、麺はやや硬めの中太麺。噛み応えもあるし、ツルっとしてて、甘みを感じる。これに味玉、目の前で炙られたチャーシュー、カイワレ、ナルト。この炙りチャーシューはワサビの風味もしてこれは絶品。で、麺を食い終えてからいただいたスープ割りだけど、三つ葉と玉ねぎがなんともいえない食感を楽しめる。ここ、確かに美味しかった。ごちそうさまでした。

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告別式

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 先週、今回の訃報を聞いてほんとうにびっくりしたし、ショックだった。今日、2年ぶりにみた遺影の笑顔、ツラかった。ご冥福をお祈りします。

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鴨料理 呂尚@新馬場

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 3/25(金)、昨夜は会社の部署の解散会。場所は、新馬場の「鴨料理 呂尚」。鴨ねぎ、鴨なべ、メンチなどを食べながら、今までのこと、これからのことをしゃべりまくる。それにしてもこの部署、自分が20年ほど前からお世話になってにいた部署。12年ほど別にところにいたけど、去年、めぐりめぐってここに帰ってきた故郷みないな場所。やはり思うところはある。ま、会社なんてアメーバのように、そのときどきで変化すればよいと思うし、またみんなで仕事できるようになれればよいと思う。お疲れ様でした、また会いましょ。ごちそうさまでした。

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南部どり@大崎 #2

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 3/24(木)、昼飯。AP系のMhr-san、Snmy-kunと、パークシティ大崎の「南部どり」で、「焼鳥丼」(900円也)をいただく。甘辛のタレが海苔がのったご飯に合う。これにサラダ、切干大根、味噌汁が付くのでありがたい。Mhr-sanは半年くらい前に同じビルに異動してきたけど、また場所が変わるらしい。今度は飲みに行きましょう。ごちそうさまでした。

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Friday, March 25, 2016

「Robot Overlords/スティールワールド」を観た

Robertoverlords ディストピアSFものと思い、とりあえず観てみた「Robot Overlords/スティールワールド」(2014/Cinema)について。
 こんなあらすじ。UFOで飛来したロボット軍団に占領された未来の地球が舞台。人々は首元に発信装置を埋め込まれ、無断で外出するだけで殺されてしまうほど、厳重に行動を制限されていた。そんなある日、少年Sean(Callan McAuliffe)は友人達と製作中の機械を触って感電するが、そのショックで発信装置が一時的に無効化されたことを知る。Seanは町を出たまま行方不明の父を捜すため、同じく発信装置をショートさせた友人達と危険な外へ出るのだが...。
 これ、UFOで飛来した謎のロボットに支配された地球を舞台に、偶然から管理システムの制御を逃れた少年少女達が自由を取り戻すために立ち上がるというSF映画。キューブ型のUFOとか巨大ロボットとかそれなりにお金がかかっているんだけど、あまりに設定が弱い。どうやって人類に発信装置をつけたのかとか気になる前提もそうなんだけど、後半になっていきなり無敵になった主人公がまったくよくわからない。人物の描き方も弱いし、セリフや行動といった脚本が正直観ていてツライ。あの名優Ben Kingsleyも、Xファイルでスカリー捜査官を演じたGillian Andersonも、なんで出演したんだろう。うーん、ちょっと残念な映画だった。

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Thursday, March 24, 2016

「さいはての彼女/原田マハ」を読んだ

Mahaharada_saihatenokanojo 最近ジワジワ読んでいる原田マハさん。三茶Tsutayaで買って読んでみた「さいはての彼女」(角川文庫)について。
 これ、女性を主人公に再生をテーマにした4つの短編集。それぞれこんなあらすじ。
 ・さいはての彼女:
敏腕若手女性社長の"鈴木涼香"は、猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去ってしまう。高見沢に頼み、失意のまま出かけた一人旅の沖縄行のチケットは、女満別だった。そこでハレー乗りのナギに出会う...。
 ・旅をあきらめた友と、その母への手紙:
 いつも親友との二人旅を楽しんできたフリーランスの広告ディレクターが、伊豆の温泉へと初めての一人旅に出る...。
 ・冬空のクレーン:
 大手ディベロッパーの管理職のキャリアウーマンが、部下とのいざこざで図らずも長期休暇をとることを余儀なくされる。仕方なく出た北海道で自然と向き合う...。
 ・風を止めないで:
 ハレー乗りのナギを実家を大手広告代理店の男が訪ねてくる。ナギをハーレーのキャンペーンに登場させてほしいという。耳が聴こえないナギの母親は見世物にできないと最初は断るのだが...。

 キャリアウーマンを主人公に彼女たちが挫折を味わい、親の介護を気にし、旅に出る。そこで人に触れ、自然に触れ、バイクに触れ、空に舞うツルに触れ、もう一度再生していく。やっぱりよかったのは「さいはての彼女」とそのスピンオフ的作品の「風を止めないで」。ハレー乗りのナギを中心にさわやかな風が吹いていた。
 いやー、原田マハさん、とってもいいです。これからもちょっとづつ読んでいきたい。

cf. 原田マハ 読破 List
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)

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「Forrest Gump/フォレスト・ガンプ/一期一会」を観た

Forrest_gump 公開当時の映画館含め、何回か観ている「Forrest Gump/フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994/Cinema)。ひさびさに観直した。
 こんなあらすじ。アラバマ州で生まれたForrest Gump(Tom Hanks)は、知能指数は人に劣るが、母親にたっぷりの愛情を注がれて育ち、誠実さと足の速さでは誰にも負けない男性に成長していく。そんなForrestは、ただひとり理解を示してくれた幼なじみの女性Jenny(Robin Wright)の愛を信じる一方、ベトナムへの出征など1950年代のアメリカの歴史の大きな動きの中で、波瀾万丈の半生を送っていく。
 これ、知能指数は人より劣るけど、足の速さと誠実さは誰にも負けない一風変わった主人公Forrest Gumpの半生を、時代を象徴する事件でつづられたヒューマン・ファンタジー映画。幼なじみのJennyの行動にイライラしたり、Dan中尉(Gary Sinise)の挫折と孤独に悲しくなったりと観ている中ではいろいろ起きるけど、結局はForrestによって救済されていく。その救済されていく様々な人々に、観ているこっちも癒されていく。監督Robert Zemeckisの巧さが光る映画だと思う。

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Wednesday, March 23, 2016

BRUTUS 819

Brutus819 空前の猫ブームの中、わんこ特集「犬だって。」の「BRUTUS 819」(2016/3/15)について。
 インスタで有名になったスター柴犬"まる"が秋田犬の"わさお先輩"に会いに行く話、デビ夫人や町田泰と犬、トイプードルや柴犬やゴールデン・レトリバーなどタイプ別犬種飼い主たちの自慢だらけの座談会、セラピードッグや介助犬や災害救助犬のちょっとツーンとくる話、ポチという名前が最近なくなったという犬の名前ランキング2015、犬も欲しいモノGOOD DOG GOODS(ハンドメイドトートキャリーはちょっと欲しい)、パリで日本犬が人気な話、そして保護された犬を譲り受けるという新しい飼い方...などなどわんこ好きにはたまらない大特集。わんこ好きににはたまらないと思います。
 それにしても、わんことの付き合いは、子供の頃に雑種の「ポチ」、小学生の頃に柴犬の「ケースケ」そして今飼っているチワワの「Love」と「Peace」。ちょっと手はかかるけど、生活を豊かにしてくれる。これからもよろしくです。

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「Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)/バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を観た

Birdman 第87回アカデミー賞で作品賞や監督賞などを受賞した「Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)/バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014/Cinema)。やっと観れた。
 こんなあらすじ。かつてヒーローもの映画「Birdman/バードマン」で一世を風靡した俳優Riggan Thomson(Michael Keaton)は、シリーズ4作目への出演を断わってから20年が経ち、次なる代表作はいまだ生まれず、長いスランプにあえでいた。そんなRigganは、自分が脚色を手掛けた主演のブロードウェイ舞台にイチかバチかの再起を懸けていた。しかし初日の開幕を目前に控え、降板した俳優の代役としてやって来たMike Shiner(Edward Norton)に追い込まれ、さらに娘Sam(Emma Stone)との不仲に苦しむ...。
 かつてヒーローものの映画の主演でスターであったものの、今ではすっかり落ち目の主人公が再起を懸けてブロードウェイの舞台に立つが、不運と精神的なダメージを受け続ける。そんな姿を描いた群像劇がこれ。監督はあの「Babel/バベル」(2006)を撮った鬼才Alejandro González Iñárritu。全編がまるでワンカットで撮影されたかのような長回しのカメラワークが凄い。その長いカットの中に不条理なストーリーと独特の世界観が詰め込まれているんだけど、これが面白い。主演のMichael Keatonに、Edward Norton、Emma StoneやNaomi Wattsなど共演者も多彩で、絶妙のアンサンブルを醸し出していた。またいつか観直したい映画だった。

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Tuesday, March 22, 2016

「椎名林檎ツアー"椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015"」(WOWOW)を観た

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 去年2015年に行われた椎名林檎のLive「椎名林檎ツアー"椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015"」がWOWOWで放送されたので早速観てみた。
 今回のLive映像、2015/12/9に神奈川県民ホールでの公演が収録されたもの。バックは"MANGARAMA"という玉田豊夢、鳥越啓介、ヒイズミマサユ機、浮雲、名越由貴夫、村田陽一、西村浩二、山本拓夫ら凄腕のミュージシャンがそろっている。舞台演出のきめ細かさ、強者ぞろいのメンバーなどなど、あらためて椎名林檎の世界を堪能できるもの。Rock、Jazz、Funk、演歌、歌謡曲、ビッグバンドとあらゆる音を飲み込んで吐き出しているMixtureだし、和装の立ち振る舞いもやたらつやっぽい。
 特によかったのは、「やさしい哲学」、Hardな音の塊の「尖った手口」、Popで陽性な「労働者」、Groove感満載の「走れゎナンバー」、椎名の艶っぽさ炸裂の「神様、仏様」、白衣で踊る「熱愛発覚中」、Blues満載「とりこし苦労」、Rhythmと音の厚さがいい「ブラックアウト」、Jazzyな「迷彩」、不朽の名曲「罪と罰」、Hardリフの「警告」、「真夜中は純潔」、気に入った「長く短い祭」、拡声器でアジる「群青日和」、そして「NIPPON」あたり。
 椎名林檎の音楽、これからもつかず離れず聴いていきたい。

● On Air Set List:椎名林檎ツアー"椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015" (WOWOW)
M-01. 凡才肌
M-02. やさしい哲学
M-03. いろはにほへと
M-04. 尖った手口
M-05. 労働者
M-06. 走れゎナンバー
M-07. 神様、仏様
M-08. 現実に於て
M-09. 現実を嗤う
M-10. SG~Superficial Gossip~
M-11. 熱愛発覚中
M-12. とりこし苦労
M-13. 至上の人生
M-14. ブラックアウト
M-15. 迷彩
M-16. 罪と罰
M-17. Σ
M-18. 警告
M-19. マヤカシ優男
M-20. 名うての泥棒猫
M-21. 真夜中は純潔
M-22. 御祭騒ぎ
M-23. 長く短い祭
M-24. 群青日和
M-25. NIPPON
* Filmed Live at Kanagawa Kenmin Hall on 9th Dec.2015.
* Produced by WOWOW in association with Quick Magic.

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「Annie Hall/アニー・ホール」を観た

Anniehall これも題名は聞いていたけど、観たことがなかった「Annie Hall/アニー・ホール」(1977/Cinema)。初めて観てみた。
 こんなあらすじ。うだつの上がらないスタンダップ・コメディアンの Alvy(Woody Allen)は、友人の紹介で知り合ったAnnie(Diane Keaton)と意気投合して同棲生活を始めた。しかし次第に2人の間には溝ができていく...。
 これ、NYCを舞台に、都会に生きる2人の男女の恋と別れを笑いと皮肉でつづったラブストーリー。Woody Allenが監督し、脚本を書き、主役を演じている。長回しの撮影での長ったらしい会話やスノッブな会話、皮肉まみれの会話で、これが鼻につくんだけど、それはそれで面白い。人間関係は複雑だし、心が痛むんだけど、結局は誰もが人を求めている。悲劇のようで、喜劇でもある。そんな映画でした。

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Monday, March 21, 2016

Starbucks Neighborhood and Coffe@駒沢 #3

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 ドッグランで遊んでから、昼飯は「Starbucks Neighborhood and Coffe 駒沢1丁目店」のマカロニ&チーズとアイスココア。しっかし濃厚で美味しいんだけど、量が少ない。ごちそうさまでした。

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駒沢 #520

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 今年初めて桜をながめつつ、LoveとPeaceを連れて、駒沢ドッグランへ。寒かったのでわんこは少なかったけど、みんなチワワだった。

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 今日はどのチワワも吠えまくってて、Loveが吠えても全然問題なかった。それにしても来週末はこのドッグランの桜も満開になりそう。

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Sunday, March 20, 2016

ゴーゴーカレー@八王子 #3

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 今日は八王子で墓参り。で、夕飯はひさびさの金沢名物「ゴーゴーカレー」(八王子駅前スタジアム)で、「ロースカツカレー」をエコノミークラス(780円也がゴーゴータイムで680円也)で。キャベツにマヨをつけるついでにロースカツにつけたら、なかなかいける。見た目とともに濃厚なカレーのルーも絶妙だし、お代わり無料のキャベツも2回おかわりした。ごちそうさまでした。

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お彼岸@八王子

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 今日は春分の日ということで、お彼岸の里帰り。実家でおはぎをいただき、本立寺へ墓参り。

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 ちなみに行きで乗った世田谷線は黄色の車輛。いいことありそう。

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Saturday, March 19, 2016

お好み焼 ごっつい@松陰神社 #23

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 今日の夕飯は、ひさびさに松陰神社近くの「ごっつい」世田谷店でお好み焼きをお持ち帰り。定番の「すじねぎこんにゃく焼」、「ねぎ焼」、「すじ塩」を持ち帰り、濃厚で甘みの強いソース味の「すじねぎこんにゃく焼」、ダシ醤油でさっぱりといただける「ねぎ焼」、同じお好み焼でもこうも違う。ともかくここ美味いです。ごちそうさまでした。


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たいやき ちよだ@松陰神社

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 朝からの雨もあがり、わんこ達と近所を散歩。途中、松陰神社ちかくの「たいやき ちよだ」で黒豆たいやきを買って帰る。あんこぎっしりでおいしい。ごちそうさまでした。

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Friday, March 18, 2016

「Zathura:A Space Adventure/ザスーラ」を観た

Zathura_2 先日観た「Jumanji/ジュマンジ」(1995)の舞台を宇宙に移して描かれたSFアドベンチャー「Zathura:A Space Adventure/ザスーラ」(2005/Cinema)について。
 こんなあらすじ。幼い弟Danny(Jonah Bobo)は兄のWalter(Josh Hutcherson)にかまってほしいために、ボールを投げてふざけていると手もとが狂い、ボールがWalterの顔に当たってしまう。腹を立てたWalterに地下室に閉じこめられてしまった。Dannyはその地下室で"Zathura"という古びたボードゲームを見つけ、ルールも読まずにひとりで遊びだした。コマが進み、指示が書かれたカードをめくると、そこには"流星雨、急いで回避せよ"と書かれていた。その瞬間、部屋に突然隕石が降り注ぎ、ドアの外には宇宙空間が広がっていた...。
 これ、宇宙を舞台にしたボードゲーム"Zathura"を遊び始めた兄弟が本当に宇宙に飛び出して大冒険するというSFアドベンチャー映画。最新のCG技術を駆使し、宇宙を舞台に宇宙船が現れるは、レトロな感じのロボットは出てくるは、流星は振りまくるはとなかなか楽しい。まさに空想ばっかりしていた子供のころを思い出させてくれた。なかなかイケてるファミリー映画だと思います。

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Thursday, March 17, 2016

お土産 #47

 ここ最近にいただいたお土産たちを。

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 まずはKyo-chanからいただいたかりんと。子供のころはちょいちょい食べてたかりんとだけど、ひっさびさにいただいた。ほのかな甘さがいい感じ。ごちそうさまでした。

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 続いてタイ在住のTnからいただいたものたち。まずは三幸製菓の「Yuki」。これ、銘菓「雪の宿」をベースにしたタイVersion。青パッケージは白い甘みが振られた本家の味で、黄色パッケージはハッピータン似の味。ビールのお供にぴったりだった。そして、密輸されたマンゴー。ネットを観ながら切り方を学び食べてみたけど、これはうまい。まさに芳醇なお味。そして、タイカレー。チキンレッドカレーは、ココナッツミルクをベースだけど結構辛めで、大量のタケノコとチキン入り。チキンイエローカレーはココナッツミルクベースのカレーで食べやすく、チキンもポテトも入ってる。両方ともナンプラーがタイのお土産感を醸し出す。おいしかったです。ごちそうさまでした。

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 最後は、インド在住のCharieからいただいたインド産のダージリンティーとアッサムティー。インドは紅茶の産地としても有名なのでちょっとうれしい。ごちそうさまでした。

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遊食家ゆがふ@目黒 #2

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 昨夜は今月末で退社するSmdくんの壮行会。場所はひさびさに目黒の沖縄料理屋さん「遊食家ゆがふ」にて。メンツは毎週火曜の定例Mtgメンバーを中心に、10人ほどが集まる。みんな泡盛とシーカーサーハイボールをガンガン飲みまくって、暴言しまくりで異常に盛り上がった。やっぱりこんなメンツは楽しいです。Smdくん、東京に来るときは声掛けてください。ごちそうさまでした。

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社食@御殿山 #81 -皿うどん-

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 3/17(木)の昼飯は、ひさびさに社食で「皿うどん」(450円也)をいただく。パリパリの揚げ麺に、とろとろの餡かけ。具はきくらげ、ニンジン、タケノコ、もやし、豚肉、イカに菜。ま、魚介感は少ないけどこんなもんかな。ごちそうさまでした。

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すごい煮干ラーメン凪@五反田

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 3/17(木)、二日酔いの朝、初めての朝ラーは前から気になってた五反田の「すごい煮干ラーメン凪」で、「特製すごい煮干ラーメン」(1,000円也)。20種類煮干しが入った煮干しスープに、唐辛子とみりんを寝かせたピリ辛たれの海の辛銀だれにはにぼしが乗ってる。手もみのちぢれ中太麺はモチモチで、幅広のいったん麺も入っている。これに叉焼と駒葱だけど、特製なのでさらに味付玉子、海苔、駒葱に叉焼が4枚追加される。ただ思っていたほど煮干し臭さは感じないけど、汁は強烈で全部飲み干せない。ま、朝から食べるものじゃないね。ごちそうさまでした。

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「MAN WITH A MISSION Presents "Out of Control JAPAN Tour 2015" at Saitama Super Arena」(WOWOW)を観た

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 去年2015年、MAN WITH A MISSIONZebraheadとのスプリットCD「Out of Control」発売し、それを記念して開催された"MAN WITH A MISSION Presents「Out of Control JAPAN TOUR 2015」"。その模様が「MAN WITH A MISSION Presents "Out of Control JAPAN Tour 2015" at Saitama Super Arena」としてWOWOWで放送されたのでしっかりと観てみた。
 このはLive映像は、2015/10/16にさいたまスーパーアリーナで収録されたもの。オオカミvsシマウマの対バンLive、Stage上にはオオカミとシマウマの巨大オブジェが置かれ、いやおうなしに盛り上がる。
 まずはStageに上がったZebrahead、能天気な曲だけでなく、そのMelodyは美しく、ある意味シリアス。一方でマンウィズの方はアリーナにDiveしたりと、アガリまくったStageが展開されていた。
 で、Liveのほうだけど、Melodyが好みの「Worse Than This/Zebrahead」、ReggeのRhythmが気持ちよくでマジでツボな「So What/Zebrahead w/DJ Santa Monica」、「Anthem/Zebrahead」、「Get Off of My Way/MAN WITH A MISSION」、ZebraheadのVocalが参加した「datebase/MAN WITH A MISSION w/Matty Lewis」、Live映えする最新Tune「Raise your flag/MAN WITH A MISSION」、ド派手な演出がたまらないMedley「DON'T LOSE YOURSELF~distance~DANCE EVERYBODY/MAN WITH A MISSION」、J-POPのようなさわやかさの「STELLA/MAN WITH A MISSION」、もはやAnthemな「FLY AGAIN/MAN WITH A MISSION」そしてめちゃめちゃ両Bandの相性がいいMixture Tune「Out of Control/MAN WITH A MISSION x Zebrahead」あたり。
 ZebraheadのLiveは一度、暑かった2011年の「SUMMER SONIC 2011」のMarine Stageで観たことがある。思えば、このサマソニにはMAN WITH A MISSIONも出ていたけど観なかった...。まさかこの2つのBandがつながるとは思ってもみなかった。そんなことを思ったLive映像だった。

● On Air Set List:MAN WITH A MISSION Presents "Out of Control JAPAN Tour 2015" at Saitama Super Arena (WOWOW)
M-01. Hell Yeah!/Zebrahead
M-02. Worse Than This/Zebrahead
M-03. Devil On My Shoulder/Zebrahead w/Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)
M-04. So What/Zebrahead w/DJ Santa Monica(MAN WITH A MISSION)
M-05. Playmate of The Year/Zebrahead
M-06. Anthem/Zebrahead
M-07. Emotions/MAN WITH A MISSION
M-08. Get Off of My Way/MAN WITH A MISSION
M-09. Dive/MAN WITH A MISSION
M-10. The Cure/MAN WITH A MISSION
M-11. datebase/MAN WITH A MISSION w/Matty Lewis(Zebrahead)
M-12. Raise your flag/MAN WITH A MISSION
M-13. DON'T LOSE YOURSELF~distance~DANCE EVERYBODY/MAN WITH A MISSION
M-14. Seven Deadly Sins/MAN WITH A MISSION
M-15. STELLA/MAN WITH A MISSION
M-16. FLY AGAIN/MAN WITH A MISSION
M-17. Out of Control/MAN WITH A MISSION x Zebrahead
* Filmed Live at Saitama Super Arena on 16th Oct.2015.
* Sony Music Lebel Inc. FYD Inc.
* Produced by WOWOW in association with fabrica.

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Wednesday, March 16, 2016

「Erin Brockovich/エリン・ブロコビッチ」を観た

Erin_brockovich 題名は聞いていたけど、観たことがなかった「Erin Brockovich/エリン・ブロコビッチ」(2000/Cinema)。今回初めてちょっと観てみた。
 こんなあらすじ。2回の離婚歴で、3人の子供を抱えて失業中のシングルマザーErin Brockovich(Julia Roberts)。交通事故に遭いながら裁判に負け、賠償金もふいになったErinは、担当弁護士Edward(Albert Finney)の事務所に押しかけ、なかば強引に仕事を手にする。そんなある日、Erinはとある巨大企業が工場廃液を垂れ流して、地域住民に甚大な健康被害をおよぼしているという環境汚染の実態を知ることになった...。
 これ、巨大企業を相手に、史上最大級の集団訴訟に勝利した実在の人物Erin Brockovichの活躍を描いたヒューマン・ドラマ映画。正義感と情熱だけを武器に、勝ち目の無い訴訟に敢然と挑む主人公を演じるJulia Robertsの存在感はいいし、ユーモラスな弁護士上司を演じたるAlbert Finneyもいい味を出している。
 で、この映画を監督したのは、あのSteven Soderbergh。どこか夕暮れや砂漠をイメージするオレンジな色調がSoderberghらしい。食わず嫌いの映画でした。

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Tuesday, March 15, 2016

「火花/又吉直樹」を読んだ

Naokimatayoshi_hibana せっかくなんで世田谷中央図書館で借りて読んでみた芥川受賞作、又吉直樹さんのデビュー小説「火花」(文藝春秋)について。
 こんなあらすじ。売れない芸人"徳永"は、熱海の花火大会で営業で、師として仰ぐべき先輩芸人"神谷"と電撃的な出会いを果たす。徳永は神谷の弟子になることを志願すると、「俺の伝記を書くならば...」という条件で弟子に受け入れられた。奇想の笑いの天才でありながら、人間味に溢れる神谷に徳永は惹かれていき、神谷もまた徳永に心を開き、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようと2人は行動をともにする...。
 これ、ピース又吉さんの芥川受賞の話題作ということで読んでみたんだけど、これは芸人とは、笑いとは、そして人間とはを深く描いた青春小説だった。自分の中に笑いに対するゆるぎない信念があっても、伝える努力をしないと芸人としては成り立たない。主人公"徳永"と先輩師匠"神谷"が、淡々とした展開の中で徐々に心が離れていくシーンはジワっとくるし、徳永が漫才コンビを解消する最後の解散ライブネタも素直にツーンとくる。
 又吉さんの語彙の多さと深い人間洞察力にあふれた立派な文学作品だった。

cf. 又吉直樹 読破 List
- 火花 (2015)

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「COUNTDOWN JAPAN 15/16 総集編」(WOWOW)を観た

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 2015年年末も幕張メッセで行われた"COUNTDOWN JAPAN 15/16"。今回で10年連続の参戦となったCDJ15/16だけど、初日2015/12/28(月)に参戦した。そんな中、今年もWOWOWで放送された「COUNTDOWN JAPAN 15/16 総集編」、14時間しっかりとダラダラたっぷり楽しんだ。
 ともかくひっかかったArtistについて書いてみる。
・Crossfaith:Loud系で気になるBand。
・レキシ:今回のCDJ15/16で初めてLiveを観たレキシ。ともかく楽しかった。
・indigo la End:どこかで聴いたことがありそうなGuitar Popがいい。
・赤い公園:なかなか演奏力が高いBandだと思う。
・04 Limited Sazabys:最近気になってる。
・tofubeats:正直気持ちいい。
・サンフジンズ:あの場のCosmo Stageで観たゴリゴリの3piece Rock。おっさんの余裕だと思う。
・HEY-SMITH:サンフジンズを観てからGalaxyでちょっとだけ観た。強烈なBrassのSKA Beat。このMixtureはツボ。
・BABYMETAL:スゴ腕Metal Bandとアイドルの融合。ま、一応観ましたという感じ。
・androp:歓喜のシンガロング。いつかこの中で聴いてみたい。
・くるり:Earthで観てたけど、この「Liberty&Gravity」の多国籍感って絶対至福。CDよりLiveのほうが絶対いい。
・CAPSULE:多幸感まみれ。
・黒猫チェルシー:ご無沙汰だけど、大人になった。
・ASIAN KUNG-FU GENERATION:Earthのトリで観たアジカン。Moshしまくって楽しかった。
・キュウソネコカミ:今までちゃんと聴いてこなかったけど、カラオケだと異常に盛り上がる。そろそろ聴くか。
・The BONEZ:気持ちいいHard Rock。
・G-FREAK FACTORY:Reggae Beatがたまらない。
・Dragon Ash:「AMBITIOUS」はもうAnthem。
・MONGOL800:平和を願う歌。モンパチの使命感がいい。
・ストレイテナー:Melodiousだし、Edgeが効いてるし。
・空想委員会:容姿とかは微妙だけど、Melodyは好み。
・avengers in sci-fi:この「Tokyo Techtonix」はElectoronicでツボかも。
・HUSKING BEE:いっそんの熱い叫び。この「WALK」を聴くたびに思いが伝わってくる。
・MY FIRST STORY:ワンオク正統後継。
・GRAPEVINE:懐かしくて切なくて、沁みる。
・KEYTALK:急成長Band。
・MAN WITH A MISSION:満員のEarthが揺れている。
・AA=:LoudでDigital Beat。しかもkjも出るとさらに盛り上がる。
・ROTTENGRAFFTY:Galaxyのトリまで来たロッテン。次はEarth。
・[Alexandros]:Digital Beatからサビへの変化がいい「Girl A」、至福感と上昇感がたまらない「ワタリドリ」。いつかLiveを観たい。
・WANIMA:優しいし熱いし好きなPunk。
・cero:SoulfulであのFISHMANSを思い出す。音源聴こう。
・クリープハイプ:GuitarのCuttingと尾崎世界観のハイトーンヴォイズ。唯一無二なBand。
・OKAMOTO'S:変わらない演奏力の高さ。
・NOISEMAKER:この「Butterfly」という曲、初めて聴いたけど、Melodiousで好きな感じ。
・東京スカパラダイスオーケストラ:誰でも知ってる「ルパン三世'78」をここまでかっこいいSKA Beatに変えるとは。
・Nothing's Carved In Stone:2015年の躍進が光るNCIS。DancableなRockの頂点も近い。
・大森靖子:なんだこいつ!? スゲエインパクト!
・The Mirraz:The Mirraz meets EDM.
・湘南乃風:Ragaな音の楽しさを教えてくれる。この中でタオル振りたい。
・パスピエ:昭和っぽいけど、嫌いじゃないDance Beat。音源聴こう。
・夜の本気ダンス:性急なBeatのRock'n Roll。
・BLUE ENCOUNT:ジワジワ来てる。音源聴くか。
・Mrs.GREEN APPLE:このBandもそう。ジワジワ来てる。
・THE BAWDIES:Vocal、Guitar、Chorus...ともかく音がでかい。
・back number:今まで避けてきたけど、そろそろ聴くか。
・a flood of circle:NO NUKES 2015でLiveを観たけど、SolidなRock'n Roll。
・電気グルーヴ:「Fallin' Down」は綺麗で上昇感あふれる歌モノ。
・KANA-BOON:好感もてるんだけど、あんまり聴けていない...。
・ACIDMAN:「ALMA」はGalaxy Stageに合う壮大な1曲。
・サカナクション:ちょっとひさびさのサカナ。
・the HIATUS:FootworkのいいMONOEYESも重厚で狂気にあふれるthe HIATUSもどっちもいい。
・Kidori Kidori:初めて聴いたけど、レイドバックした感じがいい。
・麗蘭:二人のたたずまいが全然変わらない。
・The Birthday:この「なぜか今日は」の中にある切なさがたまらない。
・サンボマスター:サンボ聴きながら嫌なことを忘れる忘年会もいい。
・THE BACK HORN:「コバルトブルー」、このGuitarのリフだけでアガル。
・SHANK:カスカスの3pieceなRock'n Roll。
・WHITE ASH:Fes.とかの映像を観るたびに、彼らの巧さが光る。そろそろ音源聴くか。
・エレファントカシマシ:この「RAINBOW」の切なさはなんなんだ!
・清竜人25:彼らのStageを観るたびに、後で後悔しないかと複雑な気分になる。
・ヒトリエ:硬質でEdgeが聴いたGuitar Band。
・OGRE YOU ASSHOLE:浮遊感と牧羊感が強くなってて、しばらく聴かないうちに進化している。
・ウルフルズ:家の近所で見かけたトータスは鰐皮のパンツだったし、ウルフルケイスケは真剣にランニングしてた。
・BUMP OF CHICKEN:そんなに聴かないバンプだけど、彼らのMelodyの美しさは変わらない。
・MONOEYES:2015年で一番好きだったBandだったかもしれない。NO NUKES 2015で彼らのStageが観れてほんとうによかった。
・go!go!vanillas:JAPAN'S NEXTで聴いたことがあるけど、あらためてPop。
・ハルカトミユキ:透明感があるVocalが気持ちいい。
・シシド・カフカ:ウエノコウジ(thee michelle gun elephant/the HIATUS)や奥野真哉(SOUL FLOWER UNION)、スゲエメンツだ。
・10-FEET:おだやさにあふれる「風」に、サルの着ぐるみ着て、カウントダウンして、「RIVER」へ。最高の年越しだと思う。
・BRADIO:絶対盛り上がるFunky Tune、嫌いじゃない。
・ART-SCHOOL:彼らの中で、この「あと10秒で」が一番好きな曲。Popだけど破壊的でともかく最高。

 この総集編に続き、CDJ15/16のアーティスト特集も始まる。まだまだ楽しめる。

● On Air Set List:COUNTDOWN JAPAN 15/16
=COUNTDOWN JAPAN 15/16 DAY-1=
M-01. 抱きしめてシュヴァルツ/ゴールデンボンバー
M-02. Devil's Party/Crossfaith
M-03. Brave Shine/Aimer
M-04. Dreamcatcher/Crystal Lake
M-05. 前髪切りすぎた/三戸なつめ
M-06. きらきら武士/レキシ
M-07. 夜明けの街でサヨナラを/indigo la End
M-08. O.B.M.A/a crowd of rebellion
M-09. One Light/Kalafina
M-10. MISSION 5/ヒステリックパニック
M-11. あなたがここにいて抱きしめることができるなら/miwa
M-12. トロピカルおばあちゃん~ばーばばばぁ~/アルカラ
M-13. 今更/赤い公園
M-14. Gentleman of Fortune/SWANKY DANK
M-15. シューゲイザー/藍井エイル
M-16. Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-17. swim/04 Limited Sazabys
M-18. JOYJOYエクスペリエンス/モノブライト
M-19. Feed A/OLDCODEX
M-20. tobira/PHONO TONES
M-21. Don't Stop The Music feat.森高千里/tofubeats
M-22. Sky of Beginning/じん
M-23. 過注射/サンフジンズ
M-24. Download Me If You Can/HEY-SMITH
M-25. 矛と盾/マキタスポーツpresents Fly or Die
M-26. とおりゃんせ/Rhythmic Toy World
M-27. 虹/Aqua Timez
M-28. Green Bird/フジファブリック
M-29. ギミチョコ!!/BABYMETAL
M-30. ミイラキラー/TEMPURA KIDZ
M-31. 境界の彼方/茅原実里
M-32. DanceMusiQ/Silent Siren
M-33. Voice/androp
M-34. Liberty&Gravity/くるり
M-35. Hero/CAPSULE
M-36. 涙のふたり/黒猫チェルシー
M-37. L.Miranic/LiSA
M-38. No Escape/coldrain
M-39. Re:Re:/ASIAN KUNG-FU GENERATION

=COUNTDOWN JAPAN 15/16 DAY-2=
M-01. さかなクン/グループ魂
M-02. 記憶にございません/キュウソネコカミ
M-03. Revolution/The BONEZ
M-04. 日はまだ高く/G-FREAK FACTORY
M-05. RE-BI-TE-TO/魔法少女になり隊
M-06. AMBITIOUS/Dragon Ash
M-07. MUTOPIA/BIGMAMA
M-08. Honnoji/ZAZEN BOYS
M-09. パブリック/Bentham
M-10. 玉虫色/響心SoundsorChestrA
M-11. 空虚な感覚/ゴードマウンテン
M-12. SNS/GrandStand
M-13. Save(with Miku Hatsune)/Takaryu
M-14. The Walker Part 1:Realization/I Promised Once
M-15. himeyuri~ひめゆりの詩~/MONGOL800
M-16. 羊の群れは丘を登る/ストレイテナー
M-17. ハローグッバイ/フレデリック
M-18. 春恋、覚醒/空想委員会
M-19. Tokyo Techtonix/avengers in sci-fi
M-20. おつかれサマー!/でんぱ組.inc
M-21. 宴の合図/TOTALFAT
M-22. PLAYER PRAYER/SAKANAMON
M-23. WALK/HUSKING BEE
M-24. No going back/AIR SWELL
M-25. ALONE/MY FIRST STORY
M-26. 気づけよBaby/THE ORAL CIGARETTES
M-27. TODAY IS A NEW DAY/木村カエラ
M-28. 都会の漂流者/luki
M-29. Our Song/GRAPEVINE
M-30. J.A.N.A.I.C.A./チームしゃちほこ
M-31. MONSTER DANCE/KEYTALK
M-32. Raise your flag/MAN WITH A MISSION
M-33. →MIRAI→(ポストミライ)/AA=
M-34. M SPECIES/AA= feat.kj
M-35. シンクロする/東京カランコロン
M-36. カラフルカラフル/東京カランコロン
M-37. THIS WORLD/ROTTENGRAFFTY
M-38. 零戦SOUNDSYSTEM/ROTTENGRAFFTY
M-39. Girl A/[Alexandros]
M-40. ワタリドリ/[Alexandros]

=COUNTDOWN JAPAN 14/16 DAY-3=
M-01. SUSHI食べたい feat.ソイソース/ORANGE RANGE
M-02. THANX/WANIMA
M-03. DESTINY/ねごと
M-04. Orphans/cero
M-05. 好きだ。/Little Glee Monster
M-06. 社会の窓/クリープハイプ
M-07. Cold Edge/9mm Parabellum Bullet
M-08. Dance With You/OKAMOTO'S
M-09. Butterfly/NOISEMAKER
M-10. 未来へのスパイラル/グッドモーニングアメリカ
M-11. ルパン三世'78/東京スカパラダイスオーケストラ
M-12. きらめきの花/Nothing's Carved In Stone
M-13. クムリウタ/大塚愛
M-14. 新宿/大森靖子
M-15. つーか、っつーか/The Mirraz
M-16. 睡蓮花/湘南乃風
M-17. MATATABISTEP/パスピエ
M-18. ENDER ENDER/MUCC
M-19. ナナヒツジ/シナリオアート
M-20. WHERE?/夜の本気ダンス
M-21. ワイヤード/ROACH
M-22. ペトリコール/GOOD ON THE REEL
M-23. DAYxDAY/BLUE ENCOUNT
M-24. ShibuyaK/DAOKO
M-25. 愛情と矛先/Mrs.GREEN APPLE
M-26. SING YOUR SONG/THE BAWDIES
M-27. 高嶺の花子さん/back number
M-28. 花/a flood of circle
M-29. Secret mode/DECAYS
M-30. Cause You're Alive/GOOD4NOTHING
M-31. Fallin' Down/電気グルーヴ
M-32. なんでもねだり/KANA-BOON
M-33. Returning/locofrank
M-34. ばかばっか/忘れらんねえよ
M-35. ありがとう/SUPER BEAVER
M-36. ALMA/ACIDMAN
M-37. 新宝島/サカナクション
M-38. Aoi/サカナクション

=COUNTDOWN JAPAN 15/16 DAY-4 Pt.1=
M-01. The Ivy/the HIATUS
M-02. 紺碧の夜に/the HIATUS
M-03. SUN ELECTRIC/POLYSICS
M-04. なんだかもう/Kidori Kidori
M-05. ミッドナイト・ブギ/麗蘭
M-06. お局ロック/Charisma.com
M-07. 全力少年/スキマスイッチ
M-08. 奏(かなで)/スキマスイッチ
M-09. なぜか今日は/The Birthday
M-10. Eric.W/the band apart
M-11. ボイド/LAMP IN TERREN
M-12. Night Time/The fin.
M-13. ミラクルをキミとおこしたいんです/サンボマスター
M-14. ロックンロール イズ ノットデッド/サンボマスター
M-15. コバルトブルー/THE BACK HORN
M-16. It's not a game/SHANK
M-17. 500マイルメートル/め組
M-18. サマータイムラブ/Shiggy Jr.
M-19. STAY TUNE/Suchmos
M-20. Circle/NUBO
M-21. lovender/The Flickers
M-22. Blaze/WHITE ASH
M-23. RAINBOW/エレファントカシマシ
M-24. 俺たちの明日/エレファントカシマシ
M-25. 暁/Lyu:Lyu
M-26. Mr.PLAY BOY.../清竜人25
M-27. ハロー、グッドミュージック/宇宙まお
M-28. シャッタードール/ヒトリエ
M-29. フラッグ/OGRE YOU ASSHOLE
M-30.「それって、for 誰?」part.1/Base Ball Bear
M-31. ええねん/ウルフルズ
M-32. ロッキン50肩ブギウギックリ腰/ウルフルズ

=COUNTDOWN JAPAN 15/16 DAY-4 Pt.2=
M-01. Butterfly/BUMP OF CHICKEN
M-02. 天体観測/BUMP OF CHICKEN
M-03. Run Run/MONOEYES
M-04. MAY BE OR MAY BE NOT/ASPARAGUS
M-05. エマ/go!go!vanillas
M-06. ゴッホ/ドレスコーズ
M-07. 褒めろよ/GLIM SPANKY
M-08. 世界/ハルカトミユキ
M-09. ラー/水曜日のカンパネラ
M-10. Nobody/CREAM
M-11. カウントダウン/DJダイノジ
M-12. さよならより、優しいことば/plenty
M-13. くだらない世の中で/シシド・カフカ
M-14. Firework/Czecho No Republic
M-15. Oh Yeah!!!!!!!/Czecho No Republic
M-16. 風/10-FEET
M-17. RIVER/10-FEET
M-18. 人間ロック/ドラマチックアラスカ
M-19. 傷/小南泰葉
M-20. Wonderful Life/KNOCK OUT MONKEY
M-21. スパイシーマドンナ/BRADIO
M-22. Wait for The Sun/SPECIAL OTHERS
M-23. Hurdle Race/dustbox
M-24. 花音/小林太郎
M-25. Yeah!!/ALL OFF
M-26. Stamp!/SCANDAL
M-27. 僕らの自分戦争/Suck a Stew Dry
M-28. 告白/BUZZ THE BEARS
M-29. あと10秒で/ART-SCHOOL
M-30. DAYxDAY/BLUE ENCOUNT
M-31. はじまり/BLUE ENCOUNT
* Filmed Live at Makuhari Messe,28th December 2015-1st January 2016.
* Produced by WOWOW in association with Visual Signs,swan song,MU Project.

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Monday, March 14, 2016

rockin'on 3 March 2016

Ro1603 だいぶ古いけど「rockin'on 3 March 2016」、気になった記事を書いてみる。
 ●追悼 デヴィッド・ボウイ DAVID BOWIE 1947-2016
 2016年1月10日に69歳でこの世を去ったDavid Bowie。新作「★」Release直後の突然の訃報だったので、あの日のFacebookは、Bowieへの悲しみを綴った記事で埋め尽くされた。Bowieの大量の写真、2003年の実質的なLast Interview、rockin'onの表紙を飾ったCover StoryやAlbumのCoverなど、功績をたたえる追悼号になっている。自分がリアルタイムで聴いていたのは、あの「Let's Dance」(1983)、「Tonight」(1984)あたりからで、特に「Modern Love」が大好きだった。あらためてR.I.P. Bowie...

 これ以外の記事では、Guns N' Roses再始動、追悼Lemmy Kilmister、The Rolling Stones 70年代後半のドキュメント記事、OASIS 20 YEARS SINCE LEGENDARY KNEBWORTH(当時のNoelの自信満々なInterviewが懐かしい)、Kula Shaker New Album "K 2.0"など。

追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・Hymns/Bloc Party (Album)
・K 2.0/Kula Shaker (Album)
・HITNRUN PHASE TWO/Prince (Album)

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「Ray/Ray/レイ」を観た #2

Ray 2004年に他界した"Soulの神様"Ray Charlesの生涯を描いた伝記映画「Ray/Ray/レイ」(2004/Cinema)。ひさびさに観直した。
 こんなあらすじ。1930年ジョージア州の貧しい家庭で生まれた後のRay Charles(Jamie Foxx)。たくましい母親Aretha(Sharon Warren)に弟とともに育てられたRayだったが、7歳の時緑内障のため視力を失ってしまう。Rayは音楽に打ち込み、17歳の時にはあるバンドのツアーメンバーになり、たちまち才能を発揮しついにレコード会社と契約する。出会ったDella Bea(Kerry Washington)と結婚し、順風満帆の人生を歩むかに見えたRayだったが、麻薬や何人もの愛人など数々の問題がふりかかっていく...。
 盲目のハンデを克服し、天才ミュージシャンRay Charlesの知られざる激動の人生を描いた伝記ドラマ。幼い頃の失明、母親や水の事故で亡くした弟や妻や子供達との関係、音楽に非凡な才能を見せながら麻薬に溺れた素顔、のし上がるために昔からの仲間を捨て、黒人差別に異議を伝え、そしてRayを愛した女性達との関係も続けていくRay。そのRayを見事に演じきったJamie Foxxの役者としての力量はほんと脱帽もの。Ray Charlesが残した数々の曲はRay自身の歌声だが、PianoはJamie Foxx自身が演奏している。
 薬と女に溺れ、Rayの矛盾に満ちた人生が明らかになった映画。あらためていい映画だった。

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Sunday, March 13, 2016

みそ一発2@千歳船橋 #3

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 今日の昼飯は環八を北上し、ひっさびさの 「みそ一発2」へ 。いただいたのは、「みそ肉タンメン」(900円也)を野菜多めで。大量のモヤシをベースに、炒めた玉葱・人参・ ニラといった山盛りの野菜に、これだけでも美味しそうな豚バラの肉。麺はいい感じでクタっとした中太麺。これらを優しくて濃厚な味噌スープと一緒にいただく。焦がしたネギもいいアクセント。なんか体によさげで、ほんと美味しい。こんな寒い日は味噌に限るごちそうさまでした。


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Saturday, March 12, 2016

駒沢 #519

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 Loveのヒートもそろそろなので、朝から駒沢ドッグランへ。午前中だったので、ドッグランはガラガラ。Loveは走りまわって、Peaceは佇んでいた。

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 ちなみにドッグランの前、ひさびさに駒沢マックで朝マック。ソーセージエッグマフィンはやっぱりうまい。ごちそうさまでした。

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Friday, March 11, 2016

「作家と一日/吉田修一」を読んだ

Shuichiyoshida_sakkatoichinichi ずーっと読んでる吉田修一さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「作家と一日」(木楽舎)について。
 これ、既刊「あの空の下で」、「空の冒険」に続く、ANA機内誌"翼の王国"に連載された2年分のエピソード24篇を収録したエッセイ集。台湾、香港、中国、韓国、タイ、ポルトガル、パリに、秋田、鳥取、別府、種子島...吉田修一さんが仕事やプライベートで訪れた国内外で感じたことがさりげなく、読みやすいサイズで書かれている。中でも成田空港のリムジンバススタッフの礼儀の素晴らしさには、自分もよく出張の帰りに気になっていたことだったので、激しく同意です。
 どこかに旅に出たくなるエッセイ。さらっと読めた1冊だった。

cf. 吉田修一 読破 List
- 最後の息子 (1999)
- 熱帯魚 (2001)
- パレード (2002)
- パーク・ライフ (2002)
- 日曜日たち (2003)
- 東京湾景 (2003)
- 長崎乱楽坂 (2004)
- ランドマーク (2004)
- 7月24日通り (2004)
- 春、バーニーズで (2004)
- ひなた (2006)
- 女たちは二度遊ぶ (2006)
- 初恋温泉 (2006)
- うりずん/吉田修一・佐内正史 (2007)
- 悪人 (2007)
- 静かな爆弾 (2008)
- さよなら渓谷 (2008)
- あの空の下で (2008)
- 元職員 (2008)
- キャンセルされた街の案内 (2009)
- 横道世之介 (2009)
- 空の冒険 (2010)
- 平成猿蟹合戦図 (2011)
- 太陽は動かない (2012)
- 路(ルウ) (2012)
- 愛に乱暴 (2013)
- 怒り (2014)
- 森は知っている (2015)
- 作家と一日 (2015)

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「Whiplash/セッション」を観た

Whiplash 去年2015年の第87回アカデミー賞で助演男優賞など3部門を獲った「Whiplash/セッション」(2014/Cinema)。やっと観てみた。
 こんなあらすじ。名門シェイファー音楽学校に入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するNeiman(Miles Teller)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるFletcher(J. K. Simmons)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さないFletcherにおののきながらも、Neimanはその指導に必死に食らい付いていく。だが、Fletcherのレッスンはさらに狂気じみたものへと変化していく...。
 これ、ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を追いかけていく音楽ドラマ。主人公の青年もスパルタ教師も度を越えた自分勝手だし、2人とも狂気の沙汰でストーリーが進み、非常にテンションの高いまま終わっていく。なので観ているこっちも非常に疲れる。狂気と才能にあふれた映画でした。

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Thursday, March 10, 2016

「SAM SMITH "IN THE LONELY HOUR JAPAN TOUR"」(WOWOW)を観た

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 去年2015年に行われたSam Smithの来日Live。WOWOWで放送された「サム・スミス "IN THE LONELY HOUR JAPAN TOUR"」について。
 これ、2015/11/24国立代々木競技場第一体育館で行われたLive。SAM SMITHのLive映像って初めて観たけど、まさに透き通った天使の歌声。自分は彼がゲイってことを知らなかったけど、あのBronski Beatを思い出すHigh-Tone Voice。3年前に愛した男性との失恋がきっかけで、このDebut Album「IN THE LONELY HOUR」が生まれたって言ってたけど、この言い切りっぷりが気持ちいい。
 で、特によかったのは、ゆったりしたRhythmの「I'm Not The Only One」、抑揚のある美メロの「Nirvana」、おだやかなシンガロング「Like I Can」、変調後のMelody Lineが好みの「Lay Me Down」、どこか和な感じの「La La La」、やっぱり名曲な「Stay With Me」あたり。たまにはこんなSingerのLiveもいいかも。

● On Air Set List:SAM SMITH "IN THE LONELY HOUR JAPAN TOUR" (WOWOW)
M-01. Life Support
M-02. Together
M-03. Leave Your Lover
M-04. I'm Not The Only One
M-05. I've Told You Now
M-06. Nirvana
M-07. Like I Can
M-08. Restart
M-09. Not In That Way~Can't Help Falling Love With You
M-10. Lay Me Down
M-11. La La La
M-12. Money On My Mind
M-13. Latch
M-14. Make It To Me
M-15. Stay With Me
* Filmed Live at Yoyogi National Stadium Yoyogi Gymnasiums 1 on 24th Nov.2015.
* Produced by WOWOW.

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「Prizzi's Honor/女と男の名誉」を観た

Prizzis_honor 題名は知っていたけど観たことがない「Prizzi's Honor/女と男の名誉」(1985/Cinema)。初めて観てみた。
 こんなあらすじ。NYで一大勢力を誇るマフィアの大物Prizzi一家。ある日、一家のドンの孫娘の結婚式に出席した殺し屋のCharley(Jack Nicholson)は、美貌の女性Irene(Kathleen Turner)と出会い、ひと目惚れしてしまう。数日後、一家から大金を持ち逃げした男を殺したCharleyは、Ireneが実はその男の妻であり、Ireneの職業が殺し屋であることを知って驚く。Charleyは、元恋人のMaerose(Anjelica Huston)に自分の悩みを打ち明けた後、Ireneと結婚するのだが...。
 これ、殺し屋の男と女が恋に落ち、互いに相手を殺す依頼を受けてしまう騒動を描いたサスペンス・コメディ。犯罪や派閥争いというマフィア社会、ファミリーの名誉が第一優先の世界で、男女の微妙な機微が面白おかしく描かれている。この話に出てくる女達はしたたかなんだけど、そこに翻弄される殺し屋Charleyを演じたJack Nicholsonのとぼけた演技ななかなかのもの。シニカルでコミカルな小品でした。

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Wednesday, March 09, 2016

ROCKIN'ON JAPAN MARCH 2016

Japan1603 ちょっと古いけど、「ROCKIN'ON JAPAN MARCH 2016」、気になった記事は以下。
 ●別冊 COUNTDOWN JAPAN 15/16 SPECIAL BOOK:
 去年の年末、連続参戦10回目となった"COUNTDOWN JAPAN 15/16"。毎年確実に進化しているこのRock Fes.だけど、その模様が収録された1冊。全アクトとLive写真、セトリなどなどあの日のことを思い出す。今、WOWOWでCDJ15/16の総集編やアーティスト特集が絶賛放送中なんで、ジワジワ見続ける。

 これ以外の記事では、THE YELLOW MONKEY復活、クリープハイプ Live at 福岡graf、MAN WITH A MISSION New Album "The World's On Fire"、RADWIMPS Live at 幕張メッセ、米津玄師 Live at Zepp DiverCity、indigo la End New CDS "心雨"、amazarashi New Album "世界収束二一一六"、氣志團 New Album "不良品"、GRAPEVINE New Album "BABEL,BABEL"(絶対聴かねば!)、黒猫チェルシー New CDS "グッバイ"あたり。

追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・The World's On Fire/
MAN WITH A MISSION (Album)
・心雨/indigo la End (CDS)
・映像作品第11巻/ASIAN KUNG-FU GENERATION (DVD)
・しるぶぷれっ!!!!/The Mirraz (Album)
・BABEL,BABEL/GRAPEVINE (Album)
・幸福/岡村靖幸 (Album)
・グッバイ/黒猫チェルシー (CDS)

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刀削麺 西安飯荘@五反田 #4

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 おととい3/7(月)は、タイ在住のMtbr殿の一時帰国に合わせ、飲み会開催。行ったのは、ひさしぶりに五反田の「刀削麺 西安飯荘」。かつてのみんながぼちぼち集まり、めっちゃ辛い四川料理を食べまくる。カプサイシンを摂取しまくりで、毛穴開きまくりで、体内から汗放出しまくり。殿の辛口トークで笑いまくった。また帰国の際は行きましょう。ごちそうさまでした。

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「Babel/バベル」を観た #2

Babel ひさびさに観直した「Babel/バベル」(2006/Cinema)について。
 こんなあらすじ。モロッコで羊を狙うジャッカルの退治に父親からライフルを渡された遊牧民の兄弟は、射撃の腕を競ううちに遠くのバスを標的にしてしまう。この銃撃を受けて負傷したのが、お互いへの不信感を抱えながらモロッコを旅行中のアメリカ人夫婦Richard(Brad Pitt)とSusan(Cate Blanchett)の妻。そして、その旅行中の夫婦の子供たちの面倒を見るベビーシッターはメキシコ人不法就労者Amelia(Adriana Barraza)。Richard・Susan夫婦がモロッコでの事故で帰れない中、息子の結婚式のために夫婦の子供達を連れ、国境を越えてメキシコに戻るAmeliaは、その帰りに国境を強行突破してしまう。さらにそのライフルの元の持ち主は日本人"綿谷"(役所広司)で、彼の娘"千恵子"(菊地凛子)は聾唖者の女子高校生。母親を泣くしたショックから立ち直れない千恵子は愛を求めて町をさ迷う...。
 モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本。4つの国を舞台につながり、言葉が通じない、心が通じないといったどこにも届かない想いを伝える物語。1つの悲劇が遠く離れた各地をつなげていくんだけど、それぞれの救いようのない悲劇には子供がかかわっていて、大人達の無責任さが浮き彫りにされている。コミュニケーションの問題を描いたこの作品、特に聾唖の女子高校生を演じた菊地凛子とメキシコ人不法就労者のベビーシッターを演じたAdriana Barrazaに今回もひき込まれました。

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Tuesday, March 08, 2016

「ぼくとネモ号と彼女たち/角田光代」を読んだ

Mitsuyokakuta_bokutonemogo ひさしぶりの角田光代さん。三茶Tsutayaで買って読んでみた「ぼくとネモ号と彼女たち」(河出文庫)について。
 こんなあらすじ。主人公のぼくは、中古で買った愛車"ネモ号"に乗って、当てもなく道を走る。高校の同級生で自分のことを好きだった"春香"、デパートのレストランで偶然隣合わせていた"トモコ"、ヒッチハイク中の年上女...助手席に乗せた彼女達次第で、あてもない旅は続ていく...。
 これ、愛車ネモ号に乗って繰り広げられる無責任で怠惰なドライブを描いた青春ロード・ノベル。退屈で虚無的な日常を引きずったまま、間の抜けた行き当たりあったりの旅なんだけど、乗せた彼女達との会話もチグハグでうまく距離感が取れない。この主人公の不器用な人間模様の作り方は、なんか共感できる。弛緩できる1冊でした。

cf. 角田光代 読破 List
- ちいさな幸福 All Small Things (2004)
- ぼくとネモ号と彼女たち (2006)
- 八日目の蝉 (2007)
- ロック母 (2007)
- 三面記事小説 (2007)
- 森に眠る魚 (2008)
- 紙の月 (2012)

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「Dug Out/The Blue Hearts」を聴いた

Thebluehearts_dogout 今でもたまに聴きたくなるThe Blue Hearts。今回は1993年にReleaseされたブルハの7th Album「Dug Out」(1993/Album)について。
 この前のAlbum「Stick Out」は「凸」と呼ばれ、このAlbum「Dug Out」が「凹」と呼ばれ、ヒロトは「凸と凹は2つで1つのAlbumだ」って
言ってる。この「Dug Out」には「Stick Out」とは対照的にSlowでMidiumなTuneが集められ、半分が真島昌利作詞作曲によるもの。Bandとしてもう一度勢いを取り戻し、再スタートさせたいという意思がこもった2枚なんだけど、ヒロトいわく「2作でき上がった時に、バンドのこれからの可能性よりもがんばってもこれが限界かな感じた」とのこと。ともかく凹の曲について。
・M-01「手紙」:真島昌利作詞作曲。Stringsの美しさと♪手紙を書いたなら 空に飛ばすんだ 風が運ぶだろう 君のところまで♪という歌詞がいい。
・M-02「緑のハッパ」:甲本ヒロト作詞作曲。どこか無理してる感じの弾けるMelody。それでもこの♪荷物はちっちゃいほうが まあ まあ ポコチンでっかいほうが まあ まあ まだまだいけるぜ♪という歌詞はいい。
・M-03「トーチソング」:真島昌利作詞作曲。♪言葉はいつも空回りして 道の上をすべってく 方向音痴クルマにひかれ 今日も届かない♪。こんな歌詞で始まるマーシー作の美メロ。
・M-04「雨上がり」:真島昌利作詞作曲。♪なくした物が出てきたような 心が躍るいい感じ♪。口笛吹きたくなるMelody。
・M-05「年をとろう」:真島昌利作詞作曲。♪年をとろう 風のように軽やかに そして楽しいことをしよう♪。この歳になるとまったく同感。マーシーの声がいい。
・M-06「夜の盗賊団」:真島昌利作詞作曲。♪今夜 たぶん雨は大丈夫だろう 今夜 5月の風のビールを飲みにいこう♪。このサビの歌詞とメロが切ない。
・M-07「キング・オブ・ルーキー」:甲本ヒロト作詞作曲。ヒロトらしい♪宇宙は僕らが考えてるよりずっと 透明でフワフワゴキゲンに続いてるんだ♪という歌詞がいい。
・M-08「ムチとマント」:甲本ヒロト作詞作曲。♪天国よりちょっと 高いところへ 誘惑よりもっと 甘い声 SEXよりずっと 魅力的だぜ ムチとマントをひるがえして♪。くだらないけど真実がある。
・M-09「宝もの」:河口純之助作詞作曲。♪やわらかい君の声は 胸の中でとけている♪。河ちゃんらしい甘いLove Song。
・M-10「夕暮れ」:甲本ヒロト作詞作曲。♪はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい 僕らはなんとなく幸せになるんだ♪。ブルハの中でも1、2を争う好きな曲です。
・M-11「パーティー」:甲本ヒロト作詞作曲。♪本当は大きな声で聞いて欲しいのに ため息だとか舌打ちだとか ひとりごとの中に隠してる♪。ブルハらしい交響曲。
・M-12「チャンス」:真島昌利作詞作曲。♪誰の上にも雨は降るけど ときどきそしらぬ顔をして チャンスも降ってくる♪、いい歌詞だと思う。

 まだまだ聴けるブルハ。次はLast Album「Pan」をもう一度聴こう。

●Dug Out/The Blue Hearts (1993/Album)
M-01. 手紙
M-02. 緑のハッパ
M-03. トーチソング
M-04. 雨上がり
M-05. 年をとろう
M-06. 夜の盗賊団
M-07. キング・オブ・ルーキー
M-08. ムチとマント
M-09. 宝もの
M-10. 夕暮れ
M-11. パーティー
M-12. チャンス
* The Blue Hearts:Hiroto Kohmoto(Vocals,Harp,Recorder),Masatoshi Mashima(Guitar,Vocal,Backing Vocals),Junnosuke Kawaguchi(Bass Guitar,Vocal,Backing Vocals),Testuya Kajiwara(Drums,Steel Drums,Timpani,Percussions,Backing Vocals).
* Additional Member:Mikio Shirai(Acoustic Piano,Hammond Organ,Keyboard)
* Produced by Yu Imai.
* Recording and Mixing Engineer:Steve Jackson
* Recording Engineer:Yukio Uchiumi
* Recording and Mixing Studio:Avaco Creative Studio
* Recording Studio:Studio Sound Dali,Sedic Studio,Sound Inn Studio,New Orleans Recording Studio
* AMCW-4165 1993 East West Japan Inc.

cf. The Blue Hearts My CD/DVD List
- The Blue Hearts (1987/Album)
- Young And Pretty (1987/Album)
- Train-Train (1988/Album)
- Bust Waste Hip (1990/Album)
- High Kicks (1991/Album)
- Stick Out (1993/Album)
- Dug Out (1993/Album)
- Live All Sold Out (1996/Album)

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Monday, March 07, 2016

「Draft Day/ドラフト・デイ」を観た

Draft_day NFLドラフト会議を描いたスポーツ映画「Draft Day/ドラフト・デイ」(2014/Cinema)について。
 こんなあらすじ。アメリカンフットボールのプロチーム"Cleveland Browns"のGMを務めるSonny(Kevin Costner)は、低迷が続いているチームの状況に焦りを感じていた。地元ファンと熱い期待とオーナーAnthony(Frank Langella)からのプレッシャーに応えるべく、12時間後に迫ったドラフト会議で是が非でも大物ルーキーを獲得せねばと決意する。そんな中、ライバルチームSeattle Seahawks GMのTom(Patrick St. Esprit)の口車に乗せられて、向こう3年のドラフト1巡指名権を譲渡するというチームの未来を売り渡す無謀なトレード話に応じてしまう...。
 これ、大物ルーキーを獲得して弱小チーム再生を狙うアメフトチームのGMが、ドラフト会議で一世一代の勝負を仕掛ける物語。Kevin Costner演じるGMが選手の獲得をかけて、他のチームと繰り広げる心理戦をテンポよく描かれていた。アメフト界の裏側に引き込まれていくんだけど、ドラフトのルール含めアメフトのことをわかったいるともっと楽しめると思う。予想以上に面白い映画でした。

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Sunday, March 06, 2016

栗の湯@桜新町 #3

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 全然疲れが取れないので、ひさびさに桜新町の銭湯「栗の湯」へ。ここ、このあたりでは唯一の天然温泉が楽しめる銭湯。42度前後のほどよく熱くて、茶色い湯にゆっくり入って、嗚呼気持ちいい。帰ってビール飲もう‼

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ロメスパキッチン MIKASA@駒沢 #3

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 今日の昼飯は、ひさびさに駒沢大学近くの「ロメスパキッチンMIKASA」。いただいたのは「超ガーリックベーコンのスパ」(750円也)。太めでコシがあるスパゲッティには、にんにく、ニンニクスライス、玉ねぎ、ベーコン。大量のにんにくと胡椒と鷹の爪満載で結構辛く、一瞬鼻が通った。ごちそうさまでした。

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Saturday, March 05, 2016

目黒リパブリック@目黒 #2 & コート・ダジュール@目黒 #2

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 昨夜は第1回第2回第3回に続き、MTZK君の送別会も兼ねた第4回Rock飲み。まずは1次会は「目黒リパブリック」でビール飲みながら、そのまま2次会は「コート・ダジュール 目黒駅西口店」にてカラオケ。セトリはだいた覚えているが、それ以外はほとんど記憶なしだけど、楽しかった。またやりましょ~。ごちそうさまでした。

●うろおぼえセトリ
・Changes/David Bowie
・Suffragettecity/David Bowie
・Don't Look Back In Anger/Oasis
・Wanderwall/Oasis
・狩りから稲作へ/レキシ
・両成敗でいいじゃない/ゲスの極み乙女。
・キラーボール/ゲスの極み乙女。
・FLY AWAY/MAN WITH A MISSION
・ビビった/キュウソネコカミ
・NEKOSAMA/キュウソネコカミ
・VIBE ON!/thee michelle gun elephant
・絶望ビリー/マキシマム ザ ホルモン
・包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ/マキシマム ザ ホルモン
・朝がまた来る/Dreams Come True
・Adventure/[Alexandros]
・Starrrrrrr feat.GEROCK/[Alexandros]
・グラニート/MONOEYES
・SUN/星野源
・<曲名忘れた>/NEW ORDER
・N.O./電気GROOVE
・罪と罰/椎名林檎
・赤燈/ACIDMAN
・ロックンロール/くるり
・ワンダーフォーゲル/くるり
・Hungry Like A Wolf/Duran Duran
・Karma Chameleon/Culture Club
 .あたり...。

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Friday, March 04, 2016

「Lenny Kravitz Live "Just Let Go"」を観た

Lennykravitz_justletgo Lenny Kravitzの2014年のパリ公演を収録した「Lenny Kravitz Live "Just Let Go"」(2015/DVD)が「レニー・クラヴィッツ ライブ・イン・パリ 2014」としてWOWOWで放送された。じっくりと観てみた。
 これ、Debut25周年としてReleaseされたAlbum「Strut」(2014)でのLive Tourの中で、2014/11/23にParisのBercy ArenaでのPerformanceが収録されたもの。ひさびさにLennyの音楽を聴いたんだけど、TraditionalなRock Tuneの中で不朽な変わらなさを感じる。で、この映像、Liveシーン以外にもオフショットなインタビューも収録されている。特にメンバー含め、それぞれが考えるBand論が展開されるのがいい。しっかしこのBand、女性メンバーが多く、そのVisualのみならず、各人の巧さがハンパない。Rock、Soul、Jazz、Funk、Reggae...どんなMelodyも余裕でこなせる巧さが光る。
 で、特によかったLiveは、「Dirty White Boots」、高揚感と一体感がたまらない「Dancin' Til Dawn」、懐かしの「It Ain't Over 'Til It's Over」、モロFunkな「New York City」、この曲も売れた「Always on the Run」、「Sister」、TightなRock Tune「Dig in」、この曲でLennyにハマった「Let Love Rule」、そして必殺Rock Tuneの「Are You Gonna Go My Way」あたり。
 ひさびさにAlbum「Let Love Rule」、「Mama Said」、「Are You Gonna Go My Way」を聴き直してみよう。

● On Air Set List:Lenny Kravitz Live "Just Let Go" (2015/DVD)
M-01. Fly Away
M-02. Dirty White Boots
M-03. American Woman
M-04. Dancin' Til Dawn
M-05. Strut
M-06. It Ain't Over 'Til It's Over
M-07. New York City
M-08. Always on the Run
M-09. The Chamber
M-10. Sister
M-11. Dig in
M-12. Let Love Rule
M-13. Are You Gonna Go My Way
* A Film by Paul Dugdale.
* Produced by Joss Crowley.
* Editor:Tim Woolcott
* Mixed by Bob Clearmountain.
* Filmed on Location:Bercy Arena(Paris),O2 Arena(Prague)
* An Eagle Rock Film for Eagle Rock Entertainment and Roxie Records
* 2015 Roxie Records Inc.

cf. Lenny Kravitz My CD/DVD List
- Lenny Kravitz Universal Love Tour (1993/TV)
- Lenny Kravitz Live "Just Let Go" (2015/DVD)

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Thursday, March 03, 2016

辛めん坊 わ@上町 #2

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 夕飯はひさびさに上町駅近くの「辛めん坊 わ」へ。いただいたのは看板メニューの「汁なし坦々麺」(850円也)。山椒が効きまくりの濃厚辛味噌に刻み葱、モヤシ、岩海苔、半熟玉子の下に太麺。これをぐちゃぐちゃにしていただくんだけど、辛さとシビれで後頭部から汗が出まくり。サービスで、残った辛味噌にちょっとだけのご飯を入れて食べるだけど、これで満足感がさらに増した。次は油そばを食べてみたい。ごちそうさまでした。

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「Jumanji/ジュマンジ」を観た

Jumanji 1996年の日本公開当時、映画館で観ようかと思った気がする「Jumanji/ジュマンジ」(1995/Cinema)。初めて観てみた。
 こんなあらすじ。100年前に封印された奇妙なボードゲーム"Jumanji"を、工事現場で手に入れた少年Alan(Robin Williams)は、友だちのSarah(Bonnie Hunt)とゲームを始める。しかしこのゲーム、メッセージ通りに次々と不思議なことが起き、さらにAlanは5か8の目が出るまでゲームの中のジャングルに閉じ込められてしまった。それから26年後、売りに出されていた屋敷に移り住んできた幼い姉弟Judy(Kirsten Dunst)とPeter(Bradley Pierce)は屋根裏部屋で、そのボードゲーム"Jumanji"を発見する...。
 ボードに浮かび上がった指示通りのことが現実となり、誰かがゴールするまで命懸けの体験を続けなくてはならない奇妙で残酷なボードゲーム"Jumanji"をめぐるパニック・ファンタジー映画。巨大なゾウやサイやライオンが突然現れたり、不意に周囲が大洪水になったりと奇想天外なシーン満載で、その当時最先端のCGやアニマトロニクスで話題だったと思う。出てくる動物や植物や虫が相当リアルで、いい大人だけど結構ビビった。子供向けと思ってたけど、なかなか侮れない映画だった。

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「孤独の歌声/天童荒太」を読んだ

Aratatendo_kodokunoutagoe 天童荒太さんの「孤独の歌声」(新潮文庫)。「悼む人」以来、久々に読んでみた。
 こんなあらすじ。独り暮らしの女性達が監禁され、全身を刺されたかたちで発見される事件が立て続けに発生していた。女性刑事"朝山風希"は、コンビニ連続強盗事件を捜査しながら、独断でその連続女性殺人事件も追いかけていた。また、音楽事務所に所属しコンビニでバイトをしている"芳川潤平"は、テープレコーダーを持ち歩き、浮かんだ詩やメロディを吹き込んでいた。そして、連続殺人犯は、次の女性を探し求めて、潤平が夜勤をしているコンビニに入る。そこへコンビニ強盗が押し入り、3人は交錯していく...。
 それぞれが抱える過去、生きてきた道のり、考え方も違うけど、それぞれが孤独を抱え、暴走していく話。監禁における残虐で猟奇的なシーンが多かく、目をつぶりたくなることが多々あったけど、ひき込まれた。この天童荒太の作品って背後の闇を書くのがうまい作家なんだと思いました。これからもつかず離れず読んでいきたい。

cf. 天童荒太 読破 List
- 孤独の歌声 (1994)
- 悼む人 (2008)

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Wednesday, March 02, 2016

「Moonstruck/月の輝く夜に」を観た

Moonstruck 昔から気になってた映画「Moonstruck/月の輝く夜に」(1987/Cinema)について。
 こんなあらすじ。NYCのリトル・イタリーが舞台。7年前に夫を亡くした37歳の未亡人Loretta(Cher)は、幼なじみのJohnny(Danny Aiello)からプロポーズされ、そんなに好きではないものの彼と婚約する。母の危篤で故郷シシリーへ帰るJohnnyに頼まれて、Lorettaは、結婚式への出席をお願いするためにJohnnyの弟Ronny(Nicolas Cage)を訪ねる。Ronnyは兄の婚約者Lorettaにひと目惚れし、やがてLorettaもRonnyの情熱的な態度に心を打たれ、2人はベッドをともにしてしまう...。
 これ、ニューヨーク・ブルックリンのイタリア系社会の人間模様を描いたロマンティック・コメディ。「月の輝く夜」を舞台に様々な出来事が起きるんだけど、主人公のLorettaは婚約者の弟と関係をもってしまうし、Lorettaの父親は浮気するし、母親も寂しさのあまり見ず知らずの男性に声をかけてしまう。恋に寛容でどこか似た者同士のイタリア系家族をユーモアたっぷりに描かれていた。中身はともかく夜空に浮かんだ月がやたら美しかった映画でした。

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rockin'on 2 February 2016

Ro1602 だいぶ古いけど「rockin'on 2 February 2016」、気になった記事を書いてみる。
 ●Coldplay New Album "A Head Full Of Dreams":
 あの静かで深い前作「Ghost Stories」から一転、Popな美メロにいったこの新作「A Head Full Of Dreams」。表裏一体なこのAlbum、どっちもいい。載っていた記事"COLDPLAY Discography 2000-2015"もよかった。ともかくヘビロテ中。
 ●響け!「美メロ」ロックの50曲:
 なかなか面白い企画。賛同できたのはこの曲達。
・Under the bridge/Red Hot Chili Peppers
・Hey Jude/The Beatles
・Don't look back in anger/Oasis
・Tender/Blur
・What's going on/Marvin Gaye
・Bitter Sweet Symphony/The Verve
・As tears go by/The Rolling Stones
・With or without you/U2
・I'm not in love/10CC
 ●今から30年前「1985年」、あの頃ロックは...:
 Prince、Run-D.M.C.、Eurythmics...1985年のRockシーン。まさに大学1年の頃はこんな音楽を聴いていたんだ。特にPriceの「Around the World in a Day」のテープはカーステでよく聴いてた。しみじみ企画です。

 これ以外の記事では、名盤「American Idiot」の舞台裏を描いたGreen Dayのドキュメンタリー映像"Heart Like A Hand Grenade"、Primal Scream New Album "Chaosmosis"、Kula Shaker New Album "K 2.0"、Sam Smith Live at 代々木国立競技場、OZZFEST JAPAN 2015、David Boweie New Album "★"(この時点でこんなことになるとは...)など。

追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・★/David Boweie (Album)
・Heart Like A Hand Grenade/Green Day (DVD)
・Greatest Hits/Tracy Chapman (Album)

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Tuesday, March 01, 2016

「Apollo 13/アポロ13」を観た

Apollo13 1995年公開当時、映画館で観たり、DVDで観直したりと何回か観ている「Apollo 13/アポロ13」(1995/Cinema)。ひさびさに観直してみた。
 こんなあらすじ。1970年4月ベテラン宇宙飛行士Jim Lovell(Tom Hanks)は月面探査船"アポロ13号"に、Fred Haise(Bill Paxton)、Jack Swigert(Kevin Bacon)とともに搭乗した。だが打ち上げ後、酸素タンクから急激に酸素が漏れだす緊急事態が発生した。Lovellら乗組員たちとNASA管制センターのメンバーは、無線で連絡を取り合いながら、無事に地球に帰れるよう、状況の打開策を一つ一つ試していく...。
 月に向かう途中、3人の乗組員を乗せて遭難したアポロ13号。この実話をもとに決死の救援活動を描いたアドベンチャー映画。実話をベースにしたリアルな状況描写、迫真のVFX、そして遭難という困難な極限状況の中、登場員とヒューストン管制センターの面々が力を合わせて乗り越えていく様に、公開から20年もたっているけど古さは感じかれず、何回観ても感動してしまう。またいつか観てみたい。

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「人質カノン/宮部みゆき」を読んだ

Miyukimiyane_hitojichikanon 徐々に読んでる宮部みゆきさん。三茶Tsutayaで買って読んでみた「人質カノン」(文春文庫)について。
 都市を舞台にした7つの短編小説集。それぞれこんなあらすじ。
 ・人質カノン:
 OLの遠山逸子は忘年会の帰りに立ち寄ったいつものコンビニで強盗に合い、左遷された中年サラリーマンと夜食を買いに来た中学生と共に人質になってしまう...。
 ・十年計画:
 自分を裏切った男を交通事故に見せかけて殺すために運転免許を取ったという中年女性タクシードライバーとの会話...。
 ・過去のない手帳:
 五月病で大学に行かない青年が、たまたま乗った電車の中で、女性誌と一緒に拾った手帳。その手帳はまっさらで、アドレス帳にたったひとりの女性の住所と名前が書いてあった。その女性の名前を新聞の放火事件の記事で発見し、手帳の持ち主を探すことに...。
 ・八月の雪:
 いじめグループから逃げる途中、交通事故に遭い片足を失い、部屋にひきこもっていた少年。亡くなった祖父の古い遺書を通して226事件のことを知っていく...。
 ・過ぎたこと:
 ある探偵事務所に、ひどいいじめにあっている少年がボディーガードの依頼でやってきた。その少年に親身なアドバイスをしたが、少年が残した名前と住所は架空のものだった...。
 ・生者の特権:
 恋人に裏切られ飛び降り自殺をするビルを探していたOLの田坂明子は、いじめにあい宿題のプリントを隠された少年と出会う。そして2人は隠されたプリントを取り戻すために、幽霊が出そうな夜の学校に潜り込む...。
 ・漏れる心:
 主婦の照井和子が売りに出そうとしたマンションのオープンハウスの日。上階に住む大学生の部屋の水道管の壊れ、リビングルーム中が水浸しになってしまう...。

 この7つの短編に通じるものは、現代人の孤独。特に「八月の雪」と「過ぎたこと」と「生者の特権」はいじめ問題をテーマにしていて、作者は少しでも前向きに変えたいという気持ちがにじみ出ていた。で、どの話も淡々と進み、インパクトを少ない。それがいい感じでさらっとひっかかる。宮部みゆきさんはミステリーの名手というイメージだけど、なんだかんだで人を描くのがうまいと思った。そんな作品だった。

cf. 宮部みゆき 読破 List
- 龍は眠る (1991)
- 今夜は眠れない (1992)
- 地下街の雨 (1994)
- 人質カノン (1996)
- 模倣犯 (2001)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 荒神 (2014)

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