「作家と一日/吉田修一」を読んだ
ずーっと読んでる吉田修一さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「作家と一日」(木楽舎)について。
これ、既刊「あの空の下で」、「空の冒険」に続く、ANA機内誌"翼の王国"に連載された2年分のエピソード24篇を収録したエッセイ集。台湾、香港、中国、韓国、タイ、ポルトガル、パリに、秋田、鳥取、別府、種子島...吉田修一さんが仕事やプライベートで訪れた国内外で感じたことがさりげなく、読みやすいサイズで書かれている。中でも成田空港のリムジンバススタッフの礼儀の素晴らしさには、自分もよく出張の帰りに気になっていたことだったので、激しく同意です。
どこかに旅に出たくなるエッセイ。さらっと読めた1冊だった。
cf. 吉田修一 読破 List
- 最後の息子 (1999)
- 熱帯魚 (2001)
- パレード (2002)
- パーク・ライフ (2002)
- 日曜日たち (2003)
- 東京湾景 (2003)
- 長崎乱楽坂 (2004)
- ランドマーク (2004)
- 7月24日通り (2004)
- 春、バーニーズで (2004)
- ひなた (2006)
- 女たちは二度遊ぶ (2006)
- 初恋温泉 (2006)
- うりずん/吉田修一・佐内正史 (2007)
- 悪人 (2007)
- 静かな爆弾 (2008)
- さよなら渓谷 (2008)
- あの空の下で (2008)
- 元職員 (2008)
- キャンセルされた街の案内 (2009)
- 横道世之介 (2009)
- 空の冒険 (2010)
- 平成猿蟹合戦図 (2011)
- 太陽は動かない (2012)
- 路(ルウ) (2012)
- 愛に乱暴 (2013)
- 怒り (2014)
- 森は知っている (2015)
- 作家と一日 (2015)
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