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Thursday, April 14, 2016

「Musarañas/Shrew's Nest/ネスト」を観た

Musaraas スペイン/フランス産のサスペンスホラー「Musarañas/Shrew's Nest/ネスト」(2014/Cinema)について。
 こんなあらすじ。アパートの一室で姉Montse(Macarena Gómez)は、妹Nia(Nadia de Santiago)と暮らしていた。Montseの母親は妹が生まれてすぐ他界し、父は姉妹を残して蒸発してしまった。Montseは精神を患い、部屋から一歩も出られなくなったが、美しく成長した妹Niaは、厳しい姉の目を盗んで恋人と交際するなど青春を謳歌していた。ある日Montseの前に、階段から落ちて怪我をした上階の住人Carlos(Hugo Silva)が助けを求めてくる。MontseはNiaに内緒でCarlosを部屋に招き入れ、献身的に看護するのだが...。
 信仰心が強すぎ、精神を病んで家から一歩も出られなくなった姉と、対照的に明るく美しく成長し、姉の目を盗んで恋愛を楽しむ年の離れた奔放な妹。そんな2人の前に足を怪我した男性が現われたことから、微妙なバランスを保っていた2人の関係が崩壊していく。この映画、性的虐待による精神的な闇を抱えた姉の設定など正直ありがちな部分もあるんだけど、やっぱりすごいのはエキセントリックな姉役を熱演したMacarena Gómezの存在感。好意を持ってしまった男を監禁するために、姉の行動はエスカレートするんだけど、殺人テクなど粘度の高いスラッシャー要素がひどすぎる。いやー途中で観るのを止めてもよかったんだけど、最後まで観てしまった。ふぅ~。

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