「Stalingrad/スターリングラード」を観た
第二次大戦中ナチスドイツとソビエトの間で繰り広げられたスターリングラード攻防戦を描いたドイツ映画「Stalingrad/スターリングラード」(1993/Cinema)について。
こんなあらすじ。1942年北アフリカ戦線で戦功により、イタリアの海辺の町で短い休暇の日々を楽しんでいたFritz伍長(Dominique Horwitz)らドイツ軍の一個小隊の兵士達に出動命令が下る。彼らは士官学校出の小隊長Hans少尉(Thomas Kretschmann)の指揮の下、ソビエト連邦のスターリングラードの戦場へと送られることになった。上官達の理不尽な仕打ちによってより過酷な最前線へと送られ、さらなる地獄を味わうことになる...。
独ソ攻防の最大の激戦地となったスターリングラードを舞台に、厳しい寒さや飢えも強いられて壊滅的な敗戦を喫したドイツ軍が描かれる。上官達の理不尽な命令、食糧難、発狂や自殺など極寒の戦場で悲劇などがジワジワと描かれていた。戦闘シーンなど派手な演出ではないものの、歴史資料映像をして観るとその絶望感が伝わってきた。いい佳作だと思う。
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