「Luftslottet som sprängdes/The Girl Who Kicked the Hornets' Nest/ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士[完全版]」を観た
スウェーデンのベストセラー小説「Millennium/ミレニアム」。その映画化3部作のうち第1作「Män som hatar kvinnor/The Girl with the Dragon Tattoo/ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女[完全版]」(2009)、第2作「Flickan som lekte med elden/The Girl Who Played with Fire/ミレニアム2 火と戯れる女[完全版]」(2009)に続き、シリーズ完結編である第3作「Luftslottet som sprängdes/The Girl Who Kicked the Hornets' Nest/ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士[完全版]」(2009/Cinema)について。
こんなあらすじ。犯罪組織の大物Zala(Georgi Staykov)との対決で瀕死の重傷を負ったLisbeth(Noomi Rapace)は病院に収容され、厳重に監視される。一方、かつてスパイだったZalaを利用してきた公安警察内の秘密組織"特別分析班"の元班長Evert Gullberg(Hans Alfredson)らは、事件を通じて自分たちの秘密が発覚するのを恐れ、関係者の口封じに動き出し、Lisbethを児童精神科病院に送ろうとする。多くを知りすぎたMikael(Michael Nyqvist)にも危険が迫るが、妹で弁護士のAnnika(Annika Hallin)やLisbethのハッカー仲間らと政府を巻き込んだ巨大な陰謀を解明し、法廷でLisbethを救おうと奔走する...。
この第3作、前作で始まった政府規模のスキャンダルにつながり、スリリングに進んでいく。特に終盤の法廷劇はなかなかの緊張感だったし、最後の最後にNiedermannが登場したときはテンションあがった。
それにしてもこの3部作、トータル9時間オーバーの大作ということで、やや中だるみはあったのも事実だけど、全部観れたことに満足感と達成感がある。2011年のリメイク版「The Girl with the Dragon Tattoo/ドラゴン・タトゥーの女」ももう一度観直して、さらにスッキリしたいと思う。
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