「The Girl with the Dragon Tattoo/ドラゴン・タトゥーの女」を観た #2
第1作「Män som hatar kvinnor/The Girl with the Dragon Tattoo/ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女[完全版]」、第2作「Flickan som lekte med elden/The Girl Who Played with Fire/ミレニアム2 火と戯れる女[完全版]」、第3作「Luftslottet som sprängdes/The Girl Who Kicked the Hornets' Nest/ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士[完全版]」とここ最近イッキに観てきたスウェーデンの小説「Millennium/ミレニアム」の映画化3部作。せっかくなんで、ミレニアム第1作のリメイク版「The Girl with the Dragon Tattoo/ドラゴン・タトゥーの女」(2011/Cinema)をひさびさに観直した。
あらためてこんなあらすじ。雑誌「ミレニアム」の発行責任者Mikael(Daniel Craig)は、スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の不正を暴くが、逆に名誉棄損で敗訴してしまう。そんな中、スウェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長Henrik(Christopher Plummer)はMikaelに、最も愛情をかけていた16歳の姪Harriet(Joely Richardson)失踪事件の解明依頼をする。調査を開始したMikaelは一族のナチ思想に染められた過去に気づいたものの、手掛かりがつかめずにいたが、一族の弁護士から情報収集能力に長けた天才的ハッカーLisbeth(Rooney Mara)を紹介された...。
今回はミレニアム第1作との差を意識しながら観てしまったんだけど、映像の暗さや醸し出す寒々しい空気感はどちらも変わらないが、David Fincher監督作らしい演出がいい。スタイリッシュだし、緊張感あるテンポの良さにある。また演じたDaniel Craigの安定した存在感とRooney Maraの体を張った演技もあらためて凄い。金もかかってるし、練られているのでこのリメイク版のほうが好きかもしれない。
ともかく、オープニングから流れるTrent Reznor(from Nine Inch Nails)が作ったツェペリンのカバー「Immigrant Song/移民の歌」からテンション上がる映画だった。
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