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Tuesday, June 28, 2016

「Vice/デッド・シティ2055」を観た

Vice 自我に目覚めたレプリカント達の反乱を描いたSF映画「Vice/デッド・シティ2055」(2015/Cinema)について。
 こんなあらすじ。近未来、巨大企業を率いるJulian(Bruce Willis)は、富裕層に向け"VICE"という快楽の園をオープンした。そのVICEでは、人間そっくりの女性レプリカント達が居住しており、彼女達を相手に顧客が殺人やレイプといった犯罪的快楽を楽しむことができた。そんな中、レプリカントの居住者Kelly(Ambyr Childers)の脳内のメモリーが自動消去されず、顧客達にされたおぞましい行為の記憶がフラッシュバックし、KellyはVICEから逃げようとする...。
 人間の邪悪な欲望を満たすべく設計された近未来の悪徳リゾート施設"VICE"を舞台に、自我に目覚めたレプリカントの逃亡を描いたSF映画がこれ。あのPhilip K.Dickの原作「Do Androids Dream Of Electric Sheep?/アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の世界観にも通じるもの。ただ正直、かの不朽の名作「Blade Runner/ブレードランナー」までのレベルではない。快楽施設"VICE"とその外の現実世界の犯罪を追うアウトロー刑事もよくわからないし、"VICE"率いる悪役を演じたBruce Willisもなんか悪役っぽさが伝わらないし、銃撃シーンも弾があたってんだかないんだかわからない...。うーん、アイデアはいいんだけど、脚本が厳しかった。残念な映画だった。

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