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Tuesday, July 26, 2016

「Equilibrium/リベリオン」を観た

Equilibrium ディストピアSFとして観てみた「Equilibrium/リベリオン」(2002/Cinema)について。
 こんなあらすじ。第3次世界大戦後、生き残った人類は感情こそが戦争の要因として、国民に感情を抑制する薬プロジウムの投与を義務づける。銃を用いた武道ガン=カタの達人で、感情を持つ反乱分子を容赦なく取り締まる非情な捜査官Preston(Christian Bale)は、ある朝誤ってプロジウムの瓶を割ってしまい、薬を投与しないまま出勤する。次第に目覚める感情に戸惑う彼は、薬の不法投与で逮捕された女性Mary(Emily Watson)への尋問中、彼女から生きる目的を問われ、ついに感情を爆発させてしまう...。
 人間の感情が抑制された管理社会を挑む、本当の感情に目覚めた主人公を描いたディストピアSFなアクション映画がこれ。銃撃戦を統計学的に分析し、敵の死角に身を置きながら瞬時に弾丸を撃ちまくるアクションが見ものなんだけど、そのスタイリッシュさは"The Matrixシリーズ"かと思えるもの。激しいアクションをやりつつも、演技派男優としてChristian Baleの感情を爆発させる熱演を楽しめる佳作かと。

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