「Left Behind/レフト・ビハインド」を観た
新約聖書の黙示録をベースに世界の終末と直面した人々の苦悩と祈りをベストセラー小説を原作にしたパニック映画「Left Behind/レフト・ビハインド」(2014/Cinema)について。
こんなあらすじ。父親の誕生日を家族と祝うために帰省した女子大学生のChloe(Cassi Thomson)は、パイロットで父親のRay(Nicolas Cage)が仕事で家にいないことを知り、急遽空港で離陸寸前の父親と会話をする。そこで父親がキャビンアテンダントのHattie(Nicky Whelan)と浮気をしていることに気づく。やがてRayが操縦する旅客機はロンドンへ向けて出発するが、上空で突如機内から多くの乗客が消失してしまう。同じころ地上でも、何の前触れもなく世界各国で数百万もの人間が消失するという異常な事態が発生していた...。
突如数百万もの人間が消えてしまい、世界がパニックに陥る状況で、地上との連絡がつかなくなった旅客機パイロットが決死の生還を果たそうとする姿を描いたパニックアクション映画。なんだけど、この映画はまったくダメだった。前半は信仰心の強い母を受け入れらない娘と父という構図でまあわかりやすかったんだけど、宗教に絡んで人が消えるあたりからまったく物語についていけず、旅客機内でのパニックシーンもありがちなレベルだったし、演技も脚本も悲しいほど幼稚さが目立った。ま、信仰者が天国に迎えられるという終末感が理解できないからかもしれないけど、それをパニック映画に強引の結びつけたのが、自分的にはダメだったのかもしれない。うーん、非常に残念な映画だった。
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