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Friday, August 19, 2016

「鉄男II BODY HAMMER/TETSUO II THE BODY HAMMER」を観た

Tetsuoii 「鉄男 TETSUO/TETSUO THE IRON MAN」(1989)に続き、ひさびさに観直した塚本晋也監督のシリーズ第2作「鉄男II BODY HAMMER/TETSUO II THE BODY HAMMER」(1992/Cinema)について。
 こんなあらすじ。妻カナ、息子と共に平穏に暮らす"谷口"(田口トモロヲ)は、8才以前の記憶を喪失し、おぼろげに浮かぶのは、幼い頃の風景の断片だけだった。その一家に不気味なスキンヘッドの2人組が忍び寄り、翻弄されるが、次第に谷口の肉体は内部から奇妙な変化を始める。谷口が連れ込まれた巨大倉庫では、"やつ"(塚本晋也)に統率されたスキンヘッド軍団が殺意に満ちた肉体訓練を続けていた...。
 全身が金属に変化していく男が完璧な人間銃器と化し、その力を復讐のために使い戦う様を描いたサイバーパンク・ホラー映画。前作同様、独特の世界観やスピード感などはそのままに、いかに谷口が鉄男になったかをストーリー化されている。特に錬金術師の親父が母親と拳銃性行為をし、誤って発砲して母親を殺すのをたまたま見ていた主人公がブチギレて腕拳銃で虐殺してしまうシーンが最高だった。Ending Themeに布袋寅泰の"MATERIALS"が使われたりと自主製作からメジャー化への試みもよかったと思う。
 せっかくなんで、第3作「鉄男 THE BULLET MAN/Tetsuo:The Bullet Man」(2010)ももう一度観直そう。

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