「鉄男 TETSUO/TETSUO THE IRON MAN」を観た
今から27数年前に観てブッ飛んだ塚本晋也監督の「鉄男 TETSUO/TETSUO THE IRON MAN」(1989/Cinema)。ひさびさに観直した。
あらためてこんなあらすじ。ある日、サラリーマンの"男"(田口トモロヲ)は、自分の頬に金属の欠片のようなにきびができていることに気づく。さらには通勤途中、見知らぬ眼鏡の女(叶岡伸)が金属で膨張した腕を振りかざして、男に襲いかかってきた。必死で防戦するうち、いつしか男の腕も金属と化していた。やがて男の体は金属へ変わり、恋人の女(不二稿京)の体を引き裂いた。そして男は、全身が金属と化した正体不明の"やつ"(塚本晋也)と対決する...。
全身が金属に変化していく男の恐怖を描いたサイバーパンク・ホラー映画。昭和っぽいレトロな白黒コマ撮り映像、理解不能なストリー、延々と続くメタリックで不快な音、唸りをあげ回転するドリルの性器...映像から伝わってくる汗と油によるドロドロとヌルヌルした感覚が、あらためて衝撃だった。第2作「鉄男II BODY HAMMER」(1992)、第3作「鉄男 THE BULLET MAN/Tetsuo:The Bullet Man」(2010)ももう一度観直そう。
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