「Moonwalkers/ムーン・ウォーカーズ」を観た
アポロ11号による人類初の月面着陸のねつ造を描いた映画「Moonwalkers/ムーン・ウォーカーズ」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。1969年、ベトナムでの秘密工作を終えたCIA諜報員のKidman(Ron Perlman)は、アメリカに帰国した。そんな彼が新たに命じられた指令は、アポロ11号が万が一、人類初の月面着陸に失敗した場合に備え、「2001:A Space Odyssey/2001年宇宙の旅」の天才監督Stanley Kubrickに、偽の着陸成功の場面を撮らせるというものだった。ところがKidmanが借金まみれのRock Band ManagerのJonny(Rupert Grint)をKubrick映画のProducerと勘違いしたことから珍騒動が始まる...。
人類初の月面着陸を達成したアポロ計画は失敗していたという都市伝説を題材にしたコメディー映画。あのKubrick監督を意外な計画に担ぎ出そうとするCIA工作員、前衛映画を撮るヒッピー芸術家、Kubrickのフリをしたホモ男優、売れないRock Bandのマネージャー、そのマネージャーが借金したギャング達...そんな奴らが入り乱れて話しが進んでいくんだけど、内容はブラックなユーモアとドラッグまみれ。これがあまりにひどくて、思わず笑ってしまう異常な怪作に仕上がっていた。
ちなみに売れないRock Bandのマネージャーを演じていたのは、あのHarry PotterシリーズでRonを演じていたRupert Grint。このままスクスクと怪優男優になってほしい。ともかくおバカな群像劇だった。
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