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Monday, November 07, 2016

「Black Hawk Down/ブラックホーク・ダウン」を観た

Black_hawk_down 1993年アフリカ東部ソマリアで軍事作戦を描いた映画「Black Hawk Down/ブラックホーク・ダウン」(2001/Cinema)。原作を読んだり、映画館に観に行ったり、DVDを買ったりしてたんだけど、ひっさびさに観直してみた。
 こんなあらすじ。1993年10月3日ソマリアのアディード軍事独裁政権を壊滅させるべく、アメリカ軍は精鋭の特殊部隊を市街地に送り込む奇襲作戦を敢行した。作戦は1時間たらずで終了するはずだったが、敵の思わぬ反撃を食らってアメリカ軍の最新鋭ヘリ"Black Hawk Down"が撃墜される。Eversmann(Josh Hartnett)、Grimes(Ewan McGregor)ら若き兵士達は、敵の最前線で孤立してしまい、群がる暴徒達を相手に必死の防戦を試みるのだが...。
 1993年軍事作戦でソマリアの地に乗り込んだ米軍特殊部隊の精鋭兵士達が直面した地獄と悲劇を題材にした戦争映画。監督はあのRidley Scottが撮り、多くのカットを複数のカメラで同時に撮影するという手法で迫真の描写が最後まで続いている。アフリカという異境を際立たせるほこりっぽい色調とか、差し込まれるアフリカ音楽がいい。リアルすぎる血の色、手足が吹っ飛び胴体が千切れる描写は目をそむけたくなるし、たとえ亡くなった仲間であっても一人残らず連れて帰るという思いは十分伝わってくる。
 ただこの手の映画を観ると感じることは、これはアメリカの言い分で描かれていて、ソマリアの民兵達の言い分は内政干渉という言葉だけで、それ以外は一切ない。複雑な気分になるが、今回もひっかかった。

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