Saturday, December 31, 2016
あの有名な「ジキル博士とハイド氏」を別の視点で映画化した「Mary Reilly/ジキル&ハイド」(1996/Cinema)について。
こんなあらすじ。19世紀末のLondonが舞台。Jekyll博士(John Malkovich)の屋敷にメイドとして仕え始めたMary(Julia Roberts)は、彼女の身を気遣う心優しい博士に対して敬愛の念を抱いていた。しかし、博士は次第に自分の研究に没頭して部屋にこもりがちになり、一方、彼の助手だという粗野なHyde氏(John Malkovich)が、わが物顔で屋敷を出入りするようになった...。
この映画は、小説「ジキル博士とハイド氏」とは異なり、メイドとして仕え始めたMaryの視点で描かれており、そのMaryは温厚なJekyll博士に尊敬の念を抱く一方、凶暴なHyde氏にも心惹かれていく様が描かれている。また二重人格という設定ではあるものの、最期はホラーだった。ま、正直、ジキルとハイドが同一人物であること、ふつう気づくと思うんだけどな...。若きJulia Robertsの美しさ以外は微妙でした。
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幕張からの帰り道、小腹がすいたので寄ったのはひしぶり駒沢大学駅近くの「つけめんTETSU」。いただいたのは、冬の限定メニュー「ニラ味噌中華そば」(850円也)。豚のゲンコツと頭を煮込んだ豚骨スープに味噌だれを合わせた濃厚スープにもっちりした中太麺。これに生姜と唐辛子が効いてるピリ辛の挽肉にニラ。非常に温まる一杯。ごちそうさまでした。
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Friday, December 30, 2016


2016/12/.30、CDJ16/17 2日目。昼飯は「沖縄料理MARINE」にて「ソーキそば」(800円也。豚骨と鰹出汁のあっさりしたダブルスープ、沖縄特産の太麺。長時間煮込まれた豚のあばら肉のソーキとよくあう。サニーデイ・サービス聴きながら、昼飯はソーキそばと泡盛の水割りでまったりと…。ごちそうさまでした。
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この2016年秋にReleaseされたMONOEYESの2nd EP「Get Up E.P.」(2016/CDS)、ここ2ヶ月聴きまくっていた。
この「Get Up E.P.」、3曲中2曲の「Borders & Walls」と「Moth To Flame」はScott Murphyが作り、Main Vocalもとっている。細美の声とも意外と似てて違和感なかった。ともかく曲について。
・M-01「Get Up」:Minor調のMelody Lineでタメがある美メロ。この曲の切なさはたまらない。
・M-02「Borders & Walls」:Irishが入っていて、これぞLive Anthem。口ずさみたくなるCatchyさがいい。
・M-03「Moth To Flame」:StraightでOld SchoolなPunk Song。Emoっぽさがたまらない。
今日12/30のCOUNTDOWN JAPAN 1617、このMONOEYESとこの夏以降ヘビロテしてたSuchmosがかぶってる。うーん悩みはつきない。
● Get Up E.P./MONOEYES (2016/CDS)
M-01. Get Up
M-02. Borders & Walls
M-03. Moth To Flame
* MONOEYES:Takeshi Hosomi(Vocals,Guitar),Masafumi Todaka(Guitar),Scott Murphy(Vocals,Bass),Masakazu Ichise(Drums)
* Music and Lyrics by Takashi Hosomi(M-01) and Scott Murphy(M-02,03)
* All Songs Mixed by Hyuga Kashiwa.
* Recorded by Hyuga Kashiwa and Akiyoshi Tanaka.
* Recorded at Studio Green Bird and Studio G.
* Mixed at Studio Green Bird.
* Mastered by Yasuji Yasman Maeda(Bernie Grundman Mastering Tokyo).
* UPCH-80452 2016 EMI Records.
cf. MONOEYES My CD/DVD List
- My Instant Song E.P. (2015/CDS)
- A Mirage In The Sun (2015/Album)
- Get Up E.P. (2016/CDS)
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Thursday, December 29, 2016
ちょっと古いけど、「ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2016」の付録についていたCompilation CD「JAPAN'S NEXT 2016 SPECIAL CD」(2016/Album)。ジワジワ聴いてたんだけど、ちょっと書いてみる。
これ、JAPAN誌がプッシュする新鋭BandのMovement「JAPAN'S NEXT」。その動きの中でにCompilation CD第7弾がこれ。今回も記事とともに11組の新世代Bandの音源がCDとして付いている。ちょっとひっかかった曲について書いてみる。
・M-02「余所見/め組」:元"さよなら、また今度ね"。PopでColorful。
・M-03「TELL ME WHY/感覚ピエロ」:どこか和っぽいリフ含め、EmotionalなRock Tune。
・M-04「Tank-top of the world/ヤバイTシャツ屋さん」:ザクザクしたMelody Lineと暴走したMelody Lineがいい。サビで入る女性Vocalがいい。このコンピ盤で一番ひっかかったBand。
・M-05「さよならアイデンティティー/yonige」:激しいけど美しいMelodyと痛々しい歌詞がいい。このyonigeもいい。
・M-06「Lovers/sumika」:Popで流れるMelodyが気持ちいい。Vocalも残る荒削りさひっかかった。
・M-07「青とオレンジ/井上苑子」:FreshなFemale Rock。
・M-09「いぎありわっしょい(Single ver)/最終少女ひかさ」:ElectronicなPunkもいいし、あまりに日常感漂う歌詞がいい。
・M-10「ミカヅキ-street 弾き語り ver-/さユり」:声とMelodyの強さが伝わるアコギ版。売れるはず。
ともかくこのコンピCDは、ゲスや爆弾ジョニーにハマったり、BLUE ENCOUNTやWANIMA、My Hair is Badにひっかかったりといままで手が出なかった新しい音に出会えるちょっとうれしい企画。ずっと続けてほしいものです。
● JAPAN'S NEXT 2016 SPECIAL CD (2016/Album)
M-01. 堂々巡リ/イトヲカシ
M-02. 余所見/め組
M-03. TELL ME WHY/感覚ピエロ
M-04. Tank-top of the world/ヤバイTシャツ屋さん
M-05. さよならアイデンティティー/yonige
M-06. Lovers/sumika
M-07. 青とオレンジ/井上苑子
M-08. Joking/Dizzy Sunfist
M-09. いぎありわっしょい(Single ver)/最終少女ひかさ
M-10. ミカヅキ-street 弾き語り ver-/さユり
M-11. Morning Glow/SHE'S
* R-1680400DN ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2016 Not For Sale.
cf. JAPAN'S NEXT My CD/DVD List
- JAPAN'S NEXT 2013 SPECIAL CD (2013/Album)
- JAPAN'S NEXT 2013→2014 SPECIAL CD (2014/Album)
- JAPAN'S NEXT 2014 SPECIAL CD (2014/Album)
- JAPAN'S NEXT 2014→2015 SPECIAL CD (2014/Album)
- JAPAN'S NEXT 2015 SPECIAL CD (2015/Album)
- JAPAN'S NEXT 2015→2016 SPECIAL CD (2016/Album)
- JAPAN'S NEXT 2016 SPECIAL CD (2016)
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Wednesday, December 28, 2016

今日から冬休み。いろいろやんなきゃいけないことがあるけど、その1つはわんこ達のトリミング。キャンセル待ちで夜になってから、LoveとPeaceを連れて定番・桜新町の「トリミングサロン ALAMON」へ。足裏と足回りの毛、肉球のムダ毛、爪切り、肛門腺絞り、そしてLoveのひげ切り…素晴らしいコスパ。来年もよろしくお願いします。


で、その前に家でシャンプー。Peaceは今日も相当嫌がってたし、Loveにはぶるぶるされて、こっちもびしょびしょ。これでお正月が迎えられる。
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桑田佳祐、Soloとして4年ぶりの年越しLive「桑田佳祐 年越しライブ2016『ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~』」。昨日2016/12/27(火)、初日の横浜アリーナに行ってきた。ちょっとLive Reportを書いてみます。
※ 完全ネタばれです。最後のほうにはSet Listも載ってます。これから行くかたはご注意を!! ※




年末休暇前の最終日の昨日、16時に会社を出て、品川から新幹線で新横浜へ向かう。これは楽だ! でLive前の腹ごしらえをしてから、今日の会場の横浜アリーナへ向かう。もの凄い人で、整然としていながらも長蛇の列に並び18時過ぎにやっと会場入り。座席指定を引き替えたら、なんとセンター席の7列目!!! 席に座ってみるとステージまで10mもない。いやー、超ラッキーでイッキにテンションあがる。

アリーナ席、スタンド席、そしてセンター席でウェーブが起きる中、18時半すぎにLiveがスタート。広末涼子さんが出演したPVがスクリーンに映し出されてから、1曲目「悪戯されて」。ド昭和歌謡で今日のLiveが始った。しっかし近くて、桑田さんはじめメンバーの表情までよく見える。うれしいなぁ~。そのまま、「ダーリン」、「本当は怖い愛とロマンス」とシングルが続き、POPなKeyboardからイントロで「 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」。銀色のテープが放出され、アリーナ内に大シンガロングが起きる。あ~気持ちいい。
最初のMCをはさんでから、懐かしめの曲が続く。中でもよかったのは思わず拳があがる「エロスで殺して (ROCK ON)」、性急でメランコリックな「東京ジプシー・ローズ」、混沌とした「SO WHAT?」、そして喉頭がんから復帰した桑田さんへの応援ソングと勝手に思ってる「それ行けベイビー!!」。アコギメインでこの曲は昔から好き。で、The Beatles来日に捧げた「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」。優しいバラッドで桑田さんの力強い声が響いてた。
ここでメンバー紹介を兼ねたMC。いつものメンバーだけど、今回のBaseは竹下欣伸さん(クライズラー&カンパニー)。いい音、奏でてる。で、桑田さんがメンバー紹介するとそろぞれが楽器でこたえる。ちなみにBass竹下さんが弾いたフレーズは"Stand by me"だった。で、その流れで今年2016年にReleaseされた2枚のシングルから「愛のプレリュード」、渋谷と思われる雑踏がコラージュされたBGVがよかった「大河の一滴」、「あなたの夢を見ています」。そして、場内にどよめきと歓声が起きたあの「恋人も濡れる街角」から「Yin Yang」。そして桑田さんが好きそなしょーもない言葉遊びとド・ブルースな「メンチカツ・ブルース」。かっこよかった。

ここで自分が今年還暦を迎えたことに触れ、まわりが年下ばかり、でもみんな優秀!といったMCがあり、スタッフの女性がステージにあげられた。照れくさそうに困った彼女の笑顔がよかった。で、そのまましっとりとした名曲「. 風の詩を聴かせて」、「JOURNEY」と続く。で、入場時に配られたリストバンドが赤く光り、最新曲「君への手紙」。いやーいい歌詞だし、大声で歌ってしまった。今度酔っぱらってカラオケで歌いたい。で、この「君への手紙」から怒涛の後半戦へ突入。タメとリフが好きな「真夜中のダンディー」、非常なカタルシスの「ROCK AND ROLL HERO」。で、本日2度目の青色のテープが放出され、センター席に巨大な球体が何個も投げ込まれて、「波乗りジョニー」。球体をジャンプして、パンチして、ジャンプしすぎて、ちょっと周りのひとに迷惑かけて、青色テープを振りまくって、歌いまくって、あー楽しい。そして、ステージ上にあがった炎の熱さを感じながらエロソング「EARLY IN THE MORNING~旅立ちの朝~」。で、あの白無垢パンダのヨシ子さんがステージ後方に設けられたひな壇に上がり、本編ラストは「ヨシ子さん」。大量のダンサーがステージにあふれ、混沌としたRhythmが妙に気持ち良くなってくるWorld Music。あー気持ちいい。

で、場内にウェーブが起きて、桑田さんを待つ。そしてステージにライトがつき、メンバーがあがり、最後に桑田さん登場。アンコールの1曲目は「幸せのラストダンス」、場内全員のリストバンドが白く光り「白い恋人達」、最後はこれまた名曲の「祭りのあと」。大シンガロングでLiveが終了した。

それにしても、今年2016年は積極的に音源を発表してきた桑田さん。6月末にSoloとして3年ぶりにReleaseしたCDS「ヨシ子さん」に続き、この秋にReleaseされた「君への手紙」。そうそう、自分も参加できた「KUWATA KEISUKE Ultra Yoshiko Deluxe! Night」もラッキーだった。来年はアルバムが出て、再来年はサザン40周年。楽しみはまだまだ続く...。


● Set List
M-01. 悪戯されて
M-02. ダーリン
M-03. 本当は怖い愛とロマンス
M-04. 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)
M-05. 鏡
M-06. 飛べないモスキート(MOSQUITO)
M-07. エロスで殺して (ROCK ON)
M-08. 東京ジプシー・ローズ
M-09. SO WHAT?
M-10. それ行けベイビー!!
M-11. 月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)
M-12. 愛のプレリュード
M-13. 大河の一滴
M-14. あなたの夢を見ています
M-15. 傷だらけの天使
M-16. 恋人も濡れる街角
M-17. Yin Yang
M-18. メンチカツ・ブルース
M-19. 風の詩を聴かせて
M-20. JOURNEY
M-21. 君への手紙
M-22. 真夜中のダンディー
M-23. ROCK AND ROLL HERO
M-24. 波乗りジョニー
M-25. Early In The Morning
M-26. ヨシ子さん
=Encore=
M-27. 幸せのラストダンス
M-28. 白い恋人達
M-29. 祭りのあと
- Tour Title:桑田佳祐 年越しライブ2016「ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~」
- Date:2016.12.27.(Tue)
- Place:横浜アリーナ
cf. Keisuke Kuwata・Kuwata Band Live List
- 1986.10.09 Kuwata Band Rock Concert at 渋谷公会堂
- 1987.02.09 Kuwata Band "FINAL"ぼくら:1987 at 日本武道館
- 1994.12.31-1995.01.01 桑田佳祐LIVE TOUR'94「さのさのさ」at 横浜アリーナ
- 2007.12.27 桑田佳祐LIVE TOUR 2007 呼び捨てでも構いません!! "よっ、桑田佳祐"SHOW at 横浜アリーナ
- 2008.12.01 桑田佳祐Act Against AIDS 2008「昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦」at パシフィコ横浜
- 2011.12.31-2012.01.01. 桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011 ~年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会~ at 横浜アリーナ
- 2012.11.14 桑田佳祐 LIVE TOUR 2012 I LOVE YOU -now & forever- at さいたまスーパーアリーナ
- 2016.07.19 KUWATA KEISUKE Ultra Yoshiko Deluxe! Night at Zepp DiverCity
- 2016.12.27 桑田佳祐 年越しライブ2016「ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~」 at 横浜アリーナ

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Tuesday, December 27, 2016

桑田さんの横アリLiveの前に、夕飯は定番の「つばめグリル」(キュービックプラザ新横浜店)で、いつもの「つばめグリル風ハンブルグステーキ」。粗挽きの食感と焼きたての肉汁がたまらない王道の美味しさはどこで食べても変わらない。ごちそうさまでした。
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2016年、積極的に音源を発表してきた桑田佳祐。6月末にSoloとして3年ぶりにReleaseしたCDS「ヨシ子さん」に続き、この晩秋にReleaseされた「君への手紙」(2016/CDS)について。
まずはこのCDS、初回限定盤はほんとに豪華。手紙調のパッケージに入ってる桑田佳祐直筆での"君への手紙"がいい。今の心境やこれからのことをユーモアを交えて書かれていた。手を抜かず、Fanを大事にする姿勢が伝わってきた。で、ともかく曲について。
・M-01「君への手紙」:ザクザクしたアコギのMelodyに、こんな歌詞がのってる。♪波音に消えた恋 悔やむことも人生さ 立ち止まることもいい 振り向けば道がある♪。酔っぱらって歌いたい名曲。
・M-02「悪戯されて」:ザ歌謡曲でド歌謡曲。こういうの好きですね。
・M-03「あなたの夢を見ています」:Major Codeで爽やかでどこかIrish。鉄板Pop Song
・M-04「メンチカツ・ブルース」:言葉遊びとBlues。
1年の締めくくり、今日12/27(火)横浜アリーナで行われる「桑田佳祐 年越しライブ2016『ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~』」はほんと楽しみです。
● 君への手紙/桑田佳祐 (2016/CDS)
M-01. 君への手紙
M-02. 悪戯されて
M-03. あなたの夢を見ています
M-04. メンチカツ・ブルース
* All Tracks Recorded & Mixed by Yoshitaka Nakayama at Victor Studio,Neko Ni Koban Studio.
* Mastered by Takahiro Uchida at Flair.
* VICL-38200 2016 Taishita JVCKENWOOD Victor Entertainment Crop.
cf. 桑田佳祐 My CD/DVD List
- 明日晴れるかな (2007/CDS)
- 風の詩を聴かせて (2007/CDS)
- ダーリン (2007/CDS)
- 君にサヨナラを (2009/CDS)
- 本当は怖い愛とロマンス (2010/CDS)
- Musicman (2011/Album)
- Let's try again/チーム・アミューズ!! (2011/CDS)
- 明日へのマーチ・Let's try again~kuwata keisuke ver.~・ハダカ DE 音頭~祭りだ!! Naked~ (2011/CDS)
- I LOVE YOU -now & forever- (2012/Album)
- Yin Yang(イヤン)・涙をぶっとばせ!!・おいしい秘密 (2013/CDS)
- ヨシ子さん (2016/CDS)
- 君への手紙 (2016/CDS)
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Monday, December 26, 2016
ずーとに読んでる奥田英朗さん。今回は世田谷中央図書館で借りた「ヴァラエティ」(講談社)について。
これ、短編にショートショートに対談とまさにバラエティに富んだ作品集。それぞれこんな話。
・「おれは社長だ!」、「毎度おおきに」:
準大手の広告代理店を退職し、自分の会社を興そうとした38歳の"和宏"は、古巣からの嫌がらせにあうなど前途は多難だった。そして会社を立ち上げて2ヶ月あまり、クライアントからは無理難題をおしつけられる...。
・「ドライブ・イン・サマー」:
神戸の妻の実家へお盆の帰省の途中、車が渋滞にはまる。ハンドルを握る妻は妻は次々と見知らぬ人を車に乗せていく...。
・「クロアチア vs 日本」-ショートショート-:
サッカー・ワールドカップの日本戦を観戦するクロアチア人...。
・「住み込み可」:
夫の暴力と自らの借金から逃げ、"瑛子"は2歳の息子連れで熱海の食堂で働くことになった。その食堂で口うるさい先輩の標的になっている"今日子"はどこか訳ありのようだった...。
・「セブンティーン」:
クリスマスイブにボーイフレンドとの外泊を画策しているらしき高校生の娘を持つ母親。自分が若いころを思い出し、娘に注意するかだまされたふりをするかと気持ちが揺れる...。
・「夏のアルバム」:
小学校2年生の"雅夫"はまだ自転車が補助輪なしでは乗れなかった。その頃、母親は最近入院中の伯母さんの病院へ行くことが多かった...。
そして、イッセー尾形と山田太一という2つの対談が収録されている。
・「『笑いの達人』楽屋ばなし」-対談-奥田英朗、イッセー尾形:
・「総ての人が〈人生の主役〉になれるわけではない」-対談-奥田英朗、山田太一:
この作品集、まずはよかったのは脱サラで会社を興した38歳の社長を描いた「おれは社長だ!」と「毎度おおきに」。社長として大事なものを学んでいるところがよかったし、これは続きが読んでみたいと思った。で、「住み込み可」はどこか実話をもとにしたサスペンス風だった。で、この「セブンティーン」は、最近読んだアンソロジー集「聖なる夜に君は」に収録されていたもので、「夏のアルバム」はずいぶん前に読んだ「あの日、君と Boys」に収録されていた。特に「夏のアルバム」は補助輪が取れて、初めて自由になる感覚ってほんとに懐かしいし、そこに自転車が乗れるように教えてくれた人や風景が浮かんでさらに想い出が増した。
ともかく、いろんな奥田英朗を楽しめる作品集でした。
cf. 奥田英朗 読破 List
- B型陳情団 (1990)
- ウランバーナの森 (1997)
- 最悪 (1999)
- 邪魔 (2001)
- 東京物語 (2001)
- イン・ザ・プール (2002)
- 延長戦に入りました (2002)
- マドンナ (2002)
- 真夜中のマーチ (2003)
- 空中ブランコ (2004)
- サウスバウンド (2005)
- ララピポ (2005)
- ガール (2006)
- 町長選挙 (2006)
- 家日和 (2007)
- オリンピックの身代金 (2008)
- 用もないのに (2009)
- 無理 (2009)
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一 (2009)
- 純平、考え直せ (2011)
- 我が家の問題 (2011)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 噂の女 (2012)
- 沈黙の町で (2013)
- 田舎でロックンロール (2014)
- ナオミとカナコ (2014)
- 我が家のヒミツ (2015)
- ヴァラエティ (2016)
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去年2015年の映画公開時、映画館に行きそびれてしまった「The Martian/オデッセイ」(2015/Cinema)。やっと観れた。
こんなあらすじ。火星での有人探査計画"Ares3"は突如発生した猛烈な砂嵐のため、計画の中止を余儀なくされるが、作業の撤収中にクルーの一員である植物学者のWatney(Matt Damon)は嵐に吹き飛ばされ、行方不明になってしまう。彼の生存の可能性は絶望視される中、残りのクルー達はWatneyの捜索を断念して火星を後にするが、Watneyは奇跡的に生き延びていた...。
火星に取り残された宇宙飛行士の必死のサバイバルと彼を助けようとするNASAや乗組員達の姿が描かれたSFアドベンチャー。監督はあのRidley Scott。まずこの映画の良さは主人公のキャラ。次のNASAによる火星探索まで4年という中、残された食料は1か月分、マイナス55度の外気温、地球との通信手段もないという絶望的な状況のもとで、不屈な闘志と開き直ったユーモアと船長が残したDisco Musicで生き延びようとする姿がいい。さらに彼を助けようとするNASA、彼を残して火星を後にしたクルー達、そして手を差し伸べる中国国家航天局などなど周囲の無私な努力とサポートがいい。このあたりの全員いい人という大性善説設定は、鉄板なアメリカ映画だったと思う。ともかく観て損はない映画だと思います。
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Sunday, December 25, 2016

年末の3連休最終日、わんこ達と朝散歩に行った後は、ひたすら大掃除。で、途中用賀に行くついでに昼飯は「翠苑」にて焼肉ランチ。いただいたのは、牛のカルビの「焼肉定食」。トロトロでイケルし、量も結構ある。これでもう少し頑張れる。ごちそうさまでした。
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もう何回観たかわかんない"Star Wars"。Episode順に全7作を観直し中の中、「Star Wars:Episode I-The Phantom Menace/スター・ウォーズ エピソード1-ファントム・メナス」(1999)、「Star Wars:Episode II-Attack of the Clones/スター・ウォーズ エピソード2-クローンの攻撃」(2002)、「Star Wars Episode III-Revenge Of The Sith/スター・ウォーズ エピソード3-シスの復讐」(2005)、「Star Wars:Episode IV-A New Hope/スター・ウォーズ エピソード4-新たなる希望」(1977)、「Star Wars:Episode V-The Empire Strikes Back/スター・ウォーズ エピソード5-帝国の逆襲」(1980)、「Star Wars:Episode VI-Return of the Jedi/スター・ウォーズ エピソード6-ジェダイの帰還」(1983)に続き、「Star Wars:The Force Awakens/スター・ウォーズ:フォースの覚醒」(2015)をひさびさに観直した。
あらためてこんなあらすじ。銀河を支配していた帝国軍が反乱同盟軍との"Endoeの戦い"に敗れてから約30年後、帝国軍の残党は新組織"First Order"となり、またもや銀河の支配を目指し、それを阻もうとする"Resistance"と激闘を繰り広げていた。First Orderの兵士StormtrooperのFN-2187(John Boyega)は、惑星Jakkuでの自軍の非人道的な虐殺に絶望する。一方、惑星Jakkuでゴミを漁りながら生きている少女Rey(Daisy Ridley)は、偶然DoroidのBB-8と出会うが、BB-8は"Resistance"の重要機密を持っていた...。
Star WarsのSageとしては EP4(1977),EP5(1980),EP6(1983)の"旧3部作"、EP1(1999),EP2(2002),EP3の"新3部作"に加えて始まった"続3部作"の第1章がこれ。2012年にWalt Disney CompanyがLucus Filmを買収し、この続3部作が生まれたんだけど、監督の大役を担ったのはGeorge Lucasの遺志を継いだJ.J.Abrams。このJJの功績は大きい。まずはCastingの妙。Han Soloを演じたHarrison Ford、Luke Skywalkerを演じたMark Hamill、Leia Organaを演じたCarrie Fisherをもう一度集め、Kylo Renを演じたAdam Driver、Reyを演じたDaisy Ridley、Finnを演じたJohn Boyegaという若手を採用し、見事にキャラのたった演出を行った。特に女性主人公であるReyの存在感は抜群だと思う。
そして、JJがこだわったのが撮影作り。異星人やDroidは極力CGを使わず特殊メイクやアニマトロニクスにより撮影され、背景もロケやセット撮影が行われている。またデジタル撮影でなく35mmフィルムによる撮影が行われた。このあたりのこだわりがいい結果につながっている。
過去のStar Wars作品へのオマージュ含めJJ監督のStar Wars愛が伝わってきたし、R2-D2が目覚めBB-8と一緒にLukeの居場所がわかる広大な地図が写し出されるシーンはもう4回目だけど泣いてしまった。
次の続3部作の第2弾である「Star Wars:Episode VIII」は2017年12月に公開されることが決まっている。これも楽しみだけど、12/16公開の「Rogue One:A Star Wars Story/ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)は素晴らしかった。もう1回観に行こう。
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Saturday, December 24, 2016


今日は大掃除と言うことでへとへとの中、駒沢SLOW FOOD CAFE SMILEの鶏コンフィー、松陰神社MERCI BAKE/メルシーベイクのガトーショコラ、レアチーズケーキをいただく。のんびりと家でMerry Christnmas。ごちそうさまでした。
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世田谷線上町駅近くの世田谷通り沿いに最近オープンした「支那そば 燈灯亭」、店主が目黒の「支那ソバ かづ屋」出身とのことで期待しながら行ってみた。いただいたのは、「特製支那そば」(980円也)のいわゆる全部のせ。豚、鶏に真昆布、瀬戸内産煮干しで出汁を取ったきれいな油膜の熱々醤油スープ。麺は歯切れのいい全粒粉ストレート麺。これに極太のシナチク、刻み葱、海苔、味玉、手作りワンタンに旨味のある叉焼。盛りつけはきれいだし、狭い店内で丁寧な一杯が作られている。和な麺が食べたくなったらココしかないし、近所にできたのがとてもうれしい。ごちそうさまでした。
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3連休なかび。とりあえず、朝の散歩で駒沢・小泉公園まで。昨日はダラダラしてしまったので、今日は大掃除をがんばる。
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先日読んだ原田マハの「カフーを待ちわびて」。そのアナザーストーリーである「花々」(宝島社文庫)もせっかくなんで、読んでみた。
こんなあらすじ。純子はつらい看護師勤務や煩わしい家族関係が嫌になり、故郷を逃げ出し、沖縄・与那喜島のダイビングショップでアルバイトをしていた。成子は巨大複合開発施設のPLなどキャリアウーマンとして生き、結果夫婦関係も破綻していた。そんな中、与那喜島に巨大リゾート開発の話が持ち上がり、純子と故郷の与那喜島に帰ってきた成子はこの島で出会った。新規事業を考えていた成子は、「おんな一人旅の宿」というテーマで奄美諸島の神秘の島々を取材する仕事を純子に提案する...。
これ、「カフーを待ちわびて」の"明青と幸"の暮らしの傍でくり広げられていたもう一つの物語。奄美諸島の神秘の島々を訪れた2人は、離島のめずらしい花々に出会い、それぞれの宿命をみつけていくというもの。2人が背負ってきた人生が丁寧に描かれるくだりが結構重いんだけど、その人生が交差するあたりは切ない。でも最後は希望がある。
純子と成子の話なんだけど、「カフーを待ちわびて」で気になっていた明青と幸のことが最後の最後に出てくる。これが思わずジワーっとくるサプライズだった。「カフーを待ちわびて」とこの「花々」、2冊ともいい話だった。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
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Friday, December 23, 2016

今日は昨日暖かさが残ってる世田谷地方。大掃除がんばろうと思っていたんだけど、なんとなく気がのらず、ダラダラ過ごす。で、お昼過ぎに、LoveとPeaceを連れて、近所を散歩。世田谷線上町、烏山川緑道、若林公園、松陰神社商店街あたりをのんびり歩く。明日はがんばろう。

しっかし、空からなにかが降りてきそうな夕焼けだった。
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もう何回観たかわかんない"Star Wars"。Episode順に全7作を観直し中の中、「Star Wars:Episode I-The Phantom Menace/スター・ウォーズ エピソード1-ファントム・メナス」(1999)、「Star Wars:Episode II-Attack of the Clones/スター・ウォーズ エピソード2-クローンの攻撃」(2002)、「Star Wars Episode III-Revenge Of The Sith/スター・ウォーズ エピソード3-シスの復讐」(2005)、「Star Wars:Episode IV-A New Hope/スター・ウォーズ エピソード4-新たなる希望」(1977)、「Star Wars:Episode V-The Empire Strikes Back/スター・ウォーズ エピソード5-帝国の逆襲」(1980)に続き、「Star Wars:Episode VI-Return of the Jedi/スター・ウォーズ エピソード6-ジェダイの帰還」(1983/Cinema)をひさしぶりに観直した。
あらためてこんなあらすじ。共和国軍のLuke(Mark Hamill)とLeia(Carrie Fisher)は、悪党Jabba the Huttからカーボン凝縮されていたHan Solo(Harrison Ford)を奪回し、帝国との決戦に備える。Yodaの最期を看取ったLukeは、帝国の最新兵器"第2 Death Star"が近くに浮かぶ森の惑星Endorに潜入し、住民Ewoks族を味方につけるのに成功する。そしてLukeは、自分が父親だと言い放った宿敵Darth Vader(David Prowse)と再会し、最後の対決に挑む...。
Luke Skywalkerの銀河をめぐる冒険を描いた旧3部作である「Original trilogy」の第3章で、最終的にSWサーガ全6章の最終章となった1983年の大ヒット作。この映画は高校生の時で新宿プラザで友達と観たはず。その1983年のOriginalとこの特別編の大きな変更点は、最後に霊体として現れるAnakin Skywalker役が、Darth Vaderの仮面を取った際に現れるSebastian ShawからEP2以降にAnakinを演じていたHayden Christensenに変わってるところ。今までこの変更点については、違和感を感じていたけど、今回Episode順に通して観ると、Hayden Christensenでも全然いいかなと思えた。また、最後の歓喜のシーンでは、惑星Nabooや首都惑星Coruscantのカットもあり、EP1からの流れをGeorge Lucasがちゃんと大事にしていることがわかる。
今回Episode順に全7作を観直すにあたって、旧3作(Original trilogy)と新3部作(Prequel trilogy)における映像技術の明確な差を心配していたけど、思ってたほど違和感無かった。むしろSkywalker家の挫折と栄光が一貫したテーマとして描かれていて、それが明確に伝わってきたのが収穫だった。
さ、新しいSequel trilogyの始まりである「Star Wars:The Force Awakens/スター・ウォーズ:フォースの覚醒」(2015)をもう一度観直そう。
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Thursday, December 22, 2016

12/22(木)の昼飯は社食で常時メニューの「醤油らーめん」(270円也)。澄んだ醤油スープに中太の縮れ麺。これに叉焼、メンマ、わかめ、葱、ナルトにトッピングした温泉玉子。普通が一番。ごちそうさまでした。
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2016年、桑田佳祐の1年の音楽活動を振り返った特別番組「桑田佳祐 2016年の軌跡 ~君への手紙~」(WOWOW)を観てみた。
6月末にSoloとして3年ぶりにCDS「ヨシ子さん」をReleaseし、11月末に「君への手紙」をReleaseした桑田佳祐。結構活発に音楽活動を行った1年だったと思う。番組ではReleaseされた曲のPV、出演したCMの様子、Studio Liveなどなど盛りだくさんな内容だった。
「愛のプレリュード」がCM曲となったJTBのハワイCM、「大河の一滴」で使われたUCC BLACK無糖のムービー、宮城県・女川町にて行われたサプライズライブから「風の詩を聴かせて」と「明日晴れるかな」と「明日へのマーチ」、60歳の誕生日を節目に自身のルーツの1つである歌謡曲を取り上げ放送された「偉大なる歌謡曲に感謝~東京の唄~」でのリハ風景、フジの情報番組に使われた「百万本の赤い薔薇」、キモかわいいヨシ子さんなど「ヨシ子さん」のPV撮影、「THE ROOTS~偉大なる歌謡曲に感謝~」から「すみだ川」と「神田川」と「東京ドドンパ娘」と「東京ナイト・クラブ」と「男はつらいよ」、ラッキーにも自分も参加できた「KUWATA KEISUKE Ultra Yoshiko Deluxe! Night」、「メンチカツ・ブルース」のStudio Live、「君への手紙 SPECIAL SHORT MOVIE」のミュージックビデオ撮影風景と内村光良が出演した「君への手紙 TV SPOT Special ver.」、広末涼子が出演した「悪戯されて」のPVに、「君への手紙」のStudio Live。ほんとに盛りだくさんな映像だった。
1年の締めくくり、12/27(火)横浜アリーナで行われる「桑田佳祐 年越しライブ2016『ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~』」はほんと楽しみです。
● On Air Set List:桑田佳祐 2016年の軌跡 ~君への手紙~ (WOWOW)
M-01. 君への手紙 (PV)
M-02. ヨシ子さん (PV)
M-03. メンチカツ・ブルース
M-04. 悪戯されて (PV)
M-05. 君への手紙
* in association with AMUSE.
* Produced by WOWOW.
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今日(もう昨日)は会社の忘年会。場所は五反田の「Bar Blast」。若手のみなさまの周到なネタに笑いまくり。今年もあとすこし。ごちそうさまでした。
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Wednesday, December 21, 2016
本屋大賞2016 第1位ということで読んでみたくなった宮下奈都の「羊と鋼の森」(文藝春秋)。世田谷中央図書館でやっと借りれた。
こんなあらすじ。北海道の山村で育った"外村"は、ピアノ調律師が調律した高校の体育館のピアノの音色に魅せられ、ピアノにもクラシック音楽にもなんの興味も無かったにもかかわらず、ピアノ調律師の道を志す。専門学校を卒業後、楽器店で良い調律師になり良い音を出すことに没頭していく...。
この小説のタイトルである「羊と鋼の森」とは、ピアノの弦を叩くハンマーに付いている羊毛を圧縮したフェルトである羊、ピアノの弦である鋼、そしてピアノの材質の木材である森のことで、ピアノ全体をさしている。ピアノの調律に魅せられた一人の青年が調律師として、人として成長していく姿が描かれているんだけど、この小説の良さはピアノに無知な自分であっても、ピアノの音が聴こえてくること。ピアノの状態だけではなく、ピアノを弾く人やその人の思いに合わせて調律されていく世界なんてまったく知らなかったし、理想を追い求めながらもコツコツと真摯に努力を続けるくだりがよかった。
しっかしこの小説に出てくる人はやたら優しい。こんなにまで優しい世界ってほんとにあるんだろうかと思いつつも、祝福に満ちた文章作りは心地よかった。
cf. 宮下奈都 読破 List
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- 羊と鋼の森 (2015)
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Tuesday, December 20, 2016

夕飯は地元桜新町でいつもの老舗定食屋「きさらぎ亭」で「鯵フライ定食」(750円也)。揚げたて熱々で肉厚でほんと美味い。ごちそうさまでした。
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偉大なRock MusicianやそのSupporterをたたえる「The Rock and Roll Hall of Fame/ロックの殿堂」。今年も「2016 ROCK AND ROLL HALL OF FAME/第31回ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム」としてWOWOWで放送されたので楽しみにして観た。
これ、今年2016/4/8、N.Y.CのBarclays Centerで行われたもの。今年はDeep Purple、Steve Miller、N.W.A、ChicagoそしてCheap Trick新たに殿堂入りを果たした。それぞれゆかりのある人々が彼らを称えるSpeechを行い、それを受けて受賞者がSpeechを行うんだけど、受賞者達は口々に妻や家族やスタッフに感謝を述べていて、これがいつも感動的。メンバーチェンジが激しかったDeep Purpleは在籍したメンバー全員をたたえ、N.W.Aの時はKendrick Lamarが「ギャングスタの意味は現実の問題を変革することだ」と彼らをたたえ、それを受けてIce Cubeが熱いSpeechで返していた。そして日本で人気に火がついたCheap Trickだけど、Queen同様日本人として誇らしいし、「夢を追いかける人生を大切にしよう」という受賞Speechが最高だった。
特によかったLiveは、亡くなったDavid Bowieに捧げられ、David Byrneの建材ぶりが嬉しかった「Fame」、円熟の「Hush」、このリフを練習しないGuitar小僧はいないと思う「Smoke On The Water」、EvergreenなMelodyの「Rock'n Me」、やたらかっこいい「The Joker」、亡くなったGlenn Freyに捧げられた「New Kid in Town」、Brass Hornと融合したRockを初めて体験したChicagoだったし、高校生の時聴きまくった"Love Me Tomorrow"がもう一度聴きたくなった「Saturday in the Park」と「25 or 6 to 4」、泣きそうになった「I Want You to Want Me」、そして2004年のROCK AND ROLL HALL OF FAMEの映像から今は亡きPrinceの雄姿が泣けてくる「While My Guitar Gently Weeps」あたり。 いやー素晴らしかった。
● On Air Set List:2016 ROCK AND ROLL HALL OF FAME
M-01. Fame/David Byrne,Kimbra and The Roots
M-02. Hush/Deep Purple
M-03. Smoke On The Water/Deep Purple
M-04. Rock'n Me/Steve Miller Band
M-05. The Joker/Steve Miller Band
M-06. New Kid in Town/Sheryl Crow and Grace Potter
M-07. Saturday in the Park/Chicago
M-08. 25 or 6 to 4/Chicago
M-09. I Want You to Want Me/Cheap Trick
M-10. Surrender/Cheap Trick
M-11. Ain't That a Shame/Cheap Trick with Guests
M-12. While My Guitar Gently Weeps/Prince,Tom Petty,Dhani Harrison and Friends
* Filmed Live at Barclays Center,Brooklin,New York on 8th April 2016.
* Executive Producer:Jann Wenner,Gary Goetzman,Tom Hanks,Joel Peresman
* Directed by Alex Coletti.
* Producer:Alex Coletti
* 2016 Rock and Roll Hall of Fame Foundation
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Monday, December 19, 2016
もう何回観たかわかんない"Star Wars"。Episode順に全7作を観直し中の中、「Star Wars:Episode I-The Phantom Menace/スター・ウォーズ エピソード1-ファントム・メナス」(1999)、「Star Wars:Episode II-Attack of the Clones/スター・ウォーズ エピソード2-クローンの攻撃」(2002)、「Star Wars Episode III-Revenge Of The Sith/スター・ウォーズ エピソード3-シスの復讐」(2005)、「Star Wars:Episode IV-A New Hope/スター・ウォーズ エピソード4-新たなる希望」(1977)に続き、「Star Wars:Episode V-The Empire Strikes Back/スター・ウォーズ エピソード5-帝国の逆襲」(1980/Cinema)をひさしぶりに観直した。
あらためてこんなあらすじ。銀河共和国にDeath Starを破壊された帝国は総力を挙げて共和国に対する反撃を開始し、氷の惑星Hothの共和国軍基地は帝国軍の総攻撃によって壊滅させられる。共和国軍のLuke(Mark Hamill)は惑星Dagobahへ飛び、Jedi騎士Yoda(Frank Oz)の元で自身の"Force"を修行することになった。一方、帝国の追っ手から逃れるうち、Han Solo(Harrison Ford)とLeia(Carrie Fisher)はお互いに好意を抱くようになるが、2人は惑星Bespinで帝国軍司令官Darth Vader(David Prowse)に捕まってしまう...。
Luke Skywalkerの銀河をめぐる冒険を描いた旧3部作である「Original trilogy」の第2章で、最終的にSWサーガ全6章の第5章となった1980年の大ヒット作。これを観たのは中学生の頃で、地元八王子の映画館で友達と観たはず。荒涼で寒々しい惑星Hothでのシーン、なかでも雪原に現れたAT-ATの登場感とそのデザイン性の高さにはほんとかっこいいと思ったもの。これ以外にもとっても美しくて鮮やかな雲の惑星Bespinの夕刻のシーンとか、Han Soloがカーボン凝縮されるシーン、そしてVaderとLukeが父と子の関係であったことが暴露されるシーンなど、改めてシリーズの中で重要かつ人気が高い作品ということがわかった。
さ、いよいよ旧3部作「Original trilogy」の最終章、「Star Wars:Episode VI-Return of the Jedi/スター・ウォーズ エピソード6-ジェダイの帰還」(1983)だ。
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ザ・クロマニヨンズ、活動開始から10年、10枚目のOriginal Album「Bimboroll」(2016/Cinema)について。
全曲mono録音されているこのAlbum、音の塊が押し寄せてくるけど、それぞれの楽器の音がくっきりと伝わってくる。ともかく彼ららしいPowerfulなRock Tuneが満載で、無駄がなく研ぎ澄まされた全曲がKiller Tuneだと思う。ヒロトがなにかのインタビューで話していたけど、いい意味で鉄板で手癖まみれで、それがBandらしさになっている。ともかく曲について。
・M-01「ペテン師ロック」:Blues Harpが響くLead Track。これはかっこいい。
・M-02「マキシマム」:重めのRhythmからサビへの展開がいい。マーシー作。
・M-03「ピート」:RockのBeatに取りつかれた少年がそのまま大人になった曲。♪おお マイ・ジェネレーション♪、The WhoばりのGuitarがたまらない。
・M-04「おれ今日バイク」:♪おとなになるのは 大変そうだな♪、そのままガキの頃の会話のまんま。
・M-05「デトマソパンテーラを見た」:ただデ・トマソ・パンテーラを見たというワクワクした情景が浮かんでくる。マーシー作。
・M-06「ナイアガラ」:ブルハ時代のUSツアーで驚愕したナイアガラの滝を思い出したというマーシー作の1曲。
・M-07「もれている」:キヨシローが歌った原発のことが浮かんだ。しっかし間奏のBlues Harpがいい。マーシー作。
・M-08「誰がために」:マーシーのリフとカッティング、そしてヒロトのドロドロしたVocal...Blues Tune。
・M-09「モーリー・モーリー」:鉄板の8ビートとタイトなDrumsが最高。
・M-10「焼芋」:寒い日の夕方、ガキの頃、昭和な頃、情景が浮かび泣きそうになる。マーシー作。
・M-11「光線銃」:これもどこか古くさいけど、ひっかかる。こういう忘れていたことを思い出させてくれるのもヒロトのおかげ。
・M-12「大体そう」:♪たいていの日は 特に何もない 大体そうだ それでいいのだ♪。ホントそうだと思う。マーシー作。
ヒロトとマーシーと出会って、もう30年になる。ザ・クロマニヨンズになってからはちょっと彼らのRock'n Rollに遠ざかっていたけど、このAlbumをまた聴けてほんと幸せだった。
● Bimboroll/ザ・クロマニヨンズ (2016/Album)
M-01. ペテン師ロック
M-02. マキシマム
M-03. ピート
M-04. おれ今日バイク
M-05. デトマソパンテーラを見た
M-06. ナイアガラ
M-07. もれている
M-08. 誰がために
M-09. モーリー・モーリー
M-10. 焼芋
M-11. 光線銃
M-12. 大体そう
* The Cro-Mangnons:Hiroto Kohmoto(Vo.),Masatoshi Mashima(G.),Masaru Kobayashi(B.),Katsuji Kirita(Dr.)
* Produced by The Cro-Mangnons,Satoru Kawaguchi.
* Recorded & Mixed by Satoru Kawaguchi.
* Recorded at Atomic Boogie Studio.
* Mixed at Studio Mech,Casbah Sound Studio.
* Mastered by Toru Kotetsu at Jvckenwood Creative Media.
* BVCL-747 2016 Ariola Japan,Sony Music Labels Inc.
cf. ザ・クロマニヨンズ My CD/DVD List
- Bimboroll (2016/Album)
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Sunday, December 18, 2016

12/18(日)、鶴の湯からの帰り道、冷えたビールが飲みたくて松陰神社商店街にある「虎昌」へ。ここは2回目。いただいたのは玉子やがんもといったおでん。汁がしめていてとってもおいしいんだけど、後でこのおでんが同じ松陰神社にあるおでんねたの有名店「おがわ屋」のものだった。「鶴の湯はぬるいし、汚いんでいまいちだ」とか「小型犬で静かだったらわんこもOKだよ」とか店主といろいろ話ができて楽しかった。また絶対行きます。ごちそうさまでした。
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ちょっと腰が重いし、寒かったのでひさびさに松陰神社の「鶴の湯」へ。40度オーバーの熱い湯、気泡マッサージ、蜂蜜香り湯が気持ちいい。しっかし浴場の富士山の絵ははがれ、天井も崩れそうだけど、この昭和なレトロ感がたまらない。来週もがんばろう。

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昼飯はひさびさに用賀の「喫茶ミナト」。お年寄りのおじいさんがひとりでやっている超昭和レトロなお店でいただいたのは「オムライス」(650円也)。トマトと鶏肉と玉ねぎのケチャップご飯は胡椒が効いているし、量多めの玉子と一緒に食べると、ほんと懐かしい味。追加した「焼きそば」も家で作った焼きそばのようなベタベタ感がいい。ユーミンも御用達とのことで、彼女のサインや写真が普通に飾ってある。ごちそうさまでした。



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Liveの帰り道、たまに行ってる桜新町の「麺処 さとう」で「豊魚鶏だし 塩ラーメン」(770円也)。利尻昆布、煮干し、鯵、鰹、帆立といった魚介や椎茸の乾物から取った出汁に数種類調合された塩ダレに鶏と魚介というスープ。複雑だけど黄金色にとても澄んでるしあっさり。麺はストレートな細麺で、これに柚子の皮、白髪ねぎ、メンマ、ホウレン草に肩ロースのレアなチャーシュー。丁寧な麺作りが伝わってくる。ごちそうさまでした。
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昨夜は、佐藤タイジ(from Theatre Brook) x シュガー吉永(from Buffalo Daughter)@桜新町NEIGHBOR。2人がアコギ歌うということで、楽しみにしていた。



まずは、シュガー吉永がNew Wave中心に歌う。1曲目はDEVO版の「(I Can't Get No)Satisfaction」。その後は自身のBandであるBuffalo Daughterの曲。アコギをかき鳴らしながら、歌ってた。いい声だし、迫力あった。特に「California Blues」という曲がよかった。インディーズ感満載。

ちょっと休憩をはさみ、佐藤タイジがSatgeに。1曲目は亡くなったLeon Russellのカバー、その後はTheatre Brook中心の選曲。「ドレッドライダー」「心臓の目覚める時」「世界の終わり」とかに「ありったけの愛」など。途中のMCは、ちょっとシャイな客にレスポンスを求めたり、中津川のSOLAR BUDOKANがらみで東京オリンピックに向けて太陽光の再生エネルギーで競技をやりたいって話、のどの調子が悪い話、伝説のめんたいロッカー山善の話、近所に住んでる話、どれも面白かった。


最後は2人で共演。PrinceのCoverで「Cream」、さっきも演奏されたBuffalo Daughterの「California Blues」はさらにBluzyに、そしてもう一度Princeの「Purple Rain」。いやーかっこよかった。
特に初期のTheatre Brookは大好きだったんで、至近距離1.5mもない状況で聴けて、何回も鳥肌が立った。で、Live終了後、外でタバコ吸ってたタイジにお願いして、持ってきたTheatre Brookの1st Album「CALM DOWN」にサインしてもらった。いやー、いい1日だった。

cf. Buffalo Daughter・シュガー吉永 Live List
- 2016.12.17 佐藤タイジ x シュガー吉永 at 桜新町NEIGHBOR
cf. Theatre Brook・佐藤タイジ Live List
- 1996.06.09 サタデーナイトR&Rショウ at 日比谷野外音楽堂
- 2010.08.08 Rock In Japan Fes.2010 at 国営ひたち海浜公園
- 2016.12.17 佐藤タイジ x シュガー吉永 at 桜新町NEIGHBOR



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Saturday, December 17, 2016


Rogue Oneを観てから昼飯は、ひさびさに「麺屋 みちしるべ」。いただいたのは、「新まぜそば」(800円也)。桜海老、おろしにんにく(少なめ)、生卵、モヤシ、チーズ、明太子マヨ、豚バラチャーシュー、メンマ、鰹節、刻み葱などの具材とぶっ太いストレート極太麺を、底に溜まる魚介系豚骨の濃厚スープをぐちゃぐちゃに混ぜる。充分混ぜた後、食すとこれは美味い。硬めの極太麺にタレと具材が絡み合い、なんとも言えない美味しさと食感を楽しめる。ただ、Rogue Oneの鑑賞にしたりすぎて、あんまり味がわからない。ごちそうさまでした。
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昨日12/16(金)から世界同時公開された「Rogue One:A Star Wars Story/ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016/Cinema)。109シネマズ二子玉川で早速観てきた。
まだネタバレは書きたくないので、ただ公式ページから転記。
物語の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の少し前。銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器<デス・スター>。無法者たちによる反乱軍の極秘チーム<ロ―グ・ワン>に加わった女戦士ジン・アーソは、様々な葛藤を抱えながら不可能なミッションに立ち向かう。その運命のカギは、天才科学者であり、何年も行方不明になっている彼女の父に隠されていた...。
ともかくEP4の10分前までの話ということで、どんな風につながるのかが楽しみだった。ともかく3D眼鏡が曇るほど涙が出ました。また絶対観に行きます。



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Friday, December 16, 2016
「村上海賊の娘」以来ひさびさの和田竜さん。三茶Tsutayaで買って読んでみた「忍びの国」(新潮文庫)について。
こんなあらすじ。戦国時代、1578年と1581年の"天正伊賀の乱"が舞台。伊賀一の忍びと呼ばれている"無門"は、無類の怠け者で、伊勢と侍の戦いには興味はなく、女房の"お国"に稼ぎの少なさを責められる毎日だった。そんな中、伊賀攻略を狙っていた織田信長の次男"信雄"(のぶかつ)と"百地三太夫率"いる伊賀忍び軍団の壮絶な戦の火蓋が切って落とされた...。
これ、卑怯と言われることが褒め言葉という伊賀忍者の物語。金のために動く伊賀忍者が、狡猾な策を練って思い通りに相手を行動させる忍術が面白いし、それが武士と戦う中で、世の倫理観や価値観がまったく異なることが面白い。で、この小説の良さは出てくる人物たちのキャラ。伊賀一の忍び"無門"、伊賀者の人情に絶望し信雄に伊賀攻めを進言した"下山平兵衛"、土遁の名手"木猿"に、のちの石川五右衛門となる"文吾"といった伊賀方に、弓の名手で偉丈夫の"日置大膳"、かつて伊賀の忍びだった"柘植三郎左衛門"といった織田方。彼らが精神的にも肉体的にも戦うくだりがたまらなかった。
来年2017年の夏に映画化されるとのことだけど、ちょっと観たくなった。
cf. 和田竜 読破 List
- 忍びの国 (2008)
- 村上海賊の娘 (2013)
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Thursday, December 15, 2016


キリンファイアからコンビニ限定で「スター・ウォーズデザイン キャップ&フィギュア付き キリンファイアエクストリームブレンド」が発売されたんで、全6種類を地味にコンプリート。R2-D2、Yoda、C-3PO、Boba Fett、Darth VaderにStormtrooper...ちょっとうれしい。
ともかく、この週末公開の「Rogue One:A Star Wars Story/ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が楽しみでしょうがない。

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2016/8/12(金)から13(土)、今年も北海道石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージにて開催された「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」。このRSR2016の模様がSpace Shower TVで放送されたので、今年もやっぱり観てみた。
このRISINGはともかく出演者が凄い。J-Rockシーンの旬なBand、なくてはならないBandに加え、今回も八代亜紀、松山千春らがStageに上がり、若者からおっさんまでを受け入れる度量の広さがいい。RIJFでのアイドル重視よりは全然いい。そして豊かな自然に囲まれた広大な場所というロケーションがいいし、風や雨や太陽を感じられることがないよりいい。朝陽を受けながらBRAHMANを観るなんて、ほんと究極に幸せなんだと思う。
ともかく、気になったStageを書いてみる。
・ONE OK ROCK:広大な北海道の対地によく合う。
・indigo la End:美しいリフが幻想的に繰り返される。
・BABYMETAL:Risingもかよ!認めたくないけどスゲー。
・Cocco:曲の良さと歌の上手さ。
・ハナレグミ:北海道の大地で聴きたい。
・エレファントカシマシ:抜群の存在感。
・電気グルーヴ:KenkenのBaseがFeaturingされた名コラボ。
・HEY-SMITH:この夏聴きまくったけど、ともかく熱いLiveだった。
・サンボマスター:最近ご無沙汰だけど、やっぱりいい。
・KEMURI:スカパンクの雄といえばやっぱりKEMURIだと思う。
・八代亜紀:沁みるBlues。
・FRIDAY NIGHT SESSION:真心中心に菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、トータス松本、ハナレグミ、奥野真哉らが参加している。スゲーメンツでFolk。
・TRICERATOPS:不変のPower Pop。
・布袋寅泰:布袋が出れば、そりゃー盛り上がる。
・水曜日のカンパネラ:緩やかなFlowが気持ちいい。
・湘南乃風:タオルと砂埃でStageが見えない。
・大黒摩季:変わらないの歌の伸びがいい。
・東京スカパラダイスオーケストラ:物凄い砂埃の中でみんなが踊っている。
・the pillows:Risingの常連。
・スチャダラパー:このFlow、まさにOur Anthem。
・筋肉少女帯:不変の異物感。
・ROTTENGRAFFTY:重低音とPopなMelody Line。まさに旬。
・MANNISH BOYS:2Pieceとは思えない音の厚さと彩。
・松山千春:存在感、凄すぎる。
・UA:彼女の歌声って昔から大好きだった。
・04 Limited Sazabys:この曲、何回も聴いてきて、だんだん好きになってきた。
・ROOTS66:宴会部長 増子直純の~よりぬき ROOTS66 in EZO~によるカバー。同世代なんでどの選曲もツボ。
・ゲスの極み乙女。:素直にこれからもいい音楽を作り続けてほしい。
・SiM:Hardcoreもいいっと思わせてくれる。
・GRAPEVINE:田中和将のHi-tone Voiceはやっぱりいい。
・BRAHMAN:山口洋(HEATWAVE)と中川敬(SOUL FLOWER UNION)が参加した「満月の夕」、ほんとに感動した。そして朝陽が上がるまでBRAHMANの音を聴き、そして朝陽を迎える。最高な時間だと思う。
RSRはフジロックに続き、人生において死ぬまでに一度は行ってみたいFes.です。
● On Air Set List:RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO (Space Shower TV)
=DAY-1=
M-01. Cry out/ONE OK ROCK
M-02. Mighty Long Fall/ONE OK ROCK
M-03. 渚にて幻(long ver.)/indigo la End
M-04. Catch me if you can/BABYMETAL
M-05. Road of Resistance/BABYMETAL
M-06. Changes/Base Ball Bear
M-07. 樹海の糸/Cocco
M-08. 深呼吸/ハナレグミ
M-09. 夢を追う旅人/エレファントカシマシ
M-10. 富士山(w/ Kenken)/電気グルーヴ
M-11. 2nd Youth/HEY-SMITH
M-12. 愛してる愛して欲しい/サンボマスター
M-13. サラバ アタエラレン/KEMURI
M-14. 舟唄/八代亜紀
M-15. 空にまいあがれ/FRIDAY NIGHT SESSION
M-16. Shout!/TRICERATOPS
M-17. Soup/藤原さくら
M-18. バンビーナ/布袋寅泰
=DAY-2=
M-01. ユニコ/水曜日のカンパネラ
M-02. 睡蓮花/湘南乃風
M-03. ら・ら・ら/大黒摩季
M-04. 起死回生/和楽器バンド
M-05. スキャラバン/東京スカパラダイスオーケストラ
M-06. 太陽とビキニ/RIP SLYME
M-07. LAST DINOSAUR/the pillows
M-08. 絶対彼女/大森靖子
M-09. Million Crossroads Rock/THE COLLECTORS
M-10. 今夜はブギー・バック/スチャダラパー
M-11. イワンのばか/筋肉少女帯
M-12. なまはげ/人間椅子
M-13. THIS WORLD/ROTTENGRAFFTY
M-14. GO!GO!Cherry Boy!/MANNISH BOYS
M-15. 長い夜/松山千春
M-16. AUWA/UA
M-17. swim/04 Limited Sazabys
M-18. 銃爪(世良公則&ツイスト '78)/ROOTS66(増子直純xトータス松本x田島貴男)
M-19. ロックンロール・ウィドウ(山口百恵 '80)/ROOTS66(渡辺美里x斉藤和義)
M-20. リンダリンダ(THE BLUE HEARTS '87)/ROOTS66(スガシカオx伊藤ふみお)
M-21. 氷の世界(井上陽水 '73)/ROOTS66(大槻ケンヂx八熊慎一)
M-22. Changes(David Bowie '71)/ROOTS66(中川敬x田島貴男)
M-23. 勝手にしやがれ(沢田研二 '77)/ROOTS66
M-24. YOUNG MAN(西城秀樹 '79)/ROOTS66
M-25. 北酒場(細川たかし '82)/ROOTS66
M-26. ドレスを脱げ/ゲスの極み乙女。
M-27. ANTHEM/SiM
M-28. LET・IT・DIE/アルカラ
M-29. インフェルノ/9mm Parabellum Bullet
M-30. CORE/GRAPEVINE
M-31. AND AGAIN/THE BLUE HERB
M-32. KAMUY-PIRMA/BRAHMAN
M-33. 満月の夕/BRAHMAN
M-34. 賽の河原/BRAHMAN
M-35. SPECULATION/BRAHMAN
M-36. FAR FROM…/BRAHMAN
M-37. A WHITE DEEP MORNING/BRAHMAN
M-38. ANSWER FOR…/BRAHMAN
M-39. 警醒/BRAHMAN
M-40. 鼎の問/BRAHMAN
M-41. 散文とブルース/BRAHMAN
M-42. THE ONLY WAY/BRAHMAN
* Filmed at Ishikariwan Shinko Tanrugawa Futoyoko Yagaitokusetsu Stage,Hokkaido on August 12th,13th 2016.
* 2016 SPACE SHOWER NETWORKS INC.
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Wednesday, December 14, 2016
もう何回観たかわかんない"Star Wars"。Episode順に全7作を観直し中の中、「Star Wars:Episode I-The Phantom Menace/スター・ウォーズ エピソード1-ファントム・メナス」(1999)、「Star Wars:Episode II-Attack of the Clones/スター・ウォーズ エピソード2-クローンの攻撃」(2002)、「Star Wars Episode III-Revenge Of The Sith/スター・ウォーズ エピソード3-シスの復讐」(2005)に続き、「Star Wars:Episode IV-A New Hope/スター・ウォーズ エピソード4-新たなる希望」(1977/Cinema)をひさしぶりに観直した。
あらためてこんなあらすじ。皇帝率いる悪の帝国は、銀河共和国を壊滅させる最終段階に来ていた。帝国軍司令官Darth Vader(David Prowse)に捕まった共和国軍のLeia姫(Carrie Fisher)からメッセージを預かったC-3PO(Anthony Daniels)とR2-D2(Kenny Baker)は、惑星Tatooineで青年Luke(Mark Hamill)と出会う。R2-D2のメッセージによりLukeは、かつてのJedi騎士Obi-Wan Kenobi(Alec Guinness)と出会い反乱軍の戦いに加わることを決意する...。
Luke Skywalkerの銀河をめぐる冒険を描いた旧3部作である「Original trilogy」の第1章で、最終的にSWサーガ全6章の第4章となった1977年の大ヒット作。この映画を初めて観たのは、自分が小学生だった頃、親父と一緒に八王子の映画館だった。最初のStar Destroyerの登場シーンで度肝を抜かれ、その後は最後まで夢中で観たものだった。たくさんの異形キャラクターにビークルが出てくるだけで楽しいし、古典神話をベースにしたシナリオと40年近く経っても色あせないクォリティに、こんなおっさんになっても夢中になっている。映画の歴史を変えたと言われる作品だけど、自分の人生も変えてくれたと思う。ともかく自分の中で一番大事な映画なんだと思う。
さ、続いて旧3部作「Original trilogy」から、「Star Wars:Episode V-The Empire Strikes Back/スター・ウォーズ エピソード5-帝国の逆襲」(1980)だ。
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ROYCEチョコとともに届いた義理の妹Khrちゃんから北海道お土産。「札幌みその」と「札幌らーめん 吉山商店」と「札幌らーめん そら」の箱入り生ラーメンが3種、いずれも味噌ラーメン。
「札幌みその」は今年の東京ラーメンショー2016でいただいた1杯、そしてすすきに本店のある「札幌らーめん 吉山商店」や「札幌らーめん そら」は食べたことない。半熟玉子を作って一緒に食べたりしたけど、なかなかおいしかった。ありがとうございます。ごちそうさまでした。
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この2016年、6月末にSoloとして3年ぶりにCDS「ヨシ子さん」をReleaseし、11月末に「君への手紙」をReleaseした桑田佳祐。そんな中、NHKで放送された「SONGS 桑田佳祐~新境地!落語で誘う桑田ワールド~」について。
今回の「SONGS」では、桑田佳祐が"波乗亭米祐(なみのりていべいすけ)"として登場し、創作落語を行うもの。「あなたへの手紙」と題した創作落語で、曲にまつわる小噺を披露していた。身のこなし、表情、アドリブ含めしっかしうまいです、桑田さんの落語。
その落語の間にCDS「君への手紙」に収録された4曲が演奏された。桑田鉄板の「あなたの夢を見ています」、ド昭和歌謡の「悪戯されて」、語感が面白い「メンチカツ・ブルース」、今度カラオケで歌ってみたい「君への手紙」...どの曲も甲乙つけがたい。
12/27(火)、横浜アリーナで行われる「桑田佳祐 年越しライブ2016『ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~』」は無事にチケット入手。楽しみです。
● On Air Set List:SONGS 桑田佳祐~新境地!落語で誘う桑田ワールド~」(NHK)
M-01. あなたの夢を見ています
M-02. 悪戯されて
M-03. メンチカツ・ブルース
M-04. 君への手紙
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Tuesday, December 13, 2016
結構読んでいる原田マハ。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「カフーを待ちわびて」(宝島社文庫)について。
こんなあらすじ。沖縄の離島・与那喜島で雑貨店を営みながら、のんびりと暮らす"友寄明青"の元に"幸"という見覚えのない名前の差出人の手紙が届く。明青が数カ月前、旅先の神社でほんの遊び心で「嫁に来ないか」と書いた絵馬を見て、幸は「その言葉が本当なら私をお嫁さんにして下さい」と手紙で伝えてきたのだった。やがて明青の元に幸と名乗る女性が現れる...。
主人公"明青"の不器用で煮え切らない態度にやきもきしながらも、相手を想う優しい気持ちにほのぼのしたし、海の青さやにおいが感じられる沖縄の豊かな自然、神への信仰、沖縄言葉にゆったりした時の流れを感じられた。この後、明青と幸と愛犬カフーは再会できたのか? 俊一のリゾート開発計画は成功するのか? 移住した村民がどうなったのか? などなどが気になるんだけど、ともかく気持ちのいい読後感だった。スピンオフ作品「花々」もぜひ読んでみたい。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
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前夜の飲みで二日酔いの中、朝飯はいつもの「おにやんま」で、「温 肉うどん」(530円也)。卓上の揚げかすをかけてイッキにいただく。コシのあるうどん、すんだ優しい汁に、肉の旨味がたまらない。立ち食いとは思えない素晴らしさ。ともかく胃に入れることで一日ふんばれる。ごちそうさまでした。
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もう何回観たかわかんない"Star Wars"。Episode順に全7作を観直し中の中、「Star Wars:Episode I-The Phantom Menace/スター・ウォーズ エピソード1-ファントム・メナス」(1999)、「Star Wars:Episode II-Attack of the Clones/スター・ウォーズ エピソード2-クローンの攻撃」(2002)に続き、「Star Wars Episode III-Revenge Of The Sith/スター・ウォーズ エピソード3-シスの復讐」(2005/Cinema)を見直した(5回目)。
あらためてこんなあらすじ。全銀河を巻き込んだ、共和国と分離主義者によるクローン大戦の勃発から3年後が経った。共和国のPalpatine最高議長(Ian McDiarmid)が分離主義者のDooku伯爵(Christopher Lee)に誘拐されたが、Jedi騎士Obi-Wan Kenobi(Ewan McGregor)と弟子Anakin(Hayden Christensen)が無事に解決した。ようやくJedi騎士として認められたAnakinだが、実はJediと対立するSithのDarth SidiousであるPalpatineは、その人間離れした力を私利私欲に使うことを禁じたJediの理力"Force"の暗黒面=Dark Sideに、Anakinを誘い込む。その頃Anakinと結婚していた妻Padmé(Natalie Portman)はAnakinの子供である双子を身ごもっていた...。
Sithの暗黒卿Darth Vader誕生の秘密が明かされる新3部作「Prequel trilogy」の完結編。この新3部作が我々が知っている旧3部作にどうつながるか、Anakinがどう変化していくかを中心に壮大な抒情詩として描かれている。傷ついたAnakinが手術台に乗り、Anakinの頭にあのVaderのマスクが被られるシーンと、Lastの惑星Tatooineの砂漠に2つの夕日が沈むシーンを観て、6作が1つにつながり、もうこれ以上新しいStar Warsは観れないと寂しく思ったものだった。それにしても惑星MustafarでのObi-WanとAnakinの壮絶な決闘シーンは映画史に残る名映像だったと思う。
さ、続いて旧3部作である「Original trilogy」を観直そう。まずは「Star Wars:Episode IV?A New Hope/スター・ウォーズ エピソード4-新たなる希望」(1977)だ。
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今日は(もう昨日だけど)、ひさしぶりに五反田の「刀削麺 西安飯荘」へ。メンツは今の部署関連ということでお隣の部とかで忘年会的な飲み会。日頃、顔は知ってるけどほとんど話したことがないメンツも多く、やっぱり気になってた。でもこうやって話すと面白い。やっぱり、Offでつながるって大事だと思う。ごちそうさまでした。
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Monday, December 12, 2016
ちょっと古いけど「rockin'on 12 December 2016」、気になった記事について。
●MODERN POP INVENTION/2000年代以降究極のモダン・ポップ100曲:
2000年代以降のPOP SONGが使い捨てられない幸福な時代...確かにPop Musicの現代史って言われてみると面白い。この100曲、洋楽をそんなに聴かなくなっても知ってるというか体になじんでる曲もたくさんある。Eminemの"The Real Slim Shady"、U2の"Vertigo"、Kanye Westの"Famous(feat. Rihanna & Swizz Beatz)"、Pharrell Williamsの"Happy"、Franz Ferdinandの"Take Me Out"、Daft Punkの"One More Time"、My Chemical Romaceの"Welcome To The Black Parade"、Coldplayの"Clocks"、New Orderの"Crystal"、Gorilazの"Clint Eastwood"、Tahiti80の"Heartbeat"などなど。新鮮な企画だった。
これ以外の記事では、The Rolling Stones New Album "Blue & Lonesome"、Metallica New Album "Hardwired...To Self-Destruct"、The Classic Rock Awards 2016(Jimmy Pageが出たけどGuitarをまったく弾かず、大ブーイングだったらしい...)、Peter Doherty New Album "Hamburg Demonstrations"、Green Day New Album "Revolution Radio"(ヘビロテ中)、Liam Gallagherインタビュー("Oasis:Supersonic"は絶対映画館で観よう)、Queen Live at Nippon Budokan、Sting New Album "57th & 9th"、Laurie Andersonインタビュー(Lou ReedのBoxsetについて語ってる。ちょっとマジ泣けた)、Morrissey Live at Bunkamura Orchard Hallなど。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・57th & 9th/Sting (Album)
・Hardwired...To Self-Destruct/Metallica (Album)
・Habana Moon/The Rolling Stones (DVD)
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Sunday, December 11, 2016

ドッグランで遊んでから、駒沢公園通りの鉄板Cafeの「Bowery Kitchen」で休憩しつつ読書。今、読んでるのは、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」。ピアノ調律師の話。


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午後はLoveとPeaceをチャリにのせて、本日2度目の駒沢公園。行ったのはひさしぶりの駒沢ドッグラン。Loveのヒート前からなので、2カ月ぶりくらいか。最初Loveはちょっとおっかなびっくりだったけど、途中から絶好調で走りまくってた。で、Peaceは不安げに歩いたり、優しそうなわんこや人のところに寄って行ったり。しっかし天気がよくて気持ちよかった。











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昨日の焼肉食い過ぎを反省し、朝から駒沢公園でランニング。その前に、公園前のパン屋「glouton/グルートン」で朝めし。茄子カレーパンとコロッケドッグを公園ベンチでいただいたけど、やっぱりうんまい。ごちそうさまでした。


その後はランニングコースを3周ほど走ったり、歩いたり。BGMはくるり。「ワンダーフォーゲル」と「ロックンロール」が流れると、速度もあがる。いい汗かいた。
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夕飯は馬事公苑に最近突如オープンした「牛角ビュッフェ」へ。ここ、牛角の新業態とのことで、"【プレミアムコース】黒毛和牛・特選赤身肉が食べ放題"を選ぶ。100分の時間制限の中で家人とやっつけたのは、「スタミナ牛ハラミx1」「牛レバーx1」「黒毛すき焼きx2」「黒毛和牛焼きしゃぶx2」「黒毛和牛カルビx4」「熟成厚切りカルビx1」「上カルビステーキx1」「上ロースステーキx1」「特選赤身ミスジx1」「キムチx3」「ナムル盛り合わせx1」「ニラチヂミx1」「塩キャベツx1」「塩だれ叩きキュウリx1」「鰹のたたきユッケx1」「韓国のりx1」「桜ユッケx1」「ジューシーソーセージx1」「肉寿司x1」「冷麺x1」「シューアイスチョコx1」「牛角アイスx1」にビール、芋焼酎、赤ワイン、アイスココアに白ごはん...胃ぶくろ張り裂けそうです。ごちそうさまでした。


















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Saturday, December 10, 2016

地味に参加してた東急のスタンプラリー「Disney CRYSTAL MAGIC スタンプラリー」。スター・ウォーズのスタンプが設置されていた駅は、三軒茶屋駅、下高井戸駅、蒲田駅、旗の台駅、池上駅の5駅。コンプリートして、ちょっと満足...。
















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ひっさびさに桜新町の「東京にぼし麺 大八車」へ。いただいたのは、「中濃にぼし麺」(780円也)。濃厚で粘りも強くドロっとした煮干たっぷりの魚介と鶏と豚骨のトリプルスープに、麺はライ麦使用というコシのある中太麺。これに、脂多めでローストポークのような半レア加減の叉焼に、玉葱、刻み葱にカイワレに海苔。以前食べた時は、玉葱はなく、柚子が添えられてた。ちゃんと変化し、進化しているだな。ごちそうさまでした。
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Friday, December 09, 2016

奥田英朗、角田光代、大崎善生などなど結構好きな作家が書いているので、世田谷中央図書館で借りて読んでみた「聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一」(角川文庫)について。
これ、クリスマスをテーマにしたアンソロジー。それぞれこんなあらすじ。
・「セブンティーン/奥田英朗」:
クリスマスイブにボーイフレンドとの外泊を画策しているらしき高校生の娘を持つ母親。自分が若いころを思い出し、娘に注意するかだまされたふりをするかと気持ちが揺れる...。
・「クラスメイト/角田光代」:
夫の浮気がわかり、ようやく気持の整理をつけ離婚に応じることにした妻は、その代わりに夫にラブレターを書いてくれることを求める。そしてクリスマスイブに2人は会い、妻はサインした離婚届を渡し、タブレターを受け取る...。
・「私が私であるための/大崎善生」:
好きなときにマンションを訪ねてくる不倫相手との関係に耐えられなくなり、北へ向かう夜行列車に乗る。そこで、クリスマスイブまでの命と言われた男と会う...。
・「雪の夜に帰る/島本理生」:
最近倦怠期気味な遠距離恋愛中の彼女。職場で好意を持ってくれる先輩から食事に誘われる。揺れる気持ちの中、それでもクリスマスイブには彼の元へ向かう...。
・「ふたりのルール/盛田隆二」:
同期に好意を寄せられながらも離れられない花織。やっと会えることになってクリスマスイブ、マンションで嬉々と食事の準備を済ませたものの、緊急の仕事が入り彼はなかなか来てくれない...。
・「ハッピー・クリスマス、ヨーコ/蓮見圭一」:
夫婦喧嘩したんだけど、近所の子供にその妻とのなれ初めについて話し出す...。
これ、そろそろ12月だから読んでみようかと思って借りた1冊。クリスマスにまつわる短編なので、きっと甘い話ばかりかと思ってたんだけど、意外とほろ苦い話が多かった。奥田英朗さんはここまで母親の気持ちをうまく描けるかと感心したし、角田光代のはいまさらだけどひっかかる元妻を切なく描いているし、大崎善生は例のシベリア鉄道にまで発展しそうな物語だったしと、この3人はそれぞれいい味を出してた。で、今回初めて読んだ3人だけど、まず島本理生は仕事に疲れ、離れた彼とも微妙な状況を乗り越えていく話だし、盛田隆二はあんまり好きじゃない不倫ものだけど、この2人はどこか応援したくなったし、最後の蓮見圭一はなんかよかった。
特に「ハッピー・クリスマス、ヨーコ」に出てくるこの言葉、
~お姉さんは想像していたよりも小柄で、とてもスリムだった。正直いって、おれは痩せている女はあまり好きじゃない。かといって太っている女が好きなわけでもないんだ。じゃあ、中間がいいのかっていうと、それも少し違う。難しいことをいうようだけれど、ほっそりしていて、ふっくらとした人が好きなんだよ。~
って言葉、なんかわかる。
正直、短編って作家の力の差が出てしまうものだけど、自分的にはありな短編集でした...。
cf. 奥田英朗 読破 List
- B型陳情団 (1990)
- ウランバーナの森 (1997)
- 最悪 (1999)
- 邪魔 (2001)
- 東京物語 (2001)
- イン・ザ・プール (2002)
- 延長戦に入りました (2002)
- マドンナ (2002)
- 真夜中のマーチ (2003)
- 空中ブランコ (2004)
- サウスバウンド (2005)
- ララピポ (2005)
- ガール (2006)
- 町長選挙 (2006)
- 家日和 (2007)
- オリンピックの身代金 (2008)
- 用もないのに (2009)
- 無理 (2009)
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一 (2009)
- 純平、考え直せ (2011)
- 我が家の問題 (2011)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 噂の女 (2012)
- 沈黙の町で (2013)
- 田舎でロックンロール (2014)
- ナオミとカナコ (2014)
- 我が家のヒミツ (2015)
cf. 角田光代 読破 List
- ちいさな幸福 All Small Things (2004)
- ぼくとネモ号と彼女たち (2006)
- 八日目の蝉 (2007)
- ロック母 (2007)
- 三面記事小説 (2007)
- 森に眠る魚 (2008)
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一 (2009)
- 紙の月 (2012)
cf. 大崎善生 読破 List
- 聖の青春 (2000)
- 将棋の子 (2001)
- パイロットフィッシュ (2001)
- アジアンタムブルー (2002)
- 九月の四分の一 (2003)
- ドナウよ、静かに流れよ (2003)
- ロックンロール (2003)
- 孤独か、それに等しいもの (2004)
- 別れの後の静かな午後 (2004)
- ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶 (2005)
- 優しい子よ (2006)
- タペストリーホワイト (2006)
- 傘の自由化は可能か (2006)
- スワンソング (2007)
- ディスカスの飼い方 (2009)
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一 (2009)
- 存在という名のダンス (2010)
- Railway Stories (2010)
- ランプコントロール (2010)
- ユーラシアの双子 (2010)
- 西の果てまで、シベリア鉄道で -ユーラシア大陸横断旅行記 (2012)
- エンプティスター (2012)
- 赦す人 (2012)
- 孤独の森 <「存在という名のダンス」改題> (2012)
- ロストデイズ (2015)
cf. 島本理生 読破 List
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一 (2009)
cf. 盛田隆二 読破 List
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一 (2009)
cf. 蓮見圭一 読破 List
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一 (2009)
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Thursday, December 08, 2016


蒲田で所用を済ませてから会社の後輩に教えてもらった「らーめん潤」へ。ここ、新潟の燕三条背脂チャッチャ系ということで、いただいたのは「中華そば」(760円也)。調節できる背油は、標準の1.5倍の中油を選択。着丼をみると雪原のような佇まいで、油膜の張ったスープは煮干しが効いた醤油スープ。麺は想定外のちぢれ極太で、これに岩海苔、玉葱、刻み葱に厚めの叉焼が2枚。チャッチャ系と言ってもスープはすっきりしていて、すっきりしていた。自分の中では八王子らーめん meets 環七系という食後感。また食べたい1杯です。ごちそうさまでした。
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もう何回観たかわかんない"Star Wars"。Episode順に全7作を観直し中の中、「Star Wars:Episode I-The Phantom Menace/スター・ウォーズ エピソード1-ファントム・メナス」(1999)に続き、「Star Wars:Episode II-Attack of the Clones/スター・ウォーズ エピソード2-クローンの攻撃」(2002/Cinema)を見直した。
あらためてこんなあらすじ。暗黒勢力の画策によって数百の惑星が独立を表明し、銀河共和国は分裂の危機に陥った。共和国の元老院は、求心力を保つため軍隊を設立しようとする強硬派と惑星Nabooの元女王Padmé Amidala(Natalie Portman)を始めとする反対派に分かれて激しい議論を戦わせていた。一方、Obi-Wan Kenobi(Ewan McGregor)のもとで厳しい修業を続けるAnakin(Hayden Christensen)は、Jedi騎士として成長しつつあった。そんな中、Amidalaの暗殺計画という情報が届き、Obi-WanとAnakinが彼女の護衛を務めることになる。AnakinはAmidalaと接するうちに、Jediに禁じられたはずの恋愛感情を抱き始めるようになる...。
これ、若きJediの騎士Anakin Skywalkerの成長と変化、そして暗黒勢力拡大のきっかけとなったClone大戦が描かれた新3部作「Prequel trilogy」の第2章。母親Shmiの死やAmidalaへの止められない情愛を通じて、Anakinの暗黒面への堕落が徐々に見えてきたり、無知なJar Jar BinksによるPalpatine議長の独裁体制布石など、作品的には大きな転換となる1作。中でもフルCGで描かれたYodaによるDooku伯爵相手とのライトセイバーの大立ち回りのシーンとか、惑星GeonosisのDroid工場でR2-D2が飛ぶシーンとか、あらためて面白かった。
さ、いよいよDarth Vader誕生が描かれた「Prequel trilogy」の重要作「Star Wars Episode III-Revenge Of The Sith/スター・ウォーズ エピソード3-シスの復讐」(2005)を観直そう。
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Wednesday, December 07, 2016

今日はかつての秀和ビルにある「Tensui」(品川)でひさびさの同期会。今回は国営海営などにめったに参加しないメンツも来てて、人数多め。もう他の会社にいる同期ばっかで、昔話ばっかだけど、みんな、こうやって会えて楽しかった。またいつか。ごちそうさまでした。




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12/7(水)の昼飯は社食で「福山らーめん」(560円也)。豚と鶏と小魚の出汁での醤油ベースのスープに、中細の麺。これに大きめな肩ロースの叉焼が2枚にメンマと刻み葱。同じ広島の尾道ラーメンとの違いは、醤油色が薄めで背油入りで油膜が少なめとのこと。確かにそういう感じだった。ごちそうさまでした。
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1983年夏、新宿で行われた甲斐バンドのLive「THE BIG GIG」。あれから33年たった2016年の同日8月7日に日比谷野音で再現された。そのLiveがWOWOWで「甲斐バンド THE BIG GIG AGAIN 2016」として放送され、やっと観れた。
今回の再現Live、バンドも客もみんな歳を取ってるけど、33年前あの現在東京都庁舎がある都有5号地で過ごした少年少女の面影あって、なんか微笑ましい気持ちになった。それにしても甲斐よしひろの声って全然変わらずセクシーだと思うし、拳を突き上げるRock Concertをひさしぶりに観たと思った。
で、Liveのほうだけど、リフでアガル「ブライトン・ロック」、昭和歌謡がベースで迫力あるDrumがいい「ダイナマイトが150屯」、もう一度音源が聴きたくなった「危険な道連れ」、小学生の時初めて買ったレコードだった「テレフォン・ノイローゼ」、こんな曲あったなぁと思った「ムーンライト・プリズナー」、PopなMelody Lineの「シーズン」と「GOLD」、甲斐バンドの真骨頂なHard Boiled「ボーイッシュ・ガール」、酒が飲みたくなる名Ballad「荒野をくだって」、気持ちいMidium Tuneの「MIDNIGHT」、なんか次のカラオケで歌ってみたくなった「安奈」、ゆったりした美メロの「ナイト・ウェイブ」、ただ懐かしい「東京の一夜」、土屋公平がGuitarで参加したRock'n Rollの「SLEEPY CITY」と「胸いっぱいの愛」、中学生の時この曲にふるえた「氷のくちびる」、パーカッションの音にGuitarとDrumsが斬り込むイントロが最高な「ポップコーンをほおばって」、めちゃめちゃ好きだった「翼あるもの」、荒々しいリフがいい「漂泊者(アウトロー)」、ひさびさに聴いて鳥肌が立った甲斐バンドで一番好きな曲「きんぽうげ」、高校生の時この曲を聴きまくった「観覧車'82」、Rocckaballadの「100万$ナイト」、そしてシンガロングの楽しさを初めて知ったのがこの曲だったかもしれない「破れたハートを売り物に」。そしてすべてのアンコールが終わり、John Lennonの"Power to the People"が流れた。いつもそうだった。
このLive中継が終了後、過去のLive映像が4曲ほど放送された。そこの2004年に亡くなった大森信和の姿があった。ほんとに鳥肌がたった...。
● On Air Set List:甲斐バンド THE BIG GIG AGAIN 2016 (WOWOW)
M-01. ブライトン・ロック
M-02. ダイナマイトが150屯
M-03. 危険な道連れ
M-04. テレフォン・ノイローゼ
M-05. ムーンライト・プリズナー
M-06. シーズン
M-07. GOLD
M-08. ボーイッシュ・ガール
M-09. 荒野をくだって
M-10. MIDNIGHT
M-11. 安奈
M-12. ナイト・ウェイブ
M-13. 東京の一夜
M-14. SLEEPY CITY
M-15. 胸いっぱいの愛
M-16. 氷のくちびる
M-17. ポップコーンをほおばって
M-18. 翼あるもの
M-19. 漂泊者(アウトロー)
M-20. きんぽうげ
M-21. 観覧車'82
M-22. 100万$ナイト
M-23. 破れたハートを売り物に
* Filmed Live at Hibiya Yagai Ongakudo,Tokyo on 7th Aug.2016
* Produced by WOWOW.
M-01. ポップコーンをほおばって [from '82 日本武道館]
M-02. LADY [from '78 日比谷野外音楽堂]
M-01. 漂泊者(アウトロー) [from '82 日本武道館]
M-01. BLUE LETTER [from '82 日本武道館]
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今日は一昔前に一緒にお仕事したメンバーで忘年会。メンツはOdぱいせん、Jnkさん、Mhrさんに後輩I君。場所は代官山の「茶々丸」にて。昔の話、今の話、いろいろ話して笑いまくり。いい忘年会になりました。ごちそうさまでした。




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Tuesday, December 06, 2016
もう何回観たかわかんない"Star Wars"。いよいよ12/16の「Rogue One:A Star Wars Story/ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)公開が迫る中、Episode順に全7作を観ることにする。まずは2012年公開された3D版以来ひさびさに「Star Wars:Episode I-The Phantom Menace/スター・ウォーズ エピソード1-ファントム・メナス」(1999/Cinema)を観直した。
あらためてこんなあらすじ。遠い昔、はるか彼方の銀河系。銀河共和国と対立し始めた通商連合が銀河の重要な交易ルートである惑星Nabooを封鎖する事件が起き、共和国から2人のJediの騎士Qui-Gon Jinn(Liam Neeson)とその弟子Obi-Wan Kenobi(Ewan McGregor)が派遣される。命を狙われた2人は、惑星Nabooの女王Padme Amidala(Natalie Portman)と共に星を後にする。やがて一行は船の修理のため立ち寄った砂漠の惑星Tatooineで、猛烈に強いForceを持つ少年Anakin Skywalker(Jake Lloyd)と出会った...。
このStar Wars Sagaの序章である新3部作は「Prequel trilogy」と呼ばれ、Darth VaderことAnakin Skywalkerの物語となっているが、特にこのEP1はAnakinが奴隷から解放され、Jediへと歩む道が描かれている。Jar Jar Binksの存在がウザイとかDarth Maulが見かけ倒しなどと賛否両論はあるものの、あのファンファーレとともにSTAR WARSのロゴがせり上がってくる冒頭だけで、イッキにその世界に夢中になれる。で、Jedi評議会の無力さとかAnakinの心の弱さとかが描かれることで、悲劇の3部作となるこの「Prequel trilogy」の序章として、やっぱり申し分ない。
さ、次もひさびさの「Star Wars:Episode II-Attack of the Clones/スター・ウォーズ エピソード2-クローンの攻撃」(2002)だ。
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Monday, December 05, 2016
ここ最近は読む頻度が上がってきた有川浩さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「クジラの彼」(角川文庫)について。
これ、自衛官の恋愛を描いた短編集。それぞれこんなあらすじ。
・「クジラの彼」:
"聡子"が合コンで知り合った"冬原"は、海上自衛隊の潜水艦乗りで大変なイケメンで性格も申し分もない高物件だった。そんな冬原も「潜水艦ってクジラみたい」と言った聡子にひかれる。しかし一度潜ってしまうと次にいつ会えるかがわからないクジラ乗りとの恋愛は、試練多き恋だった...。
・「ロールアウト」:
飛行機製造メーカーに勤める航空設計士の"絵里"は、航空自衛隊の飛行機を設計するチームに入った。そこで絵里は、幹部自衛官である"高階"ともめながらも打ち合わせを重ねる中、高階の飛行機内トイレの改善を要望する真剣な想いを組みとった聡子は設計の変更を会社に求める。しかし、コストがかかるという理由でトイレの改善は却下されてしまう...。
・「国防レンアイ」:
自衛官歴8年の"伸下"は、同期"三池舞子"の失恋した愚痴話の聞き役として、三池にこき使われていた。伸下は彼女に対する想いを伝えられないまま、ずっと支え続けていが、そんな中またもや三池が失恋し、酒をつき合わされるなった。その酒の場で、2人はと三池の元彼とはち合わせてしまう...。
・「有能な彼女」:
海上自衛隊で潜水艦乗りの"夏木"には、自分ことをずっと好きで好意を寄せてくれていた5歳年下の彼女がいた。30歳を過ぎた夏木は彼女との結婚を考えていたが、出世コースにものっておらず口が悪い自分と結婚させていいのかと迷っていた。そんな夏木は彼女と久しぶりに会い、プロポーズを考える...。
・「脱柵エレジー」:
自衛隊の中には厳しい訓練や人間関係、そして彼女彼氏に会うために脱柵をする隊員がいる。ある日、脱柵経験のある"清田"の元に、同じく経験がある部下の"吉川夕子"が脱柵を試みた新入隊員を連れてきた...。
・「ファイターパイロットの君」:
"高巳"の妻"光稀"は、航空自衛隊のパイロットだった。ある日、娘から自分達のなれ初めを聞かれ、微笑ましい初デートの様子を話し出す。しかし、高巳の両親はパイロットを続け主婦業が満足にできない光稀のことをこころよく思っていなかった...。
自衛官だって普通に恋をするってことで、どの話もどこか滑稽だけど、2人にとっては真剣な恋愛を描いている。ま、わからんでもないけど、この手のラブコメはぶっちゃけ甘すぎてちょっと入り込めなかった。有川浩の小説は自分にとって合う合わないが激しい。今後は選んで読んでいきたい。
cf. 有川浩 読破 List
- 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (2006)
- 図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (2006)
- レインツリーの国 (2006)
- クジラの彼 (2007)
- 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3) (2007)
- 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4) (2007)
- 阪急電車 (2008)
- 別冊図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5) (2008)
- 別冊図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6) (2008)
- ヒア・カムズ・ザ・サン (2011)
- 空飛ぶ広報室 (2012)
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いよいよ12/16の「Rogue One:A Star Wars Story/ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)公開が迫る中、WOWOWで全7作の一挙放送が行われている。その中で放送された「SCIENCE OF STAR WARS/スター・ウォーズの科学~未来との遭遇~」(WOWOW)。じっくりと観てみた。
これ、2005年に放送され、3つの番組で成り立っている連作ドキュメンタリー番組。どの回もC-3POとR2-D2が司会役で、C-3POを演じたAnthony Danielsが登場し、コミカルに番組が進んでいくだけど、テーマはあくまで遠い宇宙の夢物語として描かれたStar Warsの最先端科学が今や現実モノのになろうとしていること。エンジニアの想像をかき立て続けているStar Warsがドキュメンタリーとして描かれている。で、3つの番組は下記の通り。
・SCIENCE OF STAR WARS-Man and Machines/スター・ウォーズの科学~未来との遭遇~ #1 人間と機械
・SCIENCE OF STAR WARS-Space Cowboys/スター・ウォーズの科学~未来との遭遇~ #2 スペースカウボーイ
・SCIENCE OF STAR WARS-War,Weapons and the Force/スター・ウォーズの科学~未来との遭遇~ #3 戦争、兵器、フォース
まず「#1 人間と機械」のテーマは、日々進化しているロボット工学や技術のこと。ロボットを動かすプログラミングの実習に熱中している米国中学生、賞金200万ドルがかかった自走ロボットのコンテストにチャレンジしている15歳の少年、義足など体が不自由な人間を支える新技術、災害発生時の探索に使われるロボット、ソニーが開発した犬型ロボットAIBOと二足歩行ロボットQRIO、ホンダのASIMOなどなどが取り上げられている。AIBOとかは今となっては懐かしいけれど、まさに夢のようなロボット商品だった。
続いては「#2 スペースカウボーイ」のテーマはビークル系。廃品置場のガラクタからホバーバイクを作ったニュージーランドの青年発明家、水素燃料エンジンの車、磁気浮上式のリニアモーターカー、60年代の映画に出てきたジェットパックといったパーソナルロケット、小型の潜水艇、セグウェイなどが出てくる。特に2006年上海出張で人生初めて乗ったリニアモーターで体験した時速431kmにはほんとテンションあがったことを思い出した。
そして最後の「#3 戦争、兵器、フォース」。あのルンバのiROBOT社による不発弾処理ロボット、暗視カメラや赤外線センサー、X-WINGを地で行くステルス戦闘機といった兵器類に加え、平和を守るForceの世界観に影響を受けた中国少林寺の僧侶による教えなどが取り上げられている。Lucus監督が東洋仏教に影響を受けていることも有名な話だ。
単なるカルチャーとしてのStar Warsではなく、科学技術を推進させてきたStar Wars。なかなか面白いドキュメンタリー番組だった。
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Sunday, December 04, 2016

今日は昨日の暴食を反省し、長めの散歩。世田谷線上町駅あたりから下高井戸駅まで線路に沿って、往復2時間程度歩く。途中、SWコラボ車両も観れて、テンションあがった。しっかし温かくて、散歩日和。



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前回、後輩I君とMs君が住む武蔵小山エリアにて1日を満喫した「第1回 ぶらり旅~武蔵小山編」。昨日は、我が世田谷エリア編として「第2回 ぶらり旅~松陰神社/三軒茶屋/駒沢編」として第2回目を結構した。めんつはMs君、Ohr君&Ynちゃん、Krd君にKmkrさん。若者も加わり、おっさん感が薄れた。


今回の待ち合わせは、松陰神社入り口にある「cafe COLORADO/コロラド」。実は初めて入ったけど、レトロ満載でやたら落ち着く。


まずは1食目にひさびさに世田谷線線路沿いの「松波ラーメン店」。2時過ぎだったけど、結構混んでた。






お腹もふくれ、このあたりをぶらぶら。松陰神社を参詣し、松下村塾や吉田松陰先生のお墓をお参りしたり、「NOSTOS」でアートやロックの古本をみたり、「doughnuts,bagel&coffee 'OLU 'OLU/オルオル」でドーナッツを食べたり、商店街を散策。ほんと休日の散歩という感じでした。しっかし、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」がラッピングされた世田谷線、テンションあがる。


で、2両編成の世田谷線に乗り、三軒茶屋へ。さっぱりしたくみんなで三角地帯のはしにある「駒の湯」へ。41度の高温風呂で汗だくに。


風呂上がりのまま、「東京餃子楼」へ。焼餃子、しそ入りの水餃子、もやし、キャベツ、きゅうりを食べながら、ビールが進む、進む。しっかし、初めて食べたしそ入りの水餃子、めっちゃおいしかった。やっぱりふだん行ってるお店でも、ほかの友達とくると食べたことがない料理も食べれるので、なんか新鮮。ここで、Ohr君&Ynちゃんとバイバイ。今度駒沢公園で遊びましょう。


で、三茶から駒沢エリアへ移動し、リクエストの高かった「かっぱ」へ。なにも言わなくても「にこみ(並)」(700円也)が出され、小ご飯でいただく。このにこみ、牛のスネと肩が味噌と醤油で継ぎ足しされながら煮込まれたもので、牛すじが溶け込んで、豆腐が溶け込んで、いろんなエキスが溶け込んでる。半分ほどご飯を食べたら、ご飯にこのにこみをぶっかけていただく。お腹いっぱいだけど、この美味しさはかけがえがない。無言の雰囲気の中、ごちそうさまでした。


にこみで満腹のまま、ちょいちょい行ってるら鉄板カフェ「Bowery Kitchen」へ。白ワインで大好きな「グリルチキンとゴルゴンゾーラ」をつまむ。みんなお腹いっぱいと言いながら、結構食ってるし、最後はケーキも食べてた(俺は無理)。もうお酒のみながら、グダグダしてたし、最後の最後にLoveとPeaceにも会ってもらえてよかった。
というわけで、世田谷エリアを満喫。次は中延/旗の台エリアでやりましょう~。
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昨日の世田谷ぶらり、途中、三軒茶屋・三角地帯のはしにある「駒の湯」へ。高温の風呂と低周波電気風呂で、汗だくに。この後のビールがたまらん...。
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昨日の世田谷ぶらり、1食目はひっさびさに松陰神社近くにある「松波ラーメン店」へ。いただいたのは「ワンタン麺」(840円也)。鶏と魚介系の澄んだダブルスープに、麺は中細の縮れ麺といった支那ソバがベース。これにワンタン、海苔、メンマ、青菜、葱がのっている。ワンタンも肉汁たっぷりでモチモチした食感がよかった。ごちそうさまでした。
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昨日はバタバタしてる中、Peaceを連れて定番・桜新町の「トリミングサロン ALAMON」へ行き、トリミングしていただく。足裏と足回りの毛、肉球のムダ毛、爪切り、肛門腺絞り…素晴らしいコスパ。またお願いします。
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Saturday, December 03, 2016


以前もいただいたHuman Rights NowのTee。人権擁護をうたい、その活動に賛同協賛する企業が作ったもの。ふだんここまで鮮やかな色のTeeは着ないけど、なかなかいい。ただサイズがMなので、キッツキツ...。
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Friday, December 02, 2016


この秋にずっとヘビロテしていたくるりのNew CDS「琥珀色の街、上海蟹の朝」について。
これ、R&BやHip-Hop的なApproachの「琥珀色の街、上海蟹の朝」含め6曲収録のEP。それぞれの曲について。
・M-01「琥珀色の街、上海蟹の朝」:Catchyなサビがリフレインされる中、岸田繁のRapが気持ちいいし、Guest Vocalで参加してるUCARY&THE VALENTINEもいい。「今夜はブギー・バック」級のOur Anthemになった。
・M-02「Hello Radio (QURULI ver.)」:たゆたゆした流れに体が揺れるAcousticなMidium Tune。
・M-03「かんがえがあるカンガルー」:"NHKみんなのうた"でも流れたQuruliらしい機種雑多なPop Tune。
・M-04「Radio Wave Rock」:ゴリっとしてて、乾いたRock Tune。
・M-05「Chamber Music from Desert」:管楽器、弦楽器、特にHornとPianoの音...不思議なInstrumental Tune。
・M-06「BluebirdⅡ (ふたりのゆくえ)」:土岐麻子への提供曲のSelf Cover。どこか流れる並の音がいい。
で、初回限定盤には「NOW AND THEN DISC Vol.2」が付属されていて、3rd Album「TEAM ROCK」と4th Album「THE WORLD IS MINE」を再現したくるりのLive"NOW AND THEN vol.2"から計15曲が収録されている。1st Album「さよならストレンジャー」と2nd Album「図鑑」の再現Liveを収録した「NOW AND THEN DISC」も持ってるけど、このシリーズは外せない。キャリアを積み重ねたくるりの激しくてオルタナででも優しい世界を堪能できた。
ともかくよかったのは、初期から混沌で雑多な曲をやっていたことがかかる「TEAM ROCK」、いまでもキラキラしてて色あせないOur Anthem「ワンダーフォーゲル」、疾走感ある「愛なき世界」、GuitarのリフとOrientalなMelodyがたまらない「GO BACK TO CHINA」、Rock'n Roooooollな「トレイン・ロック・フェスティバル」、Popで爽やか「THANK YOU MY GIRL」、この歌詞はほんとそうだいっつも思う永遠の真理だと思ってる「男の子と女の子」、このUKっぽい音が昔からひっかかってた「水中モーター」、この曲でくるりの音楽性が激しく広がったと思う「WORLD'S END SUPERNOVA」、DigitalなLoop&Loopの「C'mon C'mon」と「永遠」、♪僕らお互い弱虫過ぎて 踏み込めないまま 朝を迎える♪って歌詞がいっつも身にしみる永遠の名曲「ばらの花」、バンジョーの音色とかCountry調の「リバー」、なんか変わらないものが大切に描かれてる「カレーの歌」、そしてこの2枚とは関係ないけど「ブレーメン」。あらためてAlbum「TEAM ROCK」と「THE WORLD IS MINE」はくるりの音楽を振り返る上で、重要なAlbumだったことを再認識できた。
最新型で温故知新のくるりを堪能できたCDSでした。
● 琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり (2016/CDS)
=CD=
M-01. 琥珀色の街、上海蟹の朝
M-02. Hello Radio (QURULI ver.)
M-03. かんがえがあるカンガルー
M-04. Radio Wave Rock
M-05. Chamber Music from Desert
M-06. BluebirdⅡ (ふたりのゆくえ)
* Quruli:Shigeru Kishida,Masashi Sato,Fanfan
* Words by Shigeru Kishida,Ryotaro Kawamoto,Momoko Maruyama.
* Music by Shigeru Kishida.
* Mixed by Dietz,Yoichi Miyazaki
* Mastered by Tohru Kotetsu at JVC Mastering Center.
=NOW AND THEN DISC Vol.2=
M-01. TEAM ROCK
M-02. ワンダーフォーゲル
M-03. 愛なき世界
M-04. GO BACK TO CHINA
M-05. トレイン・ロック・フェスティバル
M-06. THANK YOU MY GIRL
M-07. 男の子と女の子
M-08. 水中モーター
M-09. WORLD'S END SUPERNOVA
M-10. C'mon C'mon
M-11. 永遠
M-12. ばらの花
M-13. リバー
M-14. カレーの歌
M-15. ブレーメン
* Vocal,Guitar,Electric Sitar,Keyboards:Shigeru Kishida
* Bass,Background Vocal:Masashi Sato
* Drums,Background Vocal:Cliff Almond
* Keyboards,Background Vocal:Yasuhiro Nozaki
* Guitar,Trombone,Background Vocal:Daiki Matsumoto
* Background Vocal,Percussion:Achico,Kanako Kato
* Edited and Mixed by Yoichi Miyazaki.
* Mastered by Tohru Kotetsu.
* Quruli:Shigeru Kishida,Masashi Sato,Fanfan
* VIZL-974 2016 JVCKENWOOD Victor Entertainment Corp.
cf. くるり My CD/DVD List
- ファンデリア(おまけつき) (1998/Mini Album)
- さよならストレンジャー (1999/Album)
- 図鑑 (2000/Album)
- Team Rock (2001/Album)
- The World Is Mine (2002/Album)
- ジョゼと虎と魚たち-Original Soundtrack (2003/Album)
- アンテナ (2004/Album)
- くるくる鮨 (2004/DVD)
- Birthday (2005/CDS)
- Superstar (2005/CDS)
- 赤い電車 (2005/CDS)
- Baby I Love You (2005/CDS)
- Nikki (2005/Album)
- Juice/くるりとリップスライム (2006/CDS)
- ラヴぃ/リップスライムとくるり (2006/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER (2006/Album)
- Jubilee (2007/CDS)
- ワルツを踊れ-Tanz Walzer (2007/Album)
- 言葉はさんかくこころは四角 (2007/CDS)
- Philharmonic Or Die (2008/Album)
- 横濱ウィンナー-Yokohama Wiener (2008/DVD)
- さよならリグレット (2008/CDS)
- 三日月 (2009/CDS)
- 愉快なピーナッツ (2009/CDS)
- 魂のゆくえ (2009/Album)
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- シャツを洗えば/くるりとユーミン (2009/CDS)
- 魔法のじゅうたん・シャツを洗えば(ヴァージョン2) (2010/CDS)
- 僕の住んでいた街 (2010/Album)
- 言葉にならない、笑顔をみせてくれよ (2010/Album)
- 奇跡 (2011/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER 2 (2011/Album)
- everybody feels the same (2012/CDS)
- 坩堝の電圧 (2012/Album)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
- THE PIER (2014/Album)
- ふたつの世界 (2015/CDS)
- 琥珀色の街、上海蟹の朝 (2016/CDS)
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12/2(金)の昼飯は社食で「四川担々麺」(450円也)。山椒の効いた濃厚なスープに挽肉、麺はストレート中太麺、これに青菜と葱。思ってた以上に濃厚でコクがあり、美味しかった。スープも飲み干し、底に残ってた挽肉まで完食。ごちそうさまでした。
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ソ連時代での連続猟奇殺人事件を描いたサスペンススリラー映画「Child 44/チャイルド44 森に消えた子供たち」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。1953年スターリン政権下のソ連で、臓器を摘出された子どもたちの変死体が次々と発見された。現場は山間の線路沿いに限定され、すべての被害者は裸で胃が摘出されており、直接の死因は溺死であった。国家保安省の捜査官Leo(Tom Hardy) は、あくまで事故死として事件を処理しようとする上司達に異を唱えたのがあだとなり、妻Raisa(Noomi Rapace)にあらぬスパイ容疑を掛けられ、地方の警察署に左遷さられた。そこでまたもや同様の手口による子共の変死体が見つかり、Leoはあらためて真相を突き止めようと決心する...。
これ、1950年代スターリン独裁政権下のソ連で起きた謎の連続猟奇殺人事件の真相を暴こうとする捜査官の姿を追ったサスペンススリラー映画。理想国家たる全体主義国家では病理的殺人者は存在しないものとして保身に走る官僚達が描かれているんだけど、スターリン体制下の息苦しい不気味さがずっと伝わってくる。途中めげそうになる緊張感がたまらないし、見ごたえがあった。ま、サスペンススリラーというより、捜査官の生き様を追った社会派ドラマだったと思います。冷戦下ソ連でのスターリンの粛清の真実がよくわかりました。
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Thursday, December 01, 2016

今日の夕飯はちょいちょい行ってる駒沢のCafe「Komaichi&Cafe」へ。いただいたのは、「ロコモコ」。巨大なハンバーグはデミグラソースまみれで美味い。家人はいつもの「チキン南蛮プレート」。タルタルソースと唐揚げが食欲をそそる。わんこ用にクッキーや水を出してくれるのもうれしいサービスです。ごちそうさまでした。




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前日の泡盛の飲み過ぎで二日酔いの朝、12/1(木)の朝飯は渋谷東急東横店にある「本家しぶそば」で「かき揚げ玉子そば」(540円也)。玉子をとき、ぶ厚いかき揚げを汁につけながらイッキにいただく。量も多いし、食べ応えあり。前から気になってた立ち食いだけど、値段的には結構高く、コスパ的にはちょっと微妙かな。ごちそうさまでした。
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昨夜は33年ぶりに高校の友達と飲む。場所は五反田目黒川沿いの「島たいむ がんじゅう」。この3人で学祭前に校舎の屋上でギターの練習したことが死ぬほど懐かしいっす。いやー、再会に感謝。ごちそうさまでした。
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2016年6月末にWOWOWで放送された「桑田佳祐『偉大なる歌謡曲に感謝~東京の唄~』」。これに楽曲の解説が追加されたSP版として「桑田佳祐『偉大なる歌謡曲に感謝~東京の唄~』SP版」としてWOWOWで放送された。ふたたび観てみた。
これ、豪華なビッグバンドをバックに「東京」を題材にした歌謡曲を歌うスペシャルプログラム。大衆音楽である歌謡曲を自分のルーツとして語る桑田佳祐の歌う姿は観ていて気持ちよさそうだし、ちょっとした寸劇もありなかなか楽しい。で、前回も思ったけど、歌われている曲が知らない曲ばかり。今回の楽曲解説であるライナーノーツを観ると、ほとんどが自分が生まれた1965年の頃の歌ばかり。まさに昭和の歌謡史がわかるものになってる。
ちなみにこの映像は「THE ROOTS~偉大なる歌謡曲に感謝~」(DVD/Blu-ray)で発売されたけど、買わないと思う。
● On Air Set List:桑田佳祐「偉大なる歌謡曲に感謝~東京の唄~SP版」(WOWOW)
M-01. 東京の屋根の下
M-02. あゝ上野駅
M-03. 赤坂の夜は更けて
M-04. 有楽町で逢いましょう
M-05. ウナ・セラ・ディ東京
M-06. 東京ドドンパ娘
M-07. 車屋さん
M-08. すみだ川
M-09. たそがれの銀座
M-10. 東京ナイト・クラブ
M-11. 男はつらいよ
M-12. 新宿の女
M-13. 新宿そだち
M-14. 紅とんぼ
M-15. 北国の春
M-16. 神田川
M-17. 東京砂漠
M-18. 唐獅子牡丹
M-19. 東京
<ボーナストラック>
M-20. 悪戯されて
* Produced by WOWOW in association with AMUSE
M-21. ヨシ子さん (PV)
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