「In The Heart Of The Sea/白鯨との闘い」を観た
Herman Melvilleの小説「白鯨」のモデルになった"捕鯨船エセックス号の悲劇"の実話を映画化した「In The Heart Of The Sea/白鯨との闘い」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。1819年若き船員Nickerson(Tom Holland)は捕鯨船エセックス号の乗組員となった。だがこの航海は、本来船長に任命されるはずだった航海士Owen(Chris Hemsworth)と名家子息の立場でOwenから船長の座を奪った新船長George(Benjamin Walker)の確執から不穏な空気が立ちこめていた。やがて鯨の群れを追って太平洋の大海原へ乗り出した彼らの前に、巨大な白鯨が姿を現わす。死闘の末大破したエセックス号は沈没し、乗組員達はボートでの漂流を余儀なくされた...。
白い化け物のようなマッコウクジラとの壮絶な戦い、その後の漂流するボートでの極限状態におけるカニバリズムという倫理領域まで踏み込んだ過酷なサバイバルがこれ。過去についての贖罪の念含め、壮大な映画だった。こんな映画こそ映画館で観たかったと思う。監督Ron Howardの凄さがわかる映画でした。
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