博多長浜らーめん 田中商店@お台場 #2
2/28(火)くるりLiveの前、夕飯はひさしぶりに「博多長浜らーめん 田中商店」(ダイバーシティ東京プラザ店)へ。いただいたのは"らーめん 味玉入り"(920円也)。正油ダレの濃厚な豚骨スープに、バリ固の極細ストレート麺。これに、万能ネギにきくらげに叉焼。途中から極辛の辛し高菜を入れたら入れ過ぎで汗が止まらない。たまには博多ラーメンもいいかも。ごちそうさまでした。
2/28(火)くるりLiveの前、夕飯はひさしぶりに「博多長浜らーめん 田中商店」(ダイバーシティ東京プラザ店)へ。いただいたのは"らーめん 味玉入り"(920円也)。正油ダレの濃厚な豚骨スープに、バリ固の極細ストレート麺。これに、万能ネギにきくらげに叉焼。途中から極辛の辛し高菜を入れたら入れ過ぎで汗が止まらない。たまには博多ラーメンもいいかも。ごちそうさまでした。
先日ひっさびさに観直した「ルパン三世 ルパンVS複製人間/Lupin the 3rd-The Mystery of Mamo」(1978)。せっかくなんで、ルパン劇場アニメ版第2作にあたる「ルパン三世 カリオストロの城/The Castle of Cagliostro」(1979/Cinema)も観直してみた。
こんなあらすじ。ある国営カジノから50億もの札束をまんまと盗み出したルパン(山田康雄)と次元(小林清志)だったが、実はゴート札と呼ばれる偽札だった。そこでルパンはゴート札が発行されたカリオストロ公国を次のターゲットに決める。ルパン達が公国の自然を楽しんでいると、2台の車が猛スピードで過ぎ去っていき、ウエディング姿の少女が武装した男達に追われていた。当然ながらルパンは少女の側につき、少女を救うのに成功したが、わずかな隙に少女を奪われてしまう。その少女が忘れていった指輪を見て、その少女クラリス(島本須美)がカリオストロ伯爵(石田太郎)との婚礼が近いことを知る...。
この映画、監督はあの宮崎駿で、宮崎駿にとって映画初監督作品にあたるもの。話の展開も構成もよく、背景描写の細かさや丁寧さといい質が高く、これ以降の宮崎作品につながる表現になっている。原作者モンキー・パンチの画風もいいけど、宮崎ルパンの優しい描写もいい。
しっかしこの映画を初めて映画館で観たのは中2の頃。ほんとever greenな名作だと思う。
三茶Tsutayaで徘徊中にひっかかった白石一文の「快挙」(新潮文庫)について。
こんなあらすじ。写真家を目指す"俊彦"は、あの日月島の路地裏で小料理屋を営む2歳上の"みすみ"を見つけ、結婚する。やがて小説に転向した俊彦を、気丈なみすみは支え続けた。「あの場所であなたを見つけた。その瞬間が私の人生の快挙。」と思うほどの相手と結婚したのに、5年を過ぎると夫婦関係はすっかり変わってしまった...。
小さなひびが入っても生きていく夫婦を描き、人生における快挙を何なのかを探していく物語。結婚生活を続けていけば、みんないろんな壁にぶち当たったり、小さな秘密が生まれたり、病気になったり、仕事がうまくいかなくなったり、親とギクシャクしたり...いいこともあれば悪いこともある。そんな問題を2人で乗り越えるという話。あらためて家族を大切に思うことを思い出させる話だった。
cf. 白石一文 読破 List
- 最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
- 快挙 (2013)
今日もいい天気の世田谷地方。気温も高めで、早速駒沢公園で4kmほどのジョギング。BGMはくるり。そのあとは公園のベンチでちょっと休憩。今読んでいるのは誉田哲也さんの「硝子の太陽R-ルージュ」。だいぶ盛り上がってきた。それにしても、駒沢公園西口で建築が進んでいた「Mr.FARMER」、フェンスが外され、お店の全貌がみえてきた。ちょっと楽しみ。
いったん家に帰って昼飯を食べてから、LoveとPeaceをチャリにのせて、もう一度駒沢公園へ。ドッグランは非常に混んでる。Peaceに寄ってくるわんこ達に吠えかかるLove。すごい使命感だ。
世田谷通りオークラランド前の「ラーメン二九」、ひさびさに訪問した。以前は二郎インスパイア系の店だったけど、今はバラエティが増えていた。で、いただいたのは、「ニンニクそば」(870円也)。厚めの手打ち麺に、にんにく、ラード、醤油ダレというシンプルなまぜそば。見ためは一見こぎれいなパスタなんだけど、生の刻みにんにくが強烈でびっくり。途中から魚介系スープにひたしてつけ麺風に食べると味がマイルドに変わり、これもまたいける。結局、そのまま食べたり、つけ麺風で食べたりを繰り返しイッキに完食。これはクセになりそう。ごちそうさまでした。
昨日は午後から仕事でみなとみらいへ。大昔横浜に住んでた頃はちょいちょい来ていたけど、ほんとひさしぶり。日本丸をひさしぶりに観れた。
その後は野毛に移動して、会社のみんなで宴会。まず1次会は「CHARCOAL STAND NOGE/チャコール スタンド ノゲ」。お肉をたくさんいただいて幸せ。ここはまた寄りたいなぁ。ごちそうさまでした。
で、2次会は「Bar 夜光虫」。あやしげな雰囲気の中、マスターの話を聴きながらお酒をいただく。日本酒やワインのカクテルで相当酔っぱらう。で、気づいたら11時をだいぶまわっており、あわてて電車に乗り、なんとか終電に間に合った。しっかし野毛は楽しいなぁ。次回は浜幸とsmokyに顔を出さないと。ごちそうさまでした。
去年2016年、第155回芥川賞受賞ということで気になったいた村田沙耶香の「コンビニ人間」(文藝春秋)について。
こんなあらすじ。36歳未婚女性"古倉恵子"は、大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目も続けていた。これまで彼氏もできなかった彼女は、オープン当初から同じコンビニで働き続け、変わりゆく従業員メンバーを見送りながら、店長は8人目になっていた。毎日食べるのはコンビニ食で、夢の中でもレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」というかけ声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれていた。彼女にとって完璧なマニュアルが存在するコンビニこそが、世界の正常な"部品"にしてくれるものだった。そんなある日、婚活目的の新入り男性"白羽"がやってきて、そんなコンビニ的生き方は「恥ずかしくないのか」と突きつけられる...。
この本の面白さは、恋愛しないと、結婚しないと、子供がいないと、正社員じゃないとと家族を含めた周囲の人々から責められることに対して、「No!」を突きつけた話であること。デリカシーのない周囲の人々の「普通」にこだわる気持ちに対して、それが気持ち悪いと言い切っている。発達障害とかいろいろ言われるけど、本人にとってはウザいだけ。いやー、自分も普通にこだわって、普通に生きているけど、普通ってなんだろうってあらためて思った。
なかなか面白かったし、自分の価値観を否定してもらった本、サクっと読めるわりには結構深い1冊だった。
cf. 村田沙耶香 読破 List
- コンビニ人間 (2016)
Hi-STANDARD、約17年ぶりのTourとなった「GOOD JOB! RYAN TOUR 2016」。この模様がドキュメンタリー番組「Hi-STANDARD『GOOD JOB! RYAN TOUR 2016』DOCUMENT」としてスぺシャで放送された。
これ、2016/12/3から岩手、石巻、仙台、新潟と東北地方を中心に全4箇所を回ったショートツアー。番組ではこの4箇所に密着し、Live映像とともに、リハの様子、会場入りの様子、会場に集まった観客へのインタビューなどで構成されている。開演ギリギリまでリハをする3人、こんな狭いハコでハイスタを観れた奇跡を熱く語る人々、本当に東北の小さなハコでLiveをやってくれたハイスタに感謝を伝えるLive House店長、チケットがなく中に入れなくても外でもれる音を聴いている中学生、ステージ上でハグする健と難波...。いいシーンばっかりだ。特に、震災が起きて多くの人が亡くなって、いろんな事が動いて、ハイスタがここにいることを泣きながら話すインタビューにはジーンときた。
そして、2月末同じスぺシャで「AIR JAM 2016」の模様が放送される。めちゃめちゃ楽しみだ。
・Hi-STANDARD GOOD JOB! RYAN TOUR 2016
- 2016.12.03(Sat)@岩手 COUNTER ACTION MIYAKO
- 2016.12.05(Mon)@宮城 石巻 BLUE RESISTANCE
- 2016.12.06(Tue)@宮城 仙台PIT
- 2016.12.08(Thu)@新潟 LOTS
● On Air Set List:Hi-STANDARD「GOOD JOB! RYAN TOUR 2016」DOCUMENT(Space Shower TV)
M-01. Fighting Fists,Angry Soul
M-02. Endless Trip
M-03. New Life
M-04. Wait For The Sun
M-05. My First Kiss
M-06. Mosh Under The Rainbow
M-07. Touch You
M-08. In The Brightly Moonlight
* Hi-STANDARD are AKIHIRO NAMBA,KEN YOKOYAMA,AKIRA TSUNEOKA
* Filmed Live at Iwate Counter Action Miyako on 3rd.Dec.2016,Miyagi Ishinomaki Blue Resistance on 5th.Dec.2016,Miyagi Sendai Pit on 6th.Dec.2016 and Niigata Lots on 8th.Dec.2016.
* 2017 SPACE SHOWER NETWORKS INC.
中1だった頃、映画館に観に行ったルパン劇場アニメ版第1作になる「ルパン三世 ルパンVS複製人間/Lupin the 3rd-The Mystery of Mamo」(1978/Cinema)。ひっさびさに観直してみた。
こんなあらすじ。ルパン処刑の報を聞き駆けつけた銭形警部(納谷悟朗)は、生涯の獲物だった男の亡骸の前で呆然自失する。そこへもう1人のルパン(山田康雄)が現われ、仰天顔の銭形を笑い飛ばし颯爽と去っていった。次にルパンはピラミッドに隠された「賢者の石」を体よく盗み出したものの、何者かに命を狙われる。罠に落ちたルパンが迷い込んだのは、ナポレオンやヒトラーが住む不思議な島だった。島の支配者は神を自称する男マモー(西村晃)だった...。
あためて観てみると、原作のモンキー・パンチに忠実な画風で、初期TVシリーズの雰囲気が色濃く硬派な感じ。ちょっとしたギャグ、激しいアクションにお色気とルパンのすべてがつまってる名作だったと思う。
せっかくなんで、劇場アニメ版第2作の「ルパン三世 カリオストロの城」も観直したいと思う。
ずーっと読み続けてる誉田哲也。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「硝子の太陽N-ノワール」(中央公論新社)について。
こんなあらすじ。沖縄での活動家死亡事故を機に反米軍基地デモが全国で激化した2月、新宿署の"東弘樹警部補"は「左翼の親玉」と呼ばれる"矢吹"の取り調べを担当する。その直後、異様な覆面集団による滅多刺し殺害事件が起こる。被害者は"歌舞伎町セブン"にとってかけがえのないフリーライターの"上原"だった...。
これ、新宿を舞台に「"ジウ"サーガ」と"ストロベリーナイト"で始まった「姫川玲子シリーズ」がコラボした作品。今回は沖縄の闇、日米安保や地位協定を取り上げつつ、捏造写真、虐殺、誘拐と話が進み、"東警部補"と"歌舞伎町セブン"が共闘して、社会に蔓延る悪意の連鎖を断ち切っていく。"歌舞伎町セブン"の陣内と東警部補の駆け引きが秀逸だし、姫川玲子やガンテツやNWO(新世界秩序)が絡んでくるだけで、非常に盛り上がってしまう。
この「硝子の太陽N-ノワール」は東と陣内を語り部とした「"ジウ"サーガ」だが、同時刊行された「硝子の太陽R-ルージュ」(光文社)は姫川班の話とのこと。早く読んでみたい。
cf. 誉田哲也 読破 List
- 妖の華 (2003)
- アクセス (2004)
- 吉原暗黒譚 (2004)
- 春を嫌いになった理由 (2005)
- 疾風ガール (2005)
- ジウI 警視庁特殊犯捜査係 (2005)
- ストロベリーナイト (2006)
- ジウII 警視庁特殊急襲部隊 (2006)
- ジウIII 新世界秩序 (2006)
- 月光 (2006)
- ソウルケイジ (2007)
- 武士道シックスティーン (2007)
- 国境事変 (2007)
- シンメトリー (2008)
- 武士道セブンティーン (2008)
- ヒトリシズカ (2008)
- ガール・ミーツ・ガール (2009)
- 武士道エイティーン (2009)
- ハング (2009)
- インビジブルレイン (2009)
- 主よ、永遠の休息を (2010)
- 世界でいちばん長い写真 (2010)
- 歌舞伎町セブン (2010)
- 感染遊戯 (2011)
- レイジ (2011)
- ドルチェ (2011)
- あなたの本 (2012)
- 誉田哲也 All Works/誉田哲也(監修) (2012)
- 痛み/貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 (2012)
- あなたが愛した記憶 (2012)
- 幸せの条件 (2012)
- ブルーマーダー (2012)
- ドンナ ビアンカ (2013)
- 増山超能力師事務所 (2013)
- Qrosの女 (2013)
- ケモノの城 (2014)
- 黒い羽 (2014)
- 歌舞伎町ダムド (2014)
- インデックス (2014)
- 武士道ジェネレーション (2015)
- プラージュ (2015)
- 硝子の太陽N-ノワール (2016)
人の人生が売買されるようになった近未来を描いたSFサスペンス映画「Brand New-U/Identicals/リジェネレーション」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。武装集団に恋人Nadia(Nora-Jane Noone)を殺され、殺人のぬれ衣まで着せられたSlater(Lachlan Nieboer)は、謎の最先端バイオ企業の力を借りて人生をリセットすることを決意する。だが、恋人が別人として生きていることを知り、彼女の行方を追うSlaterは、記憶と引き換えに愛を取り戻そうとする...。
人生をリセットできる近未来の世界で生きる男女を描いたSFサスペンス映画がこれ。映像とか色使いはとてもスタイリッシュでいい近未来感と退廃感が共存している。恋人との思い出を捨てきれない男が描かれているんだけど、ストーリー自体はとても難しく、言葉の反復だらけで、前後関係がわからなくなり、正直睡魔が襲ってきてしまった。娯楽性よりもどこか芸術性に重きが置かれ、良くも悪くもイギリスらしい映画だったと思う。
今日は会社のメンツで飲み会。場所はひっさびさに大崎の「創作家庭料理 樂/The raku」にて。今のこと、これからのことを面白く、ときにマジで話す。いやー、もろもろ話せてよかったです。また行きましょう。ごちそうさまでした。
以前飲んだ時、さりげなく伝道いただいたTodd Rundgrenの「Runt. The Ballad of Todd Rundgren」。早速このCDを買いに行ったら、「Runt」と「Runt. The Ballad of Todd Rundgren」が2枚組があったので、お得なこっちを購入。その後ずっと聴いてたTodd Rundgrenの「Runt」(1970/Album)について。
Todd Rundgrenは名前はもちろん知っていたし、美しいMelodyを生みだすMelody Makerで、XTCなど数々の有名なBandのProduceをやってきた人というイメージだったけど、まともに聴いたのは今回が初めて。多作な人だけど、この1970年にRelease「Runt」がTodd Rundgrenの1st Albumだった。ともかくひっかかった曲について。
・M-01「Broke Down And Busted」:タメの効いたMelody Lineがいい。
・M-02「Believe In Me」:Harpっぽい弦楽器とFluteっぽい管楽器も入った優しいBallad。
・M-03「We Gotta Get You A Woman」:MajorなPop Tune。
・M-04「Who's That Man?」:疾走感あるRock Number。
・M-05「Once Burned」:美しくて切ない。
・M-06「Devil's Bite」:幻想的な弦楽器の音からゴリっとしたRock Tune。このAlbumでのMy Favorite Songかもしれない。
・M-07「I'm In The Clique」:音の厚さがいい。
・M-08「There Are No Words」:Title通りのInterlude。
・M-09「Baby Let's Swing/The Last Thing You Said/Don't Tie My Hands」:Popだし、Crazyだし。
・M-10「Birthday Carol」:なんかJazzのSessionを聴いているよう。
続いて収録された「Runt-Alternate versdion」から。
・M-11「Broke Down And Busted [Intro:There Are No Words]」:確かに2つの曲が融合している。
・M-12「Believe In Me [alternate mix]」:低音が原曲より効果的に効いてる気がする。
・M-13「We Gotta Get You A Woman [alternate mix]」:こっちのほうが音がブ厚い。
・M-14「Hope I'm Around [early version]」:原曲は「Runt. The Ballad of Todd Rundgren」に収録されてる。
・M-15「Devil's Bite [alternate mix]」:さらに大袈裟感とガシャガシャ感が増している。
・M-16「Baby Let's Swing [full length song]」:この曲だけだとやたら優しいPop Song。
・M-17「Say No More」:幻想的なBallad。
・M-18「Birthday Carol [alternate mix]」:混沌から美メロへ。
さ、「Runt. The Ballad of Todd Rundgren」(1971)もしっかり聴き込もう。
● Runt/Todd Rundgren (1970/Album)
=Runt=
M-01. Broke Down And Busted
M-02. Believe In Me
M-03. We Gotta Get You A Woman
M-04. Who's That Man?
M-05. Once Burned
M-06. Devil's Bite
M-07. I'm In The Clique
M-08. There Are No Words
M-09. Baby Let's Swing/The Last Thing You Said/Don't Tie My Hands
M-10. Birthday Carol
=Runt-Alternate versdion=
M-11. Broke Down And Busted [Intro:There Are No Words]
M-12. Believe In Me [alternate mix]
M-13. We Gotta Get You A Woman [alternate mix]
M-14. Hope I'm Around [early version]
M-15. Devil's Bite [alternate mix]
M-16. Baby Let's Swing [full length song]
M-17. Say No More
M-18. Birthday Carol [alternate mix]
* Ampex A10105,June 1970
* All Songs Written by Todd Rundgren.
* All Songs Published by Screen Gems-EMI Music Ltd.
* EDSD2121 1970 Bearsville Records, 2011 Demon Music Group Ltd.
cf. Todd Rundgren My CD/DVD List
- Runt (1970/Album)
今日の夕飯は近所ボロ市通りにある定番洋食屋「Restaurant BOURBON/バーボン」で、「ハンバーグとたまごのオリジナルライス」(1,200円也)。ご飯の上にとろとろのデミグラスソースにハンバーグと玉子がかかっている。ほんとたまりません。ちなみに家人がたのんだ「チキンバーボン焼」もさっぱりでよい。ごちそうさまでした。
ノルウェーのフィヨルドで起きた大規模な岩山崩落による巨大津波の恐怖を描いたディザスター映画「Bølgen/THE WAVE/ザ・ウェイブ」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。ノルウェーのガイランゲルフィヨルドは世界遺産にも認定された著名な観光地だが、過去に山崩れによる大津波が発生した場所でもあり、地質学者のKristian(Kristoffer Joner)は、長年この地で地質研究に取り組んでいた。しかし将来を考え、転職し家族とともに都市部へ引っ越すことを決めていた。引っ越しの前日、Kristianは娘と住み慣れた我が家で時間を過ごしていたが、自然の異変を察知し、大規模な岩山崩落の前兆と確信した。その不安は的中し、緊急避難警報が発令される。Kristianは津波が町に到達するまでの10分間で、家族を連れて避難しようとするが...。
科学的な検証に基いて再現された海抜80メートルにも達するリアルな津波のシーンが凄かったけど、危機的な状況下で自然に立ち向かい、家族を助けるというサバイバルはディザスターものでも正直ありがちなストーリー。特に緊急避難警報を出すかどうかを躊躇するシーンはありがちだし、危機管理の甘さが悲劇につながるという立てつけもありがちだった。
ノルウェー映画ってほとんど観たことがないけど、可もなく不可もなくという映画だった。
ドッグランで遊んでから、駒沢公園通りのいつものCafe「Bowery Kitchen」で休憩しつつ読書。今、読んでるのは、石原慎太郎の「天才」。政敵だった田中角栄を描いた本ということで、期待しつつ読んでるけど、前半はそんなに盛り上がらない...。後半に期待。
今日も大変良い天気。三茶で昼飯を食べてから、駒沢で5kmほど軽くジョギング。BGMはくるり。しっかし、大汗かいて気持ちいい。で、いったん家に戻り、着替えてから、LoveとPeaceをチャリにのせて、本日2度目の駒沢公園へ。ドッグランは今日も混んでる。
ドッグランではいつもの通り、Loveはよく走りまわって、吠えていたけど、Peaceはすみっこでひなたぼっこしてた。しっかしそろそろ花粉が気になる今日この頃。だんだん憂鬱になる...。
この1月に三茶すずらん通りにオープンした「カレタン!!」、ちょっと行ってみた。この「カレタン」とは川崎横浜エリアで「ニュータンタン麺」にカレーを投入した一杯とのこと。で、いただいたのは「トマトカレータンタン麺」(950円也)。清淡醤油ベースのスープにトマトの酸味の利いたカレー味でニンニクもしっかり入ってる。中太のストレート麺はスープによく合い、トロトロに溶けたチーズによく絡む。これにとき玉子、葱、ニラ、キャベツが入ってて、なかなかの新食感で美味しい。またきっと来ると思う。ごちそうさまでした。
昨日までの暖かさから急変、今日はまだ冬の寒さ。午後からLoveとPeaceを連れて、長めの散歩。世田谷線上町あたりから若林公園を通過して若林交差点あたりを烏山川緑道を散歩し、帰りは世田谷通りから松陰神社、世田谷線世田谷駅あたりを歩く。2時間弱で歩数計もイッキに10,000歩を超えた。結構汗をかいて、いい運動になりました。
人型ロボット=Automataが普及した近未来を描いた「Automata/オートマタ」(2014/Cinema)について。
こんなあらすじ。太陽風の増加が原因で砂漠化が進み、世界人口が2,100万人にまで激減した未来。労働力の不足はAutomataと呼ばれる人工知能搭載ロボットで補われていた。すべてのAutomataには「生命体に危害を加えない」「自他のロボットの修理や改造を行なってはならない」という2つの制御機能(=プロトコル)が組み込まれていたが、、ある時2つめのプロトコルが無効化されたAutomataが発見される。プロトコルの書き換えは重大な不正行為であり、保険調査員Jacq(Antonio Banderas)は首謀者を捜し始めるが...。
これ、人間に代わる労働力として人工知能搭載ロボットが使われている近未来を舞台に、ロボット達の異変に気付いた男の姿を追うSFサスペンス映画。トーンとしては乾いているけど、最後までまとわりつくような閉塞感。その中で、自我が生まれる瞬間を描き、人に近づいたAIを描いていく中で、人類を凶暴な猿として批判していた。それにしても、ひさびさにAntonio Banderasの演技を観たけど、いい意味で一皮むけたと思った。なかなかの佳作だった。
ずーっと読んでる本多孝好。ひさびさに世田谷中央図書館で借りて読んでみた「Good old boys」(新潮社)について。
こんなあらすじ。市内屈指の弱さを誇る少年サッカーチーム"牧原スワンズ"。その中でも4年生のチームは突出して弱く、公式戦では1勝はおろか、試合でまだ1点も取れていない。穏やかな監督の元で、勝てなくても子供達は楽しそうにボールを蹴っているが、その一方でチームメンバーの父親達は、それぞれに悩みを抱えていた。ふとしたことで妻とすれ違い続ける夫、子供ができたためにサッカー選手になる夢を諦めた男、優秀だった息子がある日突然引きこもってしまった父親、異文化に戸惑うブラジル人の父親...皆いろいろなものを背負い、迷い悩みながらも子供達のために今日もグラウンドに足を運ぶのだった。やがてチームは今年最後の公式戦となる市大会に挑む...。
これ、弱小少年サッカーチームで楽しそうにボールを蹴る子供達の一方で、それぞれに悩みを抱えている父親達を描いた家族小説。8組の家族の心のふれあいと成長が連作短編で描かれていた。どの話も父親を物語の主人公としていて、普通の家族の日常が丁寧に描かれ、悩みを抱える父親が優しい目線で子供達と触れ合うのがいい。そしてサッカーで勝ちを目指すんではなく、好きだからサッカーをやるというのがよかった。
まさに「Good old boys」というタイトル通りの父親達の子育ての話だった。
cf. 本多孝好 読破 List
- MISSING (1999)
- ALONE TOGETHER (2000)
- MOMENT (2002)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005/2007)
- Fine Days (2006)
- 真夜中の五分前-five minutes to tomorrow side-A- (2007)
- 真夜中の五分前-five minutes to tomorrow side-B- (2007)
- 正義のミカタ I'm a loser (2007)
- チェーン・ポイズン (2008)
- WILL (2009)
- at Home (2010)
- ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1 (2012)
- ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2 (2012)
- ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3 (2013)
- MEMORY (2013)
- 魔術師の視線 (2014)
- 君の隣に (2015)
- Good old boys (2016)
桑田佳祐、Soloとして4年ぶりの年越しLive「桑田佳祐 年越しライブ2016『ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~』」。自分は2016/12/27(火)@横浜アリーナに参加できたんだけど、31日のカウントダウンライブの模様をWOWOWで放送された。そりゃーじっくり観るでしょ。
様々な特効、ダンサーとのからみ、Backで流れる映像、Stage後方席の様子などなどあらためて最新型の桑田佳祐Liveが展開されていて、熱かった会場で観た光景をじっくりと鑑賞することができた。
特によかったのは、MotownなPop Tune「本当は怖い愛とロマンス」、鉄板なIntroを流れ、放出された銀色のテープを取りまくった「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)、久々に聴いていい曲だったと再認識した「鏡」、歌詞がなんか沁みる「それ行けベイビー!!」、憧れのThe Beatlesな「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」、歌謡Rockの「大河の一滴」、鉄板Pop Tuneの「あなたの夢を見ています」、この曲がかかった時どよめきが起きた「恋人も濡れる街角」の1フレーズ、言葉遊びとド・ブルースな「メンチカツ・ブルース」、アコギの音色が気持ちいい「風の詩を聴かせて」、入場時に配られたリストバンドが赤く光り、それが美しかった「君への手紙」、しょぼい男の歌がこの歳になるとよくわかる「真夜中のダンディー」、ここからイッキにたたみ込む「ROCK AND ROLL HERO」、青色のテープが放出され、センター席に投げ込まれた巨大な球体バルーンを持ち上げまくった「波乗りジョニー」、エロいけどそれが楽しい「Early In The Morning~旅立ちの朝~」、年があけ新年一発目の「ヨシ子さん」、アンコール1曲目「幸せのラストダンス」、クリスマスと冬の定番曲になった「白い恋人達」、歳を取るほどにしみてくる「祭りのあと」あたり。
きっと今年はアルバムが出て、再来年はサザン40周年へ。楽しみはまだまだ続くから、気長に待とう。
● On Air Set List:桑田佳祐 年越しライブ2016「ヨシ子さんへの手紙~悪戯な年の瀬~」(WOWOW)
M-01. 悪戯されて
M-02. ダーリン
M-03. 本当は怖い愛とロマンス
M-04. 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
M-05. 鏡
M-06. 飛べないモスキート(MOSQUITO)
M-07. エロスで殺して(ROCK ON)
M-08. 東京ジプシー・ローズ
M-09. SO WHAT?
M-10. それ行けベイビー!!
M-11. 月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)
M-12. 愛のプレリュード
M-13. 大河の一滴
M-14. あなたの夢を見ています
M-15. 傷だらけの天使
M-16. 恋人も濡れる街角
M-17. Yin Yang
M-18. メンチカツ・ブルース
M-19. 風の詩を聴かせて
M-20. JOURNEY
M-21. 君への手紙
M-22. 真夜中のダンディー
M-23. ROCK AND ROLL HERO
M-24. 波乗りジョニー
M-25. Early In The Morning~旅立ちの朝~
M-26. ヨシ子さん
=Encore=
M-27. 幸せのラストダンス
M-28. 白い恋人達
M-29. 祭りのあと
M-30. ヨシ子さん (Music Video)
* Produced by WOWOW in association with Amuse.
スパークリングワインを飲み過ぎた後、今年初めての「天下一品」(五反田店)へ。酔った勢いでオーダーしたのは「ボリューム定食」(1,152円)で、鉄板のこってり中華ラーメンに唐揚げとチャーハンがつく禁断のセット。コラーゲンたっぷりな濃厚鶏ガラ湯と野菜のドロドロスープ、中細ストレート麺にメンマ、葱に叉焼。卓上の辛し味噌も入れて、最後のスープ一滴まで完食。唐揚げも表は香ばしいけど中は肉汁系だし、パラッとしたチャーハンもシンプルでラーメンによく合う。しっかし深夜にこれはマズイよな...。猛省しつつごちそうさまでした。
今日は大変お世話になったHsnぱいせんを囲んでの飲み会。場所は以前も行ったことがある五反田の「Bistro Gaburi/ビストロ ガブリ」にて。なみなみとつがれるスパークリングワインを飲みながら、ぱいせんのダジャレを聞きまくり、みんなで話しまくり。いやー、くだらなかった。またいきましょう。ごちそうさまでした。
先日観たLive映像「YEN TOWN BAND・Lily Chou-Chou Project~円都空間 in 犬島~produced by Takeshi Kobayashi」。その世界を描いた岩井俊二監督の映画「スワロウテイル/SWALLOWTAIL BUTTERFLY」(1996/Cinema)を観てみた。
こんなあらすじ。"円"が世界で一番強かった時代、一攫千金を求めて日本にやってきた外国人達は、その街を"円都(イェン・タウン)"と呼び、日本人達は住み着いた違法労働者達を"円盗(イェン・タウン)"と呼んで卑しんだ。少女(伊藤歩)は、娼婦の母親が死んでしまい、無責任な大人達にたらい回しにされる中、娼婦グリコ(CHARA)に引き取られる。胸に蝶のタトゥーをつけ美しい歌を歌うグリコは、名前がなかった少女に"アゲハ"という名前を与えた。そんなある日、グリコはアゲハを強姦しようとしたヤクザを誤って死なせてしまう。彼の体内に1万円札の磁気データが記録されたカセットテープが入っていた...。
これ、近未来の架空の都市"円都(イェン・タウン)"で生きる移民の若者達を描いた作品。かつてのアメリカでのゴールド・ラッシュや移民をベースに、薄汚れた退廃的な世界観で、登場人物達が日本語、英語、中国語をごちゃまぜで話す無国籍風な作風になっている。その中でグリコを演じたCHARAの存在が圧倒的で、YEN TOWN BANDとしてのLiveシーンもかっこよかった。
それにしてもYEN TOWN BAND名義のSoundtrack Album「MONTAGE」はあの当時よく聴いたもんだった。ストーリーはともかく映像と音楽が残った映画だった。
ちょいちょい読んでる池井戸潤。世田谷中央図書館でやっと借りて読んでみた「陸王」(集英社)について。
こんなあらすじ。埼玉県行田市にある"こはぜ屋"は、百年の歴史を有する老舗足袋業者。しかしその実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧の中、社長の"宮沢"は銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発を思いつく...。
これ、足袋作り百年の老舗がランニングシューズ作りに挑むというチームワークとものづくりへの情熱を描いたビジネス小説。プロジェクトチームを立ち上げ、試行錯誤の中、開発が始まるが、銀行貸し渋りによる資金難、1つ1つのマテリアル探し、困難を極める靴底ソール開発、そして大手シューズメーカーの妨害と彼らの前に様々な障壁が立ちはだかる。メンバーそれぞれが自分の仕事に誇りを持ち、良いランニングシューズを作りたいという思いに共感した者達が仲間に加わっていくんだけど、彼らの熱い思いにこっちに伝わり、目頭が熱くなるという場面が何度もあった。
あらためて井戸ワールドはずれなしという1冊だった。
cf. 池井戸潤 読破 List
- 架空通貨 (2003)
- 仇敵 (2003)
- 株価暴落 (2004)
- 銀行仕置人 (2005)
- シャイロックの子供たち (2006)
- 鉄の骨 (2009)
- 民王 (2010)
- 下町ロケット (2010)
- 新装版 不祥事 (2011)
- かばん屋の相続 (2011)
- ルーズヴェルト・ゲーム (2012)
- 七つの会議 (2012)
- ようこそ、わが家へ (2013)
- 下町ロケット2 ガウディ計画 (2015)
- 陸王 (2016)
「Star Wars:The Legacy Revealed/スター・ウォーズ~伝説は語り継がれる」(2007)、WOWOWで再放送されたのでひさしぶりに観てみた。
これ、"Star Wars"シリーズが文化的・社会的にどんな影響を与えてきたかを、 映画関係者(あのJ.J.Abramsも!)や大学教授らのいろんなコメントを出して検証していくドキュメンタリー番組。宗教的な考察、神話や伝承、 聖書、名作文学など、それぞれの専門分野で自分の思いを話しまくっている。
「Star Warsは神話であり、神話は人間の立ち振る舞いを戒めるのが狙いだ」
「AnakinとLukeという英雄の旅を描いている」
「Darth Vaderはハムレットの亡霊として出て着る亡き国王と同じで父と子の葛藤を描いている」
「Yoda、Qui-Gon Jinn、Obi-Wan...師匠も神話の1つの要素である」
「神話には個性的な仲間たちが出てくる」
「Anakinは権力の誘惑に負けるが、これは古代抒情詩の特徴である」
「Palpatineはエデンの園の蛇である」
「独裁者としてのヒットラーとPalpatineの相似性、ナチスとクローン兵の相似性」
「内部崩壊から始まる民主主義の脆さ」
「力は民衆から生まれてくる」
これはコメントの一部だけど、正直持論の展開が強すぎて、思い込みが強すぎて、観た人を変な解釈に誘導されないかが心配。ま、みんなStar Warsが大好きなのはよーくわかった番組なんだけど。
しっかし、このドキュメンタリーに登場したJ.J.Abramsは、将来EP7を撮ることになるなんて、思ってもみなかったと思う。微笑ましい。
だいぶ古いけど「rockin'on 2 Febrauary 2017」、気になった記事について。
●GREEN DAY
去年の後半、ほんとに聴きまくったGreen Dayの「Revolution Radio」。このインタビューを読むとほんと大変な時期を3人は乗り越えてきたことがよくわかる。Billie Joe Armstrongのドラッグ問題からの再起とか、Mike Dirntの妻の乳がんとか、ほんとに壮絶。そこから着実に立ちあがり、トランプの件とか、様々な社会問題に立ち向かっている。やっぱりPunkだよな。
●oasis:supersonic
自分も観に行けた最強のドキュメンタリー映画「oasis:supersonic/オアシス:スーパーソニック」。これについて、児島由紀子×粉川しのが語り合ってる。兄弟は、ばかげた部分がとらえられてていい(Liam)と言い、ピークまでの栄光を描いてるからいい(Noel)と言ってる。しっかしこの映画は貴重な映像ばっかりだった。DVD化されたら絶対買う。
これ以外の記事では、Bob Dylanノーベル文学賞受賞スピーチ全文掲載、David Bowie大回顧展「DAVID BOWIE is」、「今から30年前、あの頃ロックは…1986」、「ブルースなんか知らないよ/松村雄策」(この文章はしみた...)など。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・The Ultimate COllection/Black Sabbath (Album)
今朝も快晴の日曜日。ひなたばっこも気持よさそう。でもせっかくなんで、LoveとPeaceを連れて駒沢公園へ。
午前中からとっても混んでる駒沢ドッグラン。Love含め、勝気なチワワが多く、お互い吠えまくってるので、Loveは途中からスリングの中に。Peaceはまあ楽しんでた感じ。
駒沢公園に向かう途中、双子の駒沢給水塔あたりで、梅が咲いてた。春はもう少し...。
プラネタリウムを観たあと、馬事公苑まで歩き、夕飯は「とんかつ 神楽坂 さくら」。ここ、去年の12月ごろにオープンしたとんかつ屋で、結構混んでる。で、いただいたのは、「山形豚のロースかつ」。脂がしつこくない程度にいい感じで乗っていて、これはうまっ。また絶対来ると思う。ごちそうさまでした。
昨夜は、世田谷区立教育センターにあるせたがやプラネタリウムで、「星空CDコンサート なごり雪~懐かしのフォークソング~」。冬の星座の解説の合間に、星空を観ながら懐かしのフォークソング。吉田拓郎の「落陽」、風の「22才の別れ」、松山千春の「大空と大地の中で」、オフコースの「さよなら」、イルカの「なごり雪」...。流れ星が流れたり、雪が降ってくる映像があったりと、なかなか楽しいし、不思議なプラネタリウム体験だった。しっかし、ここらへんに住んで10年近くになるけど、このプラネタリウムに来たのは実は初めて。もっと来てればよかった。
駒沢公園でジョギングしてから都立大学まで足を伸ばし、今日の昼飯は前から気になってた「らーめん PARADE」へ。ここ、夜間はCAFE & BAR PARADEとして営業しているBarが、昼のみラーメン店としてやってるお店。しかも、店主はあの"麺屋 一燈"ご出身とのことで期待が増す。で、いただいたのは、「濃厚煮干しそば(醤油)」(750円也)。熱々のスープは煮干しが効いてるけど、えぐみはなく、刻み玉葱と合う醤油味。麺は歯切れのいいストレート麺。これに直前で炙った叉焼、ラディッシュ、カイワレ、海苔にラーメンの具材ではあまり食べたことがない塩昆布が入っている。レベルが高い。さらに今日のミニ丼としていただいたのが、ハッシュドビーフ丼。まさかラーメンに合うとは思わなかった。しっかし地元っぽい人々で結構混んでた。ごちそうさまでした。
朝からいい天気の土曜日、ゾンビ映画「アイアムアヒーロー」を観てから、駒沢公園で4kmほど軽くジョギング。BGMはくるりの「くるりの20回転」。そろそろLiveなんで、予習強化中。その後は、公園のベンチで休憩かねて、道尾秀介の最新作「サーモン・キャッチャー the Novel」を読み出す。まだよくわからない...。
そうそう、駒沢公園内で工事が進んでいた新しいcafe「Mr.FARMER」の建物容貌がちょっと見えてきた。3月のオープンが楽しみ。
2/9(木)から10(金)の1泊2日で、1年5ヶ月ぶりの長野出張。いただいた食いものを中心に書いてみます。
2/9(木)。午後に会社を出てから豊科に着き、19時から懇親会。場所は豊科駅近くの「味処やまざき」。20名以上のメンバーが集まって、鍋をつつきながら、ビールと生酒。朝から東京でも雪が降っていたけど、豊科も相当寒い。でもこの鍋のおかげてあったまった。しっかしひさしぶりに飲むメンバーも多く、懐かしかったし、いろいろ話せてよかったと思う。ごちそうさまでした。
2/10(金)。今回宿泊したのは豊科駅近くの「ルートイン安曇野豊科駅南」。ここ最近は松本に泊まることが多かったんで、ここはほんとひさしぶり。部屋は狭いけど、人工温泉だけどヘルストン活性石温泉の大浴場はあるし、朝飯がなかなかうまい。サラリーマンが喜ぶメニューでお腹いっぱい。ごちそうさまでした。
で、安曇野オフィスでランチMtgでいただいたお弁当。おいしかったです。しっかし、安曇野の気温は-10℃で、ほんと寒かった。
で、夕飯は松本で途中下車し、定番「松本からあげセンター」で、定番の「からあげ定食」(780円也)。信州りんごを使った熟成ダレに漬けこんだ揚げたてのからあげで、鶏は国産鶏。これにマカロニサラダ、酢もやし、味噌汁がつく。やっぱりうまいし、これを食べないと東京に帰れない。ごちそうさまでした。
WOWOWで放送された「MAN WITH A MISSION presents "The World's On Fire TOUR 2016" at Portmesse Nagoya」について。
これ、2016年MAN WITH A MISSIONがReleaseした4th Album「The World's On Fire」のTour"The World's On Fire TOUR 2016"の追加公演の中で、2016/11/3にポートメッセなごやで行われたLive映像が放送されたもの。オープニングの映像初め東海地区最大キャパの会場に、光と音の洪水が押し寄せられていた。炎が上がる特効やレーザー光線などなど凄く豪華なLiveで、スタジアムバンドとしてMWAMが存分に楽しめられる。
特によかったのは、完成度が高いMixtureの「distance」、Guitarのリフが最高な「Dive」、Release時のTakuma(10-FEET)とのからみもよかった「database」、初期からのアゲアゲTuneの「Get Off of My Way」、壮大なインプロから始まった「Give it Away」、スマホの灯りがフロア中に灯っていた「Memories」、中野雅之(BOOM BOOM SATELIGHTS)プロデュースのRock Tune「Hey Now」、これもLiveの鉄板な「Emotions」、壮大な世界観のMidium Tune「The World's On Fire」、大シンガロングが起きた「Seven Deadly Sin」、マンウィズ最強の曲「FLY AGAIN」から最高の〆の「Raise Your Flag」あたり。
マンウィズのLiveは4年前のCDJ12/13のみ。もう1回観たいBand。
● On Air Set List:MAN WITH A MISSION presents "The World's On Fire TOUR 2016" at Portmesse Nagoya (WOWOW)
M-01. Survivor
M-02. Waiting for the Moment
M-03. distance
M-04. Dive
M-05. database
M-06. Get Off of My Way
M-07. Give it Away
M-08. Out of Control
M-09. Memories
M-10. ワンダーランド
M-11. Hey Now
M-12. Emotions
M-13. The World's On Fire
M-14. Seven Deadly Sin
M-15. FLY AGAIN
M-16. Raise Your Flag
* Filmed Live at Portmesse Nagoya on 3rd Nov.2016.
* Produced by WOWOW in association with fabrica.
実際に起こった巨大タンカーの海難事故を描いた「The Finest Hours/ザ・ブリザード」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。真冬の大西洋でブリザードに襲われた巨大タンカー"ペンドルトン号"が大破してしまう。船内には32名の乗組員が取り残され、真っ二つになった船が沈没しないよう、機関士のSybert(Casey Affleck)ら乗組員たちは懸命の努力を続けるが、船の命運は今にも尽きようとしていた。そんな過酷な状況の中、沿岸警備隊隊員のBernie(Chris Pine)と同僚3人は、上司のCluff司令官(Eric Bana)の命令によって事故現場へ救出に向かうが、彼らが乗り込んでいるのは定員12人の木製小型救助艇であった...。
これ、1952年に起きたアメリカ沿岸警備隊史上最も困難とされた海難事故"ペンドルトン号の救出劇"を映画化したもの。極寒の厳しい北大西洋上で悪天候により遭難した巨大タンカーに残された生存者32人の救助に、4人の沿岸警備隊が定員12人の小型木製救助艇で挑むというもの。地上で待つ者、救命艇で救出に向かう者、タンカーの中で助けを待つ者...それぞれのドラマが見事にオーバーラップし、観ているこっちもテンションが上がっていく。現在地もわからず、交信もできず、一寸先の視界さえはっきりとしない絶望的な状況を前に、規則や慣習に従わず、自らの状況判断で可能性を切り開く乗組員達の姿がよかった。
迫真の海洋アクション映画。こんな映画は映画館で観たかったと思う。
ここ最近結構読んでる原田マハさん。世田谷中央図書館で借りた「翔ぶ少女」(ポプラ文庫)について。
こんなあらすじ。1995年神戸市長田区。阪神淡路大震災で両親を失った小学1年生の"丹華"(ニケ)は、兄の"逸騎"(イッキ)、妹の"燦空"(サンク)とともに、医師のゼロ先生こと"佐元良是朗"に火がまわろうとしていた瓦礫の中から助けられた。4人は家族となり、復興へと歩む町とともに少しずつ絆を育んでいく...。
阪神大震災で両親を亡くした3兄弟そして同じく震災で妻を亡くした医者が、震災の不幸にもめげず日々の暮らしの中で力を合わせ、家族や日常を再生していく話。大切な人を救いたいと思う少女に奇跡が起こるんだけど、これがいい感じのファンタジーに仕上がっている。自分は震災の苦しみを推し量ることはできないけど、無償の優しさと暖かさと絶望先の希望を与えてくれた。命の大切さを教えてくた1冊だった。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
2015年2月全国公開されたキヨシローの映画「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1入門編~」(2015/Cinema)。やっと観れた。
これ、RC Sucession時代の1980年代から自分のその場にいれた2008年2月の「忌野清志郎 完全復活祭日本武道館」にかけてのLive映像とオフショット映像で構成された映像集。特にオフショット映像では、2009年大阪で行われた"ふぁんくらぶ祭"でなぜメイクをするのかというファンからの質問に、「メイクをして売れたからやめられない」と答えるくだりが微笑ましかったり、1982年Album「BEAT POPS」レコーディング風景でヘルメットをかぶっておどけるキヨシローの姿に涙が出てきた。ほんと泣ける映像ばかり。
で、それぞれの曲について書いてみる。
・M-01「よォーこそ」:2008年完全復活祭と1983年の箱根の映像が流れる。完全復活祭の現場で観たシーンが蘇り、泣けてきた。
・M-02「ベイビー!逃げるんだ。」:1984年西武球場、物凄いシンガロングが起きていた。
・M-03「ラプソディー」:1986年と1988年の日比谷野音、ドクター梅津との絡みが泣けてくる。
・M-04「RAZOR SHARP・キレル奴」:1987年中野サンプラザでの初のソロ。RCでの活動が限定的になりつつある頃で、英国人プレイヤー達の前で尖ったキヨシローを堪能できる。
・M-05「トランジスタ・ラジオ」:1992年ソロ「Have Mercy」の日本武道館。MG'Sとの共演で嬉しそうに♪夢のようだぜ~!♪と叫んでた。
・M-06「エンジェル」:今思えばこれがRC5人での最後のクリスマスライブとなった1989年の武道館。切ない名バラッド。
・M-07「デイ・ドリーム・ビリーバー」:2004年キヨシロー40周年でのスぺシャLive。♪Yeahって言え~♪、最高だ。
・M-08「スローバラード」:2007年札幌、不朽の名バラッド。
・M-09「イマジン」:2007年武道館。キヨシローなりに表現したJohnの名曲。言うことなし。
・M-10「世界中の人に自慢したいよ」:2004年シブ公、優しくて愛に溢れた名曲。
・M-11「君が僕を知ってる」:2008年完全復活祭と1983年の箱根。差し込まれる箱根でのBack Stageの映像がたまらない。
・M-12「上を向いて歩こう」:1989年のブドーカン。♪日本の有名なロックンローーーーール!♪
・M-13「JUMP」:2008年完全復活祭、2008年NHK番組にMusic Videoの映像が流れる。Videoでの選挙活動中のキヨシローの姿が最高だった。
・M-14「ドカドカうるさいR&Rバンド」1983年ブドーカン。まさに絶頂期の映像だと思う。
・M-15「雨あがりの夜空に」:1981年ブドーカン。Chaboも化粧してる貴重な映像。
・M-16「Baby 何もかも」:2005年フジロック。フジロッカーに♪愛し合ってるかい~♪。
・M-17「キモち E」:2008年完全復活祭、この曲に出会ってからもう40年近くも経った。
・M-18「毎日がブランニューデイ」:2008年完全復活祭、優しいR&B。
・M-19「LIKE A DREAM」:2008年完全復活祭、キヨシローがアコギで一人で歌ってた。
2009年5月2日キヨシローが虹を渡り銀河系遥か彼方へ行ってからもう7年が経つ。でも歌はいつまでも残ってる。
● 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1入門編~/忌野清志郎 (2015/Cinema)
M-01. よォーこそ (2008/2/10「忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館」@日本武道館)(1983/8/13「箱根オデッセイ ポップ '83 イン ハコネ」@箱根自然公園)
M-02. ベイビー!逃げるんだ。 (1984/7/22「スーパーフェス '84 KING of LIVE」@西武ライオンズ球場)
M-03. ラプソディー (1988/8/13,14「SPECIAL FOR SUMMER NIGHT」@日比谷野外大音楽堂)(1986/8/17「the TEARS OF a CLOWN」@日比谷野外大音楽堂)
M-04. RAZOR SHARP・キレル奴 (1987/3/25,26「HAPPY HEADS」@中野サンプラザ)
M-05. トランジスタ・ラジオ (1992/4/18「Have Mercy」@日本武道館)
M-06. エンジェル (1989/12/25「Family Stone tour 1989」@日本武道館)
M-07. デイ・ドリーム・ビリーバー (2004/12/15「KIYOSHIRO 40th & SPACE SHOWER TV 20th Anniversary 忌野清志郎 LIVE at SPACE)
M-08. スローバラード (2007/1/31「札幌市民会館最後の日」@札幌市民会館)
M-09. イマジン (2007/12/8「ジョン・レノン音楽祭 2007 Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」@日本武道館)
M-10. 世界中の人に自慢したいよ (2004/2/6「WANTED」@渋谷公会堂)
M-11. 君が僕を知ってる (2008/2/10「忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館」@日本武道館)(1983/8/13「箱根オデッセイ ポップ '83 イン ハコネ」@箱根自然公園)
M-12. 上を向いて歩こう (1989/12/25「Family Stone tour 1989」@日本武道館)
M-13. JUMP (2008/2/10「忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館」@日本武道館)(2008/1/21 NHK「SONGS」)(MUSIC VIDEO)
M-14. ドカドカうるさいR&Rバンド (1983/12/25「THE KING OF LIVE AT BUDOHKAN 1983」@日本武道館)
M-15. 雨あがりの夜空に (1981/12/24「RC SUCCESSION AT BUDOHKAN」@日本武道館)
M-16. Baby 何もかも (2005/7/29「FUJI ROCK FESTIVAL '05」@WHITE STAGE)
M-17. キモち E (2008/2/10「忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館」@日本武道館)
M-18. 毎日がブランニューデイ (2008/2/10「忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館」@日本武道館)
M-19. LIKE A DREAM (2008/2/10「忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館」@日本武道館)
cf. RC Succession・忌野清志郎・The Timers My CD/DVD List
- シングルマン/RC Succession (1976/Album)
- Please/RC Succession (1980/Album)
- EPLP/RC Succession (1981/Album)
- Blue/RC Succession (1981/Album)
- Blue/RC Succession #2 (1981/Album)
- Beat Pops/The RC Succession (1982/Album)
- OK/RC Succession (1983/Album)
- The King Of Live/The RC Succession (1983/Album)
- Feel So Bad/The RC Succession (1984/Album)
- Heart Ace/The RC Succession (1985/Album)
- The Tears Of A Clown/RC Succession (1986/Album)
- The Tears Of A Clown/RC Succession (1986/DVD)
- Marvy/The RC Succession (1988/Album)
- Covers/The RC Succession (1988/Album)
- コブラの悩み/The RC Succession (1988/Album)
- コブラの悩み-Cobra In Trouble-/The RC Succession (1989/DVD)
- The Timers/The Timers (1989/Album)
- Baby a Go Go/RC Succession (1990/Album)
- ロック画報 10 SPECIAL SAMPLER CD "70年代RCサクセション 完全未発表ライヴ"/RCサクセション (2001/Album)
- 真心COVERS/Various Artists (2004/Album)
- 雨あがりの夜空に35/忌野清志郎 featuring RHYMESTER (2005/CDS)
- Rhapsody Naked/RC Succession (2005/Album+DVD)
- 夢助/忌野清志郎 (2006/Album)
- 入門編/忌野清志郎 (2008/Album)
- 忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館/忌野清志郎 (2008/DVD)
- Oh! RADIO/忌野清志郎 (2009/CDS)
- 忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー 2009.5.9 オリジナルサウンドトラック/忌野清志郎 (2009/Album)
- Baby#1/忌野清志郎 (2010/Album)
- 忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!! (2011/Cinema)
- 忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!! #2 (2011/Cinema)
- 悲しいことばっかり(オフィシャル・ブートレグ)/RC Succession (2013/Album)
- 矢野顕子、忌野清志郎を歌う/矢野顕子 (2013/Album)
- 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1入門編~ (2015/Cinema)
YEN TOWN BANDなどなどが参加して行われた「YEN TOWN BAND・Lily Chou-Chou Project~円都空間 in 犬島~produced by Takeshi Kobayashi」。WOWOWで放送されたのでしっかり観てみた。
これ、映画「スワロウテイル」公開から20年を迎えた2016年の10/8~11の4日間、近代化産業遺産である岡山県・犬島精錬所美術館 発電所跡にて開催されたもの。小林武史を中心にYEN TOWN BAND、Lily Chou-Chou、安藤裕子、大木伸夫(ACIDMAN)などのミュージシャンが登場し、映画監督 岩井俊二氏が監修を行っている。で、この"円都"とは「スワロウテイル」に出てくる架空都市の名前で、廃墟の精錬所跡地で前代未聞のLiveが行われていた。
廃墟、EarthyでHardな音の洪水、流れる文字と映像、911やイラク空爆を伝えるニュース、そしてSalyuと安藤裕子と大木伸夫の朗読...こんなLiveは観たことがない。特によかったのは、大木伸夫が叫んでいた「廻る、巡る、その核へ」、YEN TOWN BANDの曲の中でも好きな「Sunday Park」、ACIDMANの名曲「世界が終わる夜」、Charaの美しさに素直に感動した「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」あたり。
映画「スワロウテイル」は観たことないんだけど、あらためて観たくなった。
● On Air Set List:YEN TOWN BAND・Lily Chou-Chou Project~円都空間 in 犬島~produced by Takeshi Kobayashi (WOWOW)
#1 眼の海
M-01. レクイエム/Lily Chou Chou
M-02. グライド/Lily Chou Chou
#2 壁の内側 日常とエロス
M-03. 忘れものの森/安藤裕子
M-04. 海とぱんつ/安藤裕子
M-05. エロティック/Lily Chou Chou
#3 人工知能と資本主義
M-06. My Memory/Lily Chou Chou
#4 宇宙
M-07. 永遠の底/大木伸夫(ACIDMAN)
M-08. 廻る、巡る、その核へ/大木伸夫(ACIDMAN)
#5 シンクロニシティ
M-09. Sunday Park/YEN TOWN BAND
M-10. She don't care/YEN TOWN BAND
M-11. My Way/YEN TOWN BAND
M-12. Last eye/安藤裕子
#6 出口へ
M-13. 世界が終わる夜/大木伸夫(ACIDMAN)
M-14. Swallowtail Butterfly ~あいのうた~/YEN TOWN BAND
M-15. EL/YEN TOWN BAND
* Filmed Live at Inujima Seirensho Art Museum Hatsudenshoato,Okayama on 8th,9th,10th,11th. Oct.2016.
* Swallowtail Butterfly 20th anniversary
* Produced by Takeshi Kobayashi.
* Movie Direction by Shunji Iwai.
* Yen Town Band,Lily Chou-Chou ProjectChara,Salyu,Yuko Ando,Nobuo Oki(ACIDMAN),Nobuaki Kaneko(RIZE),Kei Takakuwa(Curly Giraffe),Maisa Tuno,Toku,Yukio Nagoshi,Takeshi Kobayashi
映画「Star Wars:The Force Awakens/スター・ウォーズ:フォースの覚醒」の数ヶ月から数日前に、Poe、Rey、Finnの3人に起きた出来事を描くアンソロジー「Star Wars:Before the Awakening~スター・ウォーズ:フォースの覚醒前夜-ポー・レイ・フィン-/Greg Rucka-グレッグ・ルーカ」について。
Poe、Rey、Finnに起きた出来事を描いたスピンオフ小説ジュニアノベル版。それぞれこんなあらすじ。
・「ポー」:
反乱軍を両親に持つ天才パイロットのPoe Dameronは、パトロール中に突如ファースト・オーダーの大軍と遭遇した。数的には劣勢でありながらも、巧みな操縦でファースト・オーダーのTIE Fighterを撃墜し続けるが、ファースト・オーダーの卑劣な作戦に巻き込まれ、信頼する仲間のパイロットを一人失った。しかし、新共和国の長官はファースト・オーダーの追跡を許してくれず、ポーは命令に背き、X Wingを飛ばして、ファースト・オーダーに奪われた貨物船の場所をつきとめた。基地に戻ってきた彼を待っていたのは、見知らぬEmatt大佐という男だった...。
・「レイ」:
難破船だらけの惑星ジャクーでたくましく生活している廃品回収業者のRey。ある日彼女は嵐によって地表に現れた完全な"船"を見つけた。一人で船を操縦可能な状態に戻そうとするReyは同業者にみつかってしまいう...。
・「フィン」:
優秀なストームトルーパー訓練生FN-2187は、百発百中のブラスター技術と類まれなリーダーシップにより、訓練を一手に受ける上官Captain Phasmaにも期待される逸材だった。しかし彼は出来の悪いチームメンバーをどうしても見捨てることができない。度重なる"仲間を重要視する"行動がPhasmaの目につき、問題視される...。
新共和国の敏腕パイロットの"Poe"、なにもない砂漠の惑星ジャクーのひとりぼっちのゴミあさりの"Rey"、そして優秀と評価されるも悩みを抱えるストームトルーパーの訓練生FN-2187こと"Finn"。それぞれ違う世界で生きていた3人が悪の勢力ファースト・オーダーに立ち向かうまでを描いた3人それぞれの物語がこれ。PoeとLeia将軍との信頼関係もわかるし、PoeとBB-8の関係性もわかった。惑星ジャクーでのReyの生活ぶりもより理解できたし、名前のないFN-2187がなぜファースト・オーダーに謀反した経緯もよくわかる。まさに「フォースの覚醒」直前のStoryということで、より「フォースの覚醒」の理解が深まったと思う。
ジュニアノベルだけど、大人のStar Warsファンでも楽しる1冊だった。
cf. Star Wars小説(正史・スピンオフ) 読破 List
- Star Wars:Shatterpoint~スター・ウォーズ破砕点/Matthew Stover-マシュー・ストーヴァー (2004)
- Star Wars:Survivor's Quest~スター・ウォーズ 生存者の探索/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2004)
- Star Wars:The Cestus Deception~スター・ウォーズ セスタスの偽り/Steve Barnes-スティーブン・バーンズ (2004)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith~スター・ウォーズ:エピソード3 シスの復讐/George Lucas(原作),Matthew Stover(著),富永和子(訳)-ジョージ・ルーカス(原作),マシュー・ストーヴァー(著) (2005)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith/Patricia C.Wrede (2005)
- Star Wars:Jedi Trial~スター・ウォーズ ジェダイの試練/David Sherman and Dan Cragg-デイヴィド・シャーマン,ダン・グラッグ (2005)
- Star Wars:Yoda,Dark Rendezvous~スター・ウォーズ 暗黒の会合/Sean Stewart-ショーン・スチュワート (2005)
- Star Wars:Labyrinth of Evil~スター・ウォーズ 悪の迷宮/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:Dark Lord-The Rise Of Darth Vader~スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:The Last of the Jedi-The Desperate Mission-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(1)-危険なミッション-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:The Last of the Jedi-Dark Warning-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(2)-闇の警告-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:Outbound Flight~スター・ウォーズ 外宇宙航行計画/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2006)
- Star Wars:Dark Nest I:The Joiner King~スター・ウォーズ:ジョイナーの王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest II:The Unseen Queen~スター・ウォーズ:影の女王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest III:The Swarm War~スター・ウォーズ:キリック戦争/Troy Denning-トロイ・デニング (2007)
- Star Wars:Tarkin~スター・ウォーズ:ターキン/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2015)
- Star Wars:Heir to the Jedi~スター・ウォーズ:ジェダイの継承者/Kevin Hearne-ケヴィン・ハーン (2015)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),Michael Kogge(著),上杉隼人,吉富節子(訳)-J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作),ミッシェル・コーギー(著) (2016)
- Star Wars:Before the Awakening~スター・ウォーズ:フォースの覚醒前夜-ポー・レイ・フィン-/Greg Rucka-グレッグ・ルーカ (2016)
面白そうだったんで観てみたSam Raimi監督のサスペンス「A Simple Plan/シンプル・プラン」(1998/Cinema)について。
こんなあらすじ。アメリカの田舎で飼料店に勤めるHank(Bill Paxton)は、妊娠中の妻Sarah(Bridget Fonda)とともに貧しい暮らしを送っていた。大晦日の日、失業中の兄Jacob(Billy Bob Thornton)とその悪友のLou(Brent Briscoe)に父親の墓参りに連れ出されたHankは、偶然入った森の中で墜落したセスナ機を発見する。機内にはパイロットの死体と440万ドルもの大金があった。この大金が自分達の未来を変えてくれると信じた3人は、現金を自分達の物にするための"シンプル"な計画を実行に移すが...。
ふとしたことで大金を手にした人々が平凡ながらかけがえのない人生を見失っていく姿を描いたサスペンス映画。些細な事からどんどん悪い方向へ向かって行くんだけど、金を巡って殺さなくてもよい人を殺し、みんなが疑心暗鬼になっていき、隠し事が隠し事を呼び"シンプル"な計画が複雑になっていく。1998年の映像ということで、古っぽさが満載。ともかく暗いサスペンスだった。
夕飯は、オリーブオイルと塩胡椒に漬け込んだ鶏のむね肉にチクワと玉子で燻製製作。あとは白ワインとその前にいただいたパンで満腹に。ちなみにパンは駒沢公園前の「glouton/グルートン」で購入。ごちそうさまでした。
ランチを食べてから腹ごなしに駒沢公園へ。しっかしいい天気にいい夕日。
で、今週もドッグラン。今日のLoveも他のわんこを追いかけながら、吠えまくり。Peaceはやる気なくベタベタしてた。
図書館、トリミング、歯医者とこなし、LoveとPeaceを連れて、やっと昼飯。行ったのは駒沢の定番「SLOW FOOD CAFE SMILE」。そこで、数量限定の「渡り蟹のレッドクリームカレー」をいただく。蟹のコクと旨味に、スパイシーなレッドのカレー、ココナッツがいい感じでなかなか美味いです。これにバルサミコのサラダ、パンにアイスオレ。このサラダ、サラダバー形式になっているので、好きなだけ盛れるがうれしいし、なんか体がお酢を欲していた。わんこ用にパンもいただき、至れり尽くせり。ごちそうさまでした。
今日はいろいろ忙しい。まずは図書館で本を借りてから、LoveとPeaceを連れて定番・桜新町の「トリミングサロン ALAMON」へ。足裏と足回りの毛、肉球のムダ毛、爪切り、肛門腺絞り、そしてLoveのひげ切り…これで500円/匹と素晴らしいコスパ。今年もよろしくお願いします。
2016年秋ににReleaseされたGreen Dayの11th Album「Revolution Radio」(2016/Album)。ずっとヘビロテしてたけど、そろそろ書いてみる。
それにしてもGreen DayのAlbumを買ったのはひさしぶりで、Youtubeで「Bang Bang」を観てイッキに欲しくなった。ともかく12曲が1つの曲のようにタタミこまれ、50分があっという間に過ぎていく。そしてもう一度頭から聴く...そんなことをずっとやってた。3人は全然枯れ始めず、むしろ進化している。あらためてスゲーBandだと思う。ともかくひっかかった曲について。
・M-01「Somewhere Now」:Melodiusなアコギからの高揚がかっこいいOpening Tune。
・M-02「Bang Bang」:この曲のPVを観てイッキにAlbumへの期待感が高まった。
・M-03「Revolution Radio」:M-02からの間髪置かずの繋ぎもいいし、陽性なサビにTensionアガル。
・M-04「Say Goodbye」:ザクザクと枯れたMelody Line。
・M-05「Outlaws」:
MelodiusなMidium Tune。
・M-06「Bouncing Off the Wall」:HevayなリフとDruming。鉄板王道なAmerican Rock。
・M-07「Still Breathing」:爽やかな高揚感がやたら気持いい。このAlbumでのMy Best Trackがこれ。
・M-08「Youngblood」:M-07からの流れがさらに加速する。AmericanなRockもたまにはいい。
・M-09「Too Dumb to Die」:転調と抑揚の秀逸なMelody Line。
・M-10「Troubled Times」:MellowでHeavyで切ない。どこかThe Beatlesの「While My Guitar Gently Weeps」のフレーズが聴こえてくる。
・M-11「Forever Now」:Part.1"I'm Freaking Out"とPart.2"A Better Way to Die"とPart.3"Somewhere (Reprise)"の3部構成からなる壮大だけど疾走感ある1曲。
・M-12「Ordinary World」:平凡な世界を美しくも悲しく歌い上げた曲。この曲でCloseする感じがいい。
Green Dayをちゃんと聴き出したのはあの名盤「Dookie」(1994年)。それから規模と思いはデカくなってるけどほんと変わんない。あんな悪ガキでもちゃんとできるだよ。
● Revolution Radio/Green Day (2016/Album)
M-01. Somewhere Now
M-02. Bang Bang
M-03. Revolution Radio
M-04. Say Goodbye
M-05. Outlaws
M-06. Bouncing Off the Wall
M-07. Still Breathing
M-08. Youngblood
M-09. Too Dumb to Die
M-10. Troubled Times
M-11. Forever Now
Part.1 I'm Freaking Out
Part.2 A Better Way to Die
Part.3 Somewhere (Reprise)
M-12. Ordinary World
* Green Day:Billie Joe Armstrong(Guitar,Vocals),Mike Dirnt(Bass,Vocals),Tre Cool(Drums,Percussion)
* Produced by Green Day.
* Engineered by Chris Dugan.
* Recorded at Otis,Oakland,CA.
* Mixed by Andrew Scheps at Punkerpad UK,Ombersley.
* Mastered by Eric Boulanger at The Bakery,Culver City,CA.
* 9362-49200-6 Reprise 2016.Reprise Records,A Warner Music Group Company
cf. Green Day My CD/DVD List
- American Idiot (2004/Album)
- Green Day Live at Fox Theater (2010/Video)
- Revolution Radio (2016/Album)
主演の実録犯罪映画「Black Mass/ブラック・スキャンダル」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。1970年代のマサチューセッツ州ボストンが舞台。アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るJames"Whitey"Bulger(Johnny Depp)に、幼なじみのFBI捜査官John Connolly(Joel Edgerton)が接触を図ってくる。JohnはFBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとWhiteyに持ち掛け、密約を交わすことに成功した。両者の連携によって、WhiteyはFBIにマフィアの情報を提供しイタリア系マフィアの勢力は弱まるが、その一方でWhiteyは絶大な権力を持つようになる...。
実在するアイリッシュ・マフィアのボスであるJames"Whitey"Bulgerが裏社会でのし上がっていく姿を追う犯罪映画。この映画の凄さはWhiteyを演じたJohnny Depp。その風貌は毛が抜け、歯が抜け、それだけであのJohnny Deppとは思えないし、のし上がるために裏切った仲間を戸惑いも躊躇もなくいたぶり殺していく。また、政治家となった実の弟であるBilly(Benedict Cumberbatch)やマフィアと裏取引したFBI捜査官Johnなど、さまざまな思惑が渦を巻く人間模様に加え、Whiteyの周囲の人物の誰もが次第に人生を見失っていくところにもひき込まれてしまった。
ここまで怖くて圧倒的な存在感を放ったJohnny Deppを観たのはひさしぶり。ほんと迫力のあるギャング映画だった。
以前東京ラーメンショー2015で食べたことがある銀座の「むぎとオリーブ」。仕事の際に行ってみた。で、いただいたのは「蛤SOBA」(980円也)。三重県産蛤のエキスと大山鶏から抽出された鶏油をベースにした醤油スープ。表面に浮いた鶏油をレンゲでスープを押しながらスープを混ぜると醤油の強さが押さえられ、絶妙の蛤の旨味が伝わってくる。麺はストレートの中細麺で、コシと歯キレがよい固さでスープとの相性がいい。具は低温処理の鶏叉焼、美しく結った蒲鉾、素揚げの山芋に三つ葉と刻み葱と海苔。蛤も5つ入っている。見た目も美しくほんと計算されている。卓上のオリーブオイルを途中から入れたら、さらに香りとコクがでるんだけど、オリーブオイルが合うラーメンなんてほんと経験だ。で、一緒にいただいた「キーマカレー」(200円也)。濃厚だし、上にのったチリソースを混ぜるといい酸っぱさが加わった。ちょっと高いけど、ここは美味い。ごちそうさまでした。
去年2016年で結成20周年のくるり。そんなくるりを迎えた「SPACE SHOWER TV "LIVE with YOU" くるり」がスぺシャで放送された。そりゃー観るでしょ。
スぺシャでも放送されてたけど、立命館大学の音楽サークル"ロックコミューン"部室で行われた「くるりの部室ライブ」の中で発表されたLiveがこれ。2016/11/21に渋谷WWWで行われたもの。くるりの初代ドラマーである森信行を迎えて開催されてるけど、もっくんがいるだけでなんかほっこりする。
特によかったのは、この曲の解放感とGrooveがたまらない「ワンダーフォーゲル」、たゆたゆとしたDubの「LV30」、鉄板なRock'n Rollの「トレイン・ロック・フェスティバル」、アコギの大振りなストロークがいい「太陽のブルース」、カントリー調の初期の名曲「リバー」、何回も聴いているうちに好きになった「愉快なピーナッツ」、やったら気持ちいい「ロックンロール」、アングラ体質もくるりの一面の「虹」、さらにアングラな「尼崎の魚」、日常の一コマを描いた「ハム食べたい」、そしてこの曲で始まったくるり、何回聞いても鳥肌が立つ「東京」あたり。ま、全部じゃん。
で、2/28 Zepp Diver City TOKYOで行われる"『くるりの20回転』リリース記念ツアー「チミの名は。」"に行けることに。Fes.ではちょいちょい観てるけど、くるりの単独Liveはほんとひさしぶり。ともかく3枚組のBest Album「くるりの20回転」を聴きながら、楽しみに待つ。
● On Air Set List:SPACE SHOWER TV "LIVE with YOU" くるり
M-01. ワンダーフォーゲル
M-02. LV30
M-03. トレイン・ロック・フェスティバル
M-04. 太陽のブルース
M-05. リバー
M-06. 愉快なピーナッツ
M-07. ロックンロール
M-08. 虹
M-09. 尼崎の魚
M-10. ハム食べたい
M-11. 東京
* Filmed Live at Shibuya WWW on 21th Nov.2016.
* 2016 SPACE SHOWER NETWORKS INC.
東西冷戦のさなかに起きた人質交換をめぐる歴史秘話を描いた「Bridge Of Spies/ブリッジ・オブ・スパイ」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。1957年米ソ冷戦のさなか、保険関連の敏腕弁護士Donovan(Tom Hanks)は、ソ連のスパイであるAbel(Mark Rylance)の弁護を引き受ける。かつてニュルンベルク裁判で検察官を務めた経験を持つDonovanは、「どんな人間にも等しく公平な裁判を受ける権利がある」という固い信念の下、弁護を行い、Abelは死刑を免れ懲役刑となった。5年後アメリカがソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、乗組員が捕獲される。Donovanは、CIAから自分が弁護したAbelとアメリカ人乗組員のPowers(Austin Stowell)の交換という任務を任される...。
これ、東西冷戦下の1960年に実際に起きたソ連によるアメリカ偵察機撃墜事件"U-2撃墜事件"を題材にした映画。ソ連のスパイとして逮捕された男と世間の非難を浴びながらも裁判の中立公正さを守るべく勇気をもって彼の弁護を引き受けた民間のアメリカ人弁護士を描いている。監督はSteven Spielberg、主演はTom Hanks、脚本はCoen兄弟と実力派が集結した大作になっている。
で、個人的によかったのはラストシーン。出張だと言っていたパパが実は凄い仕事をなしとげてきたことをTVで知った娘が父を誇りに思うシーンがよかった。なかなかの佳作だった。
2016年、デビュー25周年だったChara。そんな中、WOWOWで放送された「Chara "Junior Sweet" Intimate interlude tour」について。
これ、Charaのキャリア史上一番のHit Album「Junior Sweet」の再現Liveで、2016/11/3 赤坂BLITZでの模様が放送された。この1997年にReleaseされたAlumはほんとによく聴いた1枚で、彼女のWhisper VoiceとともにSoulfulなMelody Lineが大好きだった。
で、Liveのほうだけど、特によかった曲はSoulfulな名曲「Junior Sweet」、なんかひっかかる歌詞がいい「勝手にきた」、切ないBalladの「タイムマシーン」、優しいこの曲がめちゃめちゃ好きだった「ミルク」、エスニックなアレンジの「しましまのバンビ」、サビの高揚感含め超名曲の「やさしい気持ち」、Pianoの名Ballad「Tiny Tiny Tiny」、RhythmがいいMelody Lineの「Break These Chain」、優しい子守唄の「せつないもの」、アコギの音の広がりが気持ちいい「世界」あたり。
昔、ニコタマのソニプラで買い物をしているCharaと小さい子供だったスミレちゃんを見かけたことがある。元気のいいお母さんだった。変わらないCharaがうれしくなった。
● On Air Set List:Chara "Junior Sweet" Intimate interlude tour (WOWOW)
M-01. 私はかわいい人といわれたい
M-02. Junior Sweet
M-03. 勝手にきた
M-04. どこに行ったんだろう? あのバカは
M-05. タイムマシーン
M-06. 花の夢
M-07. ミルク
M-08. しましまのバンビ
M-09. やさしい気持ち
M-10. レモンキャンディ
M-11. Tiny Tiny Tiny
M-12. 70%-夕暮れのうた
M-13. Break These Chain
M-14. せつないもの
M-15. 世界
* Filmed Live at Akasaka Blitz on 3rd.Nov.2016.
* Produced by WOWOW.
Recent Comments