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Friday, March 03, 2017

「Strangerland/虹蛇と眠る女」を観た

Strangerland Nicole Kidman主演のサスペンス映画「Strangerland/虹蛇と眠る女」(2015/Cinema)について。
 こんなあらすじ。オーストラリアの荒涼とした砂漠地帯の小さな町。訳あってCatherine(Nicole Kidman)は夫Matthew(Joseph Fiennes)と2人の子供達と共に、移り住んできた。新たな場所での生活に早く慣れようとしていたある日、まるで神隠しにあったかのようにして2人の子供Lily(Maddison Brown)とTommy(Nicholas Hamilton)が忽然と姿を消してしまう。夫妻は必死に我が子の行方を捜し回り、地元のベテラン警官Rae(Hugo Weaving)を中心に大掛かりな捜索が行なわれるが、手がかりは得られなかった...。
 砂漠地帯にある小さな町に引越してきた一家が、先住民族アボリジニに伝わる神話が絡んだ子供達の失踪事件に翻弄されていく姿を描いたサスペンス映画。蠅が飛び回る荒涼とした土地で、暑苦しさと埃っぽさが伝わる映像とかはいいんだけど、肝心のアボリジニに代々伝わる神話「虹蛇の伝説」との関連が弱いというのが正直な印象。また母親を演じたNicole Kidmanの熱演はあるんだけど、彼女の精神的な危機を描くあたりがよく伝わってこず、妄想を映像化したようなストーリーがよくわからなかった。うーん、正直微妙な映画だった。

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