「埋蔵金発掘課長/室積光」を読んだ
ひさびさの室積光。2冊目の「埋蔵金発掘課長」(小学館文庫)について。
こんなあらすじ。早期退職し、故郷に帰ってきた元広告マン"筒井"は、のんびり海辺で過ごす生活を送っていた。ある日市長の秘書の同級生"野村"がやってきて、財政破綻目前の市のために埋蔵金を発掘してほしいというとんでもない依頼を受ける...。
埋蔵金発掘という不思議な町おこしという設定で、突飛で荒唐無稽なコメディだと思って読んでいたら、旧日本軍の悲話までつながり、内容は全然シリアス。意表を突かれたし、ホロリときた展開は見事でした。
正直そんなに読んでいない室積光だけど、ちょっと集中的に読んでみたくなった。
cf. 室積光 読破 List
- 史上最強の内閣 THE CABINET (2010)
- 埋蔵金発掘課長 (2016)
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