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Wednesday, August 30, 2017

「Sully/ハドソン川の奇跡」を観た

Sully 2009年N.Y.C.で実際に起きた奇跡の旅客機生還劇を描いた「Sully/ハドソン川の奇跡」(2016/Cinema)について。
 こんなあらすじ。2009年1月15日、真冬のN.Y.C.でベテラン操縦士Sullenberger機長(Tom Hanks)は、いつものように操縦席へ向かう。飛行機は無事に離陸したものの、Manhattanの上空わずか850メートルという低空地点で急にエンジンが停止してしまう。このまま墜落すれば乗客はおろかNew York市民にも甚大な被害が及ぶと判断した機長が下した決断は、Hadson川への着水だった。そして機体の緊急着水に見事に成功して全員無事生還を果たす奇跡を実現させた機長は英雄と称えられるが、その後彼の判断が本当に正しかったのかを疑問視する声が上がった...。
 2009年奇跡的な生還劇として知られるUSエアウェイズ1549便不時着水事故とその後の知られざる真実を、機長の手記をもとに映画化したもの。監督はあのClint Eastwood。この映画を観る前は飛行機墜落事故を描いた脱出パニックモノかと思っていたんだけど、実際は緊急着水という機長のとっさの判断が正しいのかという指摘が事故調査委員会から入り、その指摘を見事にくつがえしていくというドキュメンタリー的なモノだった。このやり取りがあまりにリアルだったし、最後はスカっとした結末が迎えられて非常に心地よかった。
 やっぱりClint Eastwoodの巨匠っぷりとTom Hanksの名優っぷりが光った映画だった。

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