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Friday, October 06, 2017

「Dark Places/ダーク・プレイス」を観た

Dark_places 「Gone Girl/ゴーン・ガール」(2014)の原作者Gillian Flynnの小説「Dark Places/冥闇」を映画化したサスペンス「Dark Places/ダーク・プレイス」(2015/Cinema)について。
 こんなあらすじ。1985年、カンザス州で母親と2人の姉妹が惨殺される事件が発生した。物証が乏しい中、生き残った8歳の末娘Libby(Sterling Jerins)の証言により、15歳の長男Ben(Tye Sheridan)が逮捕され終身刑を宣告された。それ以来、殺人事件の遺族として世間から同情され、カンパ金や本の印税で食いつないでいたLibby(Charlize Theron)のもとに、有名事件の真相について話し合うとある"殺人クラブ"から事件について話してくれれば謝礼を支払うという招待状が届く。これを契機にLibbyは事件の真相を調べ直す決意をするが...。
 幼い頃の一家惨殺事件から生き延びた女性が、家族を襲った事件の真相を追ううちに、封印した過去と再び向き合い、驚愕の真実にたどり着く姿を描いたサスペンス映画がこれ。1980年代のアメリカ農業の低迷、悪魔信仰、幼児猥褻罪、嘱託殺人など描かれた背景やモチーフは社会派であまりに暗い。その中でストーリーが展開されるんだけど、登場人物も多くちょっと混乱した。それでも全体を通してはスリリングで見ごたえがあった。
 しっかし、Charlize Theronって、「Monster/モンスター」(2003)とか「Mad Max:Fury Road/マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015)とかほんと存在感ある俳優だと思う。なかなかの佳作だった。

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