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Friday, October 27, 2017

「THE KIDS/Suchmos」を聴いた

Suchmos_thekids 今年2017年の1月にReleaseされたSuchmosの2nd Album「THE KIDS」(2017/Album)。もう10カ月くらいヘビロテしてたんで、そろそろ書いてみる。
 2015年にReleaseされた「THE BAY」を聴いたときは、Jamiroquai、D'Angelo、久保田利伸...そんなWordが浮かんでくるMellowなMixtureだと思ったけど、この2ndは違う。PopでCatchyな面はやや薄れ、全体的にTempoもゆったりめでけだるい雰囲気が漂っている。Rock Modeに移行し、City Popにくくられたことへの反発が伝わってくる。Memberが自由にやってPsychedelicな感じもあるけど、黒いGroove色の中、ちゃんと成立しているのが凄い。不敵な挑発的なAlbumだと思う。
 ひっかかった曲について。
・M-01「A.G.I.T.」:夜に散らばったきめ細かい音という感じで始まるOpening Tune。
・M-02「STAY TUNE」:この曲のCM採用で完全にMajor度が固まった。そのイメージか、ドハマりのDriving Musicに。
・M-03「PINKVIBES」:まともにAcid Jazzに取り組んでる。
・M-04「TOBACCO」:攻撃的なMessageが伝わってくる。
・M-05「SNOOZE」:Hardで金属的。
・M-06「DUMBO」:この曲もやたら尖ってる。
・M-07「INTERLUDE S.G.S.4」:EmotionalなInterlude。
・M-08「MINT」:RIJF2017でこの曲にGuitarのデカさと激しさに衝撃を受けた。CDとLiveは全然違う。
・M-09「SEAWEED」:TropicalでLatinでFunkyだけど、GuitarはHard。やりたい放題。
・M-10「ARE WE ALONE」:Melody Lineの起伏が大きい。
・M-11「BODY」:Mellowな中に突きささるEdgeさがあるClosing Tune。

 この8月ひたちなかのRIJF2017のGrass Stageで初めて観たSuchmos。音がでかいし、荒々しいし、YONCEのMCも荒々しくて、Bandの印象がイッキに変わった。またLiveに行きたいBand。

● THE KIDS/Suchmos (2017/Album)
M-01. A.G.I.T.
M-02. STAY TUNE
M-03. PINKVIBES
M-04. TOBACCO
M-05. SNOOZE
M-06. DUMBO
M-07. INTERLUDE S.G.S.4
M-08. MINT
M-09. SEAWEED
M-10. ARE WE ALONE
M-11. BODY
* Produced by Satoru Kaneko.
* Recorded and Mixed by Ryosuke Fujii,Taiji Okuda.
* Mixed by Toshimi Nanseki.
* Matered by Yuka Koizumi.
* PECF-3174 2017 Space SHower Networks Inc

cf. Suchmos My CD/DVD List
- THE BAY (2015/Cinema)
- THE KIDS (2017/Album)

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