「Never Let Me Go/わたしを離さないで」を観た #2
2017年ノーベル文学賞を受賞とのことで、いままさにブーム状態のカズオ・イシグロ。彼の原作で作られたイギリス映画「Never Let Me Go/わたしを離さないで」(2010/Cinema)をブームに乗って観直した。
こんなあらすじ。他人に臓器を"提供"するために生まれてきた"特別な存在"を育てる施設であり、外界から隔絶された寄宿学校ヘールシャムで、Kathy(Carey Mulligan)、Ruth(Keira Knightley)、Tommy(Andrew Garfield)の3人は幼いころから一緒に過ごしてきた。やがて18歳になった3人はヘールシャムを出て、農場のコテージで共同生活を始める...。
臓器を提供するというために生を受けた3人をめぐる絆とその儚い運命を描いた作品で、ミステリーであり、サスペンスであり、ラブストーリーというディストピアもの。映画を通じての全体のトーンは詩情豊かで、その中に隠されているある事実が静かな緊張感とともに描かれていた。その逆らえない運命を呪いながらも受け入れる3人の諦観と、やはり最後に待ち受ける衝撃と救いようがない手術室の処置のシーンになんとも言えない気持ちになる。いやー何回観ても衝撃作だと思います。
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