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Monday, December 25, 2017

「増山超能力師大戦争/誉田哲也」を読んだ

Tetsuyahonda_masuyamachonoryokushid 結構読んでる誉田哲也。「増山超能力師事務所」に続く"増山超能力師シリーズ"第2弾として「増山超能力師大戦争」(文藝春秋)が刊行された。世田谷中央図書館で借りて読んでみた。
 こんなあらすじ。超能力が社会に認知され、超能力を駆使した興信所が事業認定されている世界が舞台。増山超能力師事務所は、行方不明になった超能力に関する最先端技術研究者の捜索依頼を受けた。それは国家レベルの事件の始まりで、所員や家族に魔の手が忍び寄る...。
 前作はコミカルな印象だったけど、今作はだいぶサスペンス感が強く、差し迫る不気味な恐怖や拷問シーンとかは誉田哲也らしい描写だった。そして前作同様、事務所のメンバーのキャラは強烈で、なかなか楽しい。しっかし高鍋の存在がより重要になったし、アリスも文乃の今後も気になる。第3弾も楽しみになってきた。

cf. 誉田哲也 読破 List
- 妖の華 (2003)
- アクセス (2004)
- 吉原暗黒譚 (2004)
- 春を嫌いになった理由 (2005)
- 疾風ガール (2005)
- ジウI 警視庁特殊犯捜査係 (2005)
- ストロベリーナイト (2006)
- ジウII 警視庁特殊急襲部隊 (2006)
- ジウIII 新世界秩序 (2006)
- 月光 (2006)
- ソウルケイジ (2007)
- 武士道シックスティーン (2007)
- 国境事変 (2007)
- シンメトリー (2008)
- 武士道セブンティーン (2008)
- ヒトリシズカ (2008)
- ガール・ミーツ・ガール (2009)
- 武士道エイティーン (2009)
- ハング (2009)
- インビジブルレイン (2009)
- 主よ、永遠の休息を (2010)
- 世界でいちばん長い写真 (2010)
- 歌舞伎町セブン (2010)
- 感染遊戯 (2011)
- レイジ (2011)
- ドルチェ (2011)
- あなたの本 (2012)
- 誉田哲也 All Works/誉田哲也(監修) (2012)
- 痛み/貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 (2012)
- あなたが愛した記憶 (2012)
- 幸せの条件 (2012)
- ブルーマーダー (2012)
- ドンナ ビアンカ (2013)
- 増山超能力師事務所 (2013)
- Qrosの女 (2013)
- ケモノの城 (2014)
- 黒い羽 (2014)
- 歌舞伎町ダムド (2014)
- インデックス (2014)
- 武士道ジェネレーション (2015)
- プラージュ (2015)
- 硝子の太陽N-ノワール (2016)
- 硝子の太陽R-ルージュ (2016)
- 増山超能力師大戦争 (2017)

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