Wednesday, February 28, 2018
面白そうなので観てみた「The Danish Girl/リリーのすべて」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。1926年デンマークのコペンハーゲンが舞台。風景画家Einar(Eddie Redmayne)は肖像画家の妻Gerda(Alicia Vikander)と結婚6年目を迎え、創作に忙しい日々を送っていた。だがある日、Gerdaに女性の足役のモデルを頼まれたEinarは女性用のストッキングと靴を履いたとき、自分の内面にある女性を意識する。それ以来Liliという女性として生活していく比率が増していくEinarは、心と体の不一致に悩んでいた。当初はそんな夫の様子に困惑するGerdaだったが、次第に受け入れていく...。
自分は男性ではなく女性であると気付いた主人公が妻の愛情に支えられながら、世界初の性別適合手術を受けるまでを描いた実話をもとにした伝記ドラマがこれ。戸惑いながらもグイグイ引き込まれたけど、この映画の良さは風景画家Einarと女性Liliを演じたEddie Redmayneと、その妻Gerdaを演じたAlicia Vikanderの演技力。Eddie Redmayneは「The Theory of Everything/博士と彼女のセオリー」(2014)でのホーキング役も凄かったけど、性不一致に悩む画家を潔く演じ切っていた。またAlicia Vikanderも変わっていく夫に戸惑いながらも愛情と友情を注ぎサポートするという微妙で困難な役を演じ切っていた。
LGBTの人達の悩みが伝わった映画だった。
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士郎正宗の傑作漫画「攻殻機動隊」誕生25周年を記念した新作劇場版アニメ「攻殻機動隊 新劇場版」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。2029年。少佐こと草薙素子は、バトーやトグサら敏腕だが組織からはぐれた者達で寄せ集めの公安部隊を結成する。その矢先、総理大臣が爆殺される事件が発生し、被害者には陸軍501機関時代の草薙の元上司クルツの名もあった。真相を探る草薙達の前に、義体開発の行く末をめぐる政治的取引や陰謀が浮かび上がる。そして手がかりは全身義体のサイボーグとして生まれた草薙自身の出生の秘密へとつながっていく...。
主人公・草薙素子の過去と、彼女が率いる公安9課=通称:攻殻機動隊の誕生を描く。2029年3月、総理大臣暗殺事件という大事件が発生。バトーやトグサら寄せ集めのメンバーと捜査を開始する素子だったが、彼らをパーツ(部品)呼ばわりする素子にメンバーは反発する。それでも、事件の背後に義体開発の行く末を左右する技術的障害「デッドエンド」をめぐる政治的取引や、電脳ウィルス「ファイヤー・スターター」の存在があることを嗅ぎつける素子だったが、捜査の中でつかんだ手がかりが、やがて素子自身の出生の秘密にもつながっていく。
Corneliusの映画音楽の中、最新映像技術で作られたサイバー作品。1995年の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と続けて観たんだけど、進化したDigital技術の恩恵かSpeed感が違うし、迫力が全然違ってた。せっかくなんでいつか「イノセンス/Innocence」も観てみたい。
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Tuesday, February 27, 2018
たまに読んでる相場英雄。ひさびさに世田谷中央図書館で借りて読んでみた「トップリーグ」(角川春樹事務所)について。
こんなあらすじ。総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指す"トップリーグ"。大和新聞の松岡直樹は、入社15年目にして政治部へ異動となり、官房長官番となったが、官房長官に気に入られまたたく間にトップリーグ入りを果たす。一方、松岡と同期入社だった酒井祐治は、現在大手出版社で週刊誌のエース記者として活躍していた。そんな酒井が「都内の埋立地で発見された1億5千万円」の真相を追ううちに、昭和史に残る一大疑獄事件が浮かび上ってきた...。
これ、昭和史に残る疑獄事件であるロッキード事件の真相からつながる現在の官邸最大タブーを追いかける2人の記者の物語。ライバル関係にあった2人の記者の友情も描かれてるけど、この小説の凄まじさは裏側に透けて見える70年代の政治が非常にリアルであること。スリリングな展開と圧倒的なリアリティで描かれ、現実の政治とシンクロしていている。登場人物の芦原総理は安倍晋三を、阪官房長官は菅義偉を彷彿とさせ、特に寡黙で余計なことを話さない菅義偉がほんと浮かんできた。
先日読んだ「グリコ・森永事件」を題材にした塩田武士の「罪の声」に続き、昭和事件モノがたまたま続いたけど、やっぱりその時代を知ってるだけに、とっても面白かった。
cf. 相場英雄 読破 List
- 震える牛 (2012)
- 共震 (2013)
- トラップ (2014)
- トップリーグ (2017)
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Monday, February 26, 2018
面白そうだったので観てみた「The Nice Guys/ナイスガイズ!」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。1977年のLAが舞台。妻に先立たれ、酒浸りの日々を過ごしていた私立探偵のMarch(Ryan Gosling)は、もめ事を腕力で解決する荒っぽい示談屋のHealy(Russell Crowe)と組んで、行方不明になった少女Amelia(Margaret Qualley)を捜すことに。司法省の女性長官Judith(Kim Basinger)を母親に持つAmeliaは、芸術映画と称したポルノ映画にひそかに出演していたが、その映画の関係者達は連続して不審な死を遂げていた...。
これ、腕っ節の強い示談屋とさえない私立探偵の凸凹コンビが、失踪した少女の行方を追ううちに国家を揺るがすとてつもない陰謀に巻き込まれるというバディ活劇。1970年代のファッション、SoulやDisco Musicなど70年代テイストがたまらないし、アウトローな2人が正義感を押し付けず、警察権力に頼らず、国家的な陰謀との闘っていく感じがよかった。
あのRussell CroweとRyan Goslingの愉快なバディもの、楽しめました。
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先日観たハリウッド版実写映画「Ghost in the Shell/ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017)。せっかくなんで押井守監督による1995年の劇場アニメ版「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(1995/Cinema)も観てみた。
こんなあらすじ。2029年、人間の脳神経をコンピューターネットワークに直接つなぐことが可能になった社会。人体の義体(サイボーグ)化の急速な進展に対応し、政府はひそかに非公然の特殊部隊である公安9課、通称"攻殻機動隊"を創設した。その隊長である少佐こと草薙素子は、国際指名手配をされている正体不明のハッカーでテロリストな"人形使い"が日本に現われるという情報を得て、部下達と捜査を始める...。
あのWachowskis姉弟の「The Matrix/マトリックス」(1999)やJames Cameronにも大きな影響を与えたとされ、アニメを含めたSF映画史上の記念碑的な作品と言われている。今となっては映像的には古さを感じるものの、それがさらにサイバー感を増しているもかもしれない。正直気にはなってたけど、観てこなかった「攻殻機動隊」関連モノ。次は「攻殻機動隊 新劇場版」(2015)も観てみたい。
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Sunday, February 25, 2018
東京マラソンにaibo...。銀座にて。
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朝から寒い曇り空の世田谷地方。今週も昼飯にいつもの駒沢「glouton」。ハムタマゴサンド、クロックムッシュにチョコクロ。週末の鉄板。ごちそうさまでした。
そのまま駒沢から家まで散歩。Loveはガンガン歩くけど、Peaceはあんまり歩かない。
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Saturday, February 24, 2018
3/8(木)で上映終了となる「Star Wars:The Last Jedi/スター・ウォーズ:最後のジェダイ」(2017/Cinema)、ニコタマで見治めしてきた。
去年12月の公開当時から2ヶ月ぶり、あらためてあらすじを。遠い昔、はるか彼方の銀河系で...。最高指導者Snoke(Andy Serkis)が率いるファースト・オーダーと新共和国のLeia将軍(Carrie Fisher)が率いる私設軍隊レジスタンスの戦闘が激化。行方が分からなくなっていた伝説のJedi、Luke Skywalker(Mark Hamill)が発見され、戦況が好転するかに思われたが、予想以上に攻撃が激しいファースト・オーダーにレジスタンスの戦士達は押されていた。そんな中、レジスタンスが拠点を築いていた惑星ディカーの秘密基地を、ファースト・オーダーのHux将軍(Domhnall Gleeson)が率いるスター・デストロイヤーの大艦隊が急襲してくる...。
もう公開終了のタイミングなんで、ネタばれ気味で書いてしまうけど、やっぱりよかったのはほぼ壊滅状態だったレジスタンス軍の最後にLukeが現れ、Leiaと会話するシーンは泣けるし、まるでEP5のようにマペットのYodaが現れ、Lukeを叱るシーンはたまらないし、Leiaのもとに行こうとしないLukeがFalcon号の中でR2-D2が映し出したかつてLeiaがObi-wanに助けを求める映像とか、やっぱりグッとくるシーンが多かった。それにしても今回のEP8、興行成績的には振るわず、評判もいまいちとの声が多い。やっぱりSTAR WARS STORY含め毎年、Disneyから工業製品のように新しい作品が作られることへのある種の反感があるのかもしれない。それでも自分的にはこのEP8で全然アリだったし、夏のHan Soloも楽しみ。いやーいい時代だと思う(けど...)。
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Friday, February 23, 2018
今日の夕飯は上町近くの世田道沿いにある「インド料理 Spice Magic」へ。ホウレン草ベースとチキンテッィカのサグチキンカレー、こってりしたポークカレー、クミン風味のキャベツとカレーもやしとゴマソースだいこんの野菜三種盛り、サフランライスに濃厚なチーズナン。香辛料で汗だくに。ごちそうさまでした。
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今月は出張Week。先々週の福岡、先週の名古屋に続き、昨日2/22(木)から23(金)まで1泊2日の大阪出張。3年ぶりくらいの大阪だった。
昨夜の夕飯は大阪メンバーと西梅田の「荒磯水産」で飲み。仕事の話もあるけど、みなさんめちゃめちゃ明るい。去年の4月に大阪に転勤したKnmさんも元気そう。やっぱり現場はいい。ごちそうさまでした。
2次会は、北新地の「お好み焼き 宮生」へ。カウンターのみの店でガチガチに凍ったビールを飲みながらいただく。やっぱりソース味はいい。それにしてもハンバーグが美味かった。ごちそさまでした。
で、今日の朝飯はJR大阪駅の新幹線構内にある「らーめん しおじ」で、朝定食。目玉焼きと鮭で510円也。結構豪華。ごちそうさまでした。
ちなみに今回のホテルは淀屋橋にある「アパヴィラホテル」。ここ、天然温泉の玄要の湯があって、朝風呂できて幸せだった。また伺います!
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3年ぶりの大阪出張、昼飯は梅田にある「醤油らーめん専門 金久右衛門」へ。いただいたのは「大阪ブラック」(720円也)。海老、イカのワタを混ぜた魚介系と鶏ガラに漆黒の醤油だれというコクのあるスープ。これに平打ちのストレート太麺に大判の豚バラ叉焼に葱とメンマ。見た目のわりにはとってもさっぱりしていて、最後まで完飲。富山ブラックもいいけど、この大阪ブラックもあり。ちなみにこの「金久右衛門」、東京ラーメンショー2012やRIJF2016で食べて以来、気になってたお店。また食べたい。ごちそうさまでした。
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Thursday, February 22, 2018
今年も発売された「ラーメンぴあ2018 首都圏版」(ぴあ)。これも一応ちゃんと目を通しておく、勉強、勉強。
これ、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏を中心に、新店200軒と老舗人気店203軒の計400軒が掲載された最新トレンドがわかるラーメン本。この前食べた五本木の麺LABOひろと明星食品タッグのカップ麺、チャーシューの低温調理、燻製チャーシュー、野菜トンコツ、真鯛、ミシュラン掲載店、貝ダシ、塩清湯と醤油清湯、セカンドブランド店などなど最新のラーメン事情が網羅されている。
本誌の人気ランキングBest10は以下のお店。
・第1位 狼煙~NOROSHI~(北大宮)
・第2位 ラーメン 赤青 MURASAKI(武蔵小金井)
・第3位 なな蓮(三越前)
・第4位 つけ麺一燈(新小岩)
・第5位 蒙古タンメン中本(上板橋)
・第6位 竈TOKYO(西早稲田)
・第7位 麺匠 竹虎(西武新宿)
・第8位 坦々麺 ほおずき(中野)
・第9位 東京豚骨ラーメン 屯ちん(池袋)
・第10位 神田らぁめん悠(神田)
では、あらためて、世田谷圏、通勤圏中心にひっかかった店をPick Up。
●まずは行ったことなくて、ひっかかった店はこれあたり。(いわゆる宿題店)
・RAMEN CAFE de IINO(経堂)
・真鯛らーめん 麺魚(錦糸町)
・一福(初台)
・ラーメン もりきや(祖師谷大蔵)
・八王子 麺屋土竜(八王子)
・中華ソバ 櫻坂(渋谷)
●最近ご無沙汰だけど、また行きたくなった店はこれあたり。(いわゆる復習店)
・麺LABOひろ(学芸大学)
・SOBA HOUSE 金色不如帰(幡ヶ谷)
・銀座 篝(銀座)
・むぎとオリーブ(銀座)
・多賀野(荏原中延)
・炙り味噌らーめん 麺匠真武咲弥(渋谷)
・支那そば 燈灯亭(上町)
・支那そば 八雲(池尻大橋)
・らーめん はやし(渋谷)
・麺処 びぎ屋(学芸大学)
・楽観(武蔵小山)
・ボニート・ボニート(武蔵小山)
というわけで、まだまだ修行が足りないラーメン道。これからも精進いたします...。
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Wednesday, February 21, 2018
士郎正宗の代表作SF漫画「攻殻機動隊」のハリウッド版実写映画「Ghost in the Shell/ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。人間の脳が電脳ネットワークに直接アクセスする技術が発達し、人々が自身を"義体化(サイボーグ化)"するようになった近未来。少佐(Scarlett Johansson)は凄惨な事故に遭い、脳以外は全て義体となって死の淵から蘇った。そんな少佐が率いるエリート捜査組織"公安9課"は、サイバー犯罪やテロの取り締まりに活躍していたが、公安9課は巨大企業ハンカ社が推し進めるサイバー技術の破壊を狙ったテロ事件の捜査を開始する。その中で少佐は自分の脳に残された過去の記憶が現実かどうかを確かめようとする...。
これ、近未来を舞台に脳以外は全身義体の少佐が指揮する捜査組織公安9課の活躍を描くサイバーアクション映画。「攻殻機動隊」は漫画もアニメ版も観たことなかったんだけど、過去の記憶を探すというストーリー自体は壮大で面白かった。それ以上に凄かったのはディテールの隅々まで凝りに凝りまくった描写。このスタイリッシュで過激な描写はほんと凄まじかった。
ともかく今度、押井守監督による1995年の劇場アニメ版「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」もぜひ観てみたい。
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Tuesday, February 20, 2018
芥川受賞作ということで読んでみた又吉直樹のデビュー小説「火花」に続き、読んでみた「劇場」(新潮社)について。
こんなあらすじ。中学生の頃演劇に目覚めた内向的な青年の永田は、演劇で身を立てるために東京にやってきた。そんな永田はひょんなことから女子大生の沙希と付き合い始める。2人は一緒に暮らし始めるが、永田はいつまでたっても売れない演劇の脚本を書き続け、沙希はそんな永田を支え続ける...。
これ、夢と現実のはざまでもがきながら、不器用に相手を想う恋愛小説。主人公の永田は限られた人間関係において、売れてる人達に激しい嫉妬を持ち、焦り、ちょっとしたことに猜疑心を持ち、感情的にキレ、何がしたいのか自分でわからず、やるべきことから逃げ、恋人とはあいまいなままで本質を先送りして、破たんさせていく。ほんと残酷に人間のしょーもなさを描いていた。
決してそんな主人公永田をよいとは思わないけど、永田の取った行動に理解できるところもある。「火花」もそうだったけど、表現することに人生をかけてるけど、うまくいかない人を書くのがほんとうまいと思った。
cf. 又吉直樹 読破 List
- 火花 (2015)
- 劇場 (2017)
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かつて読んだことがある伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」(2003)。この原作を映画化した中村義洋監督の「アヒルと鴨のコインロッカー」(2007/Cinema)、ちょっと観てみた。
こんなあらすじ。大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、荷ほどきしていた時、隣の部屋に住む河崎(瑛太)という男から声をかけられる。河崎は椎名が口ずさんでいたBob Dylanの「風に吹かれて」に興味を持ったらしい。河崎は同じアパートに住む孤独なブータン人留学生ドルジ(田村圭生)に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける...。
これ、東京から仙台の大学へ進学した青年が、アパートの隣室に住む奇妙な男の「本屋を襲う」という計画に巻き込まれていくミステリー映画。原作同様、巧妙に張られた伏線やトリックは秀逸だし、すべてが明らかになった時にこの作品が切ない話だと気づく。物語の舞台となる仙台でオールロケとして撮られているのもいいし、Bob Dylanの「風に吹かれて」の優しいMelodyともぴったりだった。そんなに邦画は観ないけど、いい感じの奇妙な友情の物語だった。
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Monday, February 19, 2018
ずーっと読んでる村上春樹。世田谷中央図書館で借りた「バースデイ・ガール」(新潮社)について。
こんなあらすじ。20歳の誕生日だというのに、イタリア料理店のアルバイトを休めなかった彼女は、その料理店のあるビルの604号室に暮らすオーナーで不思議な老人に食事を届ける。食事を運んだ彼女は老人に年齢を尋ねられ、今日が20歳の誕生日であると伝えると、老人に誕生日を祝福のしるしとして1つだけ願い事を叶えようと言われ、彼女は戸惑いながらも1つの願い事をする...。
これ、誕生日をテーマに、村上春樹が翻訳した短編アンソロジー「バースデイ・ストーリーズ」に収録され、唯一春樹自身が書き下ろした短編が1冊の本として刊行されたもの。これ、中学3年生向けの教科書にも採用されているそうで、先生は生徒に対して「あなただったら何を願うか」、「彼女の願いごとはどんなことだったのか」、「彼女はそれを願ったことを後悔しているのかどうか」とかを尋ねるらしい。ちなみにたくさんのKat Menschikのイラストレーションが収録されているけど、ピンク、紫、赤を基調にしたSharpなもので、ほんわかした小説と違和感を感じた。
幸福とはって考えてしまう短編でした。
cf. 村上春樹 読破 List
- 風の歌を聴け (1979)
- 中国行きのスロウ・ボート (1980)
- カンガルー日和 (1981)
- 象工場のハッピーエンド/村上春樹・安西水丸 (1983)
- 蛍・納屋を焼く・その他の短編 (1984)
- 回転木馬のデッド・ヒート (1985)
- 羊男のクリスマス/村上春樹・佐々木マキ (1985)
- パン屋再襲撃 (1986)
- レキシントンの幽霊 (1986)
- ランゲルハンス島の午後/村上春樹・安西水丸 (1986)
- ノルウェイの森 (1987)
- TVピープル (1990)
- 雨天炎天-ギリシャ・トルコ辺境紀行- (1990)
- もし僕らのことばがウィスキーであったなら (1997)
- ふわふわ/村上春樹・安西水丸 (1998)
- Mr.and Mrs.Baby and Other Stories-犬の人生/Mark Strand-マーク・ストランド (1998)
- 神の子供たちはみな踊る (1999-2000)
- 海辺のカフカ (2002)
- アフターダーク (2004)
- 東京奇譚集 (2005)
- ふしぎな図書館/村上春樹・佐々木マキ (2005)
- 走ることについて語るときに僕の語ること (2007)
- うずまき猫のみつけかた <新装版> (2008)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> (2009)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> (2009)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> (2010)
- ねむり (2010)
- 夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集 1997-2009 (2010)
- 村上春樹 雑文集 (2011)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> 後編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> 後編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> 後編(文庫) (2012)
- おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2/村上春樹・大橋歩 (2011)
- サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3/村上春樹・大橋歩 (2012)
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (2013)
- 恋しくて-TEN SELECTED LOVE STORIES-/村上春樹(編訳) (2013)
- 女のいない男たち (2014)
- 村上さんのところ/村上春樹・フジモトマサル (2015)
- 職業としての小説家 (2015)
- ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (2015)
- 騎士団長殺し -第1部 顕れるイデア編- (2017)
- 騎士団長殺し -第2部 遷ろうメタファー編- (2017)
- バースデイ・ガール (2017)
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ひさびさに観直してみた「The Wrestler/レスラー」(2008/Cinema)について。
あらためてあらすじ。1980年代人気をほこったプロレスラーのRandy(Mickey Rourke)は、今では体の老いをステロイド注射でしのぎ、小さな地方興行試合に出場する毎日で、トレーラーハウスに住み、生活費はスーパーのバイトで稼でいた。そんなある日、往年の名勝負と言われたThe Ayatollah戦の20周年記念試合が決まったが、長年のステロイド使用がたたり、Randyは心臓発作を起こし倒れてしまう。引退を決心したRandyは、ストリッパーのCassidy(Marisa Tomei)に孤独の癒しを求め、長年疎遠であったひとり人娘のStephanie(Evan Rachel Wood)との関係を修復しようとする...。
この映画の素晴らしさは、歳老いたレスラーとそれを演じたMickey Rourkeというかつてのスター俳優が、全盛期からどん底まで落ち、人間的な弱さをさらけ出しながらも這い上がっていく姿を描き切ったところ。さらに八百長的に戦うもの同士で善玉・悪玉を決めて、試合の流れを決めてることとか、ステロイドによる肉体改造とか、その薬物売買の実態とか、日焼けサロンで肌を褐色に変えるシーンとか、プロレス自体の内幕を曝露しているところも凄まじかった。そんな1つ1つの描写から迫真ある悲壮感が伝わってくる。やっぱりこの映画は名作だと思う。
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Sunday, February 18, 2018
今日も晴れた世田谷地方。しっかし寒い。午前中、「アヒルと鴨のコインロッカー」を観てから、駒沢公園でWork Out。BGMはBeckのColors。PopなAlbumがやたら気持ちいい。その後はベンチで連作アンソロジー「晴れた日は謎を追って がまくら市事件」を読みながらちょっと休憩。しっかし公園の梅が咲きだした。寒いけど、じわじわきてる、春。
で、午後はLoveとPeaceを連れてサザエさん通りあたりを散歩して、昼寝して、「Arrival/メッセージ」を観た。そんな日曜日。
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Saturday, February 17, 2018
今日は夕方から燻製作り。みりんと醤油と漬け込んだ鶏もも、コンビーフ、カマンベールチーズ、ソーセージに茹で玉子。赤ですっかり泥酔。ごちそうさまでした。
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まだまだ肌寒い世田谷地方。今週も昼飯用にいつもの駒沢「glouton」。ハムタマゴサンド、ツナ野菜サンド、コロッケサンドにチョコクロ。週末の鉄板。ごちそうさまでした。
その後は駒沢公園を散歩。しっかしわんこ達は落ち葉の上を歩くのが大好きだ。
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Friday, February 16, 2018
今月は出張Week。先週の福岡に続き、昨日2/15(木)から16(金)まで1泊2日の名古屋出張。25年ぶりくらいの名古屋だったけど、2年半ほどここ名古屋に住んでた。やっぱり懐かしい。
初日はお昼頃に栄について、とりあえず教えてもらった「つけ麺 本丸」で昼飯つけ麺。そしてこってりMTGして、終わってから名駅の量販に行って、戻ってきてみんなで飲み会。すっかり酔っぱらって、その勢いで矢場町の「味仙」へ。そんな初日。
で、東京へ帰る今日の朝飯はJR名古屋駅新幹線上りホームにある「住よし」へ。せっかくなんで「きしめん」を。二日酔いに優しい鰹節の香りと弾力のある麺。ほんときしめん食べたのもひっさしぶり。ごちそうさまでした。
きしめん、御園座、堀川、栄の観覧車、長者町繊維街、そして大名古屋ビルヂング…。変わってたり、変わってなかったり。
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25年ぶりくらいのの名古屋出張。昨日2/15(木)の飲み会後の〆は、去年のRIJF2017で食べたことあるけどちゃんと食べるのは初めての「味仙」。いただいたのは「台湾ラーメン」(580円也)。ニンニクと鷹の爪とニラたっぷりの辛旨ラーメンだけど、最初の一口でいきなりむせた。入れすぎな鷹の爪に酔いがイッキにさめた一杯。青菜炒めのあさりの酒蒸しも美味しかった。ごちそうさまでした。
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もう25年以上ぶりくらいの名古屋出張。昨日2/15(木)の昼飯は栄プリンセス大通りにある「つけ麺 本丸」で「鶏と柚子の塩つけ麺」(750円也)。地元三河の赤鶏のガラに豚骨などを煮込み、鰹節やあさりなど加えた塩ダレにとろみの効いたつけだれ。柚子や魚粉、唐辛子がのってて、あっさりだけど結構重厚感がある。さらに鶏肉、鶏団子、葱、メンマが入ってて、とろみの中で鶏団子は最後まで熱々。麺は中太のストレート麺で大盛も無料でちょっとうれしい。ごちそうさまでした。
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Thursday, February 15, 2018
Debut20周年のDragon AshのTour Final公演「Dragon Ash 20th Anniversary "Dragonash Live Tour MAJESTIC Final"YOKOHAMA ARENA」がWOWOWで「生中継! Dragon Ash 20周年 "Dragonash Live Tour MAJESTIC Final"」として放送された。
これ、去年2017年にReleaseされたAlbum「Majestic」を携えて行われた全国Tour「Dragonash Live Tour 2017 MAJESTIC」の中で、2018.11.28.横浜アリーナで開催されたもの。横浜アリーナでのLiveは18年ぶりに2度目とのことで、アリーナ席では座席が外されたオールスタンディングのFloorでは、Live Houseのように凄まじいモッシュが起きていた。Stage後方の巨大スクリーン、美しいLighting、飛び交うLaser光線。その場で見たらほんときれいな光の洪水だったと思う。それにしてもKenKenの後ろに飾られたIKUZONEのシャツがメンバーを見守っていた。
特によかったのは、DramaticなDJ.BotsのPlayから始まった「Stardust」、PunkishなDigital Beatの「Pulse」、緩やかなAnthemの「光りの街」、会場全体が光に包まれた歓喜の歌「Ode to Joy」、IKUZONEの捧げられた「Walk with Dreams」、Big Song「TIME OF YOUR LIFE」、まさにヘドバンな「Headbang」、KenKenをFeatureした「The Live」、輝く一体感の「Beside You」、穏やかなSlow Tne「静かな日々の階段を」、どこかLatinなBeatが気持ちいい「Jump」、Floorでは巨大Circle Moshができた「百合の咲く場所で」、Live Houseに足を運んでほしいというKjのMCから「Fantasista」、Kjの優しい笑顔がいい「Lily」、最高な至福感にArenaが包まれたアンコール1曲目の「Viva la revolution」、初期のPunk Rock「Drugs can't kill teens」、叙情的なMelody Lineの「繋がりSUNSET」、そして、DramaticなMidium TuneでLiveのオーラスを迎えた「Curtain Call」あたり。
しっかし、すべてのLiveが終わり、KenKenの機材の裏面に貼られたIKUZONEの写真がUpで写った時、泣きそうになった。ずっと後輩I君から借りっぱなしになっているDVD2枚組のLive映像作品「Live & Piece」(2013)、そろそろ観よう。
● On Air Set List:Dragon Ash 20th Anniversary "Dragonash Live Tour MAJESTIC Final"YOKOHAMA ARENA (WOWOW)
M-01. Stardust
M-02. Mix it Up
M-03. Pulse
M-04. 光りの街
M-05. Ode to Joy
M-06. Singin' in the Rain
M-07. Walk with Dreams
M-08. TIME OF YOUR LIFE
M-09. Circle
M-10. Headbang
M-11. Faceless
M-12. The Live
M-13. Beside You
M-14. 静かな日々の階段を
M-15. Jump
M-16. 百合の咲く場所で
M-17. Fantasista
M-18. Lily
M-19. A Hundred Emotions
=Encore=
M-20. Viva la revolution
M-21. Drugs can't kill teens
M-22. 繋がりSUNSET
M-23. Curtain Call
* Filmed Live at Yokohama Arena on 28th Jan.2018.
* (C)2018.Produced by WOWOW Entertainment in association with extreme inc.
M-24. 光りの街 (PV)
M-25. Headbang (PV)
M-26. The Live (PV)
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Wednesday, February 14, 2018
Happy Valentine's Day...
♪I Know It's Only Chocolate But I Like It♪
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ひさしぶりに観直してみた「Tequila Sunrise/テキーラ・サンライズ」(1988/Cinema)について。
あためてあらすじを。麻薬仲買人のMark(Mel Gibson)は足を洗うことを決意する。そんなMarkにはNick(Kurt Russell)という高校時代からの親友がいたが、麻薬捜査官のNickは麻薬組織壊滅のため、Markの身辺捜査を命じられた。NickはMarkの行きつけのレストランに出向き、その女性オーナーJo Ann(Michelle Pfeiffer)と親密になった。警察はこのレストランが、Markの麻薬取引の場と考えていた...。
これ、麻薬の仲買人、刑事、そして彼らが愛した女性という危険な三角関係を描いたサスペンス映画。若きMel Gibson、Kurt Russell、Michelle Pfeifferが競演してる。仲間の裏切り、内部抗争など要素的にはいろいろあるけど、Sax流れるLoveシーンとか今では正直古臭い。80年代のStylishさってこういう感じだったと思い出すこっ恥ずかしい映画だった。
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Tuesday, February 13, 2018
ちょっとひっかかったので世田谷中央図書館で借りてみた塩田武士の「罪の声」(講談社)について。
こんなあらすじ。京都でテーラーを営む"曽根俊也"は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字がかかれており、テープを再生すると自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは31年前に発生し未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じだった...。
これ、昭和59年から60年に阪神を舞台に起きた食品会社を標的とした一連の企業脅迫未解決事件「グリコ・森永事件」をモデルにした長編小説。まずこの小説の面白さは、「グリコ・森永事件」では犯行に子供の声が使われ、その子供達を焦点にストーリーが展開されるところ。その家族には時効はないし、その子供が今どのように生きているかにたどり着くまでの紆余曲折と労力が面白い。また、「グリコ・森永事件」の史実通りに発生日時や場所、挑戦状や脅迫状の文言、報道内容が書かれているため、まるでノンフィクション小説を読んでいるようだった。
この「グリコ・森永事件」はちょうど自分が高校生の頃で、「かい人21面相」と名乗った犯人とか、公開された「キツネ目の男」の似顔絵など、いまでも強烈な印象が残っている。多くの犯人達、その家族や関係者、事件現場などが事件発生当時と現在D複雑に絡み合い、集中しないとわからなくなりそうだったけど、とても面白い犯罪小説だった。
cf. 塩田武士 読破 List
- 罪の声 (2016)
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Monday, February 12, 2018
ドッグラン行く前に立ち寄ったいつもの駒沢「glouton」。11時過ぎだったけど、ツナ野菜サンドは無事に買え、あとはチーズフランスとチョコクロ。ごちそうさまでした。
しっかしこの3連休のうち、2回の昼飯はglouton。ほんと御用達。
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ちょっと風がつめたい世田谷地方。わんこ達と駒沢散歩。ひさしぶりに駒沢ドッグランに行くことに。
ひさびさにドッグランでLoveは大興奮で走りまくり、寄ってくる他のわんこ達に吠えかかっていた。一方Peaceは隅っこで様子をうかがってた。
風が強くて凧揚げしてるひとが多かった駒沢公園。
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Sunday, February 11, 2018
昼飯後、Loveと散歩。ボロ市通りあたりから世田谷駅を通り、松陰神社へ。で、立ち寄ったのは松陰神社商店街にある「DIM LIGHT COFFEE」。最初、コーヒーをテイクアウトしようとしてたら、お客さんがわんこOKと教えてくれて、Loveと入店。いただいたコーヒーはインドネシア産とのことでいい香りだったし、干し芋までサービスいただいた。しっかし、松陰神社ではわんこOKのお店は少ないので、これは助かる。また行こう。ごちそうさまでした。
ちなみにnostos booksでは「どこかの街の喫茶店」と題したイラストレーターそで山かほ子さんの展示会をやってた。
世田谷駅ですれ違う2台の世田谷線車両。招き猫車両をみると、なんかいいことありそう。
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朝から暖かい世田谷地方。軽くランニングするため、とりあえずチャリで駒沢公園へ向かったけど、暑くてダウンを脱いだ。今日のBGMは米津玄師の「BOOTLEG」。何回聴いてもきもちいい。その後はベンチで湊かなえの「リバース」を読書。そんな日曜日の午前中。
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Saturday, February 10, 2018
たっぷり昼寝もしてから今日の夕飯は、陸の孤島・世田谷弦巻の「北京飯店」アゲイン。揚げ鳥の黒酢ソースかけ、蒸し鶏の冷菜、五目焼きそば、かにとレタスチャーハン。疲れた体に黒酢が染みた。しっかし普通の中華がたまらんです。ごちそうさまでした。
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雨の予報が出ている土曜日の世田谷地方。わんこ達も散歩をかねて、駒沢公園へ。それにしてもPeaceはだいぶ元気になりほんとよかったと思う。
で、昼飯用に、いつもの駒沢「glouton」に立ち寄り、ツナ野菜サンド、カツサンドにチョコクロ。今日は午前10時すごぎにお店に到着し、いつも品切れなツナ野菜サンドがやっと買えた。ぜんぶ新鮮で確かに美味い。ごちそうさまでした。
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Friday, February 09, 2018
今月は出張Week。まずは2/8(木)から9(金)まで、ひさびさの福岡出張。福岡に泊りで来たのももう20年ぶりくらいか。せっかくなんで食い物中心に書いてみます。
まずは8日、昼ごろ会社を出て、昼飯は羽田空港内の「丸亀製麺」で、釜玉うどんにイカ天。実は丸亀製麺自体初めてだったけど、ぶっとい麺はコシがあってなかなかうまい。普通に食べに行こう。ごちそうさまでした。
夕飯というかみんなで懇親会は、天神の居酒屋。店名は完全に忘れました。で、モツ鍋、鶏皮、つくね、豚さし、お刺身などをいただき、話まくり、その後も勢いあまってカラオケへ。やっぱりに現場はいいです。ごちそうさまでした。
で、9日の朝飯は天神のTULLY'S COFFEEでホットドッグ。二日酔いにコーヒーがしみた。ごちそうさまでした。
ちなみに今回宿泊したホテルはオフィスに近いホテルユニゾ福岡天神。綺麗だし、清潔だし、気に入りました。またいつか!
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Thursday, February 08, 2018
太平洋戦争を描いた戦争映画「USS Indianapolis:Men of Courage/パシフィック・ウォー」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。1945年7月、米軍が太平洋戦争終結を目的に開発した原子爆弾をテニアン島に輸送するという極秘任務が、McVay(Nicolas Cage)艦長の巡洋艦インディアナポリスに下った。日本軍の猛攻をくぐり抜け、同艦は島にたどり着き、任務を無事果たしたが、新たな目的地に向けて出航したインディアナポリスは、日本軍潜水艦の魚雷を受けてあえなく沈没した。海中に投げ出された乗組員達は飢えや渇き、襲来するサメの群れに襲われてしまう...。
これ、太平洋戦争末期、原子爆弾輸送という極秘指令を受け、出航した米海軍巡洋艦の乗組員達を見舞う数々の悲劇を、史実をもとに描かれた戦争映画。船が沈没し、海上で漂流し、サメの大群に襲われ次々に命を落としていく乗組員達の極限状態は凄惨きわまりない。それにしても、戦争終結の裏側でこのような歴史的悲劇が起きていたことはまったく知らなかった。観てよかった戦争映画だった。
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Wednesday, February 07, 2018
ACIDMAN結成20周年イヤーの集大成として開催された初の主催フェス「ACIDMAN presents『SAITAMA ROCK FESTIVAL "SAI"』」。Space Shower TVで放送されたんでしっかりとCheck。
これ、2017.11.23、さいたまスーパーアリーナで開催されたもの。当日のFes.の様子を振り返る3人のインタビューとともに大木がこだわりぬいたTime Tableがいいんだけど、ともかく出演Bandが凄い。Headliner級のBandが集まっている中、どのBandも孤高なACIDMANをたたえているのが印象的だった。特によかったLiveはこれ。
・10-FEET:華があるBandが一番手。ACIDMANのコスプレをした10-FEETの3人が演奏した「赤橙」がよかった。
・MAN WITH A MISSION:「Raise your flag」から大シンガロング。しっかし構築美が凄い。
・THE BACK HORN:叙情的で熱い。
・ASIAN KUNG-FU GENERATION:堂々としたPower Pop。
・the HIATUS:相変わらず芸術性が高いけどともかく熱い。
・BRAHMAN:TOSHI-LOWの「ブラフマン、始めます」という最初のくだりだけで鳥肌が立つ。
・RADWIMPS:若干アウェー感あるけど、Radファンも結構多い。
・Dragon Ash:サプライズで演奏されたCover「ある証明」、そりゃうれしくなる。しっかし「Fantasista」は圧倒的な破壊力。
・STRAIGHTENER:つきあいとか過ごした時間が一番長いテナーがトリ前。
・ACIDMAN:会場中からの大きな手拍子の中、「FREE STAR」のイントロがかかった瞬間、鳥肌が立った。
しっかし同じ世代のBandが揃って20周年を祝う。いいFes.だったと思う。
●出演Artists:
ACIDMAN / ASIAN KUNG-FU GENERATION / the HIATUS / THE BACK HORN / STRAIGHTENER / 10-FEET / Dragon Ash / BRAHMAN / MAN WITH A MISSION / RADWIMPS
● On Air Set List:ACIDMAN presents「SAITAMA ROCK FESTIVAL "SAI"」(Space Shower TV)
M-01. RIVER/10-FEET
M-02. 赤橙(ACIDMAN Cover)/10-FEET
M-03. VIBES BY VIBES/10-FEET
M-04. Raise your flag/MAN WITH A MISSION
M-05. My Hero/MAN WITH A MISSION
M-06. 空、星、海の歌/THE BACK HORN
M-07. 刃/THE BACK HORN
M-08. Re:Re:/ASIAN KUNG-FU GENERATION
M-09. 今を生きて/ASIAN KUNG-FU GENERATION
M-10. Lone Train Running/the HIATUS
M-11. SEE OFF/BRAHMAN
M-12. 不倶戴天/BRAHMAN
M-13. 05410-(ん)/RADWIMPS
M-14. DADA/RADWIMPS
M-15. The Live/Dragon Ash
M-16. ある証明(ACIDMAN Cover)/Dragon Ash
M-17. Jump/Dragon Ash
M-18. Fantasista/Dragon Ash
M-19. ROCKSTEADY/STRAIGHTENER
M-20. DAY TO DAY/STRAIGHTENER
M-21. FREE STAR/ACIDMAN
M-22. ある証明 feat.東京スカパラダイスオーケストラ 谷中敦(Baritone Saxophone)・加藤隆志(Guitar)/ACIDMAN
M-23. ミレニアム/ACIDMAN
* Filmed Live at Saitama Super Arena on 23rd.Nov.2017.
* 2018 SPACE SHOWER NETWORKS INC.
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Tuesday, February 06, 2018
LAのファッション業界を舞台に美にとりつかれた女性達を描いたサスペンスホラーな映画「The Neon Demon/ネオン・デーモン」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。16歳の美しい少女Jesse(Elle Fanning)は片田舎からLAに出てきたばかり。彼女はNetで知り合いになったカメラマンを目指しているDean(Karl Glusman)が撮影してくれた写真を手に、モデルエージェントに足を運ぶが、そのオーナーのRoberta(Christina Hendricks)はJesseの才能を見抜き、即座に契約する...。
嫉妬と欲望と執着心が渦巻くモデル業界の光と闇に迫ったサスペンスホラー映画。LAというクレイジーで華やかな街で、ダークなストーリーが展開されるんだけど、この映像はすさまじい。暗く艶やかなイルミネーションとまばゆいフラッシュの世界が、あまりにドぎつくて過激な描写にあふれていた。いやーアートフィルムだった。
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2nd「Chasing Yesterday」(2015)から2年、弟Liam GallagherのSolo「As You Were」の発売にほぼ合わせたようなタイミングでReleaseされたNoel Gallagher's High Flying Birdsの3rd Album「Who Built The Moon?」(2017/Album)。ここ数カ月ずっと聴いてきたのでそろそろ書いてみる。
今回の3rd AlbumはOasis時代から含め、Noelの長いキャリアの中で大胆な実験作で冒険作だと思う。強烈なDance Tune、70年代のKrautrock、ムーディーなインストなどなど、Noelが作ってきたイギリスの伝統的なGuitar Rockとは全然違うSoundになっている。やはりPrimal ScreamやU2と組んできたDavid HolmesがProduceしているのが大きい。いやーこんなModern Psycheで明るくPositiveな1枚、結構気に入ってる。
ともかく曲について。
・M-01「Fort Knox」:いきなりBig BeatのDance Trackで始まるOpening Tune。
・M-02「Holy Mountain」:ブ厚い音に美メロなChorus。めちゃめちゃサイケ色と幸福感が強くて、初めて聴いたときの衝撃は凄かった。
・M-03「Keep On Reaching」:差し込まれるBrassの音がスリリングさを増してる。
・M-04「It's A Beautiful World」:New Oderかと思わせる硬質なKrautrock。
・M-05「She Taught Me How To Fly」:これもいままでのNoelには無かったDance Track。しっかしM-04からこのM-05の流れはやたら気持ちいい。
・M-06「Be Careful What You Wish For」:"Get Back"的な合いの手(笑)がモロ60年代。
・M-07「Black & White Sunshine」:Noel鉄板のStraightなGuitar Rock。やっぱいい。
・M-08「Interlude (Wednesday Part 1)」:フランス映画ノワールのようなInst。どこかキラキラしてる。
・M-09「If Love Is The Law」:ザクザクした陽性で空中浮遊感ただようPsyche Tune。
・M-10「The Man Who Built The Moon」:StraightなGuitar Rock。このNoel鉄板な哀愁感と寂寥感はやっぱいい。
・M-11「End Credits (Wednesday Part 2)」:これもM-08の流れのInst Tune。M-12のBonus Trackを除けば、InstでClosingするAlbumということに。
・M-12「Dead In The Water (Live at RTE 2FM Studios, Dublin)」:Simpleで美メロのAcoustic Tune。これぞNoelの根幹。
しっかし2017年の秋から冬はLiamのSoloとこのNoelの3rdでほんと楽しませてもらった季節だった。
● Who Built The Moon?/Noel Gallagher's High Flying Birds (2017/Album)
M-01. Fort Knox
M-02. Holy Mountain
M-03. Keep On Reaching
M-04. It's A Beautiful World
M-05. She Taught Me How To Fly
M-06. Be Careful What You Wish For
M-07. Black & White Sunshine
M-08. Interlude (Wednesday Part 1)
M-09. If Love Is The Law
M-10. The Man Who Built The Moon
M-11. End Credits (Wednesday Part 2)
M-12. Dead In The Water (Live at RTE 2FM Studios, Dublin)
* Written by Noel Gallagher.
* Produced by David Holmes.
* Mixed and Engineering by Tristin Ramazanoglu.
* Mastered by John Davis at Metropolis,London.
* Recorded at Drama Studios,Belfast,The Pool and Hoxa HQ,London.
* JDNCCD27 2017 Sour Mash Records Ltd.
cf. Noel Gallagher's High Flying Birds My CD/DVD List
- Noel Gallagher's High Flying Birds (2011/Album)
- If I Had A Gun... (2011/CDS)
- International Magic Live at The O2 (2012/DVD)
- Chasing Yesterday (2015/Album)
- Who Built The Moon? (2017/Album)
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Monday, February 05, 2018
ほんと読みまくってる原田マハ。馬事公苑Tsutayaで買って読んでみた「旅宿おかえり」(集英社文庫)について。
こんなあらすじ。売れないアラサータレント"おかえり"こと"丘えりか"。高校の修学旅行でよろずやプロの"萬鉄壁社長"にスカウトされてアイドルデビューするものの、鳴かず飛ばずで、今や唯一のレギュラーは旅とグルメ番組「ちょびっ旅」のレポーター役だけ。さらに追い討ちをかけるように、番組の打ち切りが決定する。そんな崖っぷちタレントのおかえりの元に、ある華道家元の奥様がやってきて、「病気で入院生活を続ける娘に代わって、おかえりさんに旅に出てほしい。その様子を娘に報告してやってほしい」という依頼が舞い込む...。
これ、売れないアラサータレント"おかえり"がひょんなきっかけで始めた「旅代理業」は、依頼人や出会った人々を笑顔に変えていくというハートウォーミングな話。様々な事情を抱えた依頼を受けながら話が進むんだけど、おかえりが旅することで壊れかけた家族関係が修復されていく。これがやっぱり気持ちいい。その中で、旅心が伝わってくるし、旅の楽しさの醍醐味が伝わってくるし、思わず旅がしたくなるというものだった。
それにしても原田マハが描く世界観は、登場人物がみな優しくてほっこりでいるし、結局都合のいい展開になるんだけど、それがなんだかんだで気持ちいい。心が疲れている時はその優しさがほんとしみてくる。今年もきっと彼女の作品をたくさん読むと思う。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
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遺伝子操作により、感情を持たない人々の共同体社会が実現化した近未来を舞台にしたSFサスペンス「Equals/ロスト・エモーション」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。世界戦争により人類が滅亡の危機に直面した近未来。嫉妬や憎悪など感情こそが人類の破滅をもたらす元凶とされ、遺伝子操作で感情を排除した人間の共同体"Equals"が創られた。"Equals"で暮らす人々は厳重な監視下に置かれ、愛情や欲望を始めとする感情が芽生えた場合、"発症"した欠陥者とされ、隔離施設に強制収容のうえ安楽死させられていた。自分の心の中に感情が芽生え始めたSilas(Nicholas Hoult)は、職場の同僚のNia(Kristen Stewart)も実は感情を発症していることに気づく...。
感情のない人々から成る共同体社会が実現化した近未来を舞台に、感情が芽生えて恋に落ちた1組の男女がその平板な社会から抜け出そうともがく様を描いたSFサスペンス映画がこれ。この映画、ほんと真っ平で無機質で抑揚のなにもない世界が、非常に冷たくStylishな映像美で描かれていた。日本でもロケが行われ、あの安藤忠雄の建築物が撮影に使用されたとのこと。しっかしこの手のディストピアモノって結構好きだし、あの名作「Gattaca/ガタカ」(1997/Cinema)を思い出した。コントロールされら社会でのスリリングな展開もよかったし、ちょっと希望が持てるLastもまずまず。なかなかの佳作だった。
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Sunday, February 04, 2018
動物病院からの帰り道、昼飯は駒沢の定番Cafe「KOMAICHI & CAFE」へ。いただいたのは「チキン南蛮プレート」。タルタルソースと揚げたてでジューシーな唐揚げがほんとうまいし、ボリューム満点で満足度が高い。ちなみに家人が選んだのは「ローストビーフサンド」。ごちそうさまでした。
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で、今日もいつもの駒沢「glouton」に立ち寄り、いちごフェアで買い物。いちごとチョコはよく合う。ごちそうさまでした。
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今日も朝からハウス動物病院へ行き、Peaceの目の検査とLoveのワクチンをお願いする。Peaceは血液検査の結果も良好で、今後ほかに気になるところも治療すべく今後も通うことに。とりあえず、ほっ。
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Saturday, February 03, 2018
昨日、Peaceのコンタクトレンズが外れて病院に連れていってもらったら、目の傷が治ったとのことで、エリザベスカラーもコンタクトも 目薬もやめてOKに。で、午後からLoveとPeaceを連れて、ひさびさにボロ市あたりを散歩に行けた。明日検査をしてもらって変な数値がでなければ、今回のPeaceの看病は終了の見込み。もうちょい。
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で、いつもの駒沢「glouton」でチョコクロとベーコンエッグ。安定の美味さ。ごちそうさまでした。
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今日の昼飯は前からずっと気になってた学芸大学、五本木交差点近くの「麺LABOひろ」へ。いただいたのは「LABO鶏そば(醤油)」(1,200円也)。比内地鶏や大山鶏の鶏と昆布や鯖節などの魚介が重なった醤油の鶏清湯スープはいい香りだし、鶏の旨味がハンパない。これに歯ごたえと歯切れのいいストレート麺、低温調理された鶏ムネ肉と鴨と豚の3種類のレアチャーシュー、さらにトロトロな味玉、三つ葉、柚子皮、実山椒がのって、丁寧でビジュアルも美しい。いやー、さすがミシュランガイド東京のビブグルマン。ごちそうさまでした。
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寒い土曜日、家で映画を観てから駒沢公園で軽くランニング。BGMはエレカシの「愛と夢」。懐かしい。
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Friday, February 02, 2018
ずっと読み続けている諫山創の「進撃の巨人」。今回もHrtくんから借りて読んだ「進撃の巨人(23),(24)」(講談社)について。
人類と巨人の壮絶な戦いを描いた「進撃の巨人」。
第23巻はこんなあらすじ。「獣の巨人」達との戦いの末、地下室に辿り着いたエレン達。そこで彼らは、グリシャの遺した本と記憶により、グリシャの生い立ちや壁内にやってきた真の目的を知る。そこから明らかになったのは、エレン達が相手にしているのは、これまで戦ってきた巨人よりもさらに巨大な「世界」そのものだという事実。壁の向こうに自由が無いこと、海の向こうには敵が待ち受けていることを知ったエレン達の行く末は...。
そして第24巻はこんなあらすじ。エレンらの住むパラディ島の外には、他の人間が住む世界が広がっていた。その中の一国"マーレ"は諸外国との戦争中。苦戦を強いられる中、彼らはパラディ島に攻め入り"始祖の巨人"を手に入れる決意を新たにする。ここにもまた必死に生きる子供たちの姿があった...。
実は24巻の登場人物のページを読み出した時、その「マーレ」編という記載とともにライナー・ブラウンの鎧の巨人以外、誰も知らないことにちょっとした違和感を感じながら読んだ。で、あらためて過去のblogとかを調べたらなんと、23巻について書いていなかったので、あらためて23巻を読んでみたら、やっぱり読んでいたことに気づく...。
あかん、blogを読み返さないとなにを読んだかわからない状況になっている。ある意味ヤバい。
cf. 進撃の巨人 読破 List
- 進撃の巨人(1)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(2)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(3)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(4)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(5)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(6)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(7)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(8)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(9)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(10)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(11)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(12)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(13)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(14)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(15)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(16)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(17)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(18)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(19)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(20)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(21)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(22)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人(23)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人(24)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人 Before the fall(1)/諫山創・涼風涼・士貴智志 (2013)
- 進撃の巨人 Before the fall(2)/諫山創・涼風涼・士貴智志 (2014)
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ひっさびさに観直してみたSpike Lee監督の「MalcomX/マルコムX」(1992/Cinema)について。
こんなあらすじ。Bostonのスラム街に暮らす青年Malcom(Denzel Washington)は犯罪に手を染め、やがて逮捕される。刑務所でイスラム教に改宗し、教養を身に着けていった彼はMalcomXと改名した。出所後、Black Muslim運動の指導者Elijah Muhammad(Al Freeman,Jr.)のもとで、全国のイスラム寺院で演説をし、黒人の武装化を呼びかけ、白人を敵視する扇動的な運動を展開していった。しかし徐々に組織に対する疑問を抱き、実際にメッカ巡礼をした後は、イスラム教徒が人種を問わず結ばれていることを知る...。
これ、伝説のカリスマ黒人解放運動指導者マルコムXの半生を描いた伝記的映画。様々な葛藤のなか自らの信念を貫き、そして暗殺されるまでが描かれている。で、Black Culture的ブームもあり、この映画を観るまで、MalcomXは過激な扇動者というイメージを持っていたけど、やっぱり黒人解放運動の歴史の中で欠くことのできない人物だったと再認識したことを思い出す。アメリカの根深い人種問題を理解するうえでの良識ある教科書的な作品。
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Thursday, February 01, 2018
Beady Eye解散がじっと沈泥してたLiam Gallagher。そんなLiam、待望のSolo Album「As You Were」(2017/Album)が去年2017秋にRelease。NoelのNew Album「Who Built The Moon?」とともにずっと聴きまくってたんで、そろそろ書いてみる。
去年6月の1st SG「Wall Of Glass」がReleaseされて、期待しずっと待ってたLiamの声と曲だったんで、ほんとに嬉しかった。そして10月にこのSolo Album「As You Were」なんだけど、このAlbumの勝利は完全にLiamの声とその声を活かした楽曲が揃っていること。3人のProducerとAlbumは製作されているんだけど、Greg Kurstinとは「Wall Of Glass」「Paper Crown」「Come Back To Me」、Andrew Wyattとは「Chinatown」、そしてGrech-Margueratがそれ以外の曲をProduceしている。その3人ともがLiamに期待していること、つまりLiamの声をちゃんと理解して作っていることがいい。まさに兄NoelがOasisで取った製作スタンスそのものだったんだと思う。それを理解してAlbumを作ったLiamも、大人になったんだと思う。全英1位だし、素直に売れてよかった。
ともかくひっかかった曲について。
・M-01「Wall Of Glass」:GuitarとBlue Harpが絡む最高のIntroにLiamの表情豊かな声がねちっこく絡んでいく。これだよこれ!って思ったOpening Tune。
・M-02「Bold」:枯れた哀愁感がたまらない。
・M-03「Greedy Soul」:Brassも絡んだ大袈裟R&R Tune。
・M-04「Paper Crown」:どこか辛辣な歌詞に暖かいような冷めたようなAcoustic Tune。
・M-05「For What It's Worth」:これも哀愁と旅愁と郷愁があって、サビへの展開が最高。このAlbumでのMy Favorite Tuneがこれ。
・M-06「When I'm In Need」:LiamらしいPsychedelicさ。
・M-07「You Better Run」:ザクザクしたBig Tune。
・M-08「I Get By」:これも差し込まれるGuitarのリフがいい。
・M-09「Chinatown」:どこか豊かさが漂うRhythmとMelody。
・M-10「Come Back To Me」:彼まくってるBluzyさ。
・M-11「Universal Gleam」:これも70年代なPsycheさが漂う。
・M-12「I've All I Need」:最後までLiamの表情豊かな声を楽しめるClosing Tune。
さ、次はNoelの「Who Built The Moon?」についてもそろそろ書こう。
● As You Were/Liam Gallagher (2017/Album)
M-01. Wall Of Glass
M-02. Bold
M-03. Greedy Soul
M-04. Paper Crown
M-05. For What It's Worth
M-06. When I'm In Need
M-07. You Better Run
M-08. I Get By
M-09. Chinatown
M-10. Come Back To Me
M-11. Universal Gleam
M-12. I've All I Need
* Produced by Greg Kurstin,Dan Grech-Marguerat and Andrew Wyatt.
* Engineering by Greg Kurstin,Dan Grech-Marguerat,Alex Pasco,Julian Burg,Ben Mclusky and Joseph Rogers.
* Mixing by Greg Kurstin,Dan Grech-Marguerat and Mark"Spike"Stent.
* Mastered by Brian Lucey.
* 0190295774943 2017 Warner Bros.Records UK.
cf. Liam Gallagher My CD/DVD List
- As You Were (2017/Album)
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先日観た「屍者の帝国」(2015)に続き、観てみた伊藤計劃原作のアニメ版「虐殺器官」(2017/Cinema)について。
あらためてこんなあらすじ。911以降先進国が徹底したセキュリティー管理でテロを一掃する一方、途上国では内戦や大規模な虐殺が増加していた。そんな中、US特殊部隊に属するクラヴィス・シェパード大尉は、世界各地の紛争や虐殺の首謀者と目されるジョン・ポールの暗殺指令を受ける。クラヴィスはジョンが最後に目撃されたプラハに潜入し、ポールの愛人という女性ルツィアに接触する...。
これ、世界各地の紛争や虐殺の陰で暗躍する謎の男と彼を追うアメリカ軍特殊部隊兵士の戦いを描いた近未来アクション映画。虐殺はなぜ起きるのかという人間性を掘った世界観や、その根底にある神経と精神と肉体と情報操作によってコントロールされる虐殺など相当複雑に設定されたディテールが凄まじい。そしてその世界観を表現した緻密なビジュアルも凄まじい。一度原作も読んでいるんだけど、ちゃんと理解できなかった部分が多々ある。またいつか観てみたい映画だった。
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