「The Danish Girl/リリーのすべて」を観た
面白そうなので観てみた「The Danish Girl/リリーのすべて」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。1926年デンマークのコペンハーゲンが舞台。風景画家Einar(Eddie Redmayne)は肖像画家の妻Gerda(Alicia Vikander)と結婚6年目を迎え、創作に忙しい日々を送っていた。だがある日、Gerdaに女性の足役のモデルを頼まれたEinarは女性用のストッキングと靴を履いたとき、自分の内面にある女性を意識する。それ以来Liliという女性として生活していく比率が増していくEinarは、心と体の不一致に悩んでいた。当初はそんな夫の様子に困惑するGerdaだったが、次第に受け入れていく...。
自分は男性ではなく女性であると気付いた主人公が妻の愛情に支えられながら、世界初の性別適合手術を受けるまでを描いた実話をもとにした伝記ドラマがこれ。戸惑いながらもグイグイ引き込まれたけど、この映画の良さは風景画家Einarと女性Liliを演じたEddie Redmayneと、その妻Gerdaを演じたAlicia Vikanderの演技力。Eddie Redmayneは「The Theory of Everything/博士と彼女のセオリー」(2014)でのホーキング役も凄かったけど、性不一致に悩む画家を潔く演じ切っていた。またAlicia Vikanderも変わっていく夫に戸惑いながらも愛情と友情を注ぎサポートするという微妙で困難な役を演じ切っていた。
LGBTの人達の悩みが伝わった映画だった。
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