砧公園 #22
LoveとPeaceをチャリに乗せ、ワインとパンを持って砧公園へ。花ふぶきの中、今年最後のお花見を。
夕べは部署の歓送迎会。特に4月から異動されるOhrさんとMykさんを送別する。時間が限られてるママさん達も多いので、まずは17時すぎから「くいもの屋 わん」で0次会。そのままの流れで19時から「五反田ワイン酒場 マルミチェ‐marumiche‐」で1次会。幹事Krdくんががんばって企画満載で笑いまくった。それにしてもこの2人はムードメーカーだったので正直寂しい。まさに出会いと別れの春ですね。ごちそうさまでした。
3/30(金)の昼飯は社食で「スタミナらーめん」(450円也)。醤油ベースのスープに、ニラ、キャベツ、葱などの野菜に豚の挽き肉に、鷹の爪に中太ちぢれ麺。そんなに辛くないまずまずの味バランス。ごちそうさまでした。
去年2017年の年末も幕張メッセで行われた"COUNTDOWN JAPAN 17/18"。今回も12/28(木)から12/31(日)の4日間にわたって開催され、自分は2日目の12/29(金)に参戦した。今年で12年連続(!!)で参戦12回目となった年末恒例の風物詩だけど、この2月にWOWOWで15.5時間(!)も放送された。しっかりとダラダラとたっぷり楽しみました。
ともかくひっかかったArtistについて。
・欅坂46:なんだか釘付けになってしまうStage。
・androp:Creepy NutsのPop感とandropの高揚感がベストマッチ。
・amazarashi:インパクト大な独特なStage。
・KEYTALK:このリフとMelody Lineはクセになる。
・SILENT SIREN:演奏力は高いし、この曲のPopさはたまらない。
・SHANK:3pieceのエモはやっぱりいい。
・ROTTENGRAFFTY:Midium TuneからのLove Song。
・Gotch & The Good New Times:自由に歌ってるゴッチ。
・KICK THE CAN CREW:「アンバランス」の切なさがいい。
・さユり:この人の声と歌詞とMelodyはいつもひっかかる。
・PUNPEE:やたら気持ちいい。
・スガシカオ:変わらないFunkness。
・WANIMA:身近で手作りなBandが大きくなってどこか寂しい。それでも「ともに」でフロアに灯ったスマホの灯りが美しすぎる。
・藤原さくら:寂寥感あるアコギのMelody、この「Cigarette butts」はかっこいい。
・sumika:どこかBlackなMelody Line。これはツボ。
・ASIAN KUNG-FU GENERATION:アジカンの楽曲の幅が広まった「サイレン」、アレンジの幅が深まった最新型の「Re:Re:」。
・エレファントカシマシ:初期の荒っぽさの「ファイティングマン」、4年前に力をもらった「今宵の月のように」。
・グループ魂:「もうすっかりNO FUTURE!」、この歌詞はしみる。
・ポルカドットスティングレイ:結構音がHard。
・GOOD4NOTHING:変わらないMelodic Punk。
・BRADIO:Disco Tuneがたまらない。マジでLive観たい。
・きゃりーぱみゅぱみゅ:「原宿いやほい」のMelody Lineは切ない。
・ASH DA HERO:勢いがあって、次にきそう。
・Awesome City Club:広大さが伝わったMelody Line。
・東京スカパラダイスオーケストラ:谷中とTAKUMAのTwin Vocalで「Samurai Dreamers <サビレルナ和ヨ>」、どこかLatin Tasteの「白と黒のモントゥーノ」。
・Fear, and Loathing in Las Vegas:Digital BeatとDeath Voice。
・go!go!vanillas:IrishなRock'n Roll。
・NUBO:HardでEdgeの効いたRock Tune。
・MOSHIMO:Female Popの気持ちよさ。
・Mrs.GREEN APPLE:Keyboardで煽るMelody Lineがいい。しっかしEarthが満タンで音源が聴きたくなった。
・竹原ピストル:あの日、ホルモンとかぶっててあきらめた竹原ピストル。ほんと観たかった。
・SCANDAL:こんなデカいBandになるとは思わなかった。
・the HIATUS:あの日、このEarth Stageにいたけど、ほんと音圧が凄かった。そして細美のShoutが響いてた「Insomnia」。
・Shout it Out:Vocalの声質も、Bandとしても佇まいもいい。
・岡崎体育:異物感のままここまで来るとは。
・10-FEET:スカパラ入りで音の厚さが凄かった「hammer ska」、歌詞がしみるMidium Tuneの「太陽4号」、フロアにタオルが舞った「CHERRY BLOSSOM」。Earth Stageにいれてほんとよかった。
・ゲスの極み乙女。:変わらない曲の良さ。しっかし「キラーボール」は名曲だ。
・9mm Parabellum Bullet:変わらないSolidさ。
・Creepy Nuts:ここ最近気になってる。
・never young beach:Melodyは好きなんだけど、どうもVocalが...。
・Nulbarich:MellowなMelody Line。個人的に注目中。
・THE BACK HORN:変わらない男臭い熱血ぶり。
・Yogee New Waves:Melodyは好きなんだけど、どうもVocalが...。
・きのこ帝国:この「東京」は何回聴いてもいい。
・Dizzy Sunfist:迫力あるFemale Punk。観るたびに勢いを感じる。
・め組:歌謡曲っぽさが嫌いじゃない。
・おいしくるメロンパン:Melodyの凹凸さがいい。
・indigo la End:寂しげで切ない美メロ。
・THE BAWDIES:Rock'n Rollの楽しさ。
・雨のパレード:Vocalテクもあるし、幻想的なMelodyもいい。気になりだした。
・MAN WITH A MISSION:満タンのMelody Line、Stringsも入っていつも以上に音が厚い。しっかし「FLY AGAIN」の盛り上がりはハンパない。
・DAOKO:米津玄師のVersionよりこっちのほうがいい。
・夜の本気ダンス:TightなDance Rock。
・back number:人気もあるし人望もあるけど、Rockじゃなくてどーもダメ。
・クリープハイプ:Popだけど、クリープハイプらしい混沌さ。
・Nothing's Carved In Stone:分厚い音のDigital Dance Beat。
・yonige:ここ数か月、ずっと気になってる。
・麗蘭:CHABOも蘭丸も渋い。
・キュウソネコカミ:この「ビビった」でハマったキュウソ。破壊力は衰えていない。
・MONOEYES:Positiveでシンガロング。
・G-FREAK FACTORY:おっさんの説教なんだけど、ひっかかる。
・MY FIRST STORY:今キテルRock Band。ひっかかってる。
・ACIDMAN:この「造花が笑う」、久々に聴いたけど、相変わらず激しい。
・175R:「空に唄えば」、なんだかんだで名曲。
・04 Limited Sazabys:Earth Stageまで登りつめた。
・感覚ピエロ:Dancerがエロい。
・BLUE ENCOUNT:ブルエンもEarth。世代交代のCDJ1718。
・ストレイテナー:懐かしのEdgeの効いたRock Tune。秋の駒大学園祭でテナーのLiveが観れてよかった。
・teto:この曲「36.4」のChorus Workはツボ。
・シシド・カフカ:あんだけ激しく叩いてる中、ちゃんと歌えるのはいつも凄いと思う。
・ENTH:好きなTypeの3pieceエモバンド。
・GLIM SPANKY:Psycheで幻想的。
・HEY-SMITH:性急だしどこか哀愁漂うSka Punk。
・サンボマスター:この「できっこないを やらなくちゃ」は聴けば聴くほどしみてくる。
・ヤバイTシャツ屋さん:Galaxy StageのCountdownを任されるまでになったヤバT。スカスカそうだけどそろそろ音源を聴こう。
・[Alexandros]:Guitarのイントロで鳥肌が立つ「Starrrrrrr」、歌詞もMelodyもアレキらしい美メロで途中挟まれたCountdownがよかった「明日、また」とHeavyとChaosの「Kaiju」。
・The Mirraz:DancableなRock Tune。
・Xmas Eileen:不可解な3MCのMixture。
・SWANKY DANK:Twin Vocalのメロコアで、シンガロングしたら気持ちよさそう。
・FLOWER FLOWER:YUIの声って結構好み。
・打首獄門同好会:日常思ってることをたんにHardcoreにのせる。マジでLiveに行きたい。
・氣志團:CDJ1718のオーラス。しっかしこの「One Night Carnival」で伝説が始まった。
そろそろ3月で、そろそろ夏Fes.も情報もあがり出した今日この頃。きっと8月にひたちなかに行くと思う。
● On Air Set List:COUNTDOWN JAPAN 17/18(WOWOW)
=DAY-1=
M-01. 風に吹かれても/欅坂46
M-02. 避雷針/欅坂46
M-03. SOS! feat. Creepy Nuts/androp
M-04. フィロソフィー/amazarashi
M-05. NIGHT TOWN/フレンズ
M-06. sister's noise/fripSide
M-07. Love me/KEYTALK
M-08. MONSTER DANCE/KEYTALK
M-09. フジヤマディスコ/SILENT SIREN
M-10. Set the fire/SHANK
M-11. Starry Night/COUNTRY YARD
M-12. START/チームしゃちほこ
M-13. We are the light/miwa
M-14. 片想い/miwa
M-15.「70cm四方の窓辺」/ROTTENGRAFFTY
M-16. Double Down/SKY-HI & THE SUPER FLYERS
M-17. Taxi Driver/Gotch & The Good New Times
M-18. オールカテゴライズ/焚吐
M-19. 千%/KICK THE CAN CREW
M-20. アンバランス/KICK THE CAN CREW
M-21. だってアタシのヒーロー。/LiSA
M-22. IDOL/SPECIAL OTHERS
M-23. 生者ノ行進/CIVILIAN
M-24. Team B/Rhythmic Toy World
M-25. フルドライブ/KANA-BOON
M-26. バトンロード/KANA-BOON
M-27. 奏(かなで)/スキマスイッチ
M-28. フラレガイガール/さユり
M-29. Scenario (Film)/PUNPEE
M-30. マリオネットラヴァーズ/ 天月-あまつき-
M-31. 19才/スガシカオ
M-32. 放課後ゲタ箱ロッケンロールMX/私立恵比寿中学
M-33. ONE/Aimer
M-34. 世界はどこまで青空なのか?/NGT48
M-35. 反抗声明/あゆみくりかまき
M-36. Amazing Parade/Czecho No Republic
M-37. 虹/Aqua Timez
M-38. ヒューマン/WANIMA
M-39. ともに/WANIMA
M-40. N.E.O./CHAI
M-41. 好きだ。/Little Glee Monster
M-42. Cigarette butts/藤原さくら
M-43. Summer Vacation/sumika
M-44. サイレン/ASIAN KUNG-FU GENERATION
M-45. Re:Re:/ASIAN KUNG-FU GENERATION
=DAY-2=
M-01. ファイティングマン/エレファントカシマシ
M-02. 今宵の月のように/エレファントカシマシ
M-03. もうすっかりNO FUTURE!/グループ魂
M-04. シンクロニシカ/ポルカドットスティングレイ
M-05. 青写真/Ivy to Fraudulent Game
M-06. わたしをフェスに連れてって/三戸なつめ
M-07. 抱きしめてシュヴァルツ/ゴールデンボンバー
M-08. やさしくしてね/ゴールデンボンバー
M-09. HOLIDAYS/木村カエラ
M-10. It's My Paradise/GOOD4NOTHING
M-11. 解剖傑作/バンドハラスメント
M-12. スパイシーマドンナ/BRADIO
M-13. きらきらキラー/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-14. 原宿いやほい/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-15. TOGENKYO/フレデリック
M-16. reason/locofrank
M-17. YELLOW FEVER DANCE/ASH DA HERO
M-18. ASAYAKE/Awesome City Club
M-19. Samurai Dreamers <サビレルナ和ヨ> feat.TAKUMA(10-FEET)/東京スカパラダイスオーケストラ
M-20. 白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)/東京スカパラダイスオーケストラ
M-21. Party Boys/Fear, and Loathing in Las Vegas
M-22. おはようカルチャー/go!go!vanillas
M-23. Asobi/ZAZEN BOYS
M-24. ハイデ/MUCC
M-25. インソムニア/NUBO
M-26. 絶対的/ヒトリエ
M-27. ラブストーリー/the shes gone
M-28. ROBOT-PAPICO5014/ドアノブロック
M-29. ドロミズ/THE LITTLE BLACK
M-30. 大器晩成/アンジュルム
M-31. 命短し恋せよ乙女/MOSHIMO
M-32. TOKYO BLACK HOLE/大森靖子
M-33. WHOO WHOO WHOO/Mrs.GREEN APPLE
M-34. Amazing Grace/竹原ピストル
M-35. LISTEN TO THE MUSIC/Shiggy Jr.
M-36. TOMORROW NEVER DIES/the GazettE
M-37. LOVE SURVIVE/SCANDAL
M-38. Thirst/the HIATUS
M-39. Insomnia/the HIATUS
M-40. FLASH BACK/CAPSULE
M-41. 青春のすべて/Shout it Out
M-42. 忘れらんねえよ/忘れらんねえよ
M-43. Open/岡崎体育
M-44. FRIENDS/岡崎体育
M-45. hammer ska feat.東京スカパラダイスオーケストラ/10-FEET
M-46. 太陽4号/10-FEET
M-47. CHERRY BLOSSOM/10-FEET
=DAY-3=
M-01. キラーボール/ゲスの極み乙女。
M-02. 星降る夜に花束を/ゲスの極み乙女。
M-03. Punishment/9mm Parabellum Bullet
M-04. 合法的トビ方ノススメ/Creepy Nuts
M-05. Freedom/SHE'S
M-06. YAMABIKO/NakamuraEmi
M-07. 天地ガエシ/NICO Touches the Walls
M-08. Funny Side Up!/NICO Touches the Walls
M-09. Place to Try/TOTALFAT
M-10. あまり行かない喫茶店で/never young beach
M-11. Follow Me/Nulbarich
M-12. Deal with/OLDCODEX
M-13. トナリアウ/THE ORAL CIGARETTES
M-14. 起死回生STORY/THE ORAL CIGARETTES
M-15. 声/THE BACK HORN
M-16. Here Comes A Miracle/dustbox
M-17. Good Bye/Yogee New Waves
M-18. 東京/きのこ帝国
M-19. 居場所/KREVA
M-20. Na Na Na/KREVA
M-21. CRYSTAL CLEAR/BIGMAMA
M-22. 90'S TOKYO BOYS/OKAMOTO'S
M-23. 花と詩人/LAMP IN TERREN
M-24. SHOOTING STAR/Dizzy Sunfist
M-25. 悪魔の証明/め組
M-26. フカンショウ/パノラマパナマタウン
M-27. あの秋とスクールデイズ/おいしくるメロンパン
M-28. インディゴラブストーリー/indigo la End
M-29. Stairway Generation/Base Ball Bear
M-30. HOT DOG/THE BAWDIES
M-31. 夜を越えて/ホフディラン
M-32. Shoes/雨のパレード
M-33. さすらい/アルカラ
M-34. カンヌの休日/フジファブリック
M-35. Raise your flag/MAN WITH A MISSION
M-36. FLY AGAIN/MAN WITH A MISSION
M-37. 打上花火/DAOKO
M-38. Omega/Crystal Lake
M-39. ストーカーの唄 ~3丁目、貴方の家~/阿部真央
M-40. SHINY/夜の本気ダンス
M-41. TAKE MY HAND/夜の本気ダンス
M-42. SISTER/back number
M-43. 003/back number
M-44. ハッピー/back number
=DAY-4=
M-01. イト/クリープハイプ
M-02. Like a Shooting Star/Nothing's Carved In Stone
M-03. さよならアイデンティティー/yonige
M-04. GIBSON (CHABO'S BLUES)/麗蘭
M-05. パブリック/Bentham
M-06. メンヘラちゃん/キュウソネコカミ
M-07. ビビった/キュウソネコカミ
M-08. グラニート/MONOEYES
M-09. Too oLD To KNoW/G-FREAK FACTORY
M-10. トーキョーダイブ/東京カランコロン
M-11. ALONE/MY FIRST STORY
M-12. M-Zero Gravity/MY FIRST STORY
M-13. 造花が笑う/ACIDMAN
M-14. 空に唄えば/175R
M-15. ヘアカラー/宇宙まお
M-16. ハロー張りネズミのテーマ/SOIL&"PIMP"SESSIONS
M-17. Squall/04 Limited Sazabys
M-18. monolith/04 Limited Sazabys
M-19. O・P・P・A・I/感覚ピエロ
M-20. Sea Foo/POLYSICS
M-21. Dancing in Midnight/Yap!!!
M-22. BA・BA・BA ばけ~しょん/魔法少女になり隊
M-23. いえろう/YAJICO GIRL
M-24. シネマ/パスピエ
M-25. ストーリーボード/上白石萌音
M-26. LAST HERO/BLUE ENCOUNT
M-27. もっと光を/BLUE ENCOUNT
M-28. BERSERKER TUNE/ストレイテナー
M-29. HERO/tacica
M-30. 36.4/teto
M-31. 黒歴史/ReVision of Sence
M-32. 君はロックを聴かない/あいみょん
M-33. バネのうた/シシド・カフカ
M-34. NO FATE/ENTH
M-35. いつか/Saucy Dog
M-36. THE WALL/GLIM SPANKY
M-37. Future Diver/でんぱ組.inc
M-38. Endless Sorrow/HEY-SMITH
M-39. できっこないを やらなくちゃ/サンボマスター
M-40. ロックンロール イズ ノットデッド/サンボマスター
M-41. (カウントダウン)/DJダイノジ
M-42. コミックバンドメドレー/マキタスポーツ
M-43. とんぼ/マキタスポーツ
M-44. 秘密/SUPER BEAVER
M-45. 美しい日/SUPER BEAVER
M-46. あつまれ!パーティーピーポー/ヤバイTシャツ屋さん
M-47. ヤバみ/ヤバイTシャツ屋さん
M-48. Starrrrrrr/[Alexandros]
M-49. 明日、また/[Alexandros]
M-50. Kaiju/[Alexandros]
M-51. NO NAME./電波少女
M-52. 蝉時雨/ココロオークション
M-53. マイラグジュアリーナイト/アカシック
M-54. サヨナラ絶望人生/空想委員会
M-55. check it out! check it out! check it out! check it out!/The Mirraz
M-56. また会えるよね/グッドモーニングアメリカ
M-57. Castaway/the band apart
M-58. When I/Survive Said The Prophet
M-59. LADY/Official髭男dism
M-60. Kiss me Kill me tonight/Xmas Eileen
M-61. Colors/SWANKY DANK
M-62. Slave of Love/ビッケブランカ
M-63. 月/FLOWER FLOWER
M-64. カモン諭吉/打首獄門同好会
M-65. デリケートにキスして/氣志團
M-66. One Night Carnival/氣志團
* Filmed Live at Makuhari Messe,28th December 2017-1st January 2018.
* Produced by WOWOW in associated with Visual Signs,MU PROJECT,CROMANYON.
飲み会なくなり、急遽夕飯はいつもの上町の「Asian Foods Restaurant SAHARA/アジアン料理 サハラ」へ。チキンカレー中辛に巨大ナン、ライス、サラダ、ラッシーで990円也。素晴らしいコスパだしともかく美味い。ごちそうさまでした。
Tom Cruise主演のAction映画「Jack Reacher/アウトロー」(2012)の続編「Jack Reacher:Never Go Back/ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。かつて米陸軍内部調査部の秘密捜査官だったが、今は放浪の旅を続ける一匹狼Jack Reacher(Tom Cruise)。ある店でトラブルに見舞われた上に保安官に連行されそうになったReacherは、自分をめぐる陰謀が動きだしているのを察知する。その直後、かつての同僚Turner少佐(Cobie Smulders)がスパイ容疑で逮捕されたと知り、彼女を脱走させ、一緒に逃亡する。事態の真相を追ううちに、軍内部に不穏な動きのあることをつかむ...。
これ、Cruise演じる元軍人が軍の内部にうごめく陰謀に挑むAction映画。MIシリーズ同様に、ド派手な見せ場が数々あり、銃撃戦シーンなどCruiseの体当たりの演技が楽しめるというもの。ま、Storyはまずまずだけどなんも考えずに楽しめた。
ゆうべは会社の同僚Ysdさんに誘われ、Ysdさんのお知り合いのかたと異業種的な飲み会。場所は五反田の「庭つ鶏」。レバーとか絶品な焼鳥屋さん。ふだんぜんぜん関係のない金融系なかたがただったので、結構面白かったし、酔った勢いですっかり意気投合に。あー楽しかった。ごちそうさまでした。
去年2017年でBand結成20周年だった10-FEETが去年11月にReleaseした「Fin」(2017/Cinema)。前作「thread」から約5年ぶりということでじっくり聴いていた。オリジナル・アルバム。
10-FEETの音楽って、ゴリゴリで高速な轟音Rock Tuneも、MoshとDiveでStageに広がるLiveでの笑顔も、苦悩と孤独な文学性もある。そんなMixture Bandだと思っているたけど、この「Fin」は彼らの原風景がいつも以上にドロドロ流れたAlbumで、それでも遊び心もあって痛快ちゃあ痛快。ともかく10-FEETらしいAlbum。
ともかく曲について。
・M-01「1 size FITS ALL」:ゴリゴリ、腰の揺れるFunk Tuneから途中のJazzyさが面白いOpening Tune。
・M-02「Fin」:激しいけど叙情的。そんなMelodyに♪探して探してもずっとたどり着けないような そんな迷い道を慰めにしたんだ そしてまたカラカラと寂しさを転がして 何処へ何処へ嗚呼♪といった文学的な歌詞がのってる。
・M-03「fast edge emotion」:どこかLatin TasteもあるEmo。
・M-04「ウミガラスとアザラシ」:ゆったりしたMelodyに切ない日常的な言葉が載ってるけど、それがでっかいオーロラへつながる。
・M-05「ヒトリセカイ」:♪嗚呼 寄り添うだけで優しさも言葉も 何もないままただ居て欲しい そんな時あるでしょう♪。優しい言葉たち。
・M-06「十二支」:♪Nezuki wa Mouse,Ushi wa Cow,Tora wa Tiger,U wa Usagi...♪、ほんと干支の歌。
・M-07「HONE SKA feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」:去年のCDJ1718で聴いたけど、スカパラ兄さん達と楽しそうに演奏してた。
・M-08「月 ~sound jammer せやな~」:ReggaeなIntroからHardなMelodyへ。
・M-09「夢の泥舟」:明るくてPositiveでいい意味で10-FEETらしい曲。
・M-10「火とリズム」:RagaのPowerが注ぎ込まれたHard Tune。Liveで聴きたい。
・M-11「way out way out」:ゴリゴリだけどPop。Chorus Workもいい。
・M-12「アンテナラスト」:♪時は人を変え 道は分かれ 喜びを探して出会ったり 手を話したり♪。この曲を2年くらいの前に夏に聴いたとき、10-FEETの世界がイッキに広がったと思った。
・M-13「STANDin」:3人の轟音、爆音と疾走感がいい。これも鉄板。
・M-14「太陽4号」:初めてこの曲をPVで観た時、たくさんの人々が静止画のように佇んでる姿が印象的だった。しっかし、♪太陽が昇るその前に 夜があける前に 教えて ここで この場所で間違ってないと♪はいい言葉だ。
・M-15「何度も咲きました」:日本の四季を感じる叙情性溢れるClosing Tune。
去年行ったCDJ1718、トリのEarthが10-FEETだった。会場のLightが落とされ、ファンファーレが流れ、それをタオルを掲げて受け止める観客。いつもの光景だけど、鳥肌が立った。また行きたい。
● Fin/10-FEET (2017/Album)
M-01. 1 size FITS ALL
M-02. Fin
M-03. fast edge emotion
M-04. ウミガラスとアザラシ
M-05. ヒトリセカイ
M-06. 十二支
M-07. HONE SKA feat. 東京スカパラダイスオーケストラ
M-08. 月 ~sound jammer せやな~
M-09. 夢の泥舟
M-10. 火とリズム
M-11. way out way out
M-12. アンテナラスト
M-13. STANDin
M-14. 太陽4号
M-15. 何度も咲きました
* Produced and Arranged by 10-FEET.
* 10-Feet:Takuma(Vocals,Guitars,Keyboards),Naoki(Bass,Vocals),Kouichi(Drums,Background Vocals)
* Recorded and Mixed by Atsuo Akabae.
* Recorded and Mixed at Studio A-tone,Sound Valley.
* Mastered by Yasuji Maeda at Bernie Grundman Mastering.
* UPCH-20462 BADASS 2017 EMI Recods,Universal Music Llc.
cf. 10-Feet My CD/DVD List
- 4Rest (2005/Album)
- Twister (2006/Album)
- Vandalize (2008/Album)
- 1sec. (2009/CDS)
- Super Stomper (2009/CDS)
- Life Is Sweet (2009/Album)
- 10-Best 2001-2009 (2010/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2012 (2012/Album)
- thread (2012/Album)
- 6-feat 2 (2014/Album)
- Re:6-feat (2014/Album)
- Fin (2017/Album)
何回も観ている「Rogue One:A Star Wars Story~ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」」(2016/Cinema)。ノベルズ版が出たので読んでみた「Rogue One:A Star Wars Story~ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー/John Knoll,Gary Whitta,Chris Weitz,Tony Gilroy(原作),Alexander Freed(著),稲村広香(訳)-ジョン・ノール,ゲイリー・ウィッタ,クリス・ワイツ,トニー・ギルロイ(原作),アレクサンダー・フリード(著)」(講談社)について。
あらすじを転記すると...。「スター・ウォーズ/エピソード4」でレイア姫がR2-D2に託したデス・スターの設計図はどのようにして反乱軍の手に入ったのか? そこには名も無き戦士達の命を賭けた戦いがあった...。
この手のノベルズ版の楽しみは、映画では描き切れないエピソードや背景が詳細に書かれていること。ジン・アーソやキャシアンなど主要登場人物の生い立ち、心の葛藤や人間模様がよくわかるし、惑星スカリフで繰り広げられた帝国軍とローグ・ワンの戦いについての詳細などなど、映画とは違った角度で「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」の世界を楽しめた。
たくさんの名も無き戦士達の犠牲のうえでの最後のレイア姫の「希望」という言葉は、あらためて泣けてしまう。いやー、これはやっぱり名作だと思う。
cf. Star Wars小説(正史・スピンオフ) 読破 List
- Star Wars:Shatterpoint~スター・ウォーズ破砕点/Matthew Stover-マシュー・ストーヴァー (2004)
- Star Wars:Survivor's Quest~スター・ウォーズ 生存者の探索/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2004)
- Star Wars:The Cestus Deception~スター・ウォーズ セスタスの偽り/Steve Barnes-スティーブン・バーンズ (2004)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith~スター・ウォーズ:エピソード3 シスの復讐/George Lucas(原作),Matthew Stover(著),富永和子(訳)-ジョージ・ルーカス(原作),マシュー・ストーヴァー(著) (2005)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith/Patricia C.Wrede (2005)
- Star Wars:Jedi Trial~スター・ウォーズ ジェダイの試練/David Sherman and Dan Cragg-デイヴィド・シャーマン,ダン・グラッグ (2005)
- Star Wars:Yoda,Dark Rendezvous~スター・ウォーズ 暗黒の会合/Sean Stewart-ショーン・スチュワート (2005)
- Star Wars:Labyrinth of Evil~スター・ウォーズ 悪の迷宮/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:Dark Lord-The Rise Of Darth Vader~スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:The Last of the Jedi-The Desperate Mission-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(1)-危険なミッション-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:The Last of the Jedi-Dark Warning-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(2)-闇の警告-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:Outbound Flight~スター・ウォーズ 外宇宙航行計画/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2006)
- Star Wars:Dark Nest I:The Joiner King~スター・ウォーズ:ジョイナーの王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest II:The Unseen Queen~スター・ウォーズ:影の女王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest III:The Swarm War~スター・ウォーズ:キリック戦争/Troy Denning-トロイ・デニング (2007)
- Star Wars:Tarkin~スター・ウォーズ:ターキン/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2015)
- Star Wars:Heir to the Jedi~スター・ウォーズ:ジェダイの継承者/Kevin Hearne-ケヴィン・ハーン (2015)
- Star Wars:Lords of the Sith~スター・ウォーズ:ロード・オブ・シス/Paul S.Kemp-ポール・S・ケンプ (2015)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),Michael Kogge(著),上杉隼人,吉富節子(訳)-J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作),ミッシェル・コーギー(著) (2016)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/Alan Dean Foster(著),J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),稲村広香(訳)-アラン・D・フォスター(著),J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作) (2016)
- Star Wars:Before the Awakening~スター・ウォーズ:フォースの覚醒前夜-ポー・レイ・フィン-/Greg Rucka-グレッグ・ルーカ (2016)
- Star Wars:The Force Awakens:Rey's Survival Guide~スター・ウォーズ フォースの覚醒 レイのサバイバル日記/Jason Fry-ジェイソン・フライ (2016)
- Rogue One:A Star Wars Story~ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー/John Knoll,Gary Whitta,Chris Weitz,Tony Gilroy(原作),Alexander Freed(著),稲村広香(訳)-ジョン・ノール,ゲイリー・ウィッタ,クリス・ワイツ,トニー・ギルロイ(原作),アレクサンダー・フリード(著) (2017)
桜満開の世田谷地方。午前中はパン買い出しの途中、弦巻の双子の給水塔である駒沢給水塔へ。ほんと快晴で気持ちいい。
で、夕方、LoveとPeaceを連れて、桜を求めて長めの散歩。まずは北烏山緑道。
そして、勝國寺 青龍殿。
で、松陰神社で吉田松陰のお墓に墓参り。途中松陰神社商店街でちょっと休憩。
そして、世田谷駅近くの円光院。
で、最後はボロ市通りの天祖神社。ほんといい季節になりました。
昨日は目黒川桜まつりへ。気温もまずまずで、ちょっとうす曇りだけど、相変わらずの大混雑。桜は場所によるけど、総じて8分咲きという感じ。ともかく桜を愛でつつ、今年も「Tobira」で「金沢カレー(並)」をいただき、「チーズトースト」と「牡蠣のワイン蒸し」に「ハイネケン」に「コロナ」をいただく。で、。わんこ達もサツマ芋食いまくり。また来年、ごちそうさまでした。
cf. 目黒川桜まつり List
- 2007.03.31. 目黒川桜まつり
- 2009.03.29. 目黒川桜まつり
- 2010.04.04. 目黒川桜まつり
- 2011.04.09. 目黒川桜まつり
- 2012.04.08. 目黒川桜まつり
- 2013.03.23. 目黒川桜まつり
- 2014.03.30. 目黒川桜まつり
- 2014.04.05. 目黒川桜まつり
- 2015.03.28. 目黒川桜まつり
- 2016.03.31. 目黒川桜まつり
- 2016.04.02. 目黒川桜まつり
- 2017.04.02. 目黒川桜まつり
- 2018.03.24. 目黒川桜まつり
今週水曜日の春分の日、大雪で行けなかったので、今日は八王子でお墓参り。日差しがあれば暖かいけど、まだまだ寒い八王子。
せっかくなんで、八王子の桜の名所「富士森公園」に寄ってみたけど、桜は2分咲き以下で、屋台もこれから。やっぱり八王子だ。それにしても、昔ここで遊んだ体育館や球場や陸上競技場に来れて、ちょっと懐かしかった。
遠藤周作原作、Martin Scorsese監督の歴史巨編「Silence/沈黙-サイレンス-」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。17世紀、江戸時代初期の長崎。布教のため日本に渡ったものの、幕府によるキリシタンへの弾圧に屈して、キリスト教を捨てたとされる宣教師Ferreira(Liam Neeson)のうわさが届く。Ferreiraの消息を確かめるため、その弟子である2人の若いポルトガル人宣教師Rodrigues(Andrew Garfield)とGarupe(Adam Driver)は、日本人キチジロー(窪塚洋介)の手引きにより、マカオから長崎へと潜入した。弾圧を逃れて結束する日本の隠れキリシタンたちは、2人を歓迎するが、彼らを取り巻く運命は次第に厳しさを増していく...。
これ、キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期の日本に来日した宣教師が棄教という究極の選択を求められ、苦悩する姿を描いた歴史巨編。隠れキリシタンが暮らす貧しい集落の様子などもよかったけど、やっぱりよかったのは出演した日本人俳優達の演技。清濁あわせ飲み凄味を見せるイッセー尾形、浅野忠信に加え、拷問を受ける塚本晋也や卑小さの生き方に徹底した窪塚洋介などなど、ほんと凄まじかった。おぞましい拷問シーンなど目を覆うところも多かったし、最後まで引き込まれた映画だった。
布袋寅泰のLive映像「布袋寅泰 Paradox Tour 2017 The FINAL~Rock'n Roll Circus~」(WOWOW)について。
これ、2017年、Album「Paradox」のRelease全国ツアーの中から2017/12/25横浜アリーナでのFinal公演が放送されたもの。布袋寅泰は暖色系のスーツで登場し、光と音の洪水の中、極上のLiveが進むんだけど、BOOWY時代の曲も演奏され、小渕健太郎(from コブクロ)も出演し、特別なLiveになっていた。それにしてもBOOWYの曲ではあの幾何学模様のGuitarを持ち、嬉しそうに演奏しているのが最高だった。
特によかったのは、重めのBeatの「Pandemoniac Frustration」、BOOWY時代の曲で一番好きかもしれない「DANCING IN THE PLEASURE LAND」、このGuitarのCuttingにハマった「BAD FEELING」、小渕健太郎がVocalを取り、やっぱり布袋のChorusはいいと思った「わがままジュリエット」と小渕健太郎の氷室っぽい歌い方がよかった「OH! MY JULLY Part Ⅰ」、あらためてドPopな「Poison」とその流れがよかった「スリル」、PopなGuitarリフが楽しい「London Bridge」、ごった煮のPsyche感の「MERRY-GO-ROUND」あたり。
なんだかんだで引き込まれる布袋のLiveだった。
● On Air Set List:布袋寅泰 Paradox Tour 2017 The FINAL~Rock'n Roll Circus~ (WOWOW)
M-01. Amplifire
M-02. Pandemoniac Frustration
M-03. DANCING IN THE PLEASURE LAND
M-04. BAD FEELING
M-05. Paradox
M-06. Blue Sky
M-07. Aquarium
M-08. わがままジュリエット with 小渕健太郎
M-09. OH! MY JULLY Part Ⅰ with 小渕健太郎
M-10. SPACE COWBOY
M-11. CAPTAIN ROCK
M-12. CIRCUS
M-13. Poison
M-14. スリル
M-15. DIRTY STAR
M-16. London Bridge
M-17. Parade
M-18. Strawberry Fieldsの太陽
M-19. MERRY-GO-ROUND
M-20. Dreamers Are Lonely
M-21. ヒトコト
* Filmed Live at Yokohama Arena on 25th Dec.2017.
* Produced by WOWOW in association with FUJI PACIFIC MUSIC.
たまに読んでいる米澤穂信。馬事公苑Tsutayaで買って読んでみた「氷菓」(角川文庫)について。
こんなあらすじ。何事にも積極的に関わらないことをモットーとする神山高校1年生の"折木奉太郎"は、高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。その古典部には同じ1年生の"千反田える"もで入部していた。奉太郎とは腐れ縁の"福部里志"も古典部の一員となり、活動目的が不明なまま古典部は復活する。そして、えるの強烈な好奇心を発端として、奉太郎は彼女の伯父が関わったという33年前の事件の真相を推理していく...。
これ、米澤穂信デビュー作の学園ミステリーモノ。とは言っても殺人といった血なまぐさいことは起きず、なにげない日常で起こるささやかな謎を解きつつ、最後は33年前の事件まで話がつながっていく。で、この小説の登場人物は皆キャラが立ってるし、特に主人公の奉太郎がみせる年齢の割には斜に構えた感じがいい。省エネモードで灰色な高校生活を送るつもりの奉太郎が、なんとかく薔薇色な高校生活になっていくところもアリだと思えました。
cf. 米澤穂信 読破 List
- 氷菓 (2001)
- ボトルネック (2006)
- インシテミル (2007)
- 儚い羊たちの祝宴 (2008)
- 追想五断章 (2009)
- 満願 (2014)
- 真実の10メートル手前 (2015)
デンマーク製のホラーサスペンスゾンビモノ「Sorgenfri/What We Become/レジデント」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。コペンハーゲン郊外の静かな町が舞台。青年Gustavと父親Dino(Troels Lyby)達の一家は、近隣住民達とパーティーを楽しんでいたが、近くの老女が夫が倒れたと助けを求めてくる。Dineが様子を見に行くが、倒れたはずの老人の姿はなく発見できなかった。その翌日、一帯に外出禁止令が出され、Gustav達は理由も分からず家の中に閉じ込められてしまう。TVでは、この地域で原因不明の伝染病がまん延していると報道される...。
静かな住宅街で突然外出禁止措置が取られ、情報を知らされない住人達の視点から異常事態を描いたホラーサスペンス。謎の感染症によってゾンビ化した人々と未感染者との生き残りを懸けたバトルが描かれているんだけど、いい意味でゾクゾクする鉄板ゾンビモノに仕上がっている。愛する母親や子供がゾンビ化し、究極の選択を迫られる人々...。ほんと鉄板な内容だった。
季節外れの大雪でお彼岸の墓参りをあきらめ、家にひきこもって映画とかTVとか観まくってた1日。すっきりしたくて、世田谷駅近くの銭湯「天狗湯」へ。高温42度のバイブラ湯とマスカットの薬湯で、滝あせかいて、あ~極楽なり。
▲天狗湯に貼ってあった番付。よくわからない。
▲雪の世田谷。隣から借景。
この2018年2月末にReleaseされたくるりの10,000枚限定シングル「その線は水平線」(2018/DL)について。
これ、ひさしぶりにくるりらしい曲。ゆったりとした心地いいBPMの上で、岸田のGuitarはゴリっとしてて、佐藤征史と屋敷豪太とRhythm Sessionはやたら優しくて、ファンファンのTrumpetは気持ちよくのびやかで、Chorus Workが美しい。しかも、♪働いたぶんだけ 陽の光浴びればいい 脳ミソは関係ない 当たり前の愛を貫けよ♪みたいなジワっとしみる歌詞がいい。ほんと包容力にあふれてて、ここ最近、無限Loopでこの曲だけをRepeatしてた。
この春を迎える季節にぴったりな1曲だと思う。
● その線は水平線/くるり (2018/DL)
M-01. その線は水平線
* VICL-37359
cf. くるり My CD/DVD List
- ファンデリア(おまけつき) (1998/Mini Album)
- さよならストレンジャー (1999/Album)
- 図鑑 (2000/Album)
- Team Rock (2001/Album)
- The World Is Mine (2002/Album)
- ジョゼと虎と魚たち-Original Soundtrack (2003/Album)
- アンテナ (2004/Album)
- くるくる鮨 (2004/DVD)
- Birthday (2005/CDS)
- Superstar (2005/CDS)
- 赤い電車 (2005/CDS)
- Baby I Love You (2005/CDS)
- Nikki (2005/Album)
- Juice/くるりとリップスライム (2006/CDS)
- ラヴぃ/リップスライムとくるり (2006/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER (2006/Album)
- Jubilee (2007/CDS)
- ワルツを踊れ-Tanz Walzer (2007/Album)
- 言葉はさんかくこころは四角 (2007/CDS)
- Philharmonic Or Die (2008/Album)
- 横濱ウィンナー-Yokohama Wiener (2008/DVD)
- さよならリグレット (2008/CDS)
- 三日月 (2009/CDS)
- 愉快なピーナッツ (2009/CDS)
- 魂のゆくえ (2009/Album)
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- シャツを洗えば/くるりとユーミン (2009/CDS)
- 魔法のじゅうたん・シャツを洗えば(ヴァージョン2) (2010/CDS)
- 僕の住んでいた街 (2010/Album)
- 言葉にならない、笑顔をみせてくれよ (2010/Album)
- 奇跡 (2011/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER 2 (2011/Album)
- everybody feels the same (2012/CDS)
- 坩堝の電圧 (2012/Album)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
- THE PIER (2014/Album)
- ふたつの世界 (2015/CDS)
- 琥珀色の街、上海蟹の朝 (2016/CDS)
- くるりの20回転 (2016/Album)
- その線は水平線 (2018/DL)
夕べはこの3月にやめるKbysさんの送別会。場所は銀座G-Zone銀座の「Cafe La Boheme/カフェ ラ・ボエム」にて。ふだんそんなに会ってるメンツじゃなかったけど、やっぱり飲むと面白い。常にお客様と接してるメンバーだけに、ふだん聞けない話をたくさん聞けて、ほんとよかった。ともかくKbysさん、またどこかで。ごちそうさまでした。
たまに読みたくなる貴志祐介。Tsutaya馬事公苑で買って読んでみた「クレムリンの迷宮」(角川ホラー文庫)について。
こんなあらすじ。藤木芳彦は、ある日この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。うっすらと霞む視界に映ったのは、雨に濡れ、一面鮮やかな深紅色に染まった奇岩の連なりが覆っている。傍らに置かれた携帯用ゲーム機が「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された...」というメッセージを映し出す。それは血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった...。
これ、恐怖が心地よいSFホラーのサバイバルゲームモノ。スナッフピクチャーのための殺人ゲームが題材なんだけど、ノリとしてあの「バトル・ロワイヤル」のようにサバイバルに重点が置かれていて、湯水のように出てくるサバイバル知識が面白かった。さらにゲームブックとしてのベースがあるので、登場人物間での疑心暗鬼な腹の探り合いから、いかに有益なアイテムを探し出すという前半戦もよかったし、食屍鬼(グール)の登場あたりの中盤からガンガン引き込まれた。いい意味でのめりこめた小説だった。
cf. 貴志祐介 読破 List
- 十三番目の人格 ISOLA (1996)
- 黒い家 (1997)
- 天使の囀り (1998)
- クレムリンの迷宮 (1999)
- 新世界より (2008)
- 悪の教典 (2010)
- 鍵のかかった部屋 (2011)
- 雀蜂 (2013)
今日の遅めの昼飯、用賀に出かける前にリニューアルした桜新町「CAFE & DINER NEWOLD」へ。いただいたのは、アボカドチーズバーガーで、家人はテリヤキバーガー。相変わらずの溢れる肉汁で、肉うまきを満喫でき、口まわりベトベトだけど、やっぱり美味いです。わんこ達にも優しくてほんと助かる。ごちそうさまでした。
3/16(金)の昼飯はひさしぶりに社食で「四川坦々麺」(450円也)。クリーミーな坦々スープに中細ちぢれ麺。これに肉味噌、青菜、葱、という構成。思ってたほど辛みもシビレもないんだけど、その分優しい味で、スープは後を引いた。ごちそうさまでした。
Hi-STANDARDが1994年、PIZZA OF DEATH RECORDSからReleaseした1st Mini Album「Last Of Sunny Day」(1994/Album)について。
最初にハイスタの音に出会ったのは、このAlbumに収録された「SUNNY DAY」だったと思うけど、あらためてこの1stは荒削りなBand Soundの中に3人の情熱がつまってる。喜びも怒りも悲しみも全部吐き出してて、そのこと自体が眩しい。まさにハイスタの原石といえる1枚だと思う。
ともかく曲について。
・M-01「WHO'LL BE THE NEXT」:ゴリゴリした音の塊で始まったOpening Tune。
・M-02「DIGGING UP THE GROUND」:Hardな爆音IntroからのPopなMelody Line。ほんと起伏がある。
・M-03「SUNNY DAY」:♪時が経ち ボクは大人になった 少しずつあの瞬間のとめきや新鮮さが 薄らいでゆくのに連れて 周りの中傷
ばかりが大きくなってゆく でも決して忘れたくないんだ ここには愛がいっぱいだって事を♪こんな歌詞を読むだけでジワっとくる。
・M-04「FALL」:これは完全Heavy Metal。
・M-05「YOU AND ME」:がむしゃらに何かを伝えようとする姿勢にあふれてる。
・M-06「HEAD OVER HEELS」:緩急あるMelody LineなどChoasな1曲だけど、まとまってる。今後のハイスタの姿が浮かぶClosing Tune。
ほんとハイスタの原石なAlbumだったこと、ひさびさに思い出した。
● Last Of Sunny Day/Hi-STANDARD (1994/Album)
M-01. WHO'LL BE THE NEXT
M-02. DIGGING UP THE GROUND
M-03. SUNNY DAY
M-04. FALL
M-05. YOU AND ME
M-06. HEAD OVER HEELS
* Hi-STANDARD are Akihiro Nanba(B & Vo),Ken Yokoyama(G & Vo),Akira Tsuneoka(Dr & 1.2.3.4.)
* All Songs Written by Hi-STANDARD.
* Produced & Mixed by Hi-STANDARD.
* Engineered by Yoshiaki Komori.
* Recorded at Beat Mints Studio in Nov.93.
* Mastered by Kenji Abe at Tokyo CD Center.
* POD-001 1994 Pizza of Death Records.
cf. Hi-STANDARD My CD/DVD List
- Last Of Sunny Day (1994/Album)
- Growing Up <輸入盤> (1995/Album)
- Angry Fist (1997/Album)
- Making The Road <輸入盤> (1999/Album)
- Another Starting Line (2016/CDS)
- Vintage & New,Gift Shits (2016/CDS)
- The Gift (2017/Album)
1999年アカデミー外国語映画賞受賞の「Todo sobre mi madre/All About My Mother/オール・アバウト・マイ・マザー」(1999/Cinema)について。
こんなあらすじ。スペイン・マドリードに住む移植コーディネーターのManuela(Cecilia Roth)は、作家志望の息子Esteban(Eloy Azorin)を女手一つで育ててきた。17歳の誕生日を迎えたEstebanと思い出深い芝居である「欲望という名の電車」見に出かける。Manuelaが自分の胸の内に秘めてきた夫のことを話そうとした矢先、Estebanは交通事故に会い亡くなってしまう。失意のManuelaは別れた夫を捜そうと、かつて青春を過ごしたバルセロナへと旅立つが...。
これ、スペインの巨匠Pedro Almodóvar監督による人生の苦難を乗り越えて生きる女性達を描いた人間ドラマ。レズビアンの大女優、ヤク中の若手女優、性転換したゲイの娼婦、エイズを抱えたシスター、ボケの進んだ夫に手を焼く厳格な贋作画家、エイズを移し女性となった元男...さまざまな登場人物達がそれぞれ問題を抱えながらも、みんなバイタリティーにあふれている。どんな逆境でもたくましく生きている女性に対して、監督が捧げる愛情がいいし、その一方で男はダメだって伝わってきた。
この映画、タイトルは知ってたけどちゃんと観たのは初めて。なかなかの佳作だった。
たまーに読んでる池井戸潤。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「花咲舞が黙ってない」(中公文庫)について。
こんなあらすじ。東京第一銀行 臨店GPの"花咲舞"は、己の信じる正義のもと、空気は読まず、時にブチ切れながら、問題支店や勘違い行員の指導に奮闘している。そんなメガバンク誕生前夜の熾烈な合併交渉が進む中、東京第一銀行にライバル行との合併という激震が発表された。ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまった舞は、このままでは我が行はダメになると歯を食いしばり行内の闇に切り込む...。
今回の目玉はあの半沢直樹とのからみ。花咲舞が勤務する東京第一銀行と半沢直樹が勤務する産業中央銀行の合併が進む中、東京第一銀行側の不正融資隠蔽が明るみになるんだけど、組織の歯車というか会社の権力に屈せざるを得ない立場の人達にとってラストに向けてのカタルシスは気持ちがよかった。続編はないようだけど、いつか書いてほしい。
cf. 池井戸潤 読破 List
- 架空通貨 (2003)
- 仇敵 (2003)
- 株価暴落 (2004)
- オレたちバブル入行組 (2004)
- 銀行仕置人 (2005)
- シャイロックの子供たち (2006)
- 空飛ぶタイヤ (2006)
- 鉄の骨 (2009)
- 民王 (2010)
- 下町ロケット (2010)
- 新装版 不祥事 (2011)
- かばん屋の相続 (2011)
- ルーズヴェルト・ゲーム (2012)
- 七つの会議 (2012)
- ようこそ、わが家へ (2013)
- 下町ロケット2 ガウディ計画 (2015)
- 陸王 (2016)
- アキラとあきら (2017)
- 花咲舞が黙ってない (2017)
Stephen King原作のサスペンスホラー「Cell/セル」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。別居中の妻と息子に空港から電話をしていたコミック作家のClay(John Cusack)だったが、携帯の電池が切れてしまう。すると彼の周囲で携帯電話を使用していた人々が突如凶暴化し他人を襲い始め、空港は大混乱に陥る。辛くも地下鉄へ逃げ込んだClayは、車掌のTom(Samuel L.Jackson)らと協力し、暴徒の襲撃をかわしながら妻子の住むニューハンプシャーへと向かう...。
これ、携帯電話を媒介にゾンビが増殖していくサスペンスホラー。John CusackにSamuel L.Jacksonと出演者の豪華さに若干期待しながら観たんだけど、ストーリーは不気味で観終わった後の後味はとっても悪い。しかも赤いパーカーの男は何だったんだろとか、Clayはどうなったんだろと、不可解で謎も回収されず、観た人に任せる終わり方。最後まで観続けたけど、一体なんだったんだという気分が残った。
Stephen King原作の映画ってほんとアタリハズレが多い。正直微妙な映画だった。
米津玄師の4th Album「BOOTLEG」(2017/Album)について。
DTMやVOCALOID、ニコニコ動画、アニメ的なイメージが強くて、ちょっと聴くのをずっとためらってた米津玄師。でもやっぱりに気になって、初めてちゃんと聴いた。RockもDanceもElectronicaもBalladもごちゃっと混ぜられてるけど、通して聴くと統一性があってしっくりする不思議さがある。さらにどこかにオマージュやリスペクトがあって、そのベースを凌駕しててほんとクオリティが高い。やっぱりPOPさってそれだけで気持ちいいんだけど、なんか聴いたことがない音が詰め込まれてる。J-POPも捨てたもんじゃないと思った1枚だった。
ともかく曲について。
・M-01「飛燕」:ザクザクしたストロークの音がいきなりの躍動感。Multi Trackが生み出したいい感じのOpening Tune。
・M-02「LOSER」:性急でどこかMinorさのあるDance Track。
・M-03「ピースサイン」:音の厚さが暑苦しくならない軽快さがいい。
・M-04「砂の惑星」:ハチ名義のボカロ時代の曲をRe-buildしたTrack。しっかし初音ミクか...ちょっとこれ系は苦手。
・M-05「orion」:レクイエムのような壮大さ。
・M-06「かいじゅうのマーチ」:前向きさと優しさがつまったMidium Tune。
・M-07「Moonlight」:アンニュイさ漂うSlow Tune。
・M-08「春雷」:米津玄師のVocalテクが光る。
・M-09「fogbound」:至福な浮遊感がつつまれる。
・M-10「ナンバーナイン」:高揚感とRhythm感あふれるPop Tune。
・M-11「爱丽丝」:尖ったMelody LineなRockなんだけど彼にかかるとどこか違う。
・M-12「Nighthawks」:Live映え十分な疾走感。
・M-13「打上花火」:DAOKOとコラボした「打上花火」とは違いどこか玄人向けなArrange。
・M-14「灰色と青」:菅田将暉とのコラボだけど、このジワジワくる思いはなんなんだろう。そんなClosing Tune。
こんな若き才能に出会うとうれしくなる。そんな1枚だった。
● BOOTLEG/米津玄師 (2017/Album)
M-01. 飛燕
M-02. LOSER
M-03. ピースサイン
M-04. 砂の惑星 ( + 初音ミク )
M-05. orion
M-06. かいじゅうのマーチ
M-07. Moonlight
M-08. 春雷
M-09. fogbound ( + 池田エライザ )
M-10. ナンバーナイン
M-11. 爱丽丝
M-12. Nighthawks
M-13. 打上花火
M-14. 灰色と青 ( + 菅田将暉 )
* All Songs Written by 米津玄師.
* Prodice and Arrangement:米津玄師,蔦谷好位置,agehasprings,ハチ,常田大希/King Gnu.
* Recorded and Mixed at abs Recording Studio,Bunkamura Studio,Prime Sound Studio Form,Oorong Tokyo Studio,aLive Recording Studio.
* Mastered by Ted Jensen at Stering Studio.
* All Illustration:米津玄師
* SRCL 9571 2017 Sony Music Records.
cf. 米津玄師 My CD/DVD List
- BOOTLEG (2017/Album)
大昔に読んだことがある伊坂幸太郎の「重力ピエロ」(2003)。この原作を映画化した「重力ピエロ」(2009/Cinema)、ひさびさに観なおしてみた。
あらためてこんなあらすじ。仙台市内で発生する連続放火事件と現場の近くに残された謎のグラフィティアート。大学院で遺伝子の研究をする兄"泉水"(加瀬亮)と落書き消しの仕事をしている2歳年下の弟"春"(岡田将生)はその落書きが放火犯のメッセージだと気づき犯人を追ううち、24年前に彼らの家族に起きたある悲劇を知ることになる...。
連続放火事件に隠された家族の真実を描いたミステリー。小説を忠実に数々の伏線を基に1つに絡み合ったすべての謎が解けたとき、過去から今へとつながる家族の真実が明らかにされるというもの。その真実は悲しい過去なんだけど、その過去に「最強の家族だ」と立ち向かっていくのがいい。
先日、同じ伊坂幸太郎原作の映画版「アヒルと鴨のコインロッカー」を観たけど、これもよかった。またチャンスがあればほかの映画版伊坂作品を観たいと思う。
第65回ベルリン国際映画祭での金熊賞受賞作品「Taxi/人生タクシー」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。イラン政府への反体制行動によって映画の製作活動を禁じられたジャファル・パナヒ監督が自らタクシー運転手にふんし、車内に設置したカメラで客達の様子を撮影する。死刑制度について議論する教師と路上強盗、監督志望の大学生、金魚鉢を抱えた2人の老人、海賊版DVD業者などなどタクシーには様々な境遇の客達が乗り込んでくる。彼らと監督との対話からテヘランに生きる人々の人生模様やリアルなイラン社会の実情が浮かび上がってくる...。
海外映画の海賊版DVDを販売する乗客の姿から、イランでは映画の流通が政府によって制限されていることを知った。死刑制度について議論する路上強盗と教師の姿から、イランが世界で2番目に死刑執行者数の多い国であることを知る。そしてバイクで事故を起こし瀕死の状態でタクシーに乗り込んだ夫婦から、イランでは遺言がない限り配偶者と言えども女性である妻に遺産が残されることはない事実を知った。そんな客達と運転手である監督の会話を通じて、イラン社会が抱える諸問題が伝わってきた。
政府を批判しつつ小難しくないストーリーが好感を持てたロードムービーのような作品だった。
ちょっと前に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.141」について。
今号の特集もSolo Debut30周年を迎えた桑田佳祐。特に2017年10月から3カ月にわたって全国10カ所18公演で行われた"桑田佳祐 LIVE TOUR 2017「がらくた」"について書かれまくってた。ライブ本編開始前に会場に流れていたSE、「しゃアない節」から始まったセトリ、せりあがるヨシ子さん専用のリフト、怪談話映像での新キャラ"稲川ジェーン・フジオカ"などなど、今回のツアーのウラオモテがほんとよくわかった。自分が行ったのは11/11(土)東京ドーム。ほんと楽しかった。
なお、これ以外の記事では今回で最終回の「関口和之の日本ハワイ化計画」。ウクレレ、花、海、フラガールなどハワイアンレコードのジャケットについて書かれていて、なかなか面白かった。
ともかく今年2018年はサザン結成40周年。楽しみです。
夕飯は、ひさびさ世田谷通り桜にある「麺屋かまし」。いただいたのはかまし麺にごはんがセットされた「まぜそば ごはんセット」(820年)をたまご先(温)で。このかまし麺は岩手のじゃじゃ麺を進化させたまぜ麺とのことで、まずは玉子の卵黄がのった麺をぐちゃぐちゃにかき混ぜていただく。モチモチでコシのある縮れ中太麺、肉味噌、刻み葱に刻み海苔が、黄身のコクとからんでなかなかの美味しさ。途中から南部醤油とラー油と酢を垂らすとさらに旨味が引き立つ。で、麺を完食した後は、ちょっと残した肉味噌と玉子の白身を混ぜ、いただいたそば湯でかまし汁を楽しむ。さらにごはんをいれて、雑炊風でいただくと、ほっとする美味しさで、よい〆になる。ごちそうさまでした。
今日はLoveの今年初めての桜新町「トリミングサロン ALAMON」。足裏と足回りの毛、肉球のムダ毛、爪切り、肛門腺絞り、ひげ切りをサクっとワンコインでやっていただいた。ちなみにPeaceは病院でやってもらったので、今回はパス。ともかく今回もLoveはも全然いやがらない。またよろしくお願いします。
伊坂幸太郎と道尾秀介の短編が読めるとあって、世田谷中央図書館で借りて読んだシェアードワールド作品「晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介」(創元推理文庫)について。
不可能犯罪ばかりが起こる街、蝦蟇倉(がまくら)市。賑やかな商店街やいわくつきの崖や海を望むホテルがあるこの街は、一見のどかなようで、どこかおかしい。蝦蟇倉警察署には"不可能犯罪係"が存在し、スーパーの駐車場では怪しい相談屋が事務所を開いている。そんな蝦蟇倉市を舞台にした5つの話。それぞれこんなあらすじ。
・「弓投げの崖を見てはいけない/道尾秀介」:
保育士の"安見邦夫"は、妻"弓子"へのプレゼントを買った帰りに弓投げの崖近くのトンネルで、若者3人による接触事故に巻き込まれてしまう。その3ヶ月後、事故の捜査を続け、ようやく事故を起こした車の特定にこぎ着けた刑事"隈島"は、妻の弓子を訪ねた...。
・「浜田青年ホントスカ/伊坂幸太郎」:
"浜田青年"は、蝦蟇倉市のスーパーホイホイのだだっ広い駐車場スペースに建てられたプレハブ小屋で、"助言あり?(ます)"という看板を掲げて些細な依頼事の"相談屋"を営む"稲垣"に声を掛けられ、仕事を手伝うことになった。意外と相談屋の需要はあって、来客は絶えないが稲垣の与える助言はほとんど犯罪同然だった...。
・「不可能犯罪係自身の事件/大山誠一郎」:
年間に15件もの不可能犯罪が発生する蝦蟇倉市、蝦蟇倉警察署には不可能犯罪係が存在する。蝦蟇倉大学の史学教授である"真知博士"は犯罪捜査にも非凡な才能を示し、この不可能犯罪係も兼任していた。ある日、真知博士のマンションに水島と名乗る人物が現れ、10年前彼の父が密室状態の四阿で殺されたのだという。ところが真知博士は水島の話を聞いている最中に突然の睡魔に襲われて気を失ってしまい、意識が戻った時、水島もまた殺されていた...。
・「大黒天/福田栄一」:
蝦蟇倉市で、大学生"輝之"の祖母である"照子"が切り盛りしている和菓子屋に男が現れた。男は「店先に飾ってある大黒様は昔盗まれたものだ。返してもらいたい」という。亡くなった祖父"庄介"の無実を信じる輝之は、姉"靖美"とともに大黒様にまつわる調査を開始するが...。
・「Gカップ・フェイント/伯方雪日」:
元プロレスラーの蝦蟇倉市長"近藤"は、通称"Gカップ"という格闘技イベント「蝦蟇倉グラップリングワールドカップ」をぶち上げた。世界中から集まった格闘家達の宿舎となった近藤が経営するホテル"コンドー・パレス"横の広場で死体が発見された。しかも遺体は、高さ4mにおよぶ近藤を模した銅製の巨大仏像の下敷きになっていた。格闘技高校生チャンピオンの""オレ"と、蝦蟇倉警察署の不可能犯罪係刑事である父親が事件に挑む...。
複数の書き手が世界を共有するというシェアードワールド作品、これは蝦蟇倉市という世界を舞台にしているんだけど、アンソロジーとは違う趣があってなかなか面白い。伊坂幸太郎の「浜田青年ホントスカ」は「ジャイロスコープ」に収録されていて、一度読んだことがある作品だったけど、他の4作含め、短編とは思えない充実ぶり。個人的には最後の「Gカップ・フェイント/伯方雪日」の格闘技をベースにしたおバカサスペンスが、最高だった。ちなみにこの「がまくら市事件」、第2弾として「街角で謎が待っている がまくら市事件」があるそう。こっちも読んでみたい。
cf. 道尾秀介 読破 List
- 背の眼 (2005)
- 向日葵の咲かない夏 (2005)
- 骸の爪 (2006)
- シャドウ (2006)
- 片眼の猿 -One-eyed monkeys- (2007)
- ソロモンの犬 (2007)
- ラットマン (2008)
- カラスの親指 by rule of CROW'S thumb (2008)
- 鬼の跫音 (2009)
- 龍神の雨 (2009)
- 花と流れ星 (2009)
- 球体の蛇 (2009)
- 光媒の花 (2010)
- 月の恋人-Moon Lovers- (2010)
- 月と蟹 (2010)
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
- カササギたちの四季 (2011)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 水の柩 (2011)
- 光 (2012)
- ノエル-a story of stories- (2012)
- 笑うハーレキン (2013)
- 鏡の花 (2013)
- 貘の檻 (2014)
- 緑色のうさぎの話/道尾秀介(作)・半崎信朗(絵) (2014)
- 透明カメレオン (2015)
- スタフ staph (2016)
- サーモン・キャッチャー the Novel (2016)
- 満月の泥枕 (2017)
cf. 伊坂幸太郎 読破 List
- オーデュボンの祈り (2000)
- ラッシュライフ (2002)
- 陽気なギャングが地球を回す (2003)
- 重力ピエロ (2003)
- アヒルと鴨のコインロッカー (2003)
- チルドレン (2004)
- グラスホッパー (2004)
- 死神の精度 (2005)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005)
- 魔王 (2005)
- 魔王(文庫) (2005)
- 砂漠 (2005)
- 終末のフール (2006)
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (2006)
- フィッシュストーリー (2007)
- 絆のはなし/伊坂幸太郎x斉藤和義 (2007)
- ゴールデンスランバー (2007)
- 実験4号 -後藤を待ちながら (2008)
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- モダンタイムス (2008)
- あるキング (2009)
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
- あるキング-完全版- (2015)
- SOSの猿 (2009)
- オー!ファーザー (2010)
- バイバイ、ブラックバード (2010)
- 『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために ポスタル・ノベル編 (2010)
- マリアビートル (2010)
- 文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎 (2010)
- 3652-伊坂幸太郎エッセイ集- (2010)
- 仙台ぐらし (2012)
- PK (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 夜の国のクーパー (2012)
- しあわせなミステリー/伊坂幸太郎・中山七里・柚月裕子・吉川英梨 (2012)
- 最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 残り全部バケーション (2012)
- ガソリン生活 (2013)
- 死神の浮力 (2013)
- 首折り男のための協奏曲 (2014)
- Wonderful Story/伊坂幸犬郎・犬崎梢・木下半犬・横関犬・貫井ドッグ郎 (2014)
- アイネクライネナハトムジーク (2014)
- キャプテンサンダーボルト/阿部和重・伊坂幸太郎 (2014)
- 火星に住むつもりかい? (2015)
- ジャイロスコープ (2015)
- 陽気なギャングは三つ数えろ (2015)
- サブマリン (2016)
- AX アックス (2017)
- クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵) (2017)
cf. 大山誠一郎 読破 List
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
cf. 福田栄一 読破 List
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
cf. 伯方雪日 読破 List
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
面白そうだったんで観てみた「Arrival/メッセージ」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。巨大な球体型宇宙船が突如世界の12ヶ所に出現する。世界中が不安と混乱に包まれる中、米国では米軍のWeber大佐(Forest Whitaker)は、言語学者Louise(Amy Adams)や物理学者Donnelly(Jeremy Renner)らを招集し、宇宙船に乗ってきた知的生命体とコミュニケーションを取るよう依頼する。Louiseらは彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、書き文字を使ったコミュニケーションができる可能性が浮上してくる...。
球体型宇宙船で地球に飛来した知的生命体との対話に挑む女性言語学者の姿を追ったSF映画。文字や言語によるコミュニケーションをベースに、普通のSFとは一味違った独創的な物語が展開されていくんだけど、ともかく映像も音響もアーティスティックで深遠で哲学的。結果人間ドラマに結実していくんだけど、ずっと壮大なスケール感につつまれてしまった。ほんと感覚を刺激された映像体験だったと思う。
それにしてもこの映画の音楽を担当したJóhann Jóhannssonが2018年2月9日に逝去された。この映画への貢献は素晴らしかった。ほんと残念だと思う。
ほんと読みまくってる原田マハ。馬事公苑Tsutayaで買って読んでみた「まぐだら屋のマリア」(幻冬舎文庫)について。
こんなあらすじ。とある海辺の田舎町"尽果(つきはて)"にある定食屋「まぐだら屋」、ここには様々な傷を負った人間が集まってくる。有名料亭で料理人見習いとして働いていた及川紫紋は、ある事件をきっかけに東京を逃げ出し、この店にたどり着いた。左手の薬指がすっぱり切り落とされている謎めいた女性マリア、母を殺したと駆け込んできた若者マルコ、乱暴だが心優しい漁師、マリアの事をひどく憎んでいる老女キリエ。尽果での人々との関わりを通して、頑になっていた紫紋の心と体がほどけていき、次第にマリアに心惹かれていく...。
これ、心に傷を追って死に場所を探す人達がマリアや尽果の集落の人々に助けられて、再生していく姿が描かれているんだけど、主人公の紫紋もマルコも重い過去を背負っていた。しかし一番の衝撃はマリアの過去。重たい現実が膿のようにドロドロと流れ出し、凄まじい悲惨な過去だった。それでも逃げ続けてきた苦しい現実にそれぞれが向き直り、もう一度生き直していく勇気と希望を手にしていく。壮絶だったけど救われる物語だった。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
1997年5月にReleaseされたHi-STANDARDの3rd Album「Angry Fist」(1997/Album)について。
このAlbum、あのFat Mike(From NOFX)のProduceだけど、ともかく筋肉質な1枚で3人のアンサンブルが今でも全然色あせていない。笑顔で陽気でやたらポジティブで、陽性なVibeに包まれる。そしてこの1997年にあの「AIR JAM '97」がお台場で行われた。まだ最初のフジがあった直後でいまみたいなFes.文化がない時代。Youth CultureやStreet Cultureを終結させたAIR JAM、そんな彼らの勢いがつまってると思う。
ともかく曲について。
・M-01「START TODAY」:ゴリゴリしたRock NumberのOpening Tune。
・M-02「ENDLESS TRIP」:M-01から間髪開けずに放たれるPositive Tune。
・M-03「FIGHTING FISTS, ANGRY SOUL」:ザクザクしたMelodyに♪愛するパンクス 怒れる男達よ お前も戦う拳を決して失うな!♪。いやー名曲だ。
・M-04「SHY BOY」:Guitarのリフと絡むChorusがいい。
・M-05「MY HEART FEELS SO FREE」:Introの壮大さからの爆発力。
・M-06「STOP THE TIME」:楽しそうに叩いてる恒さんの笑顔が浮かぶ。
・M-07「HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN」:CCRのCover。いろんな人がCoverしてるけど、一番速いのがこのハイスタ版だと思う
・M-08「MY SWEET DOG」:Bassのうねりがたまらない
・M-09「SPREAD YOUR SAIL」:この曲がかかったら前につっこんでシンガロングがしまくだろう。
・M-10「PATHETIC MAN'S SONG」:健の流れるMelody Lineが切ない。
・M-11「GOTTA PULL MYSELF TOGETHER」:あのNolansのCover。明るいポジティブさがピッタリだと思う。
・M-12「CLOSE TO ME」:俺が好きな音楽は、ギター、ベース、ドラムの3ピースなスッカスカのPunk。そんな曲。
・M-13「SUNSHINE BABY」:楽しいChorusだけで嬉しくなる。
・M-14「THE SOUND OF SECRET MINDS」:この曲の響きはEvergreen。余韻の中でいったんAlbumが終わる。
今度は1994年の1st「Last Of Sunny Day」も聴き直そう。
● Angry Fist/Hi-STANDARD (1997/Album)
M-01. START TODAY
M-02. ENDLESS TRIP
M-03. FIGHTING FISTS, ANGRY SOUL
M-04. SHY BOY
M-05. MY HEART FEELS SO FREE
M-06. STOP THE TIME
M-07. HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN
M-08. MY SWEET DOG
M-09. SPREAD YOUR SAIL
M-10. PATHETIC MAN'S SONG
M-11. GOTTA PULL MYSELF TOGETHER
M-12. CLOSE TO ME
M-13. SUNSHINE BABY
M-14. THE SOUND OF SECRET MINDS
* Hi-STANDARD are Akira Tsuneoka,Akihiro Nanba,Ken Yokoyama.
* Music:Hi-STANDARD
* Lyrics:Akihiro Nanba & Ken Yokoyama
* Produced by Ryan Greene & Hi-STANDARD.
* Engineered & Mixed by Ryan Greene.
* Recorded at Motor Studio,San Francisco,CA.
* Mastered by Joe Gastwirt at Ocean View Digital Mastering & Yohei Hashimoto at Tokyo CD Center.
* TFFC-88096 1997 TOY'S FACTORY
cf. Hi-STANDARD My CD/DVD List
- Growing Up <輸入盤> (1995/Album)
- Angry Fist (1997/Album)
- Making The Road <輸入盤> (1999/Album)
- Another Starting Line (2016/CDS)
- Vintage & New,Gift Shits (2016/CDS)
- The Gift (2017/Album)
去年2017年の公開時、ニコタマの映画館に観に行った「T2 Trainspotting/T2 トレインスポッティング」(2017/Cinema)。1年ぶりに観直した。
あらためてこんなあらすじ。20年前、Renton(Ewan McGregor)は麻薬の売買でつかんだ大金を仲間たちと山分けせずにオランダへ逃亡した。20年ぶりに故郷スコットランドのエディンバラに帰ってくると、実家では母親は亡くなっており、父親だけが暮らしており、親友だった"Sick Boy"ことSimon(Jonny Lee Miller)はさえないパブを経営し、ジャンキーのSpud(Ewen Bremner)は今でもドラッグに依存し、キレやすいBegbie(Robert Carlyle)は刑務所にいた。そんなBegbieが刑務所から脱走する一方、RentonとSimonはパブの2階に風俗店を開業しようと思い付く...。
無節操にドラッグに明け暮れる若者達を描いたあの名作「Trainspotting/トレインスポッティング」(1996)から20年経って、4人の中年の今が見事につながった今作。性格も生活も20年前とそんなに変わっていないんだけど、昔と違って能天気な楽観性は持ち合わせていない。むしろ人生に失望し、こんなはずではなかったという悔いを抱えている。4人演技と脚本の妙とStylishな映像と音楽で成り立った同窓会映画だった。
ニコタマ蔦屋家電を徘徊中にひっかかった「STAR WARS 99 STORMTROOPERS JOIN THE EMPIRE-STAR WARS 99人のストームトルーパー/Greg Stones-グレッグ・ストーンズ」(講談社)について。
これ、こんな調子で物語が進む...。
99人の新入りのストームトルーパーが、帝国軍に入隊した。
4人は、デス・スターのゴミ 当番。公務執行中、ダイアノーガに捕食された。
1人は、静かなところで一服しようとして カーボン冷凍された。
3人は、スター・デストロイヤーの下敷きになった。上を見て歩こう。
...
こんな感じで帝国軍に入隊した99人のストームトルーパーの数奇な運命が、かわいらしい絵と共に短い文章が添えてあるだけの絵本。全部がその様々な死に方が淡々と描かれていて、「Rogue One」を含めたEP1からEP7までの映画のシーンの記憶がジワっと蘇ってくる。
しっかしこんなブラックユーモア満載の1冊もあるなんて、SW世界の果てしない度量の深さを感じる1冊。
冬の部屋着を買いに行ったとき、気になってしまたUT。"SPRZ NY GRAFIC T"の中から、Keith HaringのLong Tee。白地にあの"ダンス"イラストがどーんと描かれてる。なんかテンションあがる1枚。
世田谷線での遊び方や過ごし方を描いた沿線密着本「世田谷線沿線の本」(京阪神エルマガジン社)。熟読しました。
三軒茶屋から下高井戸まで、10駅約5kmを2両編成の路面電車が走る世田谷線。このエリアは住宅街中心で、生活に根付いた店や施設が多い。たとえばわんこ達の散歩では松陰神社あたりや宮の坂あたりをよく歩き、黄色の車両をみつけるといいことがありそうな気がするし、豪徳寺の銭湯「鶴の湯」に行ってその小さな露天風呂で聴こえる世田谷線の電車の音にはいっつも癒されてる。
そんな世田谷線を密着してくれたこの本、お店以外にも気づきが多い。ちょいちょい行ってるボロ市通りだけど世田谷区立郷土資料館は行ったことないし、川を人工的に地下に移した暗渠としての烏山川緑道のマニアックさに思わずニヤッとしてしまったし、まだまだ知らないことばかり。
ともかくひっかかった店をPick Up。
●気になってるけど、行ったことないところ。(いわゆる宿題店)
・IRON COFFEE(豪徳寺)
・食堂めぐる(松陰神社)
・元祖 からあげ天(山下)
・工芸喜頓(上町)
・YOUR DAILY COFFEE(上町)
・TROPE(三軒茶屋)
・BRICK LANE(世田谷)
・tahlia store(世田谷)
・This_(松陰神社)
・広東料理Foo(松陰神社)
・蕎麦 シカモア(上町)
・新華楼(三軒茶屋)
・All About My Croquette(松陰神社)
・cafe Lotta(松陰神社)
・うろこ雲(世田谷)
・78 sept et huit(宮の坂)
・MI CASA TU CASA(松原)
・居酒屋おふろ(下高井戸)
・pizzeria TONINO(下高井戸)
・TRIAMUNDO(下高井戸)
・マルショウ アリク(松陰神社)
●最近ご無沙汰だけど、また行きたくなった店。(いわゆる復習店)
・松波ラーメン店(松陰神社)
・パレアリック飲食店(宮の坂)
・手づくりおでん種 おがわ屋(松陰神社)
・三輪亭(山下)
・沖縄居酒屋 ゆいゆい(世田谷)
・川善(三軒茶屋)
・Boulangerie Sudo(松陰神社)
・えんとつ(松陰神社)
・麦 kamiuma ASAHIYA(上馬)
・燈灯亭(上町)
・月見湯(下高井戸)
この本、このあたりで大ヒットしていること、よーくわかりました。で、この世田谷線あたりに住みだしてもう10年以上が経った。まだまだ楽しめる。
以前もいただいたHuman Rights NowのTee。人権擁護をうたい、その活動に賛同協賛する企業が作ったもの。ふだんここまで鮮やかなPurpleのTeeはぜんぜん着ない。しかもサイズがM以下なのでぜんぜん無理...。
ドッグランで遊んでから「Bowery Kitchen」で夕飯。大好物のグリルチキンゴルゴンゾーラにハヤシライス、牛スジ煮込み、コールスローに赤ワイン。わんこ達にも優しくてほんとありがたいCafe。ごちそうさまでした。
Peaceが病院に行ってる間、Loveと駒沢ドッグランへ。
今日のLoveは近寄ってくるほかのわんこに吠えかかるけど、あんまり追いかけず、だっこをしてもらいたがってた。で、病院の検査が終わったPeaceも合流。
今月は出張Week。2/5週の福岡、2/12週の名古屋、2/19週の大阪に続き、昨日3/2(金)から3(土)まで1泊2日の札幌出張。9ヶ月ぶりの札幌だった。とりあえず食いもの中心に。
昨日、懇親会が始まる前の0時間として行ったのは「串鳥」。50分くらい待ったけど、とりあえず串ものをいただく。マイナス4度くらいの札幌だけど、ビールが染みた。ごちそうさまでした。
で、みんなが揃い、夕飯は札幌メンバーとすすきのの「Wa.Bi.Sai 花ごころ」で飲み。仕事の話もあるけど、みなさんめちゃめちゃ明るい。特に弊社OBのKwskさんも加わり、音の話でもりあがる。やっぱり現場はいい。ごちそうさまでした。
これは今回泊った狸小路にある「狸の湯 ドーミーイン札幌 ANNEX」でいただいた朝飯。イクラ盛り放題でほんとうれしくなる。朝風呂も入ったし、好きですドーミー。
▲9時のフライトで羽田から新千歳へ。爆弾低気圧が心配だったが、フライト自体は問題なし。
▲新千歳から札幌市内に向かうんだけど、途中 新札幌から地下鉄東西線で大通に向かうことに。ただこの東西線が人身事故で復旧できず、止まった駅の大谷田から急遽バスで市内へ。猛吹雪だし、ホワイトアウトだし、ビニ傘は大破するしと、ひどい目にあった。
▲雪の札幌。3月にこんなに降るなんてと地元の人も口ぐちに言ってた。
4週続いた出張月間で昨日から札幌。昨日の昼飯は大通の「味の三平」で「味噌ラーメン」(850円也)。「味噌がたまっているので混ぜてください」と言われて混ぜたスープは白っぽい味噌スープにラードの膜が張っている。麺は堅めの西山ラーメン製玉子の縮れ中太麺。これに豚の挽き肉、玉葱、モヤシ、ネギ、カイワレ大根。野菜の旨味も出ていて確かにおいしい。途中に辛味噌をピリ辛でこれまた美味しい。やっぱり味噌です。ごちそうさまでした。
去年のさいたまスーパーアリーナでのLive含め、ほんとに楽しかったHi-STANDARDの復活劇。そんな中スペシャで放送された「Hi-STANDARD MUSIC VIDEO SPECIAL」について。
あらためてハイスタのPVを見まくったけど、特によかったPVは、狭いLive Houseでの近すぎる距離感の「GROWING UP」、モノクロのLiveとOff Shotの「MAXIMUM OVERDRIVE」、乾いたRoad Movie的な「THE KIDS ARE ALRIGHT」、この頃全員ボウズな「FIGHTING FITS,ANGRY SOUL」、曲の良さが伝わるSimpleなPVの「THE SOUND OF SECRET MIND」、きっと下北Shelterでただ熱くなる「STAY GOLD」、海が似合う曲とPVの「BRAND NEW SUNSET」、ふんどしでお下劣さが最高な「TEENAGERS ARE ALL ASSHOLE」、この映像の東北への思いに泣けた「DEAR MY FRIEND (from「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」)」、Punkで豹変する「CALIFORNIA DREAMIN' (from「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」)」、Mosh Zoneがぐしゃぐしゃな「MY HEART FEEL SO FREE (from「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」)」、この曲でもう1回始まった祝福Songの「ANOTHER STARTING LINE」、SupremesのCoverで女装の「You Can't Hurry Love」、完全に取り戻し過去を超えた1曲の「The Gift」、Punkの疾走感満載の「All Generations」に、Stageそでで観ているBandマンの数がハンパない「SUMMER OF LOVE (from「Live on our way」)あたり。
あらためて昔のAlbumもちゃんと聴こうと思った。
● On Air Set List:Hi-STANDARD MUSIC VIDEO SPECIAL (SPACE SHOWER TV)
M-01. GROWING UP
M-02. MAXIMUM OVERDRIVE
M-03. NEW LIFE
M-04. THE KIDS ARE ALRIGHT
M-05. FIGHTING FITS,ANGRY SOUL
M-06. THE SOUND OF SECRET MIND
M-07. STAY GOLD
M-08. BRAND NEW SUNSET
M-09. TEENAGERS ARE ALL ASSHOLE
M-10. DEAR MY FRIEND (from「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」)
M-11. CALIFORNIA DREAMIN' (from「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」)
M-12. MY HEART FEEL SO FREE (from「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」)
M-13. ANOTHER STARTING LINE
M-14. You Can't Hurry Love
M-15. The Gift
M-16. All Generations
M-17. SUMMER OF LOVE (from「Live on our way」)
* 2018 SPACE SHOWER NETWORKS INC.
たまーに読んでる湊かなえ。三茶Tsutayaで買って読んでみた「リバース」(講談社文庫)について。
こんなあらすじ。平凡なサラリーマンの"深瀬和久"、唯一の趣味は美味しいコーヒーを淹れることだった。そんな深瀬は行きつけのクローバーコーヒーで、"越智美穂子"という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに付き合うようになった2人だったが、美穂子宛に「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた告発文が届く...。
真犯人にたどり着くまでの心理描写が上手いし、最後の最後にどんでん返しが待っていて、嫌な気分にさせてくれるミステリー。ただそこまで行くまでの丁寧すぎる葛藤が歯がゆかったし、まどろっこしかったのも事実。正直自分的にはピンとこなかった湊かなえ作品だった。
cf. 湊かなえ 読破 List
- 告白 (2008)
- Nのために (2010)
- 夜行観覧車 (2010)
- 往復書簡 (2010)
- サファイア (2012)
- 白ゆき姫殺人事件 (2012)
- 絶唱 (2015)
- リバース (2015)
去年の2017年、デビュー10周年を迎えた大橋トリオ。東京国際フォーラムで行われた「大橋トリオ 10th Anniversary SPECAIL CONCERT "TRIO"」(WOWOW)について。
2017.12.8、東京国際フォーラムで行われた10th Anniversary Liveがこれ。Special Guestとして持田香織(ELT)と布袋寅泰も登場し、10周年の集大成Liveが行われていたんだけど、大橋トリオの笑顔と声の良さと人柄の良さがLiveを通して伝わってきた。Simpleだけど芳醇なStageだった。
特によかったのは、コーラスワークの妙である「SHE」、アルペジロの音色が優しい「Baumkuchen」、若干サスペンス風の「マチルダ」、M-09まで続く大橋トリオのDance Tune Medleyの「摩天楼バタフライ」、まったりした平日感がいい「CLAM CHAUDER」、Walkingしながら聴きたくなった「僕らのこの声が君に届くかい」、しっとりした管弦楽の「トリドリ」、アコギの気持ちよさの「A BIRD」、持田香織(ELT)がゲストで「キヲク」と「静かな夜」、弦含め9人の演奏をマイク1本で行った「Fairy」、軽やかで晴れやかな「鳥のように」、あのイントロでHoteiが登場した「BATTLE WITHOUT HORROR OR HUMANITY」、Hoteiは華がある「バンビーノ」、HoteiがGuitarで参加した「Embark」、優しくしっとりした「アネモネが鳴いた」、素直なLove Song「HONEY」、そして軽やかに流れる「Bing Bang」あたり。
いつかLiveを観てみたい大橋トリオだった。
● On Air Set List:大橋トリオ 10th Anniversary SPECAIL CONCERT "TRIO" (WOWOW)
M-01. はじまりの唄
M-02. SHE
M-03. Baumkuchen
M-04. マチルダ
M-05. 摩天楼バタフライ
M-06. GOLD FUNK
M-07. CLAM CHAUDER
M-08. Happy Trail
M-09. 僕らのこの声が君に届くかい
M-10. トリドリ
M-11. A BIRD
M-12. キヲク
M-13. 静かな夜
M-14. 宇宙からやってきたにゃんぼー
M-15. Fairy
M-16. 月の裏の鏡
M-17. 鳥のように
M-18. BATTLE WITHOUT HORROR OR HUMANITY
M-19. バンビーノ
M-20. Embark
M-21. MAGIC
M-22. アネモネが鳴いた
M-23. HONEY
M-24. Bing Bang
M-25. 生まれた日
* Filmed Live at Tokyo Kokusai Forum Hall A on 8th Dec.2017.
* Produced by WOWOW.
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