「リバース/湊かなえ」を読んだ
たまーに読んでる湊かなえ。三茶Tsutayaで買って読んでみた「リバース」(講談社文庫)について。
こんなあらすじ。平凡なサラリーマンの"深瀬和久"、唯一の趣味は美味しいコーヒーを淹れることだった。そんな深瀬は行きつけのクローバーコーヒーで、"越智美穂子"という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに付き合うようになった2人だったが、美穂子宛に「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた告発文が届く...。
真犯人にたどり着くまでの心理描写が上手いし、最後の最後にどんでん返しが待っていて、嫌な気分にさせてくれるミステリー。ただそこまで行くまでの丁寧すぎる葛藤が歯がゆかったし、まどろっこしかったのも事実。正直自分的にはピンとこなかった湊かなえ作品だった。
cf. 湊かなえ 読破 List
- 告白 (2008)
- Nのために (2010)
- 夜行観覧車 (2010)
- 往復書簡 (2010)
- サファイア (2012)
- 白ゆき姫殺人事件 (2012)
- 絶唱 (2015)
- リバース (2015)
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