駒沢 #633 & glouton@駒沢 #42
今日もいい天気のGW3日目。遅い昼飯は駒沢ピクニック。gloutonのパンを買って、ほっともっとの唐揚げを買って、持ち込んだビールと赤。あーのどか。ごちそうさまでした。
今日もいい天気のGW3日目。遅い昼飯は駒沢ピクニック。gloutonのパンを買って、ほっともっとの唐揚げを買って、持ち込んだビールと赤。あーのどか。ごちそうさまでした。
GW2日目、LoveとPeaceのシャンプーをして、夕方からわんこ達と散歩。ボロ市の夕方、グラデーション。そのあとは、松陰神社から世田谷区役所、世田谷駅あたりを1時間半ほどゆっくり歩く。
ドッグランで遊んでから、ほぼ1年ぶりに夕飯は駒沢の「AS CLASSICS DINER」で、茶だ―で「チーズバーガー」。肉汁溢れる牛肉100%繋ぎなしのパテと香ばしいバンズがたまらない。トマトベースのクラムチャウダーも美味くてあったまった。わんこOKのテラス席もきれいになって、ますます進化してた。しっかし今日もお客さんであふれてた。ごちそうさまでした。
GW1日目の昼飯はやっと行けた上北沢、甲州街道沿いにある「らぁめん小池」。タイミングよく座れ、いただいたのは「特製煮干しラーメン」(980円也)。刻み玉葱が浮き、見た目も透き通ってる淡麗なすっきり煮干しスープはえぐみがなく、ほんとあっさり。これに歯切れのよいストレート細麺。で、特製ということで鶏団子増し、チャーシュー増し、味玉付き。鶏団子は山椒も効いてるし、立体的に盛られた低温調理でレアなチャーシューは確かに別皿で食べたくなる。で、せっかくなんで油そば風の「替え玉」(200円也)を。底にたまった醤油ベースのタレにつけてひとくち、これに酢を器に沿って2周ほどたらしてさっぱりといただき、最後はどばっと残ったスープに入れていただく。替え玉でもここまで楽しめる幸せ。ごちそうさまでした。
ひさびさに観直したCoen兄弟の犯罪コメディ映画「Burn After Reading/バーン・アフター・リーディング」(2008/Cinema)について。
あらためてこんなあらすじ。CAI諜報員のOsbourne(John Malkovich)はアルコール依存症のためCIAを解雇された。OsbourneはCIAでの出来事をつづった回顧録の執筆を開始するが、その回顧録が入ったCD-ROMを、スポーツジムスタッフのChad(Brad Pitt)とLinda(Frances McDormand)が手に入れてしまう。ChadとLindaはこの回顧録をCIAの機密情報と思い込み、Osbourneから金をゆすり取ろうとするが、交渉は失敗に終わる。LindaはこのCD-ROMをロシア大使館に持ち込み、さらなる情報を求めて、ChadはOsbourneの家に侵入したが、そこでOsbourneの妻Katie(Tilda Swinton)と不倫関係にあった財務省連邦保安官Harry(George Clooney)と遭遇してしまう...。
このコメディー、Coen兄弟の持ち前の毒と才気と悪趣味をつめこみ、どの登場人物のサイテーな奴らばかりで、やりすぎの展開と悪すぎる性格設定がいい。中だるみがなく、テンポもよく、ヒドイ話がどんどん進んでいくのもいい。ほんとCoen兄弟は確信犯だと思った映画だった。
4/27(金)の昼飯は社食で「四川坦々麺」(450円也)。クリーミーな坦々スープに中細ちぢれ麺。これに肉味噌、青菜、葱、という構成。そんなに辛みもシビレもないけど、その分優しい味で、スープは後を引いた。ごちそうさまでした。
最近ごぶさたの角田光代。駒沢Book Offで買って読んでみたきっと定番な「キッドナップ・ツアー」(新潮文庫)について。
こんなあらすじ。5年生の夏休みの第1日目、私はユウカイされた。犯人は2か月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、情けなくて、お金もない。そんなおとうさんに連れ出されて、私の夏休みは一体どうなっちゃうの? 海水浴に肝試し、キャンプに自転車泥棒。ちょっとクールな女の子ハルと、ろくでもない父親のひと夏のユウカイ旅行...。
ひねた娘とダメおやじのロードムービー的なひと夏の物語。不器用な関係がじわじわと寄り添っていくんだけど、その過程が微笑ましい。児童文学ちゃあ児童文学なんだけど、実はおっさんの目線で描かれている。それにしてもこのユウカイを通じて、父親が母親に持ち掛けた取引は何だったんだろ。さわやかな1冊だった。
cf. 角田光代 読破 List
- キッドナップ・ツアー (1998)
- ちいさな幸福 All Small Things (2004)
- ぼくとネモ号と彼女たち (2006)
- 八日目の蝉 (2007)
- ロック母 (2007)
- 三面記事小説 (2007)
- 森に眠る魚 (2008)
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一 (2009)
- 紙の月 (2012)
去年2017年10月にReleaseされたJP CooperのDubute Album「Raised Under Grey Skies」(Album/2017)について。
UK,Manchester出身のJP Cooper、Hszmさんかお薦めされて聴いたけど、確かに黒いEd Sheeranで旬な声だと思う。Indies Rockシーンで鍛えられたとあるけど、ともかくSoulfulで、FolkyでBluzyでNeo Soul。VocalもGuitarも巧みでSoulとHeartが宿ってる。Label的にはPost Ed Sheeran的な目論見もありそうだけど、本人があるInterviewで「進化を続けるArtistが僕は昔から大好きで、尊敬してきた。Marvin Gaye、Stevie Wonder、Bjork。彼らのように探求を続け、変身し続けるArtistになりたいと願っているんだ」と答えてる。
ともかく引っかかった曲は。
・M-01「We Were Raised Under Grey Skies」:Bluzyなアコギで始まるOpening Tune。
・M-02「September Song」:どこか弾けてるけど穏やかに流れてる。このAlbumでのMy Favorite Tune。
・M-03「Good Friend」:Post Soulっぽい抑揚あるMelody。
・M-04「All This Love」:Soulに歌いあげる。ある種の鉄板。
・M-05「The Only Reason」:Vocalテクに酔う。
・M-06「Passport Home」:どこかTropicalさもあって。
・M-07「She's On My Mind」:Dubっぽいブ太いRhythm。
・M-09「Change」:黒くてSoul Music。
・M-10「Closer」:寂寥感あって、でもどこかに温もりを感じる。
・M-12「In The Silence」:Pianoの調べと壮大なBallad。
・M-13「Momma's Prayers」:優しさにあふれたClosing Tune。
これからも聴き続けたいJP Cooper。
● Raised Under Grey Skies/JP Cooper (2017/Album)
M-01. We Were Raised Under Grey Skies
M-02. September Song
M-03. Good Friend
M-04. All This Love
M-05. The Only Reason
M-06. Passport Home
M-07. She's On My Mind
M-08. Wait
M-09. Change
M-10. Closer
M-11. Beneath The Streetlights And The Moon
M-12. In The Silence
M-13. Momma's Prayers
* Produced by Teemu Brunila,Mike Spencer,Hannah Vasanth,Crispin Hunt,Adam Bartlett,Two Inch Punch,Fred Ball,Jamie Hartman,David Pramik,Jon Hume,Hank Solo,Greg Wells,Wesley Muoria-Chaves.
* 4768183 Island Records
cf.JP Cooper My CD/DVD List
- Raised Under Grey Skies (2017/CD)
伊坂幸太郎原作の「フィッシュストーリー」、ひさびさに映画版「フィッシュストーリー」(2009/Cinema)を観直してみた。
あらためてこんなあらすじ。2012年、あと5時間で彗星が地球に激突する。人々は一縷の望みを持って避難し、静まり返った街で、ただ1軒営業を続けているレコード店があった。「もうすぐ地球が終わる」と車椅子の客"谷口"(石丸謙二郎)は嘆くが、店長(大森南朋)は、正義の味方が世界を救うと話す。そんなレコード店では、1975年に解散した売れないパンクバンド"逆鱗"が最後のRecordingで演奏した「FISH STORY」という曲が流れていた...。
これ、平凡な日常生活で起きるちょっとした出来事が奇跡的につながって、次の世代や時代へと連鎖していき、最後は地球滅亡の危機まで救ってしまう。ネタバレのような最後の連鎖シーンの映像がイッキに流れて、この映像が凄くいい。また、パンクバンド"逆鱗"のVocalを演じた高良健吾の声がよく、楽曲のプロデュースで参加した斉藤和義がいい仕事をしてると思った。
ここ最近、伊坂幸太郎原作を映画化した「アヒルと鴨のコインロッカー」(2007)、「重力ピエロ」(2009)を観てきたけど、いつか「ゴールデンスランバー」(2010)も観てみたい。
第89回アカデミー賞で監督賞など6部門受賞で、ほんといまさらながら観てみた「La La Land/ラ・ラ・ランド」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。JAZZピアニストとして成功し、自分の店を持つことを夢見るSeb(Ryan Gosling)は、ある夜働くJazz Barで何度もオーディションに落ちて凹んでいた女優の卵Mia(Emma Stone)と最悪の出会いをする。しかし再会した2人は意気投合して同棲を始める。Sebは、知人の人気ArtistであるKeith(John Legend)のBandの一員になることで成功への階段を登りだす一方、Miaは自作自演の舞台で世に認められようと挑む。だがそのMiaの初演舞台に、Sebは遅刻してしまう...。
それぞれ成功を目指す女優の卵とJAZZピアニストの恋のてんまつを、音楽とDanceで表現したLove Storyミュージカル。正直ミュージカルは苦手だったんだけど、途中a-haの"Take On Me"が演奏されたりとこの映画はいい意味でClassicalでそんな嫌悪感はない。むしろ冒頭、LAのフリーウェイでロケした長回し撮影のミュージカル場面から圧倒されてしまった。
しっかし夢をつかむと何かを失うという鉄板なStory含め、なかなかの佳作だった。
散歩中、Tsutaya馬事公苑で買って読んでみた黒川博行の「燻り」(角川文庫)について。
これ、燻(くすぶ)り続ける男達が起こした9つの事件を描いた短編集。うだつの上がらない組員がチャカを預けられつかまる「燻り」、パチンコ点を強請る2人組の「腐れ縁」、ある社長令嬢の不倫現場を隠し撮りしたビデオでその会社を強請る「地を払う」、同日同時刻に同じ手口で侵入した強盗容疑者の容疑者となった空き巣の「二兎を追う」、古物美術品売買から過去の犯罪が露呈する「夜飛ぶ」、見つかった頭蓋骨で偽装する住職夫婦「迷い骨」、妻と別れたい画家の大学教授の「タイト・フォーカス」、男と共謀し資産家の夫を自殺に見せかける若妻の「忘れた鍵」、そしてデート嬢殺害の容疑をかけられた高校教師の「錆」...。
どれもこれも関西アンダーグラウンドで燻(くすぶ)り続け、蠢く男たちがシノギを削る9つの話が収録されている。何をやっても上手く行かず、ツいてない落ち目状態をサスペンス風に謎解き風に描かれていんだけど、人間味を感じさせる小悪人がいい。
でもやっぱり面白いのは関西弁の会話たち。
「分かった。100や。100万出そ」
「なんとセコい取引や。子供の飴代やないんでっせ」
「300や。それで手を打と」
「ねえ、新井さん、バナナの叩き売りとちがうんやで」
「500。これがいっぱいや」
「もうええ。よう分かった。ディスクの使い途はおれが考える。2度と電話はかけへん」
「くそっ、1千万や」──(「腐れ縁」より)
たまーに読みたくなる黒川博行作品だった。
去年2017年10月にReleaseされたハナレグミの7th Album「SHINJITERU」(2017/Album)。この数ヶ月じっくり聴いてた。
まずこのAlbumの「SHINJITERU」というタイトル、信じられないことが多い中、すっと入ってきた言葉。で、派手さとかとは一切無縁で、必要以上な音は間引いて、Simpleな言葉とMelodyで、Analogの温かさが伝わってくる。ふだん毎日いろんなことで無理してるし、無理させられてるし、そんなことが多いから、無理をしていないこんな音に引き込まれるんだと思う。そんなただ寄り添うようにいてくれるAlbumだった。
ともかくひっかかった曲について。
・M-01「線画」:Whisperのような距離感の近いOpening Tune。
・M-02「ブルーベリーガム」:あの元キリンジ・堀込泰行作曲。どこかAl Green的なSoul Tune。
・M-03「君に星が降る」:どこか中華な香りがする。
・M-04「深呼吸」:♪ぼくがぼくを信じれない時も 君だけはぼくのこと 信じてくれていた♪。どこにでも見かける営みが描かれている。
・M-05「My California」:阿部芙蓉美 作詞。どこか少年性を感じるRoad Movie Song。
・M-07「消磁器」:SONYのデンスケで録ったという1曲。カセットレコーダーの温かさ、昔のTapeの音が聴きたくなる。
・M-08「秘密のランデブー」:Clubを2人でこっそり抜け出して、深夜の都会をランデブーするというRomanticな歌。行くあてがなく心が浮遊してる感じがいい。沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)作曲、かせきさいだぁ作詞。
・M-09「Primal Dancer」:このAlbumで一番派手さがあるPop Tune。
・M-10「太陽の月」:JamaicanでCalib。
・M-11「YES YOU YES ME」:阿部芙蓉美と永積崇が歌詞共作。ウグイスの声が聴こえ、思わず窓を見てしまう。そんな優しいClosing Tune。
たまーに聴きたくハナレグミ。これからも横にあって欲しい音楽。
● SHINJITERU/ハナレグミ (2017/Album)
M-01. 線画
M-02. ブルーベリーガム
M-03. 君に星が降る
M-04. 深呼吸
M-05. My California
M-06. ののちゃん
M-07. 消磁器
M-08. 秘密のランデブー
M-09. Primal Dancer
M-10. 太陽の月
M-11. YES YOU YES ME
* Produced by Now.
* Recorded and Mixed by Toku Nakamura,Seigo Iwai,Curly Giraffe,Satoshi Nangoku,Takashi Nagazumi,
* Recorded and Mixed at Chakachi,Studio Oppe,HeartBeat Recording Studio,Studio Greenbird,Guzuri,Avaco Creative Studio,New Color Studio,Freedom Studio Infinity,Potato,Dusklin Studio.
* Mastered by Toru Kotetsu at JVC Mastering Center.
* VICL-64847 Speedstar Records 2017 JVCKENWOOD Victor Entertainment Inc.
cf.ハナレグミ My CD/DVD List
- 音タイム (2002/CD)
- 日々のあわ (2004/CD)
- 帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。 (2005/Album)
- Hana-uta (2005/Album)
- 追憶のライラック/東京スカパラダイスオーケストラ (2005/CDS)
- The Long Season Revue -ザ・ロング・シーズン・レヴュー-/Fishmans (2006/Cinema)
- オアシス (2011/Album)
- SHINJITERU (2017/Album)
1962年キューバ危機の真相に迫る緊迫の歴史サスペンス映画「Thirteen Days/13デイズ」(2000/Cinema)について。
こんなあらすじ。1962年10月16日、偵察機の映像からキューバの基地にソ連の弾道ミサイルが運び込まれたことが確認される。Kennedy大統領(Bruce Greenwood)は国家安全保障会議執行委員会を召集するが、軍を中心に委員達は空爆を勧める。第3次世界大戦勃発を恐れる大統領は司法長官の弟Robert(Steven Culp)、大統領特別補佐官の親友O'Donnell(Kevin Costner)と相談し、話し合いでの解決を模索する。だがソ連外相はあくまでミサイルの存在を否定し、会談は平行線をたどる...。
米ソ冷戦時代、世界が核戦争に最も近かった13日間とされる1962年のキューバ危機を題材にしたもの。慎重で現実派の大統領およびその側近と攻撃に踏み切りたいタカ派の将軍など、Kenedyら若い政治家達が、老獪なソ連や自国アメリカ内の強硬派を相手に、いかにこの危機を乗り切ったかが緊迫のまま描かれ、本当に面白かった。派手さは無いけど、魅入られる映画だった。
X JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」(2016/Cinema)について。
これ、YOSHIKIの生い立ちから父親の自殺、インディーズからメジャーへ、Toshiの新興宗教による洗脳からバンド解散、HIDEの死、再結成、TAIJIの死などから2014年10月11日のMadison Square Garden(N.Y.C.)でのLiveまで、バンドの苦悩と激動の歴史が込められたドキュメンタリー映画。洗脳から覚醒したToshiを迎え、HIDEの死を決して自殺と認めず、ヘドバンと激しいDrummingで体が蝕まれていくYOSHIKIの姿に、やっぱりこのバンドはYOSHIKIなんだって思った。
正直X JAPANというバンド自体、聴いてきたバンドでないんだけど、彼らの事件性とか精神性とかは伝わってきてたし、あのSUMMER SONIC 2011のMarine Stageで彼らのLiveが観れたのは感慨深い。なんだかんだで生ける伝説なんだと思う。
4月になのにとても暑かったこの週末。しかも今日は28度まであがったらしい。で、夕方涼しくなったので、LoveとPeaceと散歩。世田谷駅あたりから松陰神社まで1時間以上歩く。ほんといい天気。
今日も夏日で、28度まであがるらしい世田谷地方。午前中に駒沢公園へ行き、ウォーキング。BGMはbonobosの「Hyper Folk」。そのあとはベンチで川村元気の「億男」を読む。もうすぐ読了。。。
わんこ達の検査などが終了し、夕飯はほんとひさしぶりに駒沢の「ステーキハウス NEW TEXAS」で、鉄板メニューの「リブロースステーキ」をミディアムレアで。これにサラダ、オニオンスープ、おしんこ、白ご飯(大盛り)にアイスクリーム、アイスコーヒー。ガーリックソースと大根おろしの和な味付けは、大盛り白ご飯にめっちゃ合う。やっぱり疲れた時は肉だな。ごちそうさまでした。
わんこ用にいただいた肉に大喜びのLoveとPeace(特にPeace)。ほんとわんこに優しいと思う。
今日は夏日になるらしい世田谷地方。午前中は駒沢公園へ行き、ウォーキング。BGMはエレカシの名盤「奴隷天国」。そのあとはベンチで川村元気の「億男」を読む。しっかしいい天気。
で、午後からはわんこ達を連れて、本日2度目の駒沢公園。シートに寝ころびながら、ビール飲んで、角ハイ飲んで、川村元気の「億男」を読んで、いねむりした。しっかしいい天気。
ほんと読みまくってる原田マハ。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「奇跡の人 The Miracle Worker」(双葉文庫)について。
こんなあらすじ。岩倉使節団の留学生として渡米した"去場安(さりば・あん)"は、日本にも女子教育をという夢を抱いて帰国するが、周囲に理解されず失望と焦燥の中にいた。そこへ伊藤博文伯爵から青森県の弘前に住む友人の長女"介良(けら)れん"を教育してほしいという手紙が来る。その手紙には、<一つ。れん嬢は盲目です。まったく見えません。二つ。耳が聞こえません。三つ。口が利けません>と書かれてあった...。
大きな苦難を背負った少女と人間の可能性を信じて彼女の教育に献身する女教師のふたりの闘いを描いた物語。あのヘレン・ケラーとアン・サリバンの物語を明治時代の日本を舞台にアレンジし、そこに盲目の旅芸人"ボサマ"やイタコ憑依、津軽三味線など津軽の社会風土が物語に趣を加わっていた。蔵に幽閉されていた少女、その少女を人間として扱わず虐待していた女中たち、その女中たちの閉鎖的な上下関係、世間体のために少女のことを隠し続けた夫婦と兄...日本の閉鎖的な社会が描かれていて、それにも戦う女教師の姿が痛ましかったし、ときに女教師の無邪気すぎる考え方が浅はかだったりと引き込まれて読んでしまった。ちなみに奇跡の人とはヘレン・ケラーのことだと今まで思っていたけど、女教師アン・サリバンのことだって知らなかった。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
大昔、めちゃめちゃハマった米米CLUB。WOWOWで放送された「米米CLUB『a K2C ENTERTAINMENT TOUR 2017 ~おせきはん~』」について。
これ、満を持して開催された米米CLUBの2017年全国ツアーから、2018年1月9日東京NHKホールで行われたLiveが放送されたもの。ほんとひっさびさに観た米米のLive映像なんだけど、まずはOpeningのカールスモーキー石井の小芝居。このアングラ感がマジ懐かしい。で、石井の軽妙なしゃべりとか、シュークリームシュのダンスとか、ジェームス小野田の登場感と無駄な装着衣装とか、すべてが懐かしい。しっかりと客にボンボンを持たせたり、ライトを振らせたり、なんだかんで客も楽しんでるこの世界感がやたら懐かしい。
特にひっかかったのは、ヤバくてスゲー鳥肌がたった「I・CAN・BE」、シュークリームシュ!!の「シェーキー・アイス」とシュークリームシュ踊りまくりの「東京イェイイェイ娘」、あったねこんな曲「ホテルくちびる」、FUNKさ満載の「Peeping Tom」、ただただ懐かしい「浪漫飛行」、ジェームス小野田登場で「晴晴新人類」、ドFUNKで「OH!米GOD」、あらてめてJames Browneを日本流に解釈したエンタメである「かっちょいい!」、いやーたまらない「sure danse」、おいおい「君いる」かよ、歌詞がヒドすぎるデュエット曲「開いてもいいかい?」、これもヒドイ小芝居の「インサートデザート」、Liveが楽しかった「FUNK FUJIYAMA」、この山本リンダのCoverがほんと最高だった「狂わせたいの」、K2C最高Tuneな「Shake Hip!」あたり。
しっかし最後の最後まで「君がいるだけで」をやらなかったのは、ほんと米米らしい。
● On Air Set List:米米CLUB「a K2C ENTERTAINMENT TOUR 2017 ~おせきはん~」(WOWOW)
M-01. いとしのドミンゴ
M-02. ブルース錨の波止場
M-03. オイオイオイ マドロスさん
M-04. 僕らのスーパーヒーロー
M-05. I・CAN・BE
M-06. 大都会人
M-07. シェーキー・アイス
M-08. 東京イェイイェイ娘
M-09. ホテルくちびる
M-10. パリジェンヌ ホレジェンヌ
M-11. Peeping Tom
M-12. 浪漫飛行
M-13. GET'S THE OSEKIHAN
M-14. 晴晴新人類
M-15. OH!米GOD
M-16. 微熱少年
M-17. オンザロックをちょうだい
M-18. かっちょいい!
M-19. SO COOL
M-20. sure danse
M-21. 君いる
M-22. 逢いたくて
M-23. 開いてもいいかい?
M-24. インサートデザート
M-25. FUNK FUJIYAMA
M-26. 狂わせたいの
M-27. Shake Hip!
M-28. Just U
M-29. MY SWEET SWEET SHOW TIME
* Filmed Live at NHK Hall,Tokyo on 9th Jan.2018.
* Produced by WOWOW.
ROTTENGRAFFTYの自主企画Event「ポルノ超特急」。去年2017年のXmasに行われた「ポルノ超特急 2017」の模様がスぺシャで放送されたんで観てみた。
2017/12/23,24日の2日間、京都パルスプラザにて開催されたEventのダイジェスト放送がこれ。今回もロットンらしいこってりさ、力強さ、気配りが徹底されたこのEvent、出演しているBandもロットンへの愛があふれている。しっかし、夏の京都大作戦に冬のポルノ超特急、2つのFes.がお互いのバトンをつなぎ続けている。一緒にシーンを引っ張る共闘感がたまらないし、やっぱりBand主催のFes.はいい。
ひっかかったLiveについて。
・ヤバイTシャツ屋さん:ロットンのリクエストに応えて演奏された「肩 have a good day」。
・SUPER BEAVER:Vocalの声質は好きなんだけど...。
・東京スカパラダイスオーケストラ:CDJ1718で観れたTakuma(10-FEET)との共演の「Samurai Dreamers」。
・漢 a.k.a.GAMI:景色が浮かぶ「新宿ストリート・ドリーム」。
・Fear,and Loathing in Las Vegas:最新型のMixture、いつかLiveが観たい。
・HEY-SMITH:Ska Punkの楽しさと切なさ。
・Dizzy Sunfist:熱いしPopだしのFemale Punk。
・10-FEET:イントロから嬉しくなる「RIVER」とロットンにつながる思いのこもった「その向こうへ」。
・T.M.Revolution:西川がまさかの乗車。
・SIX LOUNGE:なんか好きな感じのRock'n Roll。
・G-FREAK FACTORY:ReggaeなRhythmのうえにおっさんの説教、最高だ。
・打首獄門同好会:なんだかんだで鉄壁の日常感。それにしてもこの「私を二郎に連れてって」はちゃんと音源を聴かねば。
・Dragon Ash:KenKenのChopperがいい「The Live」。そしてロットンのCover「This World」は凄くいい。しっかしIKUZONEのシャツを掲げるシーンはよかった。
・OVER ARM THROW:笑顔の3pieceエモ。
・キュウソネコカミ:やっぱりこの「ビビった」は最高だし、「TOSHI-LOWさん」はちゃんと歌詞を読もうと思った。
・NAMBA69:Punk Rockってやっぱりいい。
・ROTTENGRAFFY:
ハイスタの「AIR JAM」、10-FEETの「京都大作戦」、SiMの「DEAD POP FESTiVAL」、HEY-SMITHの「HAZIKETEMAZARE FESTIVAL」にこのロットンの「ポルノ超特急」...Band主催のFes.はいい。
● On Air Set List:ポルノ超特急 2017 (Space Shower TV)
=DAY1=
M-01. 肩 have a good day/ヤバイTシャツ屋さん
M-02. あつまれ! パーティーピーポー/ヤバイTシャツ屋さん
M-03. 帰ってきたヘビーメタル/THE 冠
M-04. 糞野郎/THE 冠
M-05. EPIC/POT
M-06. SYAKUNETSU BEAT/POT
M-07. 秘密/SUPER BEAVER
M-08. 東京流星群/SUPER BEAVER
M-09. Prometheus/Crystal Lake
M-10. Mercury/Crystal Lake
M-11. Samurai Dreamers/東京スカパラダイスオーケストラ
M-12. ペドラーズ/東京スカパラダイスオーケストラ
M-13. されど道連れ/sukekiyo
M-14. 艶/sukekiyo
M-15. 新宿ストリート・ドリーム/漢 a.k.a.GAMI
M-16. スキミング/漢 a.k.a.GAMI
M-17. Party Boys/Fear,and Loathing in Las Vegas
M-18. LLLD/Fear,and Loathing in Las Vegas
M-19. 2nd Youth/HEY-SMITH
M-20. Don't Worry My Friend/HEY-SMITH
M-21. 鋼鉄の段ボーラーまさゆき/四星球
M-22. オモローネバーノウズ/四星球
M-23. Dizzy Beat/Dizzy Sunfist
M-24. SUPERHERO/Dizzy Sunfist
M-25. RIVER/10-FEET
M-26. その向こうへ/10-FEET
M-27. D.A.N.C.E./ROTTENGRAFFY
M-28. 70cm四方の窓辺/ROTTENGRAFFY
M-29. マンダーラ/ROTTENGRAFFY
M-30. 金色グラフティー/ROTTENGRAFFY
=DAY2=
M-01. HIGH PRESSURE/T.M.Revolution
M-02. HOT LIMIT/T.M.Revolution
M-03. APOLLO/THE SKIPPERS
M-04. WAY OF LIFE/THE SKIPPERS
M-05. 俺のロックロール/SIX LOUNGE
M-06. メリールー/SIX LOUNGE
M-07. Wildfire/Crossfaith
M-08. Diavolos/Crossfaith
M-09. THE FATAL HOUR HAS COME/lynch.
M-10. EVOKE/lynch.
M-11. 日はまだ高く/G-FREAK FACTORY
M-12. ダディ・ダーリン/G-FREAK FACTORY
M-13. ニクタベイコウ!/打首獄門同好会
M-14. 私を二郎に連れてって/打首獄門同好会
M-15. 一網打尽/韻踏合組合
M-16. The Live/Dragon Ash
M-17. This World/Dragon Ash
M-18. ZINNIA/OVER ARM THROW
M-19. Spiral/OVER ARM THROW
M-20. ビビった/キュウソネコカミ
M-21. TOSHI-LOWさん/キュウソネコカミ
M-22. LOOK UP IN THE SKY/NAMBA69
M-23. MANIAC/NAMBA69
M-24. ANTHEM/SiM
M-25. KiLLiNG ME/SiM
M-26. This World/ROTTENGRAFFY
M-27. STAY REAL/ROTTENGRAFFY
M-28. So...Start/ROTTENGRAFFY
M-29. 零戦SOUND SYSTEM/ROTTENGRAFFY
* Filmed Live at Kyoto Pulse Plaza on 23rd,24th Dec.2017.
* 2018 Space Shower Networks Inc.
今日の夕飯、老朽化で立ち退き騒動の結果、クラウドファンディングで再開した桜新町の名定食屋「きさらぎ亭」へ。いただいたのは、これだよこれ!の絶品「鯵フライ定食」(760円也)。揚げたて、熱々、肉厚でたまらない。しっかし店は小奇麗になっちゃったし、あのおじさんはスタッフと同じカフェっぽいキャップをかぶってるし、相当微笑ましい。ほんと復活おめでとうございます。ごちそうさまでした。
M-0N!の「オトナ、LIVE」で放送された「佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA -35TH.ANNIVERSARY TOUR FINAL」について。
これ、2016年3月東京・東京国際フォーラム ホールAで佐野元春が行ったデビューから35年の音楽キャリアを網羅したLive「佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA -35TH.ANNIVERSARY TOUR FINAL」が放送されたもの。
ともかくLiveについて書いてみると、SweetなMelody Lineの「シュガータイム」、MelodiusなRock Tuneの「優しい闇」、明るくて悲しい「ジュジュ」、アレンジがSimpleなBand Soundの「ヴィジターズ」、Liveでグッと伝わる「君をさがしている」、ザクザクしたRhythmの「バイ・ザ・シー」、大人のRockの「紅い月」、言葉が切り取り方がうまい「東京スカイライン」、90年代に作られた名曲「レインボー・イン・マイ・ソウル」、これも90年代のMidiumなCDS「誰かが君のドアを叩いている」、攻撃的でEvergreenな「ヤング・フォーエバー」、高校生の頃の横浜市文化体育館でのVISITORS TOURで最後に聴いたこの曲、あのシーンは今でも覚えている「ヤングブラッズ」、ほんと色あせない「約束の橋」、高校生の頃の気持ちに戻れる「サムデイ」、どんだけこの曲に感動したかわからない「ロックンロール・ナイト」、去年年末のCDJ1718でひさびさに聴けた「ニュー・エイジ」、色あせない疾走感「アンジェリーナ」、やたら懐かしいPop Tuneの「スターダスト・キッズ」、名盤"SOMEDAY"を聴き直したくなった「ダウンタウン・ボーイ」に、鍵盤のイントロだけで鳥肌が立ち、そのあと鉄板Rock'Rollメドレーにつながった「悲しきレイディオ」あたり。
ほんと高校生の頃からこんなおっさんになっても聴きたくなる佐野元春。これからも。
● On Air Set List:佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA -35TH.ANNIVERSARY TOUR FINAL (M-ON!)
M-01. シュガータイム
M-02. 優しい闇
M-03. ジュジュ
M-04. ヴィジターズ
M-05. 君をさがしている
M-06. 境界線
M-07. La Vita e Bella
M-08. バイ・ザ・シー
M-09. 紅い月
M-10. 東京スカイライン
M-11. レインボー・イン・マイ・ソウル
M-12. 誰かが君のドアを叩いている
M-13. ヤング・フォーエバー
M-14. ヤングブラッズ
M-15. 約束の橋
M-16. サムデイ
M-17. ロックンロール・ナイト
M-18. ニュー・エイジ
M-19. アンジェリーナ
M-20. スターダスト・キッズ
M-21. ダウンタウン・ボーイ
M-22. 悲しきレイディオ
* Filmed Live at Tokyo International Forum,Hall-A on March,2016.
* (C)2018 MUSIC ON! TV.
今日は会社の飲み会。場所は五反田「顧の店 刀削麺」で、主務兼務ぐちゃぐちゃでのメンツで、ベトナムに赴任するTkymさんを送別する。それにしてもここの海鮮刀削麺、おいしかった。しっかしジワっと世代交代が進む会社。ごちそうさまでした。
MY FIRST STORYのドキュメンタリー映画「MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM -全心-」(2017/Cinema)について。
これ、2011年の結成から5年間の軌跡を描いたドキュメンタリー映画。特に2016年6月、47都道府県すべてを網羅するツアー"We're Just Waiting 4 You Tour 2016"と2016年11月18日そのツアーの最終地である日本武道館までが描かれている。ツアーを追いながら映画が進んでいくんだけど、熊本公演のあとの反省会、Hiroの声帯ポリープ発覚、岐阜の夜のメンバー同士のぶつかり合い、亡くなったPay Money To My PainのKに捧げた「Someday」、武道館への思いや憧れを語る三重の夜などそれぞれが波乱がある。
で、一番のカタルシスは武道館公演。武道館前のリハでは、兄や両親への思いを武道館でさらけ出すとHiroは言い、「不可逆リプレイス」ではOne Ok Rockを超えると叫び、Live終了後、見に来ていた森進一と抱き合う。また一夜限りのShoの復活もあった。
「日本の首都東京の一番デカいところで音を出す。東京ドーム、そこしかない...」。ほんとわかりやすいバンドストーリーだし、有言実行できるか興味がわく。凄まじい家族愛が描かれたドキュメンタリー映画だった。
●MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM -全心- (2017/Cinema)
M-01. Nothing In The Story (2016.11.18 日本武道館)
M-02. ALONE (2016.03.26 TSUTAYA O-EAST)
M-03. Smash Out!! (2016.07.17 熊本 B.9 V2)
M-04. Someday (2016.10.02 三重 松阪 M' AXA)
M-05. 不可逆リプレイス (2016.10.22 札幌 PENNY LANE24)
M-06. ALONE (2016.11.18 日本武道館)
M-07. Last Call (2016.11.18 日本武道館)
M-08. Someday (2016.11.18 日本武道館)
M-09. 不可逆リプレイス (2016.11.18 日本武道館)
M-10. ALONE (2016.11.18 日本武道館)
M-11. We're Just Waiting 4 You (2016.11.18 日本武道館)
M-12. Home (2016.11.18 日本武道館)
●We're Just Waiting 4 You Tour 2016
2016.03.21 豊洲PIT
2016.03.26 TSUTAYA O-EAST/O-WEST
2016.05.04 幕張海浜公園JAPAN JAM BEACH特設会場 (千葉市美浜区)
2016.06.30 東京 TSUTAYA O-WEST
2016.07.10 沖縄 桜坂セントラル
2016.07.13 鹿児島 SR HALL
2016.07.14 宮崎 SR BOX
2016.07.16 大分 DRUM Be-0
2016.07.17 熊本 B.9 V2
2016.07.18 長崎 DRUM Be-7
2016.07.21 福岡 DRUM Be-1
2016.07.23 佐賀 GEILS
2016.07.24 山口 周南LIVE rise
2016.07.26 広島 セカンド・クラッチ
2016.07.28 岡山 CRAZYMAMA 2nd Room
2016.07.30 鳥取 米子laughs
2016.07.31 島根 松江 canova
2016.08.03 群馬 前橋DYVER
2016.08.04 埼玉 HEAVEN'S ROCK 熊谷VJ-1
2016.08.09 栃木 HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
2016.08.10 茨城 水戸ライトハウス
2016.08.17 千葉 千葉LOOK
2016.08.18 神奈川 横浜F.A.D
2016.08.26 滋賀 U☆STONE
2016.08.27 奈良 NEVERLAND
2016.08.28 和歌山 CLUB GATE
2016.08.30 神戸 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
2016.09.02 福井 CHOP
2016.09.03 石川 金沢 van van v4
2016.09.04 富山 MAIRO
2016.09.06 新潟 GOLDENPIGS RED STAGE
2016.09.08 長野 松本 ALECX
2016.09.09 山梨 甲府 KAZOO HALL
2016.09.18 青森 Quarter
2016.09.19 秋田 Club SWINDLE
2016.09.21 宮城 仙台 MACANA
2016.09.22 山形 ミュージック昭和Session
2016.09.24 岩手 盛岡 CLUB CHANGE WAVE
2016.09.25 福島 郡山 CLUB#9
2016.09.30 静岡 浜松 窓枠
2016.10.01 岐阜 CLUB ROOTS
2016.10.02 三重 松阪 M' AXA
2016.10.04 京都 KYOTO MUSE
2016.10.06 香川 高松DIME
2016.10.08 高知 X-pt.
2016.10.09 愛媛 松山サロンキティ
2016.10.10 徳島 GRIND HOUSE
2016.10.14 大阪 BIGCAT
2016.10.16 愛知 名古屋 CLUB QUATTRO
2016.10.22 札幌 PENNY LANE24
軍事サスペンス映画「Eye in the Sky/アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。イギリス軍諜報機関のKatherine Powell大佐(Helen Mirren)は、ケニア・ナイロビ上空の偵察用ドローンからの情報をもとに、戦地からほど遠いロンドンでアメリカとの合同軍事作戦を指揮している。大規模な自爆テロ計画の情報をつかんだKatherineは、米軍のドローンパイロットのSteve Watts(Aaron Paul)に攻撃を命じるも、殺傷圏内に少女がいることが判明した。テロを阻止しながらも現地の民間人たちを巻き添えにしないという困難な課題に直面させられる...。
ドローンを使い、戦場から遠く離れた場所で進められる現代の戦争の闇を描く軍事サスペンス映画がこれ。罪なき少女を犠牲にしてまでテロリストを殺害すべきかという究極の決断を通し、正義やモラルを問いかけるというもの。軍事目的に利用されたドローンでのリスクを緊迫感もたっぷりに描き切っていた。しっかしドローン攻撃を決められず、自分で判断できずにうえにエスカレーションしていくくだりは、ほんと他人事じゃなかった。
21世紀の戦場のモラルの問題にも迫り、思わず考えさせられる映画だった。
David Bowie出演でずっと気になってた「Labyrinth/ラビリンス 魔王の迷宮」(1986/Cinema)。初めて観てみた。
こんなあらすじ。15歳のSarah(Jennifer Connelly)は多感な空想の世界に遊ぶのが大好きな少女。幼い弟Tobyの子守りを任されたSarahは泣き続ける弟に腹を立て、愛読書"Labyrinth"の中にある「お願い、今すぐこの子をどこかへ連れ去って」というおまじないを叫んでしまう。それを聞いたGoblinの魔王Jareth(David Bowie)は、Sarahの希望通り赤ん坊を連れ去った。SarahはTobyを取り戻すため、不思議な迷宮世界"Labyrinth"へ向かう...。
これ、30年以上も前のミュージカル風なおとぎ話映画。あのDavid Bowieの曲もふんだんに使われて、それはそれでうれしいんだけど、この映画の素晴らしさはマペットによって作られた妖精界の生物たち。CGがない時代でもここまでRealに楽しめるんだって思った。子供の頃観たらStory含めてきっと不満たらたらだったと思うけど、おっさんになって観るとこれはこれで味があってアリと思ったファンタジー映画だった。
4/11(水)~13(金)、家人の誕生日ということもあり、LoveとPeaceと一緒に長野・蓼科へ2泊3日の旅行。では写真満載で書いてみます。
●2018.4.11.(水)
今回は中央高速で蓼科へ。途中立ち寄った談合坂SA。ここで昼飯にうどんを食べたり、ドッグランで遊んだり。風が強かったけどLoveもPeaceもいい気分転換に。
2度目の休憩は、境川PA。ここにもドッグランがあってほんと助かる。中央高速はわんこに優しい。
で、15時ごろに諏訪南インターを降り、蓼科に向かう。今回滞在するのは「レジーナリゾート蓼科」。同じ系列の「レジーナリゾート軽井沢 御影用水」、「レジーナリゾート箱根雲外荘」に泊ってなかなかよかったんで、今回も期待大。玄関を抜けると広々としたロビーが。これは気持ちいい。
で、16時半からレジーナ恒例のプレイズタッチ講習会に参加。これ、絆マッサージと呼ばれるものでわんこをマッサージしながら、わんこの体調を理解し、わんことの絆を深めるというもの。スノーフレーク、マズルのストローク、レインドロップの3種類のマッサージを教えてもらった。LoveもPeaceも気持ちよさそうにしてた。
雨も降ってきたんで、わんこ達と室内ドッグランへ。トンネルにびびるLove。
夕飯までのひととき、念願の温泉へ。ここ、尖石温泉ということで、湯量も熱さも申し分ない。サウナにも入って、あーすっきり。で、部屋で涼みながらビール。極楽だ。
で、ディナーはフレンチ。蓼科の野菜を中心にメインはオマール海老のローストと鮮魚カジキのグリエ。ちょっと贅沢だけどスパークリングワイン飲みながら、ほんと美味しかった。ごちそうさまでした。
わんこ用にオーダーしたのが鶏のテリーヌ。Peaceはいつもガツガツ食べるんだけど、Loveも勢いよく食べてた。これ、好きみたいなんで次の日もオーダーすることに。
4月はPeaceの誕生月ということでホテルからバースデイケーキをいただく。こういう心くばりは嬉しい。そのあとは持ってきた赤飲んで、途中温泉入って、そのままベットで熟睡。ああ極楽。
●2018.4.12.(木)
昨日の雨もあがり、気持ちいい蓼科の朝。わんこの気配で朝から吠えるLoveを連れて、ちょっとだけ室内ドッグランへ。そのあとは温泉で朝風呂。昨日のワインも抜けて、爽快爽快。
で、9時過ぎに朝食。バイキング形式で今日は洋食で攻める。トマトベースのオムレツ、フレンチトースト、絶品だった。追加した蕎麦も美味しい。いやー朝からお腹いっぱい。ごちそうさまでした。
腹ごなしに食後の散歩。ホテルのまわりを歩くんだけど、ウッドチップがひかれていて、ふだん散歩が苦手なPeaceもよく歩いてた。
そのまま、今日4/12に新たにオープンしたワイルドドッグランで遊び、ホテル前のウェルカムドッグランで遊ぶ。しっかしどうしたらわんこが喜ぶかをよく考えてると思う。いやー立派です、レジーナ。
まだ長野では桜が楽しめるので、諏訪湖までドライブ。確かに桜満開。で、湖から湖畔に吹く風が強く、まだまだ寒いでの早々に退散する。
洋食が続くので、お昼は長野名物の蕎麦にすることに。で、白樺湖の先にわんこokの蕎麦屋あるということで、ヴィーナスラインと眺望を楽しみながら山道を1時間半ほどドライブ。で、入ったのは「小梨の木の下」へ。ロッジ風のお店でいただいたのは、ニシンそば。甘辛く煮たニシンが蕎麦によく合って、これは美味しい。今日はわんこが室内okだったし、サービスのコーヒーもいただいて大満足。ごちそうさまでした。
しっかし蕎麦屋のまわりの白樺、青空に合って、とてもきれい。
せっかくここまで来たので、もう少し足をのばし、ツルヤ立科店へ。ここ、オリジナル商品が充実していて、ワインとかもろもろ買い出し。いやー楽しい。
で、時刻は15時半を過ぎ、ホテルの帰ることに。山道は1時間強ドライブし、17時前にホテルに到着。今日1日も結構ドライブしたんで、速攻温泉へ。サウナもしっかり入って、滝汗かいた。そしてツルヤで買ってきた地ビールを飲みながら、夕涼み。あー気持ちいい。
で、楽しみなフレンチディナー。今日も、蓼科の野菜を中心にメインは蓼科牛のステーキにマーブルハイボーバラ肉の柔らか蒸し(写真完全取り忘れ...)。フレンチが続くけど、ほんと美味しかった。ごちそうさまでした。
昨日に続き、今日もわんこ用にオーダーしたのが鶏のテリーヌ。PeaceもLoveも勢いよく食べてた。これ、ほんと好きなんだ。よく食べてるのをみると嬉しくなる。
で、部屋の戻り、ツルヤで買ってきた赤を飲む。甘くてフルーティー。ちょっと疲れと酔いがまわって寝てしまったけど、もう1回温泉に入ってから、熟睡。いやーほんと極楽。
●2018.4.13.(金)
今日もいい天気の蓼科。6時ごろに目覚め、朝風呂。愛犬家の朝は早いということで風呂も混んでる。いやー昨夜のむくみが取れていく。
湯ざましもかねて、朝飯前にわんこ達と中庭ドッグランとワイルドドッグランへ。ちょっと寒いけど、それが気持ちいい。ちなみにわんこ達はワイルドドッグランのほうが好きみたい。
で、9時過ぎに朝食。バイキング形式で今日は和食で攻めるが、トマトベースのオムレツ、フレンチトーストは外せない。野菜系の煮込みも美味しく、必要以上に取ってしまい、今日も朝からお腹いっぱい。ごちそうさまでした。
そして10時半過ぎにチェックアウト。スタッフもいい感じだったし、ほんといいホテルだった。で、最後にわんこ達とワイルドドッグランに行く。またいつか来たい。
で、蓼科から黒まで30分強、小淵沢の「中村キース・へリング美術館」へ。POP SHOP TOKYO(1987)、POP SHOP N.Y.C.(1989)以来で、旅の裏目的でした。
そして美術館近くの八ヶ岳リゾートアウトレットでちょっと休憩して、ちょっと買い物。ここ、とても小さなアウトレットで、わんこokの公園にアウトレットがある感じ。ここでも桜が見ごろだった。
で、14時過ぎ、アウトレットをあとにし、世田谷に帰ることに。途中双葉SAでちょっと休憩し、わんこ達はドッグランへ。そのまま途中石川PAによったけど、ほぼイッキに高井戸まで。17時すぎに帰宅。
というわけで、今回お世話になったレジーナリゾート蓼科、サービスプランだったので格安で泊れたし、ロビーも部屋も大きいし、従業員のかたがたはわんこに優しくサービスもいいし、フレンチが続いたけどそんなに飽きなかったし、ともかく温泉がよかった。またいつか来たいと思います。
先日の蓼科旅行の帰りに立ち寄った八ヶ岳リゾートアウトレット。そこのABC-MARTで、約1年半履いてボロボロになったので買い換えたHAWKINS 4INCH SLIP ON HL21013 DK.BROWN。SLIP ONということで履きやすく、雨や雪の日も滑りにくいソールになっている。早速履いて1日過ごしたけど、履き心地もよく気に入った。これから暑くなり、通勤Walkingはちょっと厳しいけど、しっかり履いてしっかり歩こうと思う。
4/11(水)から4/13(金)まで長野・蓼科旅行。その帰りに立ち寄った「NAKAMURA KEITH HARING COLLECTION/中村キース・へリング美術館」。ちょうど「DRAWING SOCIAL IMPACT:キース・へリング:社会に生き続けるアート」が開催されてた。ひさびさにキース・へリングの世界を堪能させてもらった。
ホテルを超え、木立の中を歩くと、美術館がある。
ビデオ作品、ネオン作品の「闇へのスロープ」を通り、「闇の展示室」へ。漆喰の暗闇の中にオブジェがうかぶ。
しっくいの闇からいきなりの明るさの「グローイングの間」へ。POP SHOP N.Y.C.のポスター、SAFE SEX、ヒロシマ、自分も持ってるRAIN DANCE"アフリカ緊急救済基金"のポスター、VERY SPECIAL CHRISTMASのCDポスター、LUCKY STRIKEなどなど観たことがある作品がところせましと並んでいた。いやーうれしい。
そして巨大なオブジェが置かれた「希望の展示室」へ。セルフポートレイト、赤と青の物語など優しい空間。
そして外への階段をあがり、「空のステージ」へ。小淵沢の林の中に飛行機雲がきれいだった。
そして「自由の回廊」には、スクラップ、記事、壁画制作などの大量の写真がコラージされていた。
で、「自由の展示室」で同時開催されていた「ワードプレイ|ワセニ・ウォルケ・コスロフ -言の葉の戯れ- エチオピアのアーティスト ワセニの世界」も見学。力強い。
最後、トイレの近くに展示されたパンツと便座に座るキース・へリングを。思わずニヤリ。
展示をすべて観てから、中村キース・へリングポップショップとポップショップ・カフェ、ミュージアム・シアターを。
こんなにじっくり観たのは、POP SHOP TOKYO(1987)、POP SHOP N.Y.C.(1989)以来だと思う。旅の裏目的なり。
30周年エレファントカシマシの特別Live「エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017 "THE FIGHTING MAN"」(WOWOW)について。
これ、2018年3月17日さいたまスーパーアリーナでLiveが生中継されたもの。3部構成で行われた今回のLive、OpeningではFlash Backのように過去からの大量な写真が流れ、照明がつき、Stageの全貌がみえ、StringsとHorn隊が入り、特別な夜であることがわかる。エレカシのLiveってシンプルな照明と熱い音だと思ってたけど、今回は特別。テープが飛び、炎も上がり、演出も凄い。まさにAnniversary。
特によかったのは、焦燥感のあるMelodyがいい「RAINBOW」、どんどん音が重なって大カタルシスとなる「奴隷天国」、この曲の切なさはまったく色あせない「悲しみの果て」、Guitarのリフがいい「星の砂」、Stringsが合う「夢のかけら」、この曲の持つ寂寥感と優れたMelodyが昔から好きな「風に吹かれて」、なんかしみる「さらば青春」、この桜の季節にぴったりな「桜の花、舞い上がる道を」、スリリングなAメロの「ズレてる方がいい」、アコギのSlow Tune「今を歌え」、じっくり歌詞を読もうと思った「風と共に」、破壊力が衰えていない「ガストロンジャー」、歳を取るおとにこの曲が好きになってきた「俺たちの明日」、エレカシらしいRock'n Roll「男餓鬼道空っ風」、しみる名曲「夢を追う旅人」、4年前に力をもらった「今宵の月のように」、Popさがいい「Easy Go」、起伏のあるMelodyの「so many people」、弾き語りで「風」、せりあがったBack Dropでテンションあがる「ファイティングマン」に深みのある歌詞の「四月の風」あたり。
ちょいちょいFes.でLiveを観ているエレカシ。また観たくなった。
● On Air Set List:エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017 "THE FIGHTING MAN" (WOWOW)
=第1部=
M-01. 321O
M-02. RAINBOW
M-03. 奴隷天国
M-04. 今はここが真ん中さ!
M-05. 悲しみの果て
M-06. 星の砂
M-07. i am hunry
M-08. 夢のかけら
M-09. 風に吹かれて
M-10. ベイベー明日は俺の夢
M-11. 昔の侍
M-12. さらば青春
M-13. 笑顔の未来へ
M-14. 桜の花、舞い上がる道を
M-15. ズレてる方がいい
M-16. 今を歌え
M-17. 風と共に
M-18. ガストロンジャー
M-19. 俺たちの明日
=第2部=
M-20. 男餓鬼道空っ風
M-21. この世は最高!
M-22. RESTART
M-23. 夢を追う旅人
M-24. 今宵の月のように
M-25. Easy Go
=第3部=
M-26. あなたのやさしさをオレは何に例えよう
M-27. so many people
M-28. 友達がいるのさ
M-29. 風
M-30. ファイティングマン
=ENCORE=
M-31. 四月の風
* Filmed Live at Saitama Super Arena on 17th.March 2018.
* Produced by WOWOW in association with air nites,haz.
M-01. RESTART (PV)
M-02. 今を歌え (PV)
M-03. 風と共に (PV)
M-04. 夢を追う旅人 (PV)
今日の夕飯、以前ここで「排骨麺(パイクーメン)」を食べたことがある上町駅近くの「麺食堂 一柳」へ。いただいたのは「東京ライス」(1,000円也)。ライスの上には揚げた豚のアバラ肉の排骨(パイクー)に肉味噌そぼろの坦々挽き肉、目玉焼き。ボリューミーで美味い。ごちそうさまでした。
ずっと気になってる竹原ピストル。彼が出演した「The Covers『竹原ピストル』」(NHK BSプレミアム)について。
今回この番組でCoverしたのは、マジで鳥肌が立った吉田拓郎の「落陽」、あらためて名曲だと思ったビートたけしの「浅草キッド」、死なないでくれよという思いだけの「Amazing Grace」に新曲の「ぼくは限りない~One for the show~」。特にこの新曲は歌詞含めじっくり聴きたい。
ちなみにこの番組、あのNOKKOも出演し、彼女のSoloの名曲「人魚」と荒井由実の「卒業写真」をCoverしていた。
この4月にReleaseされた竹原ピストルの4th ALBUM「GOOD LUCK TRACK」、絶対聴きたい。
● On Air Set List:The Covers「竹原ピストル」(NHK BSプレミアム)
M-01. 落陽/竹原ピストル
M-02. 浅草キッド/竹原ピストル
M-03. 人魚/NOKKO
M-04. 卒業写真/NOKKO
M-05. Amazing Grace/竹原ピストル
M-06. ぼくは限りない~One for the show~/竹原ピストル
去年2017/8/11(金)12(土)北海道石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージにて開催された「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO」。その中で行われた「FRIDAY NIGHT SESSION-SKA IS THE PARADAISE-」についてスペシャで放送された。
これ、東京スカパラダイスオーケストラをホストに様々なゲストを迎え、Skaの歴史を紐解いていくSpecialな企画"FRIDAY NIGHT SESSION~SKA IS THE PARADAISE~"が行われた。Jamaicaを発祥にSKA、Rocksteady、Reggaeから今にいたるまでの歴史をあのピーター・バラカンが解説しながらセッションされていく一夜限りのStage。SKAの歴史だけど、ある意味スカパラの歴史を体現できるStageだった。
ちなみにこのStageで共演した峯田和伸(銀杏BOYZ)とNew Single「ちえのわ feat.峯田和伸」が生まれた。峯田の存在感とほとばしるエネルギーとストレートな歌詞の佳曲だと思う。
特によかったのは、Skaのヤバイ空気感満載の「shot in the dark」、Chorus GPだったWAILERSの曲とチバの声はよく合う「SKAJERK」、MellowなReggae BeatでGroovyな「Black Sunday」、2 Toneの名曲で途中からSuchmosの「STAY TUNE」につながった「Gangsters」、やっぱりFISHMANSの曲が流れると嬉しくなる「いかれたbaby」、亡くなった朝本浩文への追悼をこめた「After The Rain」、凄い迫力でまたLiveで観たくなった「MONSTER ROCK」、中納良恵の圧倒的な存在感の「黄昏を遊ぶ猫」、Liveの鉄板「DOWN BEAT STOMP」、Takumaまさかの登場で「hammer ska」、そしてみんなが肩を組んでるという素敵な光景の「All Good Ska is One」あたり。
東京スカパラダイスオーケストラの歴史が凝縮されたStageだった。
● On Air Set List:RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO "FRIDAY NIGHT SESSION~SKA IS THE PARADAISE~" (Space Shower TV)
M-01. shot in the dark (original by The Skatalies)
M-02. SKAJERK (original by THE WAILERS) guest:チバユウスケ(The Birthday)
M-03. Black Sunday (original by The Skatalies) guest:中納良恵(EGO-WRAPPIN')
M-04. Killer Diller -skinhead- (original by The Skatalies)
M-05. James Bond Theme
M-06. Gangsters (original by The Specials) guest:YONCE(suchmos)
M-07. いかれたbaby (original by FISHMANS) guest:峯田和伸(銀杏BOYZ)
M-08. After The Rain (original by MUTE BEAT)
M-09. Little Bitch (original by The Specials) guest:峯田和伸(銀杏BOYZ)
M-10. MONSTER ROCK/東京スカパラダイスオーケストラ
M-11. 黄昏を遊ぶ猫/東京スカパラダイスオーケストラ guest:中納良恵(EGO-WRAPPIN')
M-12. DOWN BEAT STOMP/東京スカパラダイスオーケストラ
M-13. hammer ska (original by 10-FEET) guest:TAKUMA(10-FEET)
M-14. All Good Ska is One/東京スカパラダイスオーケストラ
* Filmed at Ishikariwan Shinko Tanrugawa Futoyoko Yagaitokusetsu Stage,Hokkaido on August 11th 2017.
* 2018 Space Shower Networks Inc.
あのHarry Potterシリーズの新作「Fantastic Beasts and Where to Find Them/ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。魔法動物学者Newt Scamander(Eddie Redmayne)は、魔法動物の調査と保護のためNew Yorkを訪問する。トランクの中に魔法動物を保護していたが、手違いからNewtのトランクと、普通の人間"ノー・マジ"であるJacob(Dan Fogler)のトランクが入れ替わってしまう。やがてトランクの中から魔法動物達が逃げ出してしまい、街中がパニックに陥る...。
これ、魔法動物達が詰まったトランクを手にNew Yorkに渡った魔法動物学者が、魔法動物を逃がしたことから始まる大騒動を描いたFantasyもの。Harry Potterシリーズと同じ魔法界を舞台にした新シリーズで、Newtが後にHarry達が使う教科書"幻の動物とその生息地"の著者であることをはじめ、Harry Potterシリーズとの様々なリンクが張られていることが嬉しくなる。そして、登場する魔法動物達が奇妙で愛らしく、時に危険なところがいい。いい意味で大人も楽しめるFantasyだった。
One Ok Rock、今年2018年1月に台湾で行われたLiveの映像「ONE OK ROCK LIVE&DOCUMENTARY "AMBITIONS ASIA TOUR 2018" in TAIWAN」(Space Shower TV)について。
これ、2018年1月27日、台湾・台北の台北南港C3中信金融園區で行われた2万人規模のLive。普段は駐車場として使われている広大な敷地に作られた特設ステージなんだけど、前日のリハでは雨が降り、なかなか過酷な状況。そんな中、Takaが言った「一歩一歩の階段の延長上に見える風景」という言葉がよかった。
で、Liveのほうだけど、よかったのは、完璧なシンガロングが起きた「Taking off」、スマホの灯りが美しかった「Wherever you are」、やたら盛り上がる「One Way Ticket」と「The Beginning」に、この曲でワンオクと出会った「完全感覚Dreamer」あたり。
Back Stageやオフの様子含め、素直に好感持てた番組だった。
● On Air Set List:ONE OK ROCK LIVE&DOCUMENTARY "AMBITIONS ASIA TOUR 2018" in TAIWAN (Space Shower TV)
M-01. Taking off
M-02. Crying Out
M-03. Wherever you are
M-04. One Way Ticket
M-05. The Beginning
M-06. 完全感覚Dreamer
* Filmed Live at 台北南港C3中信金融園區,Taipei on 27th Jan.2018.
* 2018 Space Shower Networks Inc.
夕方にかけて、わんこ達を連れて、いつもの「Starbucks Coffee TSUTAYA馬事公苑店」へ。グランデのドリップコーヒー飲みつつ、誉田哲也の「ノーマンズランド」を読む。だいぶ進んだ。ごちそうさまでした。
今日もいい天気の世田谷地方。ちょっと肌寒いけど、駒沢公園で軽くランニングすることに。BGMはFoo Fightersの「Concrete and Gold」。しっかしDaveは熱い。その後はベンチで誉田哲也の「ノーマンズランド」を読もうと思ったんだけど、近くに酔っぱらいのピクニック集団がいて、うるさくて退散。
昨夜の雨もあがり、天気がもちそうだったんで、LoveとPeaceの散歩をかねて、駒沢へ。昼飯用にいつもの駒沢「glouton」。野菜ツナサンド、コロッケサンド、チーズフランスにチョコクロ。今週も週末の鉄板。ごちそうさまでした。
その後は駒沢公園を散歩。Tシャツ1枚だと、ちょっと肌寒いけど、気持ちいい。帰りにみた桜新町の八重桜も満開。来週のさくら祭りは桜は散ってるかも。。。
しっかし今日は朝から映画をよく観た。「Thirteen Days/13デイズ」、「La La Land/ラ・ラ・ランド」に、「Burn After Reading/バーン・アフター・リーディング」、頭がぼーっとしてきたんで、北烏山緑道あたりをLoveと夕方散歩。
あのCulture ClubのLive映像「Culture Club IN CONCERT Baloise Session 2016」(2017/BD)がWOWOWで「カルチャー・クラブ ライブ・イン・バーゼル 2016」として放送された。
これ、The World Tour 2016 Tourの中から2016/10/26、Swiss・BaselのEvent Halleで行われたLiveが収録されたもの。Culture ClubのStageを観るなんて、もうなん10年ぶり。Boy Georgeのガタイはデカくなってたけど、そんなに違和感はなくて想定の範囲。で、声の良さはぜんぜん衰えてなくて、Soulful。All Time Bestな選曲で、3分間のPop Musicってやっぱりいい。
特によかったのは、やたらPopな「It's a Miracle」、カリブな感じがとても好きだった「I'll Tumble 4 Ya」、ReggaeなRhythmが気持ちいい「Everything I Own」、Evergreenな美メロの「Time(Clock of the Heart)」、Blue Eyed Soulの代表曲「Miss Me Blind」、Pete Burns(Dead or Alive)に捧げ、この曲こそ完璧だと思った「Do You Really Want to Hurt Me」、大袈裟なBallad「Victims」、PopなMelodyに辛辣な歌詞の「The War Song」、最近カラオケに行ってないと思った「Karma Chameleon」に、T.RexのCoverで「Get It on」あたり。
ひさびさに名盤「Colour by Numbers」(1983)が聴きたくなった。
● Culture Club IN CONCERT Baloise Session 2016/Culture Club (2017/BD)
M-01. Church of the Poison Mind
M-02. It's a Miracle
M-03. I'll Tumble 4 Ya
M-04. Move Away
M-05. Everything I Own
M-06. Black Money
M-07. Time(Clock of the Heart)
M-08. Like I Used to
M-09. Different Man
M-10. Miss Me Blind
M-11. The Crying Game
M-12. Do You Really Want to Hurt Me
M-13. Victims
M-14. The War Song
M-15. Karma Chameleon
M-16. Get It on
* Filmed Live at Event Halle,Basel,Switzerland on 26th Dec.2016.
* Executive Produce:Beatrice Stirnimann
* Director:Roli Barlocher
* (C)SESSION BASEL LTD 2016.
cf. Culture Club My CD/DVD List
- Culture Club IN CONCERT Baloise Session 2016 (2017/BD)
New Album「梵匿 -bonnoku-」をReleaseしたBRAHMAN。この2月にスペシャで放送された「V.I.P.-BRAHMAN-」について。
この番組、Albumについて語るTOSHI-LOW(Vo)、細美武士(the HIATUS/MONOEYES)とTOSHI-LOWの対談、谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)とTOSHI-LOWの対談、山口洋(HEATWAVE)とKOHKI(Gt)、MAKOTO(Ba)、RONZI(Dr)の対談に加え、日本武道館公演"八面玲瓏"の模様が放送された。
Albumに参加した谷中敦からは「4人でやってきたBRAHMANの世界観に入ることは怖かった」と語り、親友で飲み友達の細美武士からは二人の愛読書が「武士道」であったりと面白かった。特にSoul Flower UnionとHEATWAVEで2Versionある「満月の夕」では歌詞を合わせたものをBRAHMAN版として収録したあたりの話はほんとよかった。
特に"2018年2月9日 日本武道館 BRAHMAN「八面玲瓏」"で、武道館の八角形の天井を使った画像投射は面白かった。
ともかくNew Album「梵匿 -bonnoku-」を聴かねばならない。
● On Air Set List:V.I.P.-BRAHMAN- (Space Shower TV)
M-01. 今夜
M-02. AFTER-SENSATION
M-03. 満月の夕
M-04. 賽の河原 *2018年2月9日 日本武道館 BRAHMAN「八面玲瓏」
M-05. AFTER-SENSATION *2018年2月9日 日本武道館 BRAHMAN「八面玲瓏」
M-06. 警醒 *2018年2月9日 日本武道館 BRAHMAN「八面玲瓏」
M-07. ANSWER FOR...
* 2018 Space Shower Networks Inc.
ほんと読みまくってる原田マハ。馬事公苑Tsutayaで買って読んでみた「翼をください」(上/下)(角川文庫)について。
こんなあらすじ。歴史の闇に葬られた国産飛行機"ニッポン号"に関する写真を見つけた新聞記者の"翔子"は、カンザス州アチソンを訪ねる。この辺鄙な町には、カメラマンとしてニッポン号に参加していた"山田順平"が病院の片すみで暮し、そこは世界一周を目指した女性パイロット"エイミー・イーグルウィング"が生まれた町だった...。
これ、真の自由を求めて飛び立ったアメリカ人女性パイロットと前人未到の世界一周飛行に挑んだ日本の男達の勇気と友情を描いた物語。その女性パイロットは世界一周目前にして太平洋上で失踪し、その2年後の1939年、純国産飛行機"ニッポン号"は2か月をかけて世界一周という快挙を世界で初めて達成したが、戦後GHQによってその事実を意図的に葬られていた。この2つの実話(ノンフィクション)自体、私自身知らなかったけど、原田マハは1つの物語(フィクション)として描いている。女性パイロットは、空から見たら国境はどこにもなく、「世界はひとつ」と語り、登場するアインシュタインは「世界はひとつではない、だから共存が必要だ」と語る。太平洋戦争の直前の1939年に平和を語ること自体がグッとくる。そして極秘で"ニッポン号"に乗り込んだ女性パイロットと日本の乗組員の間に生まれる心の絆がグッとくる。平和への願いが綴られた良書だと思う。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
次世代を担うアーティストに迫る新たなWOWOWオリジナル企画「LIVE TIPS」。第1回目のtricotに続き、雨のパレードがフィーチャーされた「LIVE TIPS #2 雨のパレード」を観た。
雨のパレードは正直聴いてこなかったけど、まずこの放送で観たLive、ともかく光の使い方がうまい。そもそもエフェクトを多様した音作りなので、音の深みを追及した姿勢がハンパない。これでLiveでの光とシンセの音があいまって、幻想的な空間を作り出していた。使用される機材の多さも凄いし、それを使いこなしてRecordingもLiveもやっている。そして特にVocalの声質も結構ツボで絶対音源が聴きたくなった。そうそう恵比寿Liquidroomでのきのこ帝国の対バンもいい感じだった。
特によかった曲は、Popな音の厚さの「Change your mind」、ほんと名曲だと思った「Shoes」、しみるMidium Tuneの「breaking dawn」、ハナレグミのCoverで「光と影」、残響感とBeat感がたまらない「bam」、夢あるけど日常的な歌詞がいい「Tokyo」、切ない「You」、別れと前進の歌「MARCH」、PopだしMelody Lineが最高な「What's your name?」、そして静寂感の「夜の匂い」あたり。
ともかくNew Album「Reason of Black Color」を聴こうと思う。
● On Air Set List:LIVE TIPS #2 雨のパレード (WOWOW)
M-01. Change your mind
M-02. Shoes
M-03. breaking dawn
M-04. 光と影
M-05. bam
M-06. Tokyo
M-07. You
M-08. MARCH
M-09. What's your name?
M-10. 夜の匂い
* Filmed Live at Blitz Akasaka on 10th Jan.2018.
My Hair is Badの3rd Album「mothers」(2017/Album)。
前作「woman's」から今作「mothers」となったように、リアル恋愛だけでなく愛情や家族や友情や哀愁や現状を歌った生きざまが描かれてる。それは彼らが赤裸々に吐いたドキュメンタリーような曲に今作も魅かれるんだけど、今まで感じてきた情景を元にやっぱり先に進んでる気がする。ともかく曲について。
・M-01「復讐」:疾走感のある爆発的Soundで始まるOpening Tune。まさにマイヘアの今を語ってるような♪ずっとこのままじゃいられない♪という曲。
・M-02「熱狂を終え」:M-01のままの疾走感。いい意味でマイヘアらしいコード進行の曲展開。
・M-03「運命」:♪きっと終わりだった ずっとわかっていた もう何も言わなかった♪。別れの曲。
・M-04「関白宣言」:等身大のLove Song。
・M-05「いつか結婚しても」:やたらジワっとくるHappy End。あのウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」を彷彿。
・M-06「元彼女として」:♪恋愛なんて疲れたの もう何も信じないわ♪なんて毒と弱さがいいTempoで気持ちいい。
・M-07「僕の事情」:朗読。
・M-08「噂」:駆け落ちをイッキに歌う。
・M-09「燃える偉人たち」:Lyricの押韻を多用したRap Metal。意味深な言葉を並べながらもなんかひっかかる。
・M-10「こっちみてきいて」:すぐ隣にいる君に語りかけるような近距離さ。恋人との日常のさり気ない幸せ。
・M-11「永遠の夏休み」:少年期の記憶と情景が重ねられたPoetry Reading。♪僕はずっと同じところを回っている そしていつか終わりが必ずやってくる♪。まさにマイヘアらしい。
・M-12「幻」:♪幻みたいになっていくんだね 恐ろしいぐらいに冷めていたね 「もしもあの時泣いてたらどうしてた?」そう言えばもう朝だ♪。赤裸々な別れの歌。
・M-13「シャトルに乗って」:♪教科書で地球の歴史を見た 僕は端っこの方にいた 時計は進んでいた♪、♪僕らただ笑っている たまに泣いている まだ悩んでいる 少し堪えている 時代は変わっていく 争いは続いていく 愛し合っている だから手を繋いでいる 今日もありがとう また明日ね♪...表現者としての進化を感じられるAlbumのClosing Tune。
このままの青さを失って欲しくないマイヘアの3rdだった。
● mothers/My Hair is Bad (2017/Album)
M-01. 復讐
M-02. 熱狂を終え
M-03. 運命
M-04. 関白宣言
M-05. いつか結婚しても
M-06. 元彼女として
M-07. 僕の事情
M-08. 噂
M-09. 燃える偉人たち
M-10. こっちみてきいて
M-11. 永遠の夏休み
M-12. 幻
M-13. シャトルに乗って
* My Hair is Bad:椎木和仁(Vo/Gt)、山本大樹(B/Cho)、山田淳(Dr)
* Words & Music by 椎木和仁
* Engineered by 永田進
* Recorded at Studio Cooper.
* Mastered by Joe LaPorta at Sterling Sound.
* UPCH-20464 EMI 2017 EMI Records,Universal Music Llc.
cf. My Hair is Bad My CD/DVD List
- JAPAN'S NEXT 2015→2016 SPECIAL CD (2016/Album)
- woman's (2016/Album)
- mothers (2017/Album)
ノベルズ版を読んだ勢いでひさびさに観直した「Rogue One:A Star Wars Story/ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016/Cinema)。今回は日本語吹替版。
あらためてあらすじを。帝国軍の誇る究極兵器Death Starによって、銀河は混乱と恐怖にさらされていた。窃盗、暴行などの悪事を重ねてきたJyn(Felicity Jones)は反乱軍に加わり、あるミッションを下される。それはDeath Starの設計図を奪うという困難なものであった。彼女を筆頭にCassian(Diego Luna)、Chirrut(Donnie Yen)、Baze(Jiang Wen)、Bodhi(Riz Ahmed)といったメンバーで極秘部隊"Rogue One"が結成され、ミッションが始動するが...。
圧倒的な破壊力を誇る帝国軍の宇宙要塞Death Starの設計図を奪うという任務を遂行した反乱軍兵士たちの戦いを描いたEP4の10分前までの話で、通称"Episode3.9"。この「ローグ・ワン」を日本語吹替版を観るのは初めてだったけど、特に声優の声的に違和感を感じなかったり、やっぱり日本語だとダイレクトに伝わってくる。しっかし、殉死しまくるメンバーとか、ベイダ―卿の最強で最凶さとかほんと容赦ない。だからこそ、最後のレイア姫の「希望」という言葉に泣けてしまう。
いやー、これはやっぱり名作だと思う。
たまに読んでる有川浩。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「アンマーとぼくら」(講談社)について。
こんなあらすじ。小学生の時に母を亡くした"リョウ"。父親はすぐに再婚するが義理の母親"晴子"に心を開けなかった。大人になったリョウは、晴子さんに会いに沖縄に帰り、親孝行のため「おかあさん」と3日間島内を観光する。観光を続けるうちリョウは何かがおかしいことに気がつく...。
これ、父親が再婚した母親と過ごす3日間の親孝行を描いたファンタジー。おかあさんと家族になった沖縄で、父親と3人で巡った場所をおかあさんのガイドで辿っていくんだけど、かつて新しい母親に心を開けなかったり、子供のような父親を許せなかったりと1つ1つの子供の頃の思い出が蘇り、おかあさんとリョウの絆がゆったりと深まっていく。そして訪れる先々で懐かしい親子を見かけるんだけど、沖縄という慈悲深い土地が見せてくれる神秘的な奇跡で、これがほんとに泣けてくる。
かりゆし58の「アンマ―」に着想を得たというこの小説、ひさしぶりに聴きたくなった。
cf. 有川浩 読破 List
- 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (2006)
- 図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (2006)
- レインツリーの国 (2006)
- クジラの彼 (2007)
- 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3) (2007)
- 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4) (2007)
- 阪急電車 (2008)
- 別冊図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5) (2008)
- 別冊図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6) (2008)
- ヒア・カムズ・ザ・サン (2011)
- 空飛ぶ広報室 (2012)
- アンマーとぼくら (2016)
ちょっと気になってたMY FIRST STORY。彼らのLive映像「MY FIRST STORY "MMA" TOUR 2017 FINAL at 幕張メッセ」(WOWOW)について。
MY FIRST STORYっていままでONE OK ROCKを彷彿させるところもあって、正直聴いてこなかった。ただこの形が今のRock Sceneでの1つのカタチなんだと思う。で、この映像は彼らが行ってきたツアーのFinal公演で、2017年12月23日に幕張メッセ国際展示場9~11ホールで収録されたもの。印象的なOpening Videoが流れ、爆音とともに幕が落ち、そこにはBandとフルオーケストラの姿があった。これでイッキにテンションがあがった。
特によかったのは、シンガロングが凄かった「ALONE」、オーケストラと合う壮大さの「悪戯フィクション」、幻想的なBGVの「失踪FLAME」、凄まじいMoshとDiveの「LET IT DIE」、スケールがデカい「CHILD -error-」、この曲でMY FIRST STORYを知った「不可逆リプレイス」あたり。
彼らのドキュメンタリー映画「MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM -全心-」も観てみたいと思う。
● On Air Set List:MY FIRST STORY "MMA" TOUR 2017 FINAL at 幕張メッセ (WOWOW)
M-01. 終焉レクイエム
M-02. ALONE
M-03. Black Rail
M-04. 悪戯フィクション
M-05. Missing You
M-06. REVIVER
M-07. この世界で一番の幸せ者にはする事など出来ないかもしれないけど...
M-08. 失踪FLAME
M-09. 虚言NEUROSE
M-10. LET IT DIE
M-11. Zero Gravity
M-12. BOOM
M-13. CHILD -error-
M-14. Tommorrowland
M-15. モノクロエフェクター
M-16. 不可逆リプレイス
* Filmed Live at Makuhari Messe on 23rd Dec.2017.
* Produced by WOWOW in association with Rikkyu.
以前観た「Alice In Wonderland/アリス・イン・ワンダーランド」」(2010/Cinema)。この続編「Alice Through the Looking Glass/アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。亡き父の後を継ぎ、船長として世界の海を旅していたAlice(Mia Wasikowska)は、3年におよぶ船旅からLondonに帰郷したが、父のワンダー号を手放さなければならない現実に直面する。そんな時、青い蝶Absolemに導かれたAliceは鏡を抜け、再びWonderlandへ向かう。Wonderlandでは、Mad Hatter(Johnny Depp)が死んだ家族の帰りを待ち、悲しみに沈んでいた。Aliceは白の女王(Anne Hathaway)達に頼まれ、Mad Hatterの家族を蘇えらせるべく、時を超える力を持つChronosphereを求め、時の番人Time(Sacha Baron Cohen)の城を訪ねるが...。
"不思議の国のアリス""鏡の国のアリス"をモチーフにした前作の続編で、心を閉ざしたMad Hatterを救うため、Aliceが禁断の時間の旅に挑むFantasy Adventure。前作の監督だったTim Burtonは製作にまわってるけど、ともかく奇天烈なキャラクターが楽しい。Johnny Deppが白塗りで扮したMad Hatter、Helena Bonham Carterの頭部をVFXで巨大化させて赤の女王とか、Burton風味が今回もいい。Disneyらしい娯楽映画だった。
レベッカのLive映像「REBECCA LIVE TOUR 2017 at 日本武道館」(WOWOW)について。
活動休止を経て、2015年の再結成ライブから2年、約28年ぶりとなる全国ツアー「REBECCA LIVE TOUR 2017」より、2017/8/31,9/1に日本武道館で行われた最終公演が放送されたもの。Nokko、土橋安騎夫、高橋教之、小田原豊のオリジナルメンバーが揃い、Liveが行われるんだけど、あのRIJF2015で観たとき、Nokkoがデカくなっててちょっとびっくりしたもの。この映像でもやっぱりデカくて、正直キレッキレのDanceとは言えないけど、彼女の声量は全然衰えてない。ともかくみんないい歳の取り方をしている。しっかし、レベッカのLiveは大学生の頃、1987年1月にTanちゃんとここ武道館で観ている。いまでも歌詞を覚えていて、口ずさめるのはやっぱり楽しい。
特によかったのは、コケティッシュなこの曲が好きだった「76th Star」、この曲の切なさがたまらない「LONELY BUTTERFLY」、Popな「LONDON BOY」、等身大の歌詞がよかった「CHEAP HIPPIES」、GuitarのCuttingがかっこいい「MOON」、鳥肌が立った「フレンズ」、あのAlbumのLast Tune「Maybe Tomorrow」、Punkishな「Monotone Boy」、Reggae調の「真夏の雨」、若さと危うさをうたった「OLIVE」、この高揚感がたまらない「プライベイト・ヒロイン」に、この曲でレベッカに出会った「ラブ イズ Cash」あたり。
ひさびさに「WILD & HONEY」(1985)と「REBECCA IV~Maybe Tomorrow~」(1985)を引っ張り出して聴いてみよう。
● On Air Set List:REBECCA LIVE TOUR 2017 at 日本武道館 (WOWOW)
M-01. MOTOR DRIVE
M-02. 76th Star
M-03. LONELY BUTTERFLY
M-04. LONDON BOY
M-05. Cotton Time
M-06. CHEAP HIPPIES
M-07. MOON
M-08. フレンズ
M-09. Maybe Tomorrow
M-10. 恋に堕ちたら
M-11. Monotone Boy
M-12. 真夏の雨
M-13. OLIVE
M-14. プライベイト・ヒロイン
M-15. ラブ イズ Cash
* Filmed Live at Nippon Budokan on 31th Aug.,1st Sep.2017.
* Produced by WOWOW in association with FUJI PACIFIC MUSIC,Mu-Project.
今日もいい天気の世田谷地方。ひさびさに駒沢公園でウォーキング。結構汗かいた。
ほとんど桜は散ってるけど、まだまだお花見をするひとばかり。その後は公園のベンチで「燻り/黒川博行」を読む。
で、午後はLoveとPeaceを連れて、吞川緑道を散歩。途中寄った日体大にて。
吞川の桜はほぼ散っている。来年はちょっと早めに行こう。
新年度初めてのラーメンはずっと気になってた馬事公苑の「RAMEN CAFE de IINO」。ここ、あの都立大学「らーめん PARADE」を手がけた飯野さんの新店ということで、ほんとカフェなお店。いただいたのは「こいIINO 海老醤油」(830円也)。鰯、鯖、ウルメなどのに煮干しダシに鶏ガラベースの鶏白湯に生姜とにんにくと玉葱のういたスープに、歯切れのよい中太麺。これにローストされた豚と鶏の2種叉焼、ラディッシュ、三つ葉に塩昆布。ほんと研究されてる。それにしても、日当たりのいいカフェという感じで、わんこOKの席もある。次回はわんこの散歩のついでに寄ってみたい。ごちそうさまでした。
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