「Thirteen Days/13デイズ」を観た
1962年キューバ危機の真相に迫る緊迫の歴史サスペンス映画「Thirteen Days/13デイズ」(2000/Cinema)について。
こんなあらすじ。1962年10月16日、偵察機の映像からキューバの基地にソ連の弾道ミサイルが運び込まれたことが確認される。Kennedy大統領(Bruce Greenwood)は国家安全保障会議執行委員会を召集するが、軍を中心に委員達は空爆を勧める。第3次世界大戦勃発を恐れる大統領は司法長官の弟Robert(Steven Culp)、大統領特別補佐官の親友O'Donnell(Kevin Costner)と相談し、話し合いでの解決を模索する。だがソ連外相はあくまでミサイルの存在を否定し、会談は平行線をたどる...。
米ソ冷戦時代、世界が核戦争に最も近かった13日間とされる1962年のキューバ危機を題材にしたもの。慎重で現実派の大統領およびその側近と攻撃に踏み切りたいタカ派の将軍など、Kenedyら若い政治家達が、老獪なソ連や自国アメリカ内の強硬派を相手に、いかにこの危機を乗り切ったかが緊迫のまま描かれ、本当に面白かった。派手さは無いけど、魅入られる映画だった。
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