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Wednesday, May 30, 2018

「La vita è bella/Life Is Beautiful/ライフ・イズ・ビューティフル」を観た

Lavitaebella 公開当時本牧の映画館に観に行ったりととても好きな映画のひとつ「La vita è bella/Life Is Beautiful/ライフ・イズ・ビューティフル」(1997/Cinema)。ひさびさに観直した。
 こんなあらすじ。1939年、イタリアのトスカーナを訪れたGuido(Roberto Benigni)は、小学校教師のDora(Nicoletta Braschi)にひと目惚れし、あの手この手を尽くした。Guidoの純粋さに惹かれたDoraは結婚を承諾し、やがて可愛い息子Giosue(Giorgio Cantarini)も生まれ、3人は幸せな日々を送っていた。しかし、ファシズムの嵐が吹き荒れ出し、ユダヤ系のGuidoとGiosueは強制収容所に送られてしまう。Guidoは幼いGiosueに希望を与えて生き延びさせるため、この状況はゲームだと説明する。そう聞いたGiosueはゲームに夢中になるが...。
 これ、Roberto Benigniが監督、脚本、主演したヒューマンコメディで、ナチの強制収容所に収監されたある一家の物語が描かれている。特に後半は、絶望的な環境の中でも希望や陽気さを失わず、ホロコーストから幼い息子を守ろうと必死の芝居を続ける主人公とか、愛する家族のため自ら収容所へと赴く妻とか、家族の強い絆にジワっときたし、ユーモアと哀しみを交錯させた演出がほんと秀逸だったと思う。ほんといい映画だった。

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