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Friday, May 11, 2018

「Moonlight/ムーンライト」を観た

Moonlight 第89回アカデミー賞作品賞の「Moonlight/ムーンライト」(2016/Cinema)、やっと観れた。
 こんなあらすじ。マイアミの貧困地区で生まれ育った黒人少年のChiron(Alex Hibbert)は、内気で学校では"Little"(チビ)と呼ばれいじめられていた。家庭でも麻薬常習のシングルマザーの母親Paula(Naomie Harris)から育児放棄されていた彼は、何かと面倒をみてくれる麻薬ディーラーのJuan(Mahershala Ali)を父親のように慕うようになる。やがて高校生になったChiron(Ashton Sanders)は、同級生Kevin(Jharrel Jerome)に友情以上の想いを抱くようになる...。
 これ、マイアミの貧しい地区で暮らす黒人少年の姿を、少年期、高校時代、そして大人へと成長した3つの時代を通して描いているんだけど、それぞれの時代が痛々しい。極端に無口な少年時代は父親代わりの麻薬ディーラーに徐々に心を開いていき、ゲイとして目覚めた高校時代は暴力にまみれ、麻薬ディーラーとなった今ではストリートの厳しい現実から同性愛の葛藤までが描かれているもの。あらためて、別々の役者が同じ目を持ってるというこの映画のポスターが素晴らしい。
 逆境の中で懸命に生き、自分の居場所を捜し求める主人公の魂が、繊細に描写されたセンチメンタルなLove Storyで、黒人のおっさんの甘酢っぽさがなんかたまらなかった。

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