「億男/川村元気」を読んだ
馬事公苑Tsutayaを徘徊していて、読んでみたくなった川村元気の「億男」(文春文庫)について。
こんなあらすじ。弟の借金を抱え、妻子にも去られ、キツキツの生活をしていた図書館司書の"一男"は、たまたまひいたくじ引きであてた宝くじで、3億円を当ててしまう。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった大学時代の親友"九十九"のもとを15年ぶりに訪れる。だがその直後、九十九と3億円が消え、その行方を追って、一男の冒険が始まった...。
これ、億という金をいきなり手にした男はどうなってしまうのかという小説であり、実はソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ドナルド・トランプなどなどの名言も載ってる実用書であったりする。金と人間の生々しい話がじわじわと伝わってきて、お金がとんでもない怪物に思えてくるし、小説としてお金持ちになることが本当に幸せなのかということが書かれている。それにしてもチャップリンが残した名言「人生に必要なのは勇気と想像力、そして少しのお金だ」には、なるほどなぁって思えた。
これ映画化されるみたいだけど、不思議な1冊だった。
cf. 川村元気 読破 List
- 世界から猫が消えたなら (2012)
- 億男 (2014)
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