炉端きばらし@三軒茶屋
で、皿うどんのあと、三角地帯の中をさまよい、たどりついたのは「炉端きばらし」。生牡蠣、肉豆腐、茄子田楽、焼き玉葱にカレー風味のマカロニサラダ。どれも焼酎によく合う。しっかし今日も三茶満喫。ごちそうさまでした。
で、皿うどんのあと、三角地帯の中をさまよい、たどりついたのは「炉端きばらし」。生牡蠣、肉豆腐、茄子田楽、焼き玉葱にカレー風味のマカロニサラダ。どれも焼酎によく合う。しっかし今日も三茶満喫。ごちそうさまでした。
銭湯帰り、三茶「長崎菜館 來來來」へ。いただいたのはいつもの「皿うどん(太めん)」(1,000円也)。イカ、貝、海老、かまぼこなどのふんだん魚介類、キャベツ、玉ねぎ、白菜、モヤシなどふんだん野菜そして豚肉と具材の旨味が染み込んだ塩味。これを太めな麺と混ぜながらいただく。絶妙な優しい味なんだけど、途中ソースを足すとこれまた絶品。ビールとともにいただいた「一口餃子」もうまい。やっぱり三茶といえばココ。ごちそうさまでした。
で、飲む前に三茶・太子堂にある銭湯「富士見湯」へ。ここ、マンションの1Fにあってなかなかきれい。温度もそれほど高くなく、薬湯も玉露茶とカテキンで香りがいい。湯と水風呂を交互に何回も入り、ほんと気持ちよかった。ここ、三茶では1番の良さかも。また来たい銭湯発見しました。
で、腰痛も治まったので、ひさびさに駒沢公園でウォーキング。サンボマスターの「YES」を聴きながら4kmほど。しっかし9時過ぎなのにもう酷暑。汗が止まらない...。そのあとは樋口毅宏の「アクシデント・レポート」を読む。600ページ超えの大作、そろそろ終盤に突入。やっぱり面白い。
今日は「Solo:A Star Wars Story/ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」公開初日、やっぱり映画館へ。
そのままStoryを転記:
スター・ウォーズのヒーロー伝説は、ここから始まる!
「スター・ウォーズ」最新作!
シリーズ屈指の人気を誇るハン・ソロは、いかにして愛すべき悪党<ハン・ソロ>となったのか!?
スター・ウォーズのヒーロー伝説のはじまりを描く、ノンストップ・アクション大作。銀河一のパイロットを目指すハン・ソロと、生涯の相棒チューバッカ、そしてミレニアム・ファルコン号との運命の出会いとは?
やがて彼は、謎の美女キーラらと共にカリスマ性を持つベケットのチームに加わり、"自由"を手に入れるために莫大な金を生む"危険な仕事"に挑む!
若きハン・ソロとチューイとミレニアム・ファルコムが揃うだけで全身に鳥肌となった。SWらしい冒険活劇でした。
面白そうだったので観てみた「関ヶ原/SEKIGAHARA」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。幼くして豊臣秀吉(滝藤賢一)に才を認められた石田三成(岡田准一)は、やがて大名に取り立てられる。そして自分の石高の半分を持って、猛将として名を馳せた牢人の島左近(平岳大)を家来に請う。秀吉に忠誠を誓いながらも利害によって天下を治めることに疑問を抱き、正義で世の中を変えようとする三成の姿に興味を持った左近は、二つ返事で配下に入る。一方、秀吉の体調がおもわしくない中、天下取りの野望を描く徳川家康(役所広司)は秀吉恩顧の武将たちに言葉巧みに取り入っていく...。
高校生の頃に読んだ司馬遼太郎原作の「関ヶ原」の実写版。豊臣秀吉亡き後の天下をめぐり、徳川家康を総大将とする東軍と石田三成率いる西軍が激突した"関ヶ原の戦い"を描いている。正義をまっとうするという新しい三成の人物像を演じた岡田准一もよかったし、策略を駆使し三成を追い詰めていくしたたかな家康を演じいた役所広司がよかった。
とは言っても、やっぱりすごかったのは"関ヶ原の戦い"合戦のシーン。えげつないし、戦場に残された膨大な骸は残酷だし、このシーンは日本の時代劇映画のレベルを一段上げたと思う。観てよかったと思う。
今日は7月に上海に赴任するOhrさんの送別ランチ。場所は大崎駅の「CAFÉ& HALL ours」のレンタルスペースを借り、五反田の「7025 Franklin Avenue/フランクリン・アベニュー」からケータリングしたサンドイッチを食べまくり。しっかしひさしぶりのフランクリン・アベニュー、ローストビーフとかハム&チーズとかツナとかタマゴとかアボガドとかサーモンとか、どれもこれも美味しい。しっかし、中国は昔担当してたし、ほんとがんばってほしいなぁ。またいつか会いましょう。ごちそうさまでした。
いつか観たいと思っていた「茅ヶ崎物語~MY LITTLE HOMETOWN~」(2017/Cinema)、やっと観れた。
これ、桑田佳祐をはじめ数々のミュージシャン、文化人などを輩出してきた文化・芸能の地"茅ヶ崎"を巡る壮大な音楽探訪記。こんなあらすじ。サザンオールスターズの名付け親である宮治淳一は、同級生の桑田佳祐が還暦を迎えるにあたり、茅ヶ崎の芸能史を探る映像作品を制作し、桑田にプレゼントしようと思い立つ。映画監督の熊坂出と人類学者の中沢新一に協力を求め、茅ヶ崎と芸能との関係性を多角的に分析する...。
あの加山雄三へのインタビューとか、高校生時代の宮治の記憶をもとに作られた「鎌倉高校文化祭で行われた桑田はじめてのLive」を描いたドラマとか、異色な映画。で、なんといってもよかったのは、桑田佳祐自身が出演し、あの烏帽子岩で撮影されたLiveシーン。The Beatlesの「Money」とElvis Presleyの「Blue Suede Shoes」が演奏されてるんだけど、波しぶきがあがる中の映像がとてもよかった。
海、御輿、祭、そして音楽。「Just Another 田舎町」という茅ヶ崎に今も昔も日本人の心が息づいてるという不思議な映画でした。
今日の夕飯は、渋谷で途中下車し、センター街奥地にある「中国ラーメン 揚州商人」へアゲイン。いただいたのは、酸っぱい黒酢と青菜がいいバランスの「黒酢炒飯」、コクのある酸っぱさの「スーラータンメン」に100円クーポン活用中の「焼き餃子」。ここ最近の暑さに疲れた体に良いと思いたい。ごちそうさまでした。
Liveで観て、Album「人生はまだまだ続く」(2015)をじっくり聴いてハマったキュウソネコカミ。そのキュウソのMajor 2nd Album「にゅ~うぇいぶ」(2017/Album)について。
絶対進化しているド派手なSound Production、自分自身のことを含めいまの世相を風刺しまくり、自由自在に社会に噛みついたた辛辣で切ないLyric、そんな曲で溢れてる。それでも「わかってんだよ」という本音だけでギミックのない曲も書く。ともかくキャッチーな曲とディスの向こうにある優しい目線というキュウソの強みに、キュウソ自身がもう1回気づいたんだと思った。素直にキュウソの魅力がつまった1枚かと。
今回Albumの特設に歌詞がバッチリ公開されてる。歌詞も観ながらともかく曲について。
・M-01「5RATS」:いきなりのHardな音で始まるAlbumのOpening。♪勝ち組に生まれたわけではない から努力は必要さ♪、いい歌詞だ。
・M-02「サギグラファー」:♪愛してくれよ無加工の俺を♪、単なる有名人のフォトセッションのことかと思ってたけど、こんな歌詞があるとはやっぱりキュウソは深い。
・M-03「メンヘラちゃん」:♪被害妄想頭を支配 君の世界に仲間いないの?♪、精神衛生含めストーカー的怖い世界。
・M-04「TOSHI-LOWさん」:♪圧倒的なパワー 圧倒的な存在感 圧倒的な体幹 圧倒的で無敵な感じ♪、TOSHI-LOWはきっと嬉しいと思う。
・M-05「☆断捨離☆」:♪捨てられない 捨てられない 2シーズン落ちの衣類♪、この曲は耳が痛い。
・M-06「自由恋愛の果てに」:♪家賃払わない 仕事も出来ない 夢追ってるだけの 燻り男 口だけ達者でたまに優しくて 言いくるめられてる ご飯食べさせる♪。この人種は絶えない。
・M-07「NO MORE 劣化実写化」:♪原作再現しつつのオリジナルストーリーに仕上げました 2時間以内に無理矢理 起承転結 壊れて行く♪、実写版「進撃の巨人」を観た時の感想そのまんま。
・M-08「ギラギラおじさん」:♪素敵な場所で二人朝までイチャイチャしたい 現実は甘くない誰かに見られてる♪、これも不変なテーマ。
・M-09「冬幻狂」:♪We wish you a merry Christmas マスクの中に隠れて街を抜ける 今更誰とも付き合えず やさぐれて心ささくれる♪、これも変わらない。
・M-10「邪邪邪 VS ジャスティス」:♪悪をもって悪を制す 勝った方が正しくなる 悪をもって悪を制す 勝った方が正義になるんだな♪、映画「Batman v Superman:Dawn of Justice/バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」をもっと卑近に。
・M-11「TaiFu is coming to Town」:♪期待はずれの台風 期待はずれの台風 期待だけさせて台風 どこかに消えてしまった♪、50過ぎたおっさんになってもこの気持ちはよーくわかる。
・M-12「俺は地球」:♪大体の人は良い人だ けど一部の自己中人間が 誰かの幸せ破壊する 周りにいるもの傷つける ちっちゃい歪みが広がって 大きな溝が生まれていく 地球の全ての命運は ほぼ人間にかかっている♪、考えてる規模がデカイ。
・M-13「サクランボウイ」:♪希望だけが膨らんで バカな男子は夢を見る 一生わかり切れぬ 女子の心 情熱は飛び出してまた消えた♪、中坊思春期最大のテーマ。
・M-14「わかってんだよ」:♪めんどくさい事やらなきゃダメだよ 何か一つでも極めてやるんだ あぁ僕は誇れる生き様目指し走るわ 十人十色の主役がいるんだよ♪、挫折して、ボロボロになって、いやーキュウソだからこそこの曲はジーンとくる。
・M-15「オーガニック狂い VS 添加物オバケ
またキュウソのLive、観たくなった。
● にゅ~うぇいぶ/キュウソネコカミ (2017/Album)
M-01. 5RATS
M-02. サギグラファー
M-03. メンヘラちゃん
M-04. TOSHI-LOWさん
M-05. ☆断捨離☆
M-06. 自由恋愛の果てに
M-07. NO MORE 劣化実写化
M-08. ギラギラおじさん
M-09. 冬幻狂
M-10. 邪邪邪 VS ジャスティス
M-11. TaiFu is coming to Town
M-12. 俺は地球
M-13. サクランボウイ
M-14. わかってんだよ
M-15. オーガニック狂い VS 添加物オバケ
* キュウソネコカミ are ヤマザキセイヤ(Vo./Gt.),ヨコタシンスケ(Vo./Key.),オカザワカズマ(Gt),ソゴウタイスケ(Dr.),カワクボタクロウ(Ba.)
* All Music:Kyusonekokami
* All Words:Seiya Yamazaki
* Recording & Mixing Engineer:Satoshi Hosoi
* Recording & Mixing Studio:Burnish Stone Recording Studio,Heartbeat Recording Studio.
* Mastering Engineer:Kotaro Kojima at Flair.
* VICL-64880 GBR 2017 JVCKENWOOD Victor Entertainment Corp.
cf. キュウソネコカミ My CD/DVD List
- 人生はまだまだ続く (2015/Album)
- にゅ~うぇいぶ (2017/Album)
Natalie Portman主演ということで観てみた「Jackie/ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。1963年11月22日、John F.Kennedy大統領(Caspar Phillipson)は、翌年の大統領選キャンペーンのためテキサス州ダラスに向かい、妻Jackie(Natalie Portman)も同行する。だが市内をオープンカーでパレード中、群衆とJackieの目前で暗殺される。夫の死に激しく動揺するJackieジャッキーだったが、父の死を理解できない子供達と向き合い、葬儀の取り仕切り、Lyndon B.Johnson副大統領(John Carroll Lynch)の大統領就任式への立ち会い、ホワイトハウスからの退去といった業務に追われる。そんな中、亡き夫が過去の人として扱われていくことに憤りを覚えたJackieは、夫の名声や功績を後世に残そうと考える...。
これ、ファーストレディであったJackieが過ごした、Kennedy大統領の暗殺から葬儀までの4日間を描いた実話的映画。アメリカ大統領史の凶悪な事件を妻の視点で描かれている。この映画の良さはやっぱりNatalie Portmanの熱演。夫JFKの死に激しく動揺しながらも、気丈にもファーストレディーとして取り仕切っていく姿が痛々しいし、りりしかった。
しっかしJFKの脳髄と血痕を浴びたシャネルのピンクのスーツは凄まじい映像だった。いい映画だと思う。
たまに読んでる恩田陸。馬事公苑TSUTAYAで買って読んでみた「EPITAPH東京」(朝日文庫)について。
こんなあらすじ。311東日本大震災を経て、刻々と変貌していく東京を舞台にした戯曲"エピタフ東京"を書きあぐねている筆者"K"は、自分は吸血鬼だと名乗る"吉屋"と出会う。将門の首塚、八王子の天皇陵...東京の死者の痕跡をたどる筆者Kの日常が描かれる"Piece"、徐々に完成に向かう戯曲の内容が明かされる作中作"エピタフ東京"、そして吉屋の視点から語られる"drawing"。3つの物語がたどり着く、その先にあるものとは...。
桜、多摩川、尾行、神田の古書街、シンゴジラ、墓碑銘、江戸の大火...筆者Kが書く23個の"Piece"がひっかかった日記の覚え書きのようで、バラバラの視点でジャンルを超えて、"東京"を描いていくんだけど、これが面白い。恩田陸の知的好奇心が赴くままに書かれていて、読んでるこっちの脳はほんと混乱をきたした感じ。
「夜のピクニック」とか「蜜蜂と遠雷」とかもいいけど、ぶっ飛んだ恩田ワールドもアリだと思う。
cf. 恩田陸 読破 List
- 六番目の小夜子 (1992)
- 三月は深き紅の淵を (1997)
- 光の帝国 常野物語 (1997)
- 月の裏側 (2000)
- ネバーランド (2000)
- puzzle(パズル) (2000)
- ライオンハート (2000)
- ドミノ (2001)
- 図書館の海 (2002)
- ねじの回転-February Moment (2002)
- 蛇行する川のほとり (2004)
- Q&A (2004)
- 夜のピクニック (2004)
- ユージニア (2005)
- 蒲公英草紙 常野物語 (2005)
- エンド・ゲーム 常野物語 (2006)
- 朝日のようにさわやかに (2007)
- 木漏れ日に泳ぐ魚 (2007)
- きのうの世界 (2008)
- 私の家では何も起こらない (2010)
- 私と踊って (2012)
- EPITAPH東京 (2015)
- 蜜蜂と遠雷 (2016)
今日の夕飯は、三茶の中華「中国料理 燕來香」にて、「冷やし中華」(1,050円也)。胡麻だれで酢と辛子が効いたタレに中華麺。具はトマト、きゅうり、レタス、叉焼に玉子。具がちょっと少ないけど、味はいい。梅雨の中休み、むわっとする暑さにさっぱり冷やし中華。追加した「焼売」(900円也)、高めだけど、肉がつまってた。ごちそうさまでした。
John Travolta主演ということで観てみた「I Am Wrath/リベンジ・リスト」(2016/Cinema)について。
こんなあらずじ。Stanley(John Travolta)は特殊部隊工作員という危険な仕事から足を洗い、自動車整備工として平穏に暮らしていた。しかし暴漢に襲われて重傷を負い、目前で妻Vivian(Rebecca De Mornay)を殺されてしまう。やがて実行犯が逮捕されるが、犯人が裏社会に君臨するボス"Lemi K"(Paul Sloan)の組織の人間だったことから、悪徳警官によって釈放されてしまう。理不尽な暴力と無力な警察に絶望したStanleyは、かつて特殊部隊の工作員として極秘任務に関わった殺人スキルを解き放ち、リベンジの鬼と化していく...。
妻を殺され、憤怒に駆られ復讐鬼となった元特殊部隊工作員の男が、悪党達を始末していくというリベンジアクションもの。あのベテランTravoltaの肉弾アクションが見ものちゃあ見ものなんだけど、正直粗いストーリーでひねりがない。良くも悪くも無難な流れでB級な印象は否めなかった。ちょっとツライ作品だった。
ゆうべは月に一度の燻製作り。みりんと日本酒と醤油に漬け込んだもも肉のスモークチキン、カマンベールチーズ、半熟玉子、ちくわ、コンビーフにVILLA MONTES赤。すっかり泥酔。ごちそうさまでした。
今日の昼飯は錦糸町まで遠征してずっと気になってた「真鯛らーめん 麺魚」へ。いただいたのは「特製真鯛らーめん」(1,050円也)。濃厚な真鯛出汁と鶏の塩スープにストレートな細麺。これに低温処理のレアなスライスチャーシュー、半熟玉子、青菜に海苔。スープを飲み進めば、鯛の身が浮かび、最後まで美味さが落ちない。行列も納得です。ごちそうさまでした。
6/23(土)雨が降る前に朝散歩。で、朝飯は立ち寄った駒沢大学駅のマックで朝マック。いただいたのはマック裏メニューの「裏ベーコンエッグマックサンド」。どこが裏だか、なにが裏だかよくわからない。ごちそさまでした。
昨日はひさしぶりに藤沢にある湘南のオフィスへ。で、夜は湘南のメンバーと懇親会。場所は藤沢の「旬肴 きん魚」。〆サバとか美味しい魚をいただきながら痛飲。しっかしいつもサポートしてもらって、ほんとありがたい。また行きましょう。ごちそうさまでした。
▲湘南のオフィスから見れる江の島。この景色も懐かしい。。。
2013年4月に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件を描いた「Patriots Day/パトリオット・デイ」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。2013年4月15日の"愛国者の日(パトリオット・デイ)"、恒例のボストンマラソンの最中、ゴール付近で爆弾テロが発生する。凄まじい爆発音がとどろき、煙が吹き上がり、パニックに包まれる中、会場を警護していたボストン市警殺人課の刑事Tommy(Mark Wahlberg)は、捜査の指揮を執る捜査官Richard(Kevin Bacon)らFBIとぶつかり合いながらも犯人を追う。やがて黒い帽子と白い帽子の男たちの存在が捜査線上に浮かぶ...。
このボストンマラソン爆弾テロ事件、日本でも大きく報じられて、たまたまボストンに住んでいた友達のことを心配したもの。で、映画のほうだけど、爆発で大怪我を負ったカップルや、犯人の逃走に巻き込まれる中国籍の若者など関係者達の苦悩や思いが込められた証言が入ったり、実際の監視カメラのアーカイブ映像とか最後の野球場でのシーンなど、事件当時の実際の映像が盛り込まれ、緊迫感をもって生々しく再現されていた。秀逸な社会派実録ドラマだったと思う。
あの「らぁ麺ドゥエイタリアン」が三茶にオープンということで、今日の夕飯は、「らぁ麺フロマージュ」をいただく。鶏ガラベースに昆布やホタテの旨味を効かせた黄金スープにコシのある細麺と九条葱。これにゴルゴンゾーラ入りの濃厚クリームチーズを麺に絡めていただく。東京ラーメンショー2015で食べて以来の1杯で、麺完食後、玄米と三つ葉のリゾットもたまらない。しっかしシャンデリアがあって、コンシェルジュがいるラーメン屋は初めてだ。ごちそうさまでした。
6/20(水)の昼飯は社食で「冷やし中華」(450円也)。具にトマト、キュウリ、もやし、玉子、ハムが乗った冷やし中華、麺は縮れ中太麺でタレは鉄板の醤油。これに辛子を溶かしていただくんだけど、ほんと鉄板な味。今年も三茶・三角地帯「長崎」の冷やし中華が食べたくなった。ごちそうさまでした。
1984年の浪人生だった頃、映画館に観に行った「Streets of Fire/ストリート・オブ・ファイヤー」(1984/Cinema)。30年以上ぶりに観直してみた。
こんなあらすじ。人気女性Rock歌手のEllen(Diane Lane)が開いた凱旋Liveに、Raven(Willem Dafoe)率いる暴走族The Bombersが乱入し、彼女を誘拐してしまう。久しぶりに町へと戻った彼女の元恋人Tom(Michael Paré)は、知り合ったばかりの女性元軍人McCoy(Amy Madigan)らとともにThe BombersのアジトからEllenを救出しようと行動を起こす。TomとマMcCoyはEllenの救出に成功するが、EllenはTomが報酬をもらうために立ち上がったと誤解する...。
これ、数年ぶりに故郷に帰ってきた男が、暴走族に誘拐されたかつての恋人のRock歌手を救うという青春アクション映画。今観るとWillem Dafoeはキモイし、話はわかりやすい西部劇っぽいし、ハンマーで戦う決闘シーンとか相当こっぱずかしい。でもLiveシーンは凄くいい。当時大ヒットしたDan Hartmanの「I Can Dream About You/あなたを夢見て」はPopで気持ちいいし、「Tonight Is What It Means to Be Young/今夜は青春」は大げさだけどかっこいい。RockとBikeの青春映画、ほんと懐かしかった。
Guns N' Rosesが1991年に2枚同時にReleaseしたAlbum「Use Your Illusion I」と「Use Your Illusion II」。このAlbumについて迫ったDumentary番組「Two Classic Albums Under Review:Use Your Illusion 1 And 2」(2007/DVD)がMUSIC AIRで「ガンズ・アンド・ローゼズ:名盤『ユーズ・ユア・イリュージョンI&II』制作秘話」として放送された。
これ、関係者のインタビュー含め、ガンズのAlbum"Use Your Illusion 1 And 2"に迫るDocumentary番組。ざっと振り返ると、Motley CrueやPoisonなどHeavy Metalという時流の中で登場したガンズ、LAでのクラブシーン、ルックスの良さ、"It's So Easy"、"Paradise City"、名盤であるDebut Album"Appetite for Destruction"、The Cultの前座、"Welcome To The Jungle"、DrumerのSteven Adlerの脱退、ヘロイン依存だったSlash、"You Could Be Mine"、Nirvanaの台頭、"Coma"、ガンズらしさを失っていない"Civil War"、過去との決別の"Yesterdays"、セントルイスでの暴動、Live→Party→Liveの日々、Bob DylanのCoverで宗教的な美しさを持った"Knockin' on Heaven's Door"、Paul McCartney and WingsのCoverで"Live and Let Die"、Elton Johnを尊敬していたAxel、"The Spaghetti Incident?"で終わったキャリア、幻のAlbum"Chinese Democracy"など、バンドとして栄枯盛衰が描かれていた。
1992年2月、"Use Your Illusion Tour"で来日した彼らを東京ドームで観ることができたのが懐かしい。ひさびさに2枚の「Use Your Illusion」が聴きたくなった。
cf. Guns N' Roses My CD/DVD List
- Appetite For Destruction (1987/Album)
- The Freddie Mercury Tribute Concert for AIDS Awareness (1992/DVD)
- Live In Chicago (2006/DVD)
- Two Classic Albums Under Review:Use Your Illusion 1 And 2 (2007/DVD)
- Chinese Democracy (2008/Album)
- Guns N' Roses Live at London O2 (2012/DVD)
- Appetite For Democracy:Live at the Hard Rock Casino-Las Vegas (2014/DVD)
今日の夕飯、桜新町の地で復活をはたした定食屋「きさらぎ亭」で「チキンカツ定食」(880円也)。熱々でジューシーで美味い。しっかし今日も桜新町のリーマンと学生で大繁盛。ごちそうさまでした。
面白そうだったので観てみた「Lion/LION/ライオン~25年目のただいま~」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。インドの貧民地区に生まれ育った少年のSaroo(Sunny Pawar)は5歳の時、停車中の回送電車内でつい眠り込むうち、走行する電車で遠く離れた地に運ばれ、そのまま迷子となってしまう。やがてSarooは、オーストラリアに住むJohn(David Wenham)とSue(Nicole Kidman)夫妻のもとへ養子として引き取られ、実子同然に愛情深く育てられて成長する。そして25年が経ったある日、人生に穴があいているような感覚を抱いてきたSaroo(Dev Patel)は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意する。わずかな記憶を手掛かりに、Google Earthを駆使しながら、大いなる探究の旅に乗り出していく...。
これ、5歳でインドで迷子になり、ストリートチルドレンとして都会をさまよい、養子となった異国オーストラリアで25年後、自分にあいた穴を受けるべく自己のルーツを求め、ついに見つけた故郷に帰るという実話のホームカミング映画。主人公の望郷の思い、蘇る記憶、生じる葛藤を見事に演じたDev Patel、あの「Slumdog Millionaire/スラムドッグ$ミリオネア」(2008)で以来の好演だった。
しっかし、最後に実際の映像とリンクするシーンを観て、マジで号泣してしまった。これ、お勧めです。
梅雨の中休みの日曜日。早朝、LoveとPeaceを連れて、桜新町方面を散歩。ふだんあんまり歩かないPeace、ゆっくりだけど帰り道はほとんど全部歩いてた。いいこっちゃ。
で、昼寝してから、夕方はLoveと散歩。今日は初めて世田谷線 若林駅あたりまで歩いてみた。Loveは歩いたり、だっこされたり。しっかし、腰痛、だいぶ歩けるようになったけど、油断大敵だ。
昼飯はちょっと前に三茶にオープンした"シュラスコとラーメンのお店"「麺GARAGE 肉ヲ見ル」へ。いただいたのは、「特濃混合魚介ラーメン」(800円也)。鯖、カツオ、ソウダ、ウルメ、昆布から取った魚介出汁をベースに、豚、鶏、牛、香味野菜に果物の非常に濃度が高い濃厚スープに、麺は中太のツルっとしたストレート麺。これに海苔、刻み葱に大きめの刻み玉葱。で、ラーメンが運ばれてくると同時にシュラスコスタイルのチャーシュー。噛むと肉汁が溢れるジューシーさで、しっかり焼かれた肉の美味しさを楽しめる。これは楽しい。しっかし、シュラスコとラーメンとは! ごちそうさまでした。
孤独のグルメ 韓国編の影響で、昨夜の夕飯は急遽、三茶KollaBoで韓国料理。濃厚チーズダッカルビをメインに、海鮮チヂミ、チャプチェ、、塩サラダをビールと黒ホッピーでいただく。特にチーズダッカルビは〆を鉄板焼きチャーハンにしていただく。これ、ほんと最高だった。五郎さんありがとう。ごちそうさまでした。
日曜日にぎっくり腰になって6日目、だいぶ痛みがおさまってきた。で、朝はLoveとひさびさの散歩。ボロ市通りを散歩したけど、世田谷交差点あたりで雨が降ってきて、散歩は中止。
で、夕方はPeaceも連れて、駒沢・小泉公園あたりまで散歩。で、小雨が降ってきたので、引き返す。
ともかく散歩行けずにすまなかった。
面白そうだったので観てみた「King Arthur:Legend of the Sword/キング・アーサー」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。イングランド王Uther(Eric Bana)の弟Vortigern(Jude Law)は、玉座を奪うべく謀反を起こし、Utherはまだ幼い息子Artherを逃がした後、絶命する。スラム街へと追いやられ、過酷な環境の中成長したArther(Charlie Hunnam)は生き抜く知恵を身に付け、肉体を鍛える。そんな中、キャメロット城に流れる川の水位が下がり、川底の岩に刺さったUther王の聖剣エクスカリバーが姿を現わす。真の王の復活を怖れる暴王Vortigernは、Utherの息子Artherを捜すよう家臣に命じるが...。
これ、あのGuy Ritchieが監督したArther王伝説の物語。スラムで育ったArtherの成長と戦いをソードアクション中心で描いていたんだけど、巨大な象など完全にファンタジーものだった。観る前は「Gladiator/グラディエーター」 (2000)的な歴史スペクタルを期待してたんだけど、ある意味「The Lord of the Rings/ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ(2001-2003)的な内容でちょっと想定外。うーーん、次回作は観ないかも...。
昔からちょいちょい聴いてるBeck。去年2017年Releaseの「Colors」(2017/Album)について。
最初聴いたときはElectroなBand Soundかと思ったけど、ともかく実験性とか革新性とかから振り切れてPopでColorful。小難しさなんてもうどうでもいいという境地でNon-Stopで最後まで聴けて、また何度も聴ける。Arrange含め細部までこだわったSound Productionの勝利だと思う。ともかくステ曲ナシの1枚について。
・M-01「COLORS」:Loopの気持ちよさで始まるOpening Tune。
・M-02「SEVENTH HEAVEN」:キラキラしたUpperなMelody Lineがほんといい。このAlbumでのMy Favorite Tuneがこれ。
・M-03「I'M SO FREE」:やたら楽しくて、LiveでJumpしたくなる。
・M-04「DEAR LIFE」:Ben Folds的な鍵盤の楽しさからのPsycheな浮遊感がたまらない。
・M-05「NO DISTRACTION」:ザクザクしたサスペンス感。
・M-06「DREAMS」:どこまでもPop過ぎて、Beatの鋭さでずっと脳内Loopされる。これもMy Favorite Tune。
・M-07「WOW」:Beatの上で遊んでる。
・M-08「UP ALL NIGHT」:鮮やかだし、重低音だし、Upperだし、サビの鮮やかさがたまらないDance Number。
・M-09「SQUARE ONE」:どこか枯れまくったMelody Lineが最高。
・M-10「FIX ME」:ドPopなAlbumを〆るたゆたゆ感。ほんといいAlbumだった、また聴こう。
ここ数カ月、風呂場で聴きまくってたBeck快進作!、これからも聴き続ける1枚だと思う。
● Colors/Beck (2017/Album)
M-01. COLORS
M-02. SEVENTH HEAVEN
M-03. I'M SO FREE
M-04. DEAR LIFE
M-05. NO DISTRACTION
M-06. DREAMS
M-07. WOW
M-08. UP ALL NIGHT
M-09. SQUARE ONE
M-10. FIX ME
* Produced by Beck,Greg Kurstin,Cole M.G.N.
cf.Beck My CD/DVD List
- Colors (2017/Album)
たまーに読んでる湊かなえ。三茶Tsutayaで買って読んでみた「物語のおわり」(朝日文庫)について。
こんなあらすじ。絵美は小さな山間の街で生まれ、両親は"ベーカリー・ラベンダー"というパン屋を営んでいた。両親が忙しいので、小さい頃から山の向こうの世界を想像しながら時間を潰していて、自分の物語を空想しては同級生の小野道代に話し、小説として書いていた。そんな彼女が書いた未完の物語「空の彼方」は、北海道で旅をする人々の間に手渡されていく...。
妊娠3ヶ月で癌が発覚した人、父親の死を機にプロカメラマンになる夢をあきらめようとする人、志望した会社に内定が決まったが自信の持てない人、娘のアメリカ行きを反対する人、仕事一筋に証券会社で働いてきた人...様々な悩みを抱えながら、人々は北海道へ旅をする。その旅の途中で未完の物語「空の彼方」を手渡されるというつながった短編集がこれ。北海道の雄大な自然を感じつつ、終わりのない物語「空の彼方」をそれぞれの人がそれぞれの感じ方をしていくんだけど、最後の最後に伏線が回収されて、本当の"物語のおわり"が見えたときは、なんか晴れ晴れとした気持ちになれた。
湊かなえ作品って、いやーな読後感で終わるのが自虐的で好きなんだけど、こんな気持ちいい終わりかたの作品もよかったです。
cf. 湊かなえ 読破 List
- 告白 (2008)
- Nのために (2010)
- 夜行観覧車 (2010)
- 往復書簡 (2010)
- サファイア (2012)
- 白ゆき姫殺人事件 (2012)
- 物語のおわり (2014)
- 絶唱 (2015)
- リバース (2015)
面白そうだったので観てみたSFスリラー映画「Life/ライフ」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。国際宇宙ステーションに世界各国から集まったメンバーは医師のDavid(Jake Gyllenhaal)、エンジニアのRory(Ryan Reynolds)やSho(真田広之)ら6人の宇宙飛行士で構成されていた。彼らは火星で採取した土壌サンプルを厳重に密閉されたラボに運び、分析を開始した。2日目、その土から長い繊毛を持つアメーバ状の地球外生命体を発見する。"カルビン"と名付けられたその微生物は次第に進化と成長を遂げ高い知能を誇るようになる...。
これ、国際宇宙ステーションを舞台に、火星で発見された生命体の脅威にさらされた6人の宇宙飛行士の恐怖を描いたSFスリラー。未知の生命体が次第に本性を現し、乗組員達を襲い掛かっていくという展開自体は、かの鉄板「Alien/エイリアン」(1979)や「The Thing/遊星からの物体X」(1982)を彷彿させるし、ラストシーンもなんか読めてしまったのは事実。それでも最後まで目が離せなかった。定番だしありがちなんだけど、おもしろかった。
Coen兄弟のサスペンスコメディーとのことで観てみた「Hail,Caesar!/ヘイル、シーザー!」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。1951年、映画の都ハリウッドが舞台。とある大手のCapitol Picturesの撮影スタジオでは、西部劇やミュージカルなど多彩なジャンルの新作映画が同時並行的に製作されていた。そんな中、同社が巨額の製作費を投じたローマ史劇大作「Hail,Caesar!」の主演俳優である人気スターのWhitlock(George Clooney)が、何者かに誘拐されてしまう。事件解決を任されたスタジオの何でも屋Eddie(Josh Brolin)は、個性豊かな俳優達を巻き込み、Whitlock奪還に向け奮闘する...。
これ、ハリウッド黄金期を舞台に大作映画の撮影中に誘拐された大スターを奪還すべく、スタジオに雇われた"何でも屋"による解決劇を描いたもの。この何でも屋もプロデューサーもスター達も問題や秘密を抱えていて、そんなズレをCoen兄弟がユーモアたっぷりに暴いていく。正直観終えて何が言いたかったのか最初はわからなかったけど、なんとなくそう感じた。
やっぱりどこかひっかかるCoen兄弟作品だった。
今から20年前の公開当時から何度か観ている「Armageddon/アルマゲドン」(1998/Cinema)。ひさびさに観直してみた。
こんなあらすじ。巨大な小惑星が地球に接近し、18日後の衝突が避けられないことが判明する。テキサス州の大きさにも匹敵するこの小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない。この危機を回避するには小惑星内部に核爆弾を仕掛け、内側から破壊するしかなかった。NASAのTruman(Billy Bob Thornton)は、この困難な任務を石油採掘のプロであるHarry(Bruce Willis)に依頼する。刻々と迫る滅亡へのカウントダウンの中、人類の運命を委ねられた14人の男達は小惑星へと飛び立った...。
これ、あのMichael Bayの出世作で、小惑星が接近し、地球との衝突まであとわずか18日、人類最後の希望は14人の男に託されるというSFスぺクタル映画。あの当時、映画館は人であふれ、サントラ「Armageddon:The Album」も売れ、Aerosmithの主題歌「I Don't Want to Miss a Thing」も大袈裟でよかったもの。今回あらためて観て、モニター越し父と娘の別れのシーンも、衝突が回避され全世界の人々が歓喜するシーンも、図らずも泣けてしまった。こんなに泣ける映画だったとはと思い直しました。
明日から雨になるとのこと、せっかくなんで、駒沢公園でウォーキング。今日のBGMは忌野清志朗の「BABY #1」。その後は公園のベンチで、読書。尾崎世界観の「苦汁200%」読了。ダラダラした文書だけど、その中に上に行きたい意思とスワローズ愛にあふれてる..。
梅雨の晴れ間、今日も気温が上がる前にLoveとPeaceを連れて、上町、豪徳寺、宮の坂あたりを散歩。日差しが強かったけど、日陰を歩いたんで、問題なし。しっかしこのあたりはわんこOKのお店が少ない...。
最近特に気になっているRyan Gosling。もう一度見直してみた犯罪アクション映画「Drive/ドライヴ」(2011/Cinema)について。
こんなあらすじ。自動車修理工場で働く寡黙な男"Driver"(Ryan Gosling)は、映像業界でカースタントをする一方、強盗の逃走を手伝う"逃がし屋"の仕事をしていた。"Driver"は同じアパートで暮らし幼い息子を育てる人妻Irene(Carey Mulligan)にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫Standard(Oscar Isaac)がいた。Standardは刑務所を出所するが、多額の借金を背負わされ、強盗の仕事を強要されていた。"Driver"はIreneとその息子のため、強盗計画の"逃がし屋"を引き受けることに...。
これ、車の修理とスタントマン、そして逃がし屋という顔を持つ孤独で寡黙な"Driver"が、思いを寄せる女性のために危険な抗争に突き進んでいく様を描いたクライムサスペンス映画。静寂でフィルム・ノワール的な雰囲気だし、映像は美しく、ほんとスタイリッシュな映画なんだけど、その中で血まみれでショッキングなバイオレンスシーンが差し込まれる。言葉に出さずに、感情を表現してるところがたまらない映画だった。
6/8(金)の昼飯は社食で「勝浦タンタン麺」(560円也)。真っ赤な辛み満載の々スープに中細ちぢれ麺。これに挽肉、葱、白菜という構成。これ、見かけ以上に激辛で食べるとイッキに滝アセ。もっと飲みたいけど、汗が出る。久々に蒙古タンメン中本に行きたくなった。ごちそうさまでした。
この4月、ONE OK ROCKの東京ドーム公演の模様がWOWOWで「ONE OK ROCK 2018 AMBITIONS DOME TOUR」として放送されたんでしっかりと観てみた。
2017年1月にReleaseした「Ambitions」をひっさげたONE OK ROCKのToure映像は、2017年3月のさいたまアリーナ、2018年1月の台湾などと映像を観てきたけど、今回は2018年4月5日に東京ドームで行われたもの。やっぱり東京ドームを2日間満タンにできるのはBandとしての人気ぶりの凄さがわかる。それに伴い演出もグレードアップしていて、Stageに埋め込まれたLED演出も凄いし、観客に配られた光るLEDのリストバンド含め、観客席からドーム全体を使われた演出が凄かった。
で、特によかったLiveは、レザー演出が凄まじい「未完成交響曲」、音の厚さとMelodicさがいい「The Way Back」、Domeにコダマしたシンガロングの「Clock Strikes」、壮大なMelody Lineの「One Way Ticket」、リストバンドのLEDが美しい「Wherever you are」、初期のHard Tuneの「Deeper Deeper」、Lightningがかっこいい「The Beginning」、このメンツはほんとアガッタ「Skyfall」、「Mighty Long Fall」、大シンガロングの「Nobody's Home」、やっぱりこの曲しかない「完全感覚Dreamer」あたり。
実は生でLiveを観たことがないワンオク。いつか絶対観たいBand。
● On Air Set List:ONE OK ROCK 2018 AMBITIONS DOME TOUR (WOWOW)
M-01. Taking Off
M-02. 未完成交響曲
M-03. キミシダイ列車
M-04. The Way Back
M-05. Clock Strikes
M-06. One Way Ticket
M-07. Wherever you are
M-08. Deeper Deeper
M-09. I was King
M-10. The Beginning
M-11. Skyfall featuring Koie from Crossfaith,MAH from SiM,Masato from Coldrain
M-12. Mighty Long Fall
M-13. Nobody's Home
M-14. Change
M-15. 完全感覚Dreamer
M-16. We are
* Filmed Live at Tokyo Dome on 5th,April 2018.
* Produced by WOWOW in association with FITZ ROY.
面白そうだったので観てみたGus Van Sant監督の「The Sea of Trees/追憶の森」(2015/Cinema)について。
こんなあらすじ。人生に深く絶望したアメリカ人男性Arthur(Matthew McConaughey)は、死に場所を求め、自殺の名所として知られる富士山麓の青木ヶ原樹海にやってきた。森の奥深くでひとり静かに睡眠薬を飲んで自殺するつもりでいたArthurだったが、そこへ森からの出口を求めてさすらう憔悴し切った日本人男性タクミ(渡辺謙)が現れる。妻子のところへ戻るため助けを求めてきたタクミと互いのことを語るうちに、2人は人生を見つめ直し生きるため樹海からの脱出を模索するようになる...。
これ、死に場所を求めて青木ヶ原樹海にやって来たアメリカ人男性が樹海からの脱出を試みる日本人男性と出会ったことで、自殺を思いとどまり人生を見つめ直す様を描いたもの。これ、第68回カンヌ国際映画祭では、「なんでわざわざ日本まで自殺にいくのか」ということで多くの観客からブーイングを浴びたとのことだけど、青木ヶ原樹海を神秘的な自殺の名所と知っている日本人から見ればそんなに違和感ない。むしろドキュメンタリータッチの展開から、過去の過ちを悔やみ、償いへと気持ちを整理していく主人公の心の展開が新鮮だった。なかなかひっかかった佳作だと思う。
永井豪原作のアニメ「鋼鉄ジーグ」をイタリア映画「Lo chiamavano Jeeg Robot/皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」(2016/Cinema)について。
こんなあらすじ。爆弾テロが相次ぐローマ郊外。冴えないチンピラのEnzo(Claudio Santamaria)は、警察に追われ潜った川底で放射性廃棄物のタンクに近づいてから体調不良に悩まされるが、自分がスーパーパワーを手に入れたと気づく。そんなEnzoが慕う年上の犯罪者Sergio(Stefano Ambrogi)が麻薬取引の現場で殺害されてしまう。Sergioの娘Alessia(Ilenia Pastorelli)は、Enzoを日本アニメ「鋼鉄ジーグ」の主人公・司馬宙に重ね、2人の距離は少しずつ近づいていく。そんな中、マフィア組織のリーダーCannizzaro(Luca Marinelli)の脅威が迫る...。
これ、犯罪と汚濁まみれのローマの下町で、超人的な力を得た男が"鋼鉄ジーグ"ファンの少女を守るため、闇の組織と戦う姿を描くファンタジーアクション映画。しっかしこの映画、主人公のチンピラのEnzoがいい。エロビデオと好物のヨーグルトしか楽しみがない孤独なチンピラだった彼が不死身のパワーを得て、最初にその力を使ったのはATM強奪だったし、少女への欲望は抑えきれない。MARVELやDCといった派手や大儀を背負ったヒーローでなく、少女へのなけなしの同情から、社会の底辺にいる男女が身を寄せ合うというどこかロマンチックな英雄像が描かれている。痛快でも爽快でもないけど、なんか希望が伝わる奇抜な映画だった。
タイトルだけは知ってて、なんか読んでみたいとずっと思ってた高村薫の「レディ・ジョーカー」<上/中/下>(新潮文庫)。この1か月、世田谷中央図書館で借りてイッキに読んでみた。
こんなあらすじ。薬局店主、警視庁刑事、トラック運転手、旋盤工、在日朝鮮人の信用金庫職員の5人は競馬場で知り合う。それぞれ5人は社会に対する言いようのない不満を抱えており、1兆円企業である日之出ビールの社長"城山"の誘拐を企てる。「身代金は20億。人質は350万キロリットルのビール」、合田警部補は事件を追う...。
これ、3冊で約1,500ページを超える超大作。グリコ森永事件を題材に、被差別部落問題、企業テロ、総会屋への利益供与、仕手筋による株価操作といった問題が浮上し、犯人グループ、日之出ビール、警察、検察、マスコミ、地下金融グループそれぞれが複雑に絡み合いながら物語が進んでいく。結末に向けて、その社会問題・経済犯罪が複数展開するためストーリー構成は重厚だし、主要登場人物も多く、複数の登場人物の視点が切り替わりながら、話が展開していくため、ほんと気が抜けない。
しっかし、総会屋と対峙する大企業の影の部分や、警察と検察の摩擦、マスコミの加熱報道の裏側など社会の見えない部分がこれでもかと描かれていて、ほんと読みごたえがあった。いやー読書したっていう読後の3冊だった。
cf. 高村薫 読破 List
- レディ・ジョーカー (1997)
ちょいちょい観てきている「Pirates of the Caribbean/パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ。そのシリーズ第5作「Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales/パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(2017/Cinema)について。
こんなあらすじ。英国軍の船モナーク号に乗る青年Henry(Brenton Thwaites)は、10年に1度しか陸に上がれない呪いにかかった父親Will(Orlando Bloom)を救える"ポセイドンの槍"を手に入れようと海賊Jack Sparrow(Johnny Depp)を捜す。しかしモナーク号は魔の三角水域で、かつてJackのせいで生ける亡霊と化した"海の処刑人"Salazar(Javier Bardem)とその部下の亡霊達に襲われて壊滅させられる。一方、落ちぶれたJackは無一文になり、銀行から金庫を盗もうとするが失敗し、処刑されそうになる...。
他力本願と強運によって危機から脱出するJack Sparrow、あの怪優Javier Bardemの登場、ひさびさOrlando Bloom、そして迫力満点のゾンビ鮫の襲撃など、過去のシリーズ作をうまく踏襲しつつ、あらたな刺激を与えてくれる。評論家に受けなくても観客に受ければ勝ちって思える。エンタメってこうあるべきって思える第5作だった。
Pinceが2016年4月に亡くなってほぼ1年、Prince追悼として「Prince:The Glory Years」(2007/DVD)がMUSIC AIRで「プリンス:ゴールデン・イヤーズ」として放送された。
これ、関係者のインタビュー含め、Princeの軌跡に迫るLive & Documentary番組。ざっと振り返ると、最初のHit Tuneである"I wanna be your lover"、Prince作品の大事な要素である性的表現、なんでも演奏できるマルチプレイヤーとしての側面、バンドに多様性を求めたThe Revolutions、リベラル宣言としての"Dirty Mind"、1980年代を代表する"1999"、共闘していたMTV、洗練された卑猥さの"Little Red Corvette"、あえてBaseを消した"When Doves Cry"、Liveの定番となった"Let's Go Crazy"、ありのままの感情を表現した"Purple Rain"、The Beatlesへのオマージュだった"Around the World in a Day"、敬愛するJoni Mitchell、The Banglesへ提供した" Manic Monday"のヒット、Sinead O'Connorに提供した名曲"Nothing Compares 2 U"、名盤"Sign Of The Times"、Dance Albumとしての"Lovesexy"、1990年Hip-Hopの台頭とともに失速したPrinceなどが描かれていた。
ともかくPop CultureとしてPrinceをあらてめて認識したDocumentary番組だった。
● Prince:The Glory Years (2007/DVD)
* Produced by Prism Films.
* Executive Producer:Rob Johnstone
* (C)chrome dreams 2007
cf. Prince My CD/DVD List
- Purple Rain/プリンス/パープル・レイン (1984/Cinema)
- Sign Of The Times (1987/Album)
- Omnibus:Prince of Paisley Park (1991/TV)
- PRINCE LOVESEXY LIVE 88 (2000/DVD)
- 3121 (2006/Album)
- Planet Earth (2007/Album)
- Prince:The Glory Years (2007/DVD)
- 20Ten (2010/Album)
- Art Official Age (2014/Album)
- HitnRun Phase One (2015/Album)
- HitnRun Phase Two (2015/Album)
ひさびさに観直したQuentin Tarantino監督の戦争系映画「Inglorious Bastards/イングロリアス・バスターズ」(2009/Cinema)について。
こんなあらすじ。1941年、第2次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下のフランス。家族を虐殺されたユダヤ人の娘Shosanna(Mélanie Laurent)は、"ユダヤ・ハンター"の異名をとる国家保安本部のナチス親衛隊SSのLanda親衛隊大佐(Christoph Waltz)の追跡から逃れることができた。その一方で、"Inglorious Bastards"と呼ばれるRaine中尉(Brad Pitt)率いるアメリカの秘密特殊部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげ、Raineの先祖のアパッチ族に倣って頭皮を剥いでいた。そして1944年、映画館主となったShosannaは、パリでナチス首脳部の集まるドイツ国策映画特集を自分の映画館で開催することを承諾し、その裏でナチスへの復讐を企てていた...。
これ、ナチス占領下のフランスを舞台に、かつて家族を惨殺されたユダヤ人女性とドイツに潜入した米軍秘密部隊がそれぞれヒトラー暗殺を目指すという戦争アクション映画。拷問も撲殺もあっての残酷描写、延々とひたすら続く無駄な会話などTarantinoらしい演出で、基本的にはコメディーとブラックなユーモアで、悲壮感はまったくない。面白かった。
今日の夕飯は、渋谷で途中下車し、センター街奥地にある初めての「中国ラーメン 揚州商人」へ。いただいたのは夏限定の「冷しタンタン麺」(920円也)。細麺にコクの深い胡麻と濃厚肉味噌とチンゲン菜に後からくる辛さがたまらない。登録でもらった100円クーポンで食べた餃子もなかなか。しっかし冷しタンタン麺って、蒸し暑い日本にぴったりだ。ごちそうさまでした。
エレファントカシマシが出演した「The Covers『エレファントカシマシ』」(NHK BSプレミアム)について。
今回この番組でエレカシがCoverしたのは、山口百恵より正直よかった「さよならの向う側」、宮本らしい色が出ていたサザンの「いとしのエリー」、そしてこの曲に勇気づけられたというリトグリmanakaが歌う「悲しみの果て」と澄んだ声で9mm菅原卓郎がストレートにCoverした「風に吹かれて」。そしてエレカシの最新Tune「Easy Go」。女性の曲でも原曲キーで歌う宮本が最高だった。
● On Air Set List:The Covers「エレファントカシマシ」(NHK BSプレミアム)
M-01. さよならの向う側/エレファントカシマシ
M-02. いとしのエリー/エレファントカシマシ
M-03. 悲しみの果て/manaka(Little Glee Monster)
M-04. 風に吹かれて/菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
M-05. Easy Go/エレファントカシマシ
で、今日も駒沢公園へ行き、ウォーキング。今日のBGMは斉藤和義の「ARE YOU READY?」。大汗かく。その後は公園のベンチで、東野圭吾の「むかし僕が死んだ家」を読む。読みたい本がたまってきた..。
ちょっとブランチ的に向かったのは桜新町の「CAFE & DINER NEWOLD」へ。いただいたのは、ブレックファーストメニューから「パンケーキプレート」(920円也)。先に卵を食べてからメイプルシロップでパンケーキをいただく。ふわふわで美味。ごちそうさまでした。
今日の夕飯は、ずいぶん前から気になっていた駒沢の「Brooklyn Ribbon Fries」へ。店員さんお薦めのオニオングラタンスープ味の鉄板「リボンフライ」、そのまま肉の味の「ミートボール」、スパイシーな「ケイジャンチキンライス」、ぺロりだった「シーザーサラダ」らをジンジャーハイボールで。ここ、全メニュー、嫌いなものがない。ごちそうさまでした。
気持ちよく晴れた土曜日、床屋の後は駒沢公園へ行き、ウォーキング。今日のBGMは斉藤和義の「45Stones」。ウォーキングの後、初めて競技場の中に入ったけど、広々としててほんと気持ちよかった。
今日の夕飯は、世田谷ボロ市通りのいつもの洋食屋「Restaurant BOURBON/バーボン」。クリームソースとミートソースでサイコロサイズのハンバーグがライスにのっかった「ハンバーグとたまごのオリジナルライス」。家人は醤油ベースでくたくたな湯で加減がいい「バーボンスパゲッティ」。ボリューム満点でごちそうさまでした。
去年2017年でソロ活動30年を迎えた桑田佳祐。5th New Album「がらくた」をひっさげて全国アリーナ&5大ドームツアー「桑田佳祐 LIVE TOUR 2017『がらくた』」が行われた。で、せっかくなんでふたたびWOWOW再放送も観てみた。
このツアー、自分は11/11(土)東京ドーム初日に参戦できたんだけど、この放送では東京ドーム公演の2日目と大阪公演の模様が放送されていた。
舞台演出とダンサー達など大がかりな一大エンタテインメントなこのLive、特によかった曲は、枯れた感がいい「しゃアない節」サビの手拍子がいい「男達の挽歌(エレジー)」、昭和な歌謡メロディーの「愛のささくれ~Nobody loves me」、これも昭和な「大河の一滴」、重めの音圧の「サイテーのワル」、昔から好きな「Dear Boys」、聴けば聴くほど好きになる「東京」、あっけらかんとした替え歌の「恋人も濡れる街角」、猥雑さがいい昭和歌謡「Yin Yang イヤン」、配られたリストバンドが光ってテンションがあがった「君への手紙」、会場大合唱「若い広場」、内田裕也でShakin'「過ぎ去りし日々 (ゴーイング・ダウン)」、この曲の一体感がいい「オアシスと果樹園」、このイントロだけで気持ちいい「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」、ドPopな鉄板Tune「波乗りジョニー」、無国籍で混沌のMixture「ヨシ子さん」、Kuwata Bandの猥雑な名曲「スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)」、東北に捧げられた「明日へのマーチ」、日本の冬にかかせない「白い恋人達」、酔っぱらって歌いたい「祭りのあと」あたり。
いよいよサザンが動き出した。楽しみな1年になる。
● On AirSet List:桑田佳祐 LIVE TOUR 2017「がらくた」(WOWOW)
M-01. しゃアない節
M-02. 男達の挽歌(エレジー)
M-03. MY LITTLE HOMETOWN
M-04. 愛のプレリュード
M-05. 愛のささくれ~Nobody loves me
M-06. 大河の一滴
M-07. 簪 / かんざし
M-08. 百万本の赤い薔薇
M-09. あなたの夢を見ています
M-10. サイテーのワル
M-11. 古の風吹く杜
M-12. 悲しみよこんにちは
M-13. Dear Boys
M-14. 東京
M-15. 恋人も濡れる街角
M-16. Yin Yang イヤン
M-17. 君への手紙
M-18. 若い広場
M-19. ほととぎす [杜鵑草]
M-20. 過ぎ去りし日々 (ゴーイング・ダウン)
M-21. オアシスと果樹園
M-22. 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)
M-23. 波乗りジョニー
M-24. ヨシ子さん
=Encore=
M-25. スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
M-26. 明日へのマーチ
M-27. 白い恋人達
M-28. 祭りのあと
M-29. 明日晴れるかな
* Produced by WOWOW in association with Amuse.
M-01. 愛のささくれ~Nobody loves me(2017.8.6 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017,2017.7.10-11 Billboard Live Tokyo)
M-02. 若い広場 (PV)
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