「苦汁200%/尾崎世界観」を読んだ
去年2017年に読んだクリープハイプ・尾崎世界観が書いた日々の日記風のエッセイ「苦汁100%」(2017)。その続編「苦汁200%」(文藝春秋)について。
本当に大切なことは書かないし、書けないと言いながら、書いてる。言っちゃいけないことは書かないけど、ほんとのこと書いてる気がする。で、今回は2017年2月から9月までの約半年のことが書かれてるんだけど、話題としてはシングル「イト」、この日記第1弾の「苦汁100%」、そしてツアーと夏場はフェス。そのシングルや本については、もっと売れたいと切望し、売れるためにブーブー言いながらもプロモーションをがんばってる。で、フェスについては金沢での百万石音楽祭、北海道のJOIN ALIVE、ROCK IN JAPAN FESやSPACE LOVE SHOWERなどに向けてのリハから出演前の異様な緊張感、Liveがちゃんとできたか、打ち上げまで気分よく参加できたかまでを書いている。でも、SUMMERSONICでは客の入りが悪いことを嘆き、でもクリープハイプを選んでくれた客に感謝している。このあたりって、音楽を聴いてるこっちはほんとよくわからないことだったんで、面白い。
それ以外は、J-WAVEやスペシャで仕事して、髪をきって、鍼治療行って、歯医者行って、実家の家族とスワローズを愛している日々。
7月11日
作詞をして文章を書いて、夜を過ごした。真夜中3時過ぎ、開け放した窓から、女性の泣き声が聞こえる。こんな時間に男にでも放り出されたんだろうか。まったく酷いことをするもんだ。せめて朝まで待ってやれば良いのに、血も涙も無い野郎だ。と思ったけれど、自分だって変わらないだろう、きっと同じようなことをしてきたんだ。 いつか泣かせたあの人の泣き声も、見知らぬ誰かが聞いたはずだ。本当に悲しそうで、やるせない気持ちが部屋に充満して困った。泣いているあの人に良いことがありますように、とか願う前に、自分が泣かせたあの人の幸せを祈れよ。
こんな文書って書く尾崎って、天の邪鬼で自意識過剰で赤裸々なんだけど、自分もきっとこんなもんなんで、なんか理解できるし、共感できるし、結局好感もてる。そんな尾崎世界観の日記でした。
cf. 尾崎世界観 読破 List
- 祐介 (2016)
- 苦汁100% (2017)
- 苦汁200% (2018)
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